騎士竜戦隊リュウソウジャー | |
作目 | 43 |
話数 | 48 |
最初話 | 最初話 ケボーン竜装者 |
最終話 | 最終話 地球の意思 |
OP | 騎士竜戦隊リュウソウジャー |
ED | ケボーンリュウソウジャー |
放送局 | {{{放送局}}} |
放送期間 | 日曜午前9:30~10:00 |
配信 | {{{配信}}} |
国 | 日本 |
言語 | {{{言語}}} |
プロデューサー | {{{プロデューサー}}} |
監督 | {{{監督}}} |
脚本家 | {{{脚本家}}} |
音楽 | {{{音楽}}} |
制作 | テレビ朝日 |
放送順 | |
前作 4週連続スペシャル スーパー戦隊最強バトル!! |
次作 魔進戦隊キラメイジャー |
騎士竜戦隊リュウソウジャー(きしりゅうせんたいリュウソウジャー)は、2019年3月17日から2020年3月1日にかけてテレビ朝日系列で放送された東映制作の特撮テレビドラマ。スーパー戦隊シリーズ第43作目。キャッチフレーズは「超超超超イイ感じ!!」。
概要[]
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー放映中の2018年、シリーズ第43作目として発表された。「西洋騎士」と「恐竜」をモチーフとしている。
あらすじ[]
まだ恐竜が地球の支配者であった遥かな太古、古代人類であるリュウソウ族は正義の恐竜・騎士竜を作り出し、この力で凶悪な戦闘民族ドルイドンから地球を守り抜いていた。6500万年前に地球に巨大隕石が衝突すると、ドルイドンは地球を捨て宇宙へと脱出、リュウソウ族は騎士竜を世界各地の神殿へと封印した。
そして現代、ドルイドンが地球を支配するために宇宙から帰ってきた。リュウソウ族の中から選ばれた5人の若き騎士・リュウソウジャーは、地球を守り抜くべく、騎士竜と共にドルイドンへと立ち向かう。
登場人物[]
騎士竜戦隊リュウソウジャー[]
詳細はリュウソウジャーを参照
![Ryusoulger-cast-3](https://static.wikia.nocookie.net/powerrangers/images/2/2f/Ryusoulger-cast-3.jpg/revision/latest/scale-to-width-down/180?cb=20190206052507)
5人と騎士竜ティラミーゴ
変身後 | 本名 | 演者 |
---|---|---|
リュウソウレッド | マスターレッド ►コウ | 黄川田将也 ►一ノ瀬颯 |
リュウソウブルー | マスターブルー ►メルト | 渋江譲二 ►綱啓永 |
リュウソウピンク | マスターピンク ►アスナ | 沢井美優 ►尾碕真花 |
リュウソウグリーン | マスターグリーン ►トワ | N/A ►小原唯和 |
リュウソウブラック | マスターブラック ►バンバ | 永井大 ►岸田タツヤ |
リュウソウゴールド | カナロ | 兵頭功海 |
リュウソウ族[]
詳細はリュウソウ族を参照
- 長老(団時朗)
- マスターレッド(黄川田将也)
- マスターブルー(渋江譲二)
- マスターピンク(沢井美優)
- マスターブラック(永井大)
- ナダ(長田成哉)
- オト(田牧そら)
- ミヤ(坂田梨香子)
- ユノ(北原里英)
協力者[]
- 龍井うい(金城茉奈)
- 龍井尚久(吹越満)
ドルイドン族[]
詳細は戦闘民族ドルイドンを参照
- 創造主エラス(声:朴璐美)
装備[]
共通装備[]
- リュウソウル
- 騎士竜の特殊能力を結晶にしたナイト型の可変スタチュー。
- 変身用と、特殊な効果を発動させる技用、強リュウソウルの3種類が存在し、リュウソウチェンジャーやリュウソウケンにセットして能力を発動する。待機状態のソウルモードから下顎のボタンを押すことでナイトモードへと覚醒させた後、各種装備へと装填する。
- 変身前の生身の状態で使用しても効果を発揮できる。
- 変身のリュウソウルは、初期状態の始まりのリュウソウルを元としたものが全部で6種類が複数個存在すると思われ、生存している騎士竜から託され、代々受け継がれている。リュウソウケンに装填することで各騎士竜の頭部を象ったエネルギーを放つ必殺剣ディーノスラッシュを発現させる。
- 技のリュウソウルは、短時間であれば魔法のような特殊能力を発現させ、リュウソウジャーであれば誰でも使用可能。全部で24種類が複数個存在し、ベルト右腰のリュウソウホルダーに2つ常備されているブランクソウルが変化したものだが、すでに絶滅した古代の騎士竜の特殊能力が結晶化し、その魂が刻み込まれているため、寿命があり、使用し続けると寿命が尽きる。また、待機状態や力を使い果たした状態でもブランクソウルとなる。
- 強リュウソウルは、生存している騎士竜1体につき一つのみ存在し、騎士竜に認められた者のみが使用可能で、固有のエレメント技を発現するほか、リュウソウチェンジ後に使用すると自然のエレメント魔法を司る強リュウソウアーマーが装着される。
- 化石のように新たなリュウソウルを採掘することで手に入れているが、リュウソウ族同士のトレード会で交換することもある。
- 『恐竜』と『騎士』がモチーフのため、恐竜の横顔から変形して騎士の形になるものとなった。ただし、6人の変身用リュウソウルは各騎士竜とは少し横顔が違うものもあるが、各ロボの頭部になったときに変形機構上、リュウソウルの横顔が騎士の兜についているフサフサの装飾のように位置するため、顔然としないラインに落とし込まれた。
- 技のリュウソウルは、それぞれのモチーフがわかりやすい横顔となっており、ハヤソウルはスニーカー、クサソウルはお尻など能力自体をモチーフとしている。
基本メンバーの装備品[]
- リュウソウチェンジャー
- リュウソウジャーのメンバーが左腕に装備するガントレットブレス。その通信機能は広範囲で、メンバー間やスマホとの通信もできる。
- コウ・メルト・アスナは第1話冒頭の儀式の際、それぞれのマスターからリュウソウケンを引き継いだと同時に左腕に装備された。
- 通常時は赤いティラノサウルスの横顔となっており、変身時にリュウソウルを挿すことで銀の鎧を被り、挿したリュウソウルが頭部の鶏冠になっている。
- 変身
- 「リュウソウチェンジ!」の掛け声で、ナイトモードに変形したリュウソウルを後頭部のスロットにセットすることで「ケボーン!」の音声が流れ、ナイトモードのリュウソウルが変身者を取り囲むように複数出現しダンスを踊って騎士の戦意を鼓舞する。「ワッセイ!ワッセイ!そう!そう!そう!ワッセイ!ワッセイ!ソレ!ソレ!ソレ!ソレ!」の待機音声が流れた後に下アゴのチンガード状のレバーを回転させてバイザーにすることで「リュウSO COOL!」の音声が鳴り、鎧のように変化したリュウソウルのパワーが全身を包み込み、リュウソウジャーへと変身する。
- 当初は変身には神殿の力が不可欠で、部外者が神殿に侵入すると変身が解除されていたが、コウたちはマスターたちの力がそれぞれのリュウソウルに宿ったことにより神殿の力に関係なく常時変身できるようになった。
- 変身時に、リュウソウルが変身者の足元で踊るのはラグビーサモア代表チームが踊る民族舞踊のハカ(シヴァタウ)のイメージである。
- 召喚
- 下部の赤いボタンを押した後に、チェンジャーに騎士竜の名前を叫ぶことで召喚する。
- リュウソウケン
- リュウソウジャーの主装備である長剣。騎士合金マモラナイト製のブレードは敵の分厚い装甲を一刀両断し、モンスターを斬っても腐食することや刃こぼれすることもない。変身前でも使用しており、変身後はベルト左腰のリュウソウケンホルスターにマウントしている。ナイトモードのリュウソウルを柄の竜の頭部を象ったソウルスロットに装填して、後部のホーングリップを操作することでスロットを開閉させ、剣先から竜装や必殺技を発現させる。
- 『恐竜』と『騎士』という2つのモチーフを子供向けに分かりやすく落とし込むため、シンプルにティラノサウルスの横顔を取り入れている。
- アクション監督の福沢は、騎士のイメージから中世の騎士だけに拘らず、既存の剣術をベースに派生していったが、青龍刀のようなアクションも考えられたが、日本刀のような両手持ちではサイズ的に厳しいため、片手持ちでの殺陣を基本としているが、フェンシングほど軽くは見えず、ソードほど長くはないため、5人分の差別化は難しかったと述べている。
- 後に大人用のサイズのものがプレミアムバンダイで販売された。
- 竜装
- 技のリュウソウルをセットしてホーングリップを2回押し込むことで待機音声が流れ、さらに4回押し込むと「リュウ!ソウ!そう!そう!この感じ!!」の音声が流れ「○○(リュウソウル名)ソウ〜!!」の音声と共に固有のリュウソウアーマーが右腕と右肩に竜装される。
- 強竜装
- 強リュウソウルをセットしてホーングリップを2回押し込むことで待機音声が流れ、さらに4回押し込むと「強!リュウ!ソウ!そう!そう!この感じ!!」の音声が流れ「○○(リュウソウル名)!!」の音声と共に強リュウソウアーマーが肩から腕にかけて強竜装される。
- 必殺技
- 竜装した状態で竜装と同様のアクションを起こすことで「それ!それ!それ!それ!その調子!」の音声が流れ、「剣ボーン!!」の音声と共に必殺技を発動させる。
- 必殺技(強竜装)
- 必殺技と同様のアクションを起こすことで「超!超!超!超!イイ感じ!!」の音声が流れ、「剣ボボボボーン!!」の音声と共に必殺技を発動させる。
- リュウソウバックル
- ベルト中央部にある卵型のバックル。中に竜装合体や必殺技用のリュウソウルを収納することが可能。
リュウソウゴールドの専用装備[]
- モサチェンジャー
- リュウソウゴールドの専用のガトリングガン。変身前の戦闘でも使用している。強力なエネルギー光弾を毎分3,600発6つの銃口から連射可能で、エネルギー源は錬成した海水のため、無限にリロードが可能。
- 初期の5人がアイテムと武器がティラノサウルスがモチーフだったため、こちらはモササウルスをモチーフに統一している。リュウソウチェンジャーと同様の共通のギミックとして、銃身のモササウルスの顔をひっくり返すことで金色の兜を被った状態になるものとなった。
- アクション監督の福沢は、他の5人との差別化として銃をメインにしたかったが、合成の手間などから銃を使った後、短剣に切り替えるというパターンになることが多いと述べている。
- 変身
- 後部にゴールドリュウソウルを装填することで「ドンガラハッハ!ノッサモッサ!エッサ!ホイサ!モッサッサッサ!」の音声が流れ、銃身のバイザーを回しトリガーを引くことで「リュウSO COOL!」の音声が流れ、波のようにリュウソウルのパワーがカナロを包み込むことでリュウソウゴールドへと変身する。
- 攻撃
- 銃身のポンプを前後に操作することで光弾を発射する。
- 強竜装
- 後部に強リュウソウルをセットすることで「ザパーン!」の音声が流れ、銃身のヒレが立ち上がり、「ドンガラハッハ!ノッサモッサ!めっさ!ノッサ!モッサ!」の音声が流れた後、銃身のポンプを4回前後に操作することで「ヨッシャ!この感じ!ノッサモッサ!ノッサモッサ!」の音声が流れた後、トリガーを引くことで「強竜装!!」の音声と共に強リュウソウアーマーが上半身に強竜装される。
- 大きく単体でも見え様が変わるように、ヒレが立ち上がるものとなった。
- モサブレード
- リュウソウゴールド専用のチェーンソー剣。深海にある高い純度の海水で研鑽されたブレード(刃)は、瞬時に敵の強固な防具をも粉砕が可能。だが、リュウソウケンとはエネルギーの抽出システムが異なることから、竜装の機能は有していない。柄部分のスターターグリップを引くことで刀身を前後に高速振動させて攻撃するほか、上部のリュウソウスロットにリュウソウルを装填すると「いただきモッサ!」の音声が流れ、レバーを操作することで「来る!来る!来る!来る!どんと来る!」の音声が流れ、トリガーを引くことで「モッサドーン!」の音声が流れた後に剣先から特殊攻撃を発現させることが可能。
- アクション監督の福沢は、短い刃では刺す方が適切だが、子供番組の表現として不適切なため、リアリティを捨てて短剣で斬る表現としている。
- モサブレイカー
- 強竜装時にウイングの向きを上に変えたモサチェンジャーの下部に上下に反転させたモサブレードを連結させることで完成する合体武器。
- リュウソウジャーでは初めて合体させる武器のため、剣ではあるものの違ったアクションをするアイテムとしてチェーンソーのアイテムとなった。武器のシルエットも、ロボのモチーフがモササウルスからスピノサウルスのものに変わるため、こちらもモササウルスからスピノサウルスの銃に変わるものとなった。
- 必殺技
- 待機音が鳴った後にトリガーを引くことで必殺技を発現させる。
- リュウソウバックルG
- リュウソウゴールド専用のリュウソウバックル。バックルの色が銀色、ベルトの色が水色であること、リュウソウケンホルスターがなく両腰にリュウソウホルダーがあることを除いては外観・性能はリュウソウバックルと同一。
マックスリュウソウレッドの専用装備[]
- マックスリュウソウチェンジャー
- ウデンとの戦いで力尽きたナダの肉体とガイソーグの鎧、彼の宿していた不屈のソウルが昇華したガントレットクロー。右手に装備し、マックスリュウソウルを2つのソウルスロットに装填し、「マックスケボーン!」のソウル認識アナウンスが鳴った後に中央のエンブレムボタンを押して展開することでマックスヘルムとマックスメイルがリュウソウレッドに装着される。
- 変身のほかに3本のクロー(爪)から発生させた真空刃で攻撃する。技のリュウソウルを2つ同時に装填することで、ソウルの魔法効果を掛け合わせた攻撃ができる。
- 最終決戦後は、試練の断崖にあるリュウソウ族の石碑に奉納された。
- 鼻の上がったリュウソウケンの顔をストレートなラインにしてシルエットを変え、騎士のスリット感を多くあしらうことで差別化を図っている。玩具版の刀身はビビッドなメタリックグリーンと金メッキ加工で表現し、恐竜の顔は大理石調のマーブル成型を使用し、グリップ部分をメタリックレッドにすることで見た目を変化させている。
- マックスリュウソウル
- ナダの不屈のソウルが変化したエンブレム型の特殊なリュウソウル。平常時は折りたたまれており、マックスリュウソウチェンジャーに装填することで展開する。
リュウソウカリバー[]
始まりの神殿のソウルの間に封印された遥か昔のリュウソウ族によって作られたリュウソウ族最強の聖剣で、試練を突破したコウとカナロの2人によって岩から引き抜かれて封印が解かれる。リュウソウカリバーに認められた者が後方のホーングリップを操作することで、「ソウルを解き放て!!」の音声とともに邪悪な魔法や物理攻撃を受け流す紺青のノブレスローブが装備される。
その真の役目は、過去のリュウソウ族が行ったエラスの封印を維持することだった。だが、エラス自身がリュウソウカリバーのエネルギーを吸収し始めたため、セトーの判断でコウとカナロに試練を課す形で引き抜かせた。
プリシャスはコウたちよりも早くリュウソウカリバーを発見しており、宇宙中のドルイドンを招集して攻撃することで、リュウソウ族を使ってリュウソウカリバーを引き抜かねばならない状況を作ろうとしていた。
最終決戦では全ての騎士竜たちが融合しエラスに大ダメージを与えたが、カリバーの力が弱っていたために倒しきる前に崩壊してしまった。これによってリュウソウジャーは一度変身能力を失ったが、柄に残っていたリュウソウルを使用し、最後の変身を行った。
- 人気のあったリュウソウケンとの差別化で、レッドのみ二刀流で戦っている。ただし、同様の強化アイテムであり、ナダによって生まれたマックスリュウソウチェンジャーを使わなくなるのを避けるため、レッドが使用していたものをゴールドに託すこととなり、第38話の敵であったカリブディスマイナソーは等身大のまま倒している。
騎士竜[]
古代のリュウソウ族により作り出された、鎧で体を強化・武装した恐竜たち。6,500年前の巨大隕石の落下後、ドルイドンに対抗するための最終兵器としてディノミーゴを始めとした多くの騎士竜が作られたが、ドルイドンが宇宙へと去った後に、その強大な力を恐れられていたため、現代で一部を除いて世界各地の神殿に封印されていたと言い伝えられていた。封印されている間も騎士たちに神殿から力を与えており、ドルイドンが地球に襲来したことを機にコウたちの戦いに呼応して封印が解け、再び復活した。だが、力を怖れられていたというのは表向きの理由であり、実際にはエラスの封印の力が弱まっていることを察知したセトーの手により、封印の楔である聖剣リュウソウカリバーに力を与えるために神殿に封印されていた。また、全ての騎士竜が封印されていたわけではない。
最終決戦ではエラスを封印するため、以下に挙げる全ての騎士竜たちがナイトモードのリュウソウルとともにビームをエラスに発射して光の円環を作って、自らも光と化してリュウソウカリバーに融合。リュウソウカリバーが崩壊したため、騎士竜たちは再度封印されることになる。
- 過去の恐竜モチーフの戦隊との差別化として、騎士のイメージを足して、オーガニックなイメージが強調された箱状に角張らないプロポーションとなった。
- 造形物は、ティラミーゴのみスーツが存在し、それ以外はCGとミニチュアで表現している。
メカ[]
- ティラミーゴ
- ティラノサウルスが強化された騎士竜で、リュウソウレッドの相棒。コウによって名付けられた。騎士竜たちを束ねるリーダー格で、真面目かつ優しい性格。リュウソウジャーの危機に自分の意思で助けに駆けつけることもある。武器は両肩のナイトキャノンやテイルウィップ、竜装ウェポンのミニガンとドリル。必殺技はナイトモードのレッドリュウソウルから直接エネルギーを受けることで口から吐くビームブレス。
- チーサソウルの効果によって人間大になれるほか、人語も理解することもできる。第7話では独学で勉強したことでテレビで言葉を覚え、自ら言葉を話せるようにもなった。
- ういたちが暮らす町の人々とは、草野球の試合に参加したり、小学校の子供たちと一緒に遊んだりするなど良好な関係を築いているが、なぜかメルトのことだけは一方的に嫌っており、「アルト」や「ソルト」、「チルド」というふうに、意図的に違う名前で呼んでいたが、アラクネーマイナソーが小学校を襲った事件でメルトと協力し、少しだけ距離を縮めた。
- 過去の恐竜モチーフの戦隊では、その時々のティラノサウルスの定説に基づいた特徴の見た目が反映されているため、本作品でもそのシルエットを追い直したラインとなっており、前傾姿勢や赤いディテールを額中央に入れている。また、あえて凶暴な顔にし、牙はガブティラよりも牙然としたディテールにするなど鋭角なラインを狙っている。
- 当初は巨大戦のみ登場する予定であったが、スーツアクターを務めたおぐらとしひろの要望により小さくなって本編にも登場することとなった。
- トリケーン
- トリケラトプスが強化された騎士竜で、リュウソウブルーの相棒。メルトによって名付けられた。武器はフリル状のガード、頭部の2本の角と鼻先の角が長く伸びて進化したナイトソード。
- 当初は上から目線のメルトの態度に不満げで心を開かなかったが、メルトから地球を守りたい思いを告げられたことで共に戦ってくれるようになった。
- 名前の由来はトリケラトプス+剣。ダジャレによるネーミングだが、綱は全く知らなかったという。
- スリーナイツの両腕になるため、形状がアンキローゼとシルエットが対になるように意識された。また、腕に合体した際に武器の剣にもなるため、本来のトリケラトプスよりも角を長くしている。
- アンキローゼ
- アンキロサウルスが強化された騎士竜で、リュウソウピンクの相棒。アスナによって名付けられた。武器は尻尾がハンマー状になったナイトハンマー。
- タイガランス
- 未発見の新種恐竜タイガーサウルスが強化された騎士竜で、リュウソウグリーンの相棒。武器はボディ右側面に装備されたナイトランス。
- タイガランスとミルニードルは他の3人より遅れて登場するため、流派が違うことを表現するために、シンプルでストレートなものではなく、本作品の世界観にいた恐竜ということとなった。キシリュウオーの玩具を手に取った子供が次に欲しくなるパーツセットとしてかなり細かく分散して余剰なく合体するものとなった。
- ミルニードル
- 未発見の新種恐竜ニードルサウルスが強化された騎士竜で、リュウソウブラックの相棒。武器は背中の剣山のようなスパイク状のナイトニードル。
- ディメボルケーノ
- ディメトロドンが強化された騎士竜。リュウソウレッドによって召喚される。武器は背ビレ状のナイトファン。また、口からは2,000度以上の火炎ブレスや火炎トルネードを吐く。
- ティラミーゴ同様、言語を理解し話すことも可能。「そもさん、汝に問う」と様々なクイズを出すが、「パンはパンでも、食べられるパンはなーんだ?」などの無茶苦茶なクイズを出し、間違えた者は「愚か者めが!」と灼熱の炎で灰にしてしまう。クイズに正解するには、ディメボルケーノの姿を恐れず、感じたままを答えなければならない。ミイラマイナソーのビームによって暴かれた本音は「みんなとただ話がしたいからクイズを出していた」というもので、ともにビームを撃たれたティラミーゴの本音も聞いたことで和解する。
- モサレックスとはお互いを兄弟と呼び合っている。
- 「クイズ好き」という設定はギリシア神話の「スフィンクスのなぞなぞ」から来ている。
- 他の騎士竜や過去の恐竜モチーフの戦隊との差別化として、炎要素をまとまったキャラとなり、炎のメラメラを背ビレに落とし込んでいる。モサレックスが強化してスピノサンダーになることから、そこから逆算されてデザインされた。
- モサレックス
- モササウルスが強化された騎士竜で、リュウソウゴールドの相棒。武器は三つ叉の尾ナイトライデント(ナイトトライデント)。
- ティラミーゴ同様、言語を理解し話すことも可能。かつてのリュウソウ族同士の抗争の経験から、コウたち陸のリュウソウ族を嫌っており、当初は彼らを信じるカナロやオトに彼らと関わることをかたくなに拒否していた。しかし、カナロの説得に応じて共闘した際、自分の知っている陸のリュウソウ族と違うと感じ、お試し期間として彼らを信用することにした。
- ディメボルケーノとはお互いを兄弟と呼び合っている。
- スピノサンダーと同一の頭部となることから、その差別化として単体時のみ頭部の鶏冠が開閉するようになっている。
- 第15話のアクションはある恐竜映画と同じようなカット割りで表現している。
- アンモナックルズ
- アンモナイトが強化された2体の騎士竜。
- 古代生物モチーフにすることで、子供たちが遊ぶときに思い入れを持つようなものとなっている。
- スピノサンダー
- 兄弟分であるディメボルケーノとモサレックス、そしてアンモナックルズが合体したスピノサウルスの姿をした合体騎士竜。全身で発電した刺々しい雷を開いた口や背中のナイトファンから放つ。
- モササウルスに顔が似ているスピノサウルスに変化させるために、大きな背ビレが必要となり、竜装ジョイントを活かす玩具合体が行える騎士竜であるディメボルケーノが選ばれた。
- シャドーラプター
- ヴェロキラプトルが強化された騎士竜で、リュウソウゴールドによって召喚される。武器は尻尾のクラヤミガンで、ブラックホールを生成し、ガスや毒など無形の危険物を吸引させる。
- シャインラプターとは同じモチーフで、闇と光で対になる存在のため、首の竜装ジョイントが左右逆であることを除けば、色違いの同一のデザインとなっている。
- シャインラプター
- ヴェロキラプトルが強化された騎士竜。武器は尻尾のカガヤキソード。味方のあらゆるダメージを輝きで修復することが可能。
- 劇中には未登場だが、玩具ではキシリュウオーやキシリュウネプチューンとの合体が可能となっている。バイザーは煌めいている光の要素を模した二つ目となっている。
- コスモラプター
- シャドーラプターとシャインラプターが合体した合体騎士竜。リュウソウレッドによって召喚される。宇宙のエネルギーを吸収することで特殊空間によるワープが可能。もともと宇宙のエネルギーによって作られた二つで一つの騎士竜で、6,500万年前にドルイドンに宇宙へ持ち去られていた。
- 合体してからの足の面などに宇宙要素を入れ、紫を彩色している。白と黒の2つの顔が合体しても1つの顔にならないため、バイザー状のパーツをそれぞれの顔にくっつけることで1つの顔として成立するようにデザインされた。
- パキガルー&チビガルー
- 未発見の新種恐竜パキガルーサウルスが強化された親子の騎士竜で、リュウソウレッドが召喚する。武器は推進式の尾のナイトスラスター。
- パキガルーの腹部にチビガルーが収納されている。ティラミーゴ曰く「最強と噂の大パイセン」で、チビガルーはティラミーゴ同様、人語を理解し話すことや、チーサソウルによって小さくなることも可能。
- 実際のモチーフはカンガルー。他とは違い、挿し色にカッパーを入れている。玩具では、ブースターを利用してパキガルー以外の騎士竜にもチビガルーを乗せられるようになっている。
- プテラードン
- プテラノドンが強化された、空の騎士竜。武器は氷の両翼ナイトエッジで、口から吐いた冷凍ブレスで大気中の冷気からつらら弾を錬成して攻撃する。
- 騎士竜が封印される際に宇宙へと逃れるが、封印されて小さな雛状の姿(ピットモード)になっていたため、飛べなくなって海底に沈んでいたところをオトによって助けられ、ピーたんと名付けられた。ティラミーゴ同様、人語を理解し話すことができる。
- 第31話にて、オトが封印を解く方法を模索してビルの屋上に立っていたところをワイズルーの攻撃で吹き飛ばされ、地面に激突しそうになったオトを助けようとピーたんが自力で封印を解き、本来の姿(プテラードン)に戻ってオトを救出し、彼女を通じてコウに自身のリュウソウル(ヒエヒエソウル)を渡した。封印したのはプリシャスであり、彼のことをひどく恐れている。
- 変形の流れは、プロデューサーの丸山が以前担当していた『ビーロボカブタック』を元にマスコットキャラクター的な立ち位置のピーたんがカッコ良くなる高低差を押し出している。ピーたんのお腹にあるリュウソウジャーのエンブレムを目立たせるために、内側からシルバー塗装をしている。『キョウリュウジャー』では翼竜モチーフが追加戦士として出ていたが、本作品では最後まで残して最終ロボにすることで1号ロボを陸の恐竜、2号ロボを海の恐竜、3号ロボを空の恐竜という流れになった。玩具で取り入れられたクリアパーツは次作の『魔進戦隊キラメイジャー』へと繋がり、ロボにクリア素材が全面的に打ち出された。
- プティラミーゴ
- ティラミーゴとプテラードンが合体した合体騎士竜。武器はナイトエッジとエネルギー弾。
- プテラードンのパーツによってティラミーゴの頭部にドラゴンのような角が生えるようになっている。
ナイトロボ[]
騎士竜同士が単独・または複数でリュウソウルを頭部に冠して変形・合体した巨大な人型のロボ。
全ての騎士竜のボディに設けられた共通規格の竜装ジョイントによって、ボディパーツや竜装ウェポンの分離や接続が自在に可能となり、その特性が活かされており、竜装ウェポンを戦闘状況に応じて組み替えることが可能。
メインの操縦者となるリュウソウジャーが投げたナイトモードのリュウソウルが空中で巨大化したものがナイトロボの頭部となり、そのリュウソウルを介してリュウソウジャーがコクピットスペースに搭乗することでナイトロボが起動する。竜装合体を変更する際にはナイトモードのリュウソウルが剣を交えて交代する。エラス戦ではドッシンソウルとコスモソウルのナイトモードも確認されている。
- 戦隊ロボの新たな遊び方として、これまでの戦隊ではあまりやってこなかった分解、結合を前提としたブロック合体が取り入れられた。ジョイント機構による組み合わせが考えられ、一つの商品の中でブロック遊びを多く楽しめるように、キャノン砲やドリルなど恐竜の身体に付随しない要素がセットにされた。
キシリュウオー[]
第2話から登場。ティラミーゴが単独変形した勇猛のナイトロボ。頭部はナイトモードに覚醒したレッドリュウソウルを冠したものとなっている。
コクピットスペースは個別にあり、操縦は立った状態でコクピットスペース内のソードスロットにリュウソウケンをセットすることでメンバーの動きをトレースして動く。
身体の各部に設置された竜装ウェポンを「ジョイントチェンジ!」の掛け声で換装することが可能。武器はビーム弾を連射する両腕のミニガンで、背面部にジョイントされたテイルウィップを左腕に装備することでキシリュウオーテイルウィップとなり、ムチのようにテイルウィップを用いてテイルクラッシュを放つ。
必殺技はティラミーゴヘッドを右腕に装備してキシリュウオー噛みつきアームとなり、全ソウルを集中させたティラミーゴヘッドを相手に叩き込むティラダイナバイト。
- デザインは、キシリュウオーファイブナイツを従来の1号ロボのボリュームとすることで、キシリュウオーを逆算的に細くしている。スリーナイツをメインに、引き算したものがキシリュウオー、足し算したものがファイブナイツとなった。各ロボの頭部バイザーのモチーフはヒーローマスクで、バイザーの上がり下がりで差別化を図っている。
- 当初から藤田洋平が演じることが決まっていたため、藤田は造形段階からフィッティングに参加した。従来の戦隊ロボのスーツと異なり、足は高下駄式ではなく12センチメートル程度の厚底となっており、走行やジャンプを行ったり足をクロスさせることが可能となった。
- キシリュウオースリーナイツ
- 第1話から登場。キシリュウオーにトリケーンとアンキローゼが竜装合体した騎士竜の王たるナイトロボ。要塞形態キシリュウオーフォートレスに分離・変形することも可能。武器は右腕のナイトソードで、脚部にナイトソードを装備して繰り出すキックスラッシュや膝部にドリルを装備して高速回転した後に膝蹴りを叩き込むスピニングニーが得意技。
- 必殺技は3体の騎士竜のソウルを集中させてエネルギーを増幅させたナイトソードで相手を斬りつけるキシリュウオーファイナルブレード。
- 核をティラミーゴで補いつつ、トリケーンとアンキローゼをシンメトリーのように合体することで、1つのまとまった形状になるようにしている。フォートレスモードは、最大限に竜装ジョイントのバリューを広げるために、ロボや恐竜でもない3番目のシルエットの変化として考えられた。
- キシリュウオータイガランス
- 第4話から登場。キシリュウオースリーナイツにタイガランスが竜装合体した疾風のナイトロボ。頭部はナイトモードに覚醒したグリーンリュウソウルを冠したものとなっている。右腕に装備したナイトランスと両脚膝側面のナイトブースターを使った高速戦闘を得意とする。
- 必殺技は右腕のナイトランスに4体の騎士竜のソウルを集中させて相手を斬り裂くタイガーソニックランサー。
- キシリュウオーミルニードル
- 第5話から登場。キシリュウオースリーナイツにミルニードルが竜装合体した威風のナイトロボ。頭部はナイトモードに覚醒したブラックリュウソウルを冠したものとなっている。両手のナイトメイスを使ったパワー戦闘を得意とする。
- 必殺技はナイトメイスを振り下ろして相手を叩き潰すニードルクラッシャー。
- アクションは、力士をイメージしている。
- キシリュウオーファイブナイツ
- 第6話から登場。キシリュウオースリーナイツにタイガランスとミルニードルが竜装合体した騎士竜の王たるナイトロボ。武器はティラミーゴヘッドが変化したナイトシールドとナイトランスで、ナイトシールドから雷を放つティラノバーストや右肩からのトリケーンカッター、左肩のキャノン砲から放つアンキローゼショットやナイトランスで敵を斬るタイガースラッシュ、ドリルと胸部のミルニードルで敵を攻撃するニードルアタックを得意技とする。
- 必殺技は合体させた5体の騎士竜エネルギーを胸部のビーム砲からソウルビームを発射するキシリュウオーファイナルキャノン、5体の騎士竜のソウルから出現した4体の魔法アバターのキシリュウオーとともに5体のナイトロボが一斉に相手を斬りつけるファイブナイツアルティメットスラッシュ、空高く飛んで敵を上空から急降下してナイトランスで貫くファイブナイツドロップストライク、テイルウィップやミニガン、ドリルなどをナイトランスにジョイントさせて合体させた巨大な剣から超巨大な斬撃を放つファイブナイツインフィニティブレイク。
- スーツとしての動きを加味した、余剰を前提としたまとまりを有するラインとなった。
- アクションは、例年の1号ロボを意識しつつ、軽快な動きとなっている。
- キシリュウオートリケーン
- 第9話から登場。キシリュウオーにトリケーンとアンキローゼが竜装合体した叡智のナイトロボ。頭部はナイトモードに覚醒したブルーリュウソウルを冠したものとなっている。
- 右腕にドリル、右肩にミニガンが合体している。必殺技は胸の角と右腕のナイトソードを伸ばして同時に2体の相手を貫くトリケーンストライク。
- アクションは、スリーナイツとの差別化でクールな騎士をイメージしている。
- キシリュウオーアンキローゼ
- 第10話から登場。キシリュウオーにトリケーンとアンキローゼが竜装合体した剛健のナイトロボ。頭部はナイトモードに覚醒したピンクリュウソウルを冠したものとなっている。
- 武器は左腕に装備されたナイトハンマーで、竜装ジョイントにミニガンとドリルが合体している。必殺技は左腕のナイトハンマーを巨大化させて相手を殴りつけるアンキローゼボンバー。
- アクションは、リュウソウピンクのスーツアクターである下園愛弓をイメージしている。
- キシリュウオーディメボルケーノ
- 第12話から登場。キシリュウオーにディメボルケーノが竜装合体した炎のナイトロボ。頭部はナイトモードに覚醒したメラメラソウルを冠したものとなっている。武器は右手のナイトメラメラソードと左手のナイトファン、両肩のボルケーノキャノン。
- 必殺技は両手の武器に2体の騎士竜の熱血ソウルを集中させて炎のナイトメラメラソードで敵を斬るボルケーノスラッシュ。
- ディメロドンの要素である大きなヒレを出し惜しみなく剣と楯に変形させるものとなった。
- 『忍者戦隊カクレンジャー』の無敵将軍の火炎将軍剣のようにナイトメラメラソードに実際に火を付けている。
- キシリュウオーコスモラプター
- 第22話から登場。キシリュウオーにコスモラプターが竜装合体した勇猛の宇宙ナイトロボ。頭部はナイトモードに覚醒したコスモソウルを冠したものとなっている。武器は右手のカガヤキソードと左手のクラヤミガン。コスモラプターの空間移動能力で、宇宙や電子空間、死後の世界などの異空間での戦闘が可能。
- 必殺技はクラヤミガンに2体の騎士竜の超合体ソウルをチャージさせてカガヤキソードで撃ち出すキシリュウオーコズミックブレイカー。
- 顔はシャドーとシャインを掛け合わせたようなものとなっている。
- キシリュウオーパキガルー
- 第27話から登場。キシリュウオースリーナイツの両腕にパキガルーとチビガルーが竜装合体した大地のナイトロボ。頭部はナイトモードに覚醒したドッシンソウルを冠したものとなっている。武器は両手のナイトグローブ。
- 必殺技は右拳のナイトグローブに5体の騎士竜の不屈のソウルを集中させてナイトスラスターを着火させてパンチと共にチビガルーを発射して敵に打ち込むブーストブレイクブロー。
- アクションは、『あしたのジョー』をイメージしている。初登場の戦闘では、佛田の提案により、電柱などをリングにしたボクシングスタイルのものとなった。また、従来はパンチで火花を散らせるところを、佛田の提案により汗をイメージした水を噴出させている。
- キシリュウオージェット
- 第32話から登場。キシリュウオーの両腕にパキガルーとチビガルー、背中にプテラードンが竜装合体した天空の王たるナイトロボ。頭部はナイトモードに覚醒したレッドリュウソウルを冠したものとなっている。武器は両手のナイトグローブと背中のナイトエッジ。膝の竜装ジョイントにドリルを装着して膝蹴りを行う。
- 必殺技は両拳のナイトグローブに4体の騎士竜による衝天のソウルを集中させて左のファイヤーパンチ、右のフリーズパンチを連打して発射したエネルギー弾と共に発射したチビガルーのラッシュを浴びせるキシリュウオーブリザードインフェルノ。
- アクションは、ムエタイを意識している。
- キシリュウオーファイブナイツブルー
- 第38話に登場。キシリュウオーファイブナイツのバリエーションで、頭部はナイトモードに覚醒したブルーリュウソウルを冠したものとなっている。
- キシリュウオーファイブナイツブラック
- 第42話に登場。キシリュウオーファイブナイツのバリエーションで、頭部はナイトモードに覚醒したブラックリュウソウルを冠したものとなっている。左肩にミルニードルヘッドが装備され、タイガランスの尻尾をタイガーブーメランにして飛ばす。
- 必殺技はファイブナイツブラックアルティメットスラッシュ。
キシリュウネプチューン[]
第16話から登場。モサレックスにアンモナックルズ2体が竜装合体した栄光のナイトロボ。頭部はナイトモードに覚醒したゴールドリュウソウルを冠したものとなっている。スピードに秀で、海水の抵抗を受けることなく水中戦も得意とする。
操縦は立った状態で、コクピットスペースでモサチェンジャーやモサブレードを手にしたゴールドの動きをトレースして動く。なお、コクピットスペースにはソードスロットがない。
武器は右手に装備したナイトトライデントと両拳のパンチ魚雷アンモナックル。
必殺技は3体の騎士竜の怒涛のソウルを集中させたナイトトライデントを回転させて敵を貫くキシリュウネプチューントルネードストライク。
- モササウルスモチーフのため、それを最大限に活かして『ジュラシック・ワールド』のようにリュウソウルにモサレックスが食い付いて、回転して口を開くことで顔が現れるものとなった。竜装ジョイントがバラバラになって合体するという機構を活かして、アンモナックルズが拳になるものとなった。
- ギガントキシリュウオー
- 第18話から登場。レッドとゴールドの「ソウルをひとつに!」の掛け声と共にキシリュウオーにディメボルケーノ、モサレックスが竜装合体した陸海の王たるナイトロボ。頭部はバイザー防護が施されたナイトモードに覚醒したレッドリュウソウルを冠したものとなっている。武器は両肩のボルケーノキャノン。瞬時にホバーダッシュで接近し、両足ナイトボーダーで連続で回し蹴りを叩き込むギガントサンダーキックやボルケーノキャノンから巻き起こす炎の竜巻ギガントファイヤーストームを得意技とする。
- 必殺技は3体の騎士竜による奇跡のソウルを集中させた両腕の紅蓮の炎をまとったティラミーゴヘッドと黄金の雷をまとったモサレックスヘッドを連続で叩き込むギガントダブルバイト。
- 従来の1号ロボと2号ロボの合体のようにボリューミーになるのではなく、玩具の利点であるブロック合体によってキシリュウネプチューンをバラバラにしてスピノサンダーがキシリュウオーに合体するため、タイトなラインとなった。また、陸と海の違う種族が合体するため、ディメボルケーノの尻尾パーツが胸で開き、赤と青の色味が真ん中から左右に分割することで2体の恐竜が混ざったスーパー合体らしさを出している。頭部はレッドリュウソウルだが、頭部の意匠を変えるため、ディメボルケーノの武装が開いて兜になることでリュウソウルに紐付かせない形となった。90度回転させたモサレックスのヒレを足の裏の下駄パーツにすることでキシリュウオーの爪先のラインと揃わせている。
- キシリュウネプチューンシャドーラプター
- 第21話から登場。キシリュウネプチューンにシャドーラプターが竜装合体した闇のナイトロボ。頭部はナイトモードに覚醒したクラヤミソウルを冠したものとなっている。武器は左手のクラヤミガン。
- 必殺技はクラヤミガンに3体の騎士竜の渦巻くソウルを集中させて、敵を生成した巨大なブラックホールの中に送り込んで暗黒の中に葬り去るキシリュウネプチューンブラックホールキャノン。
- 劇中では初めて銃の手持ち武器となっており、シャインの剣と対になっている。バイザーはシャープな目でダークな雰囲気となっている。
- キシリュウネプチューンコスモラプター
- 第24話から登場。キシリュウネプチューンにコスモラプターが竜装合体した栄光の宇宙ナイトロボ。頭部はナイトモードに覚醒したコスモソウルを冠したものとなっている。武器は右手のカガヤキソードと左手のクラヤミガン。エラス戦ではナイトメラメラソードを右手に装備して戦った。
- 必殺技はカガヤキソードに2体の騎士竜の超合体ソウルをチャージさせ、クラヤミガンで撃ち出すキシリュウネプチューンコズミックブレイカー。
ヨクリュウオー[]
第31話から登場。プテラードンが単独で竜装合体した氷のナイトロボ。頭部はナイトモードに覚醒したヒエヒエソウルを冠したものとなっている。
第44話ではオトが生身の状態で搭乗し操縦していた。
武器は背中の翼ナイトエッジと右手のヒエヒエクロー。氷河期バトルフィールドを胸のプテラードンヘッドから放った強力な冷気に作り替える。エラス戦では、左手にナイトメイス、右手にナイトランスを装備した。
必殺技はヒエヒエクローに冷厳なソウルを集中させ敵にぶつけるヨクリュウオーブリザードクローストライクと、胸部の嘴から強烈な冷気を放射し敵を凍らせるヨクリュウオーブリザードストーム。
- 他のロボでは使われなかったブルーと白のカラーリングにすることで、爽快な組み合わせにしている。玩具では、竜装ジョイントがキシリュウオーと極力同位置に設けられているため、キシリュウオーのパーツをそのまま合体させることが可能となっている。
- キングキシリュウオー
- 第35話から登場。ティラミーゴ、モサレックス、プテラードンが竜装合体した地球の王たるナイトロボ。頭部はバイザー防護が施されたナイトモードに覚醒したレッドリュウソウルを冠したものとなっている。
- 過去にドルイドンとの戦いでこの形態で戦ったが、大陸のほぼ半分を焼き尽くすほどの想像を絶する破壊力を恐れて、モサレックスは深海へと去っていき、それ以降はこの合体は禁忌とされ、その合体を封印されていたが、現在において6人が試練の断崖を克服するほど成長したため、その封印が解かれた。
- 武器は右腕のモサレックスヘッドと左腕のティラミーゴヘッド、胸部のプテラードンヘッドから発射する超弩級ビームブレス。
- 必殺技は全身に3体の騎士竜による究極のソウルを漲らせつつ、進化系統樹のように現れたすべての騎士竜から受け継いだエネルギーを一斉に撃ち放つキングキシリュウオービックバンエボリューション。
- ギガントキシリュウオーをベースにティラミーゴのギミックを利用して上半身をヨクリュウオーのものと取り替えている。
放映リスト[]
放送日 | 放送回 | サブタイトル | 登場怪人 | 脚本 | アクション監督 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
2019年3月17日 | 1 | ケボーン!! |
|
山岡潤平 | 福沢博文 | 上堀内佳寿也 |
3月24日 | 2 | ソウルをひとつに |
| |||
3月31日 | 3 | 呪いの視線 |
|
中澤祥次郎 | ||
4月7日 | 4 | 竜虎!!最速バトル |
| |||
4月14日 | 5 | 地獄の番犬 |
|
渡辺勝也 | ||
4月21日 | 6 | 逆襲!!タンクジョウ |
| |||
4月28日 | 7 | ケペウス星の王女 |
|
坂本浩一 | ||
5月5日 | 8 | 奇跡の歌声 | ||||
5月12日 | 9 | 怪しい宝箱 |
|
下亜友美 | 柏木宏紀 | |
5月19日 | 10 | 無敵のカウンター |
|
金子香緒里 | ||
5月26日 | 11 | 炎のクイズ王 |
|
山岡潤平 | 加藤弘之 | |
6月2日 | 12 | 灼熱の幻影 | ||||
6月9日 | 13 | 総理大臣はリュウソウ族!? |
|
渡辺勝也 | ||
6月23日 | 14 | 黄金の騎士 |
| |||
6月30日 | 15 | 深海の王 |
|
荒川稔久 | 坂本浩一 | |
7月7日 | 16 | 海に沈んだ希望 |
| |||
7月14日 | 17 | 囚われの猛者 |
|
下亜友美 | 中澤祥次郎 | |
7月21日 | 18 | 大ピンチ!変身不能! |
|
たかひろや | ||
7月28日 | 19 | 進撃のティラミーゴ |
|
山岡潤平 | 上堀内佳寿也 | |
8月4日 | 20 | 至高の芸術家 |
|
たかひろや | ||
8月11日 | 21 | 光と闇の騎士竜 |
|
山岡潤平 | 加藤弘之 | |
8月18日 | 22 | 死者の生命!? | ||||
8月25日 | 23 | 幻のリュウソウル | - | 下亜友美 | 渡辺勝也 | |
9月1日 | 24 | 恋の空手道場 |
|
荒川稔久 | ||
9月8日 | 25 | 踊るクレオン |
|
金子香緒里 | ||
9月15日 | 26 | 七人目の騎士 |
|
山岡潤平 | 柏木宏紀 | |
9月22日 | 27 | 天下無双の拳 | ||||
9月29日 | 28 | ミクロの攻防 |
|
荒川稔久 | ||
10月6日 | 29 | カナロの結婚 |
|
たかひろや | 坂本浩一 | |
10月13日 | 30 | 打倒!高スペック |
|
下亜友美 | ||
10月20日 | 31 | 空からのメロディ |
|
山岡潤平 | ||
10月27日 | 32 | 憎悪の雨が止む時 |
|
上堀内佳寿也 | ||
11月10日 | 33 | 新たなる刺客 |
| |||
11月17日 | 34 | 宇宙凶竜現る! |
|
荒川稔久 | 加藤弘之 | |
11月24日 | 35 | 地球最大の決戦 | ||||
12月1日 | 36 | 超速のボディーガード |
|
下亜友美 | 柏木宏紀 | |
12月8日 | 37 | 誕生!最恐タッグ |
|
金子香緒里 | ||
12月15日 | 38 | 天空の神殿 |
|
たかひろや | 坂本浩一 | |
12月22日 | 39 | 奪われた聖夜 |
| |||
2020年1月5日 | 40 | 霧の中の悪夢 |
|
山岡潤平 | たかひろや | |
1月12日 | 41 | 消えた聖剣 |
| |||
1月19日 | 42 | 決戦のステージ |
|
下亜友美 | 加藤弘之 | |
1月26日 | 43 | ドルイドンの母 |
|
山岡潤平 | ||
2月2日 | 44 | 試されたキズナ |
|
坂本浩一 | ||
2月9日 | 45 | 心臓を取り戻せ |
| |||
2月16日 | 46 | 気高き騎士竜たち |
|
おぐらとしひろ | 上堀内佳寿也 | |
2月23日 | 47 | 幸福と絶望の間で |
| |||
3月1日 | 48
(最終回) |
地球の意思 |
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音楽[]
- 主題歌
- オープニングテーマ「騎士竜戦隊リュウソウジャー」
- 作詞:マイクスギヤマ / 作曲:園田健太郎/ 編曲:甲田雅人 / 歌:幡野智宏
- エンディングテーマ「ケボーン! リュウソウジャー」
- 作詞:KOCHO / 作曲:奥井康介 / 編曲:中塚武 / 歌:Sister MAYO
メモ[]
- 2つの元号に跨って放送されるスーパー戦隊シリーズは、1988年(昭和63年)から1989年(平成元年)にかけて放送された超獣戦隊ライブマン以来となる。
- スペシャル番組により番組の放映開始時期が4ヶ月ずれ、3月に放送が開始されるスーパー戦隊シリーズは、1996年3月1日に放送が開始された激走戦隊カーレンジャー以来となる。
- 恐竜戦隊ジュウレンジャー・爆竜戦隊アバレンジャー・獣電戦隊キョウリュウジャーに続き、4作品目となる恐竜をモチーフとした作品である。
- 美少女戦士セーラームーン(ドラマ版)と仮面ライダーフォーゼ、及びモーニング娘などの方が多く出演した。
- ED主題歌であるSister MAYOが担当するのは2005年の魔法戦隊マジレンジャー以来となる。
- また、イエロー戦士が不在の作品は獣電戦隊キョウリュウジャー以来6年ぶりである。
- 2019年9月の放送からM・A・Oが出演した。
- シリーズ、3月に初放送と終了迎える初のスーパー戦隊シリーズとなる。
脚注[]
外部リンク[]
- テレビ朝日内公式サイト
- 東映内公式サイト
- がんばれ騎士竜戦隊リュウソウジャー - スーパーせんたいネット
- 公式Twitter
関連項目[]
- パワーレンジャー・ダイノソウル - 韓国語吹替版
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