電磁戦隊メガレンジャー | |
作目 | {{{作目}}} |
話数 | 51 |
最初話 | 第1話:ゆるすな!ねじれた侵略者 |
最終話 | {{{最終話}}} |
OP | {{{OP}}} |
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放送局 | {{{放送局}}} |
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音楽 | {{{音楽}}} |
制作 | {{{制作}}} |
放送順 | |
前作 激走戦隊カーレンジャー |
次作 星獣戦隊ギンガマン |
億千万
放送時間は当初毎週金曜17:30 - 17:55(JST)であったが、後に毎週日曜7:30 - 8:00(JST)に変更された(詳細は後述)。
あらすじ[]
諸星学園高校3年・伊達健太は、巷で人気のアーケードゲーム「メガレンジャー」を遊ぶ為にゲームセンターにやってきた所を謎の男たちにスカウトされ、とある施設に連れて行かれる。男たちは世界科学者連邦(I.N.E.T.)の職員で、健太はI.N.E.T.のあるプロジェクトに抜擢されたのだという。
健太が詳細を聞こうとした時、施設-I.N.E.T.の拠点であるデジタルセンターを激しい衝撃が襲い、ついでこの世のものならざる異形の存在が襲撃してきた。混乱の中、同じ高校の「デジタル研究会」部員たちと落ち合った健太を前に、I.N.E.T.の指導的科学者・久保田衛吉は言う。異形の存在とは「ネジレジア」という異次元からの侵略者であり、健太達五人はI.N.E.T.が組織したデジタル戦士・メガレンジャーとして、ネジレジアの侵攻から地球を守るべく選ばれたのだと。アーケードゲーム「メガレンジャー」とは「電磁戦隊メガレンジャー」候補の為に作られた訓練用シミュレータだったのだ。
好奇心からメガレンジャーになることを応諾した健太たちであったが、それは「地球防衛の任務」と「卒業」を1年後に控えた高校生活、熾烈な二重生活の始まりを意味していた…。
概要[]
特徴[]
本作品の大きな特徴として、1995年頃から急速に普及が進んだインターネットや携帯電話、パソコン、衛星放送など、いわゆる「デジタル」な要素が多く取り入れられたという点が挙げられ、メガレンジャーが持つ特殊能力「デジタルパワー」を始め、各種演出などにこうした要素が反映されている。また物語初期には、格闘ゲームの影響を受けた演出も散見されている。この他コンピュータグラフィックス技術の発達により、それまでのミニチュアやビデオ合成では描写不可能だったリアルかつダイナミックな特撮シーンが増え、一方では新ロボやパワーアップのエピソードでもドラマ性を強調するなど一話一話が見ごたえのある作品となった。
『高速戦隊ターボレンジャー』以来8年ぶり2度目の高校生戦隊であり、修学旅行を題材にしたストーリーも制作されるなど、彼らの学園生活を描く努力も行われている。また、学校場面のシーンについてはリアルさを出す目的もあり、埼玉県加須市にある実際の学校施設(平成国際大学)を使用してのロケが実施された。現時点では、最後の高校生戦隊である。
本作品ではブラックがリーダー、サブリーダーがイエローと設定されており、レッドはこれまでの作品とかなり違う切り込み隊長的な描写がなされているなど、当時としては珍しくレッドがリーダーでない戦隊である。設定の関係上2011年現在、変身前と変身後における「本名とコードネームの使い分け」が徹底された最後の作品でもある[1]。敵と一般人の双方に正体を隠していたのも最後の戦隊である。
バブル崩壊による玩具のロープライス化を受け、本作品における1号ロボ「ギャラクシーメガ」は、「電磁合体」の合体コードで示されるように合体ロボであるものの、構成的には変形ロボに近いものとなっている[2]。一方、中盤でギャラクシーメガに代わって登場したメガボイジャーは再び5体合体となっている。
OPのタイトルコールは、冠名である「電磁戦隊」を戦隊メンバー役の5人が、戦隊名である「メガレンジャー」を、メンバー役とは異なる人物[3]が英語本来の発音に近い形でコールするという、他作品にはない非常に特異な形式をとっている。また、番組内のテロップも前作『カーレンジャー』から一新、写研製のフォント・ゴーシャEの書体が使用された[4]。
タイトルは当初、オーディション階段ではデジターファイブでギガレンジャーというタイトルが存在した。しかし、変更され、メガレンジャーに変わった。その為次作の星獣戦隊ギンガマンにギガライノスとギガフェニックス、ギガバイタスが登場する。
スタッフ[]
プロデューサーには、前作から引き続き続投の髙寺成紀に加え、それまで2時間ドラマや『超光戦士シャンゼリオン』を手がけていた武部直美が戦隊に初参加。
メインライターには、戦隊に初参加であり、かつて『ビーナスハイツ』『幕末高校生』などの作品で髙寺と面識があった武上純希が登板。また中盤以降の参加となった小林靖子はメガシルバー登場編、新ロボット登場編などを手がけ、後半のシナリオ面では武上よりもメインの役割を果たしている。このうちの武上と小林の登板によってシリーズの脚本の更なる若返りを図った。またこの両者の陰に隠れがちではあるが、荒川稔久もサブライターとして良質の単発話を多数執筆したほか、最終回も担当。最終3部作は小林→武上→荒川の順番で一本ずつ担当するという異例のシフトを敷いている。
演出面では、パイロットに『地球戦隊ファイブマン』以来7年ぶりとなる長石多可男を起用。また田﨑竜太は、本作品のオープニング&エンディング演出含む数々の重要エピソード(新ロボ&新戦士登場編、地方ロケ編、オリジナルビデオなど)を手掛け、次作『星獣戦隊ギンガマン』でメイン監督を務めることになった。前作で監督デビューした竹本昇は早くもセカンドパイロットの演出を任されていたものの、本作品への参加は序盤のみに留まった。竹本の降板以降は『超力戦隊オーレンジャー』以来の戦隊シリーズ参加となる辻野正人が演出陣に加わっている。
放送時間[]
平日18時台のニュース番組を17時台からの2時間枠に拡大した『スーパーJチャンネル』の新設や、ABCや(地元高校が一日4試合開催時の第4試合に登場する)一部地域の局が全国高校野球の中継放送に伴う夏季の放送休止の回避などから、本作品では、1997年4月6日放送分(第8話)から放送時間が金曜17時台後半から日曜7時台後半へと大きく変更され、これに伴い放送時間や次回予告の時間も併せて延長された。[5]
本作品以前にも、1995年の初夏辺りから東映とテレビ朝日の両者間で当時放送されていた『超力戦隊オーレンジャー』の放送時間帯を秋から変更すべく検討を重ねていたが、シリーズのスポンサーであるバンダイの別スポンサード作品でもある『ガンダムシリーズ』の放映時間帯とバッティングするため難色を示され、立ち消えになった経緯がある。これをきっかけにプロデューサーの高寺成紀と植田益朗が対立した事もあった。
この放送時間帯移動の時代背景には、スポンサーのバンダイにセガバンダイ問題が発覚した事や、同期にウルトラシリーズの16年ぶりの復活作となる『ウルトラマンティガ』が放送開始した事もある。
しかしメガレンジャーの7話以降から10年以上たった現在、6月後半の2週間は全米オープンゴルフと全米女子オープンゴルフの中継のため、放送が休みになる事例が多いうえ、年末特番で放送できない場合もある。
また、1989年10月の高速戦隊ターボレンジャーから金曜夕方に放送される最後のスーパー戦隊シリーズとなった。
評価[]
時間帯の影響が成功を呼び、視聴率は前作『激走戦隊カーレンジャー』及び前々作『超力戦隊オーレンジャー』から回復し、最高視聴率9,4%、最低視聴率3,5%、平均視聴率が6,5%にまで回復した。しかしその反面、玩具売り上げは74億と前作『カーレンジャー』と比べ低下しており、これは時間帯変更が影響している。
主な登場人物[]
I.N.E.T.[]
世界科学連邦(InternationalNetwork of Excel-science and Tecnology)。メガレンジャ-を指揮・支援し、その武器の開発やメンテナンスを行う組織。国際組織のため、外国人もいるが数は少ない。当初は軌道上に待機しているメガシップを主な活動拠点としていたが、後半からは月面基地へその機能を移している。
I.N.E.Tとメガレンジャーの関係や、メガレンジャーの正体はセキュリティ上、非公開でありメガレンジャーのとの通信は、後述のデジタイザーを使用しての専用回線の他に一般回線、特に通学している学校のものを使用する為、学園側から電気代と電話代が異常だと問題視された事もある。
電磁戦隊メガレンジャー[]
シルバー以外の5人は諸星学園高等学校の同級生で、2話で東京都武蔵野市に住んでいることが言及されている。5人のうち耕一郎、瞬、千里の3名は成績上位4位以内にランキングされる秀才。シルバーこと早川裕作はI.N.E.T.の職員である。
初期メンバー5人の名字をローマ字で表記し、その頭文字を並べると「Date」「Endou」「Namiki」「Jougasaki」「Imamura」でDENJI → 電磁になる。
- ■ 伊達 健太(だて けんた) / メガレッド
- 本作の主人公。諸星学園高校3年A組の生徒で、同校デジタル研究会のメンバー。焼肉が大好物な青果店の息子。義理人情に厚く、猪突猛進型の性格でチームの切り込み隊長的役割を担う。普段は軽い言動が目立つが、根は意外に真面目でギレールに盾にされた子供を攻撃に巻き込んでしまった時やデルタメガの操縦を敵の無線機に奪われた際には不可抗力であったにも拘らず非常に責任を感じている。久保田博士はその性格をして「自分の旧友の鮫島(=ヒネラー)によく似た性格」と評している。勉強はからっきし駄目(第3話ラストの学年テスト結果発表シーンに拠れば、104人中最下位。以下、4名も同シーンの描写に拠る)だが、コンピューターゲームの腕前は驚異的で、日々ゲームセンター通いをしている(しかし、パソコンの扱い自体は苦手だったようで、当初はパソコンを見ただけで蕁麻疹が出ていた)。その天性の才能ともいえる機械の操作技術からギャラクシーメガ、メガボイジャーなどのメインパイロットを務める。 ちなみに血液型はO型[6]。
- 変身後のスーツには、他の4人と異なり「特化した能力はない」と久保田博士が明言しているが、その代わり戦闘データを蓄積する機能があり、言わば「戦えば戦うほど強くなる戦士」である。
- 個人武器はドリルセイバー。前述の「戦えば戦うほど強くなる戦士」の言葉は間違いではなく、その成長ぶりがメンバー内で最も顕著に見られる。また、他のメンバーが成り行きでメガレンジャーになったのに対し、彼は選抜を受け(久保田博士は脱落と判断していたが)、正式に戦士になった唯一の正規のメンバーでもある。
- 頭部の紋章はパソコン。スーツの能力値は、AT(攻撃力)=300、DF(防御力)=350、SP(スピード)=400。通常の単位に換算すると、スピードは3.0秒/100m、ジャンプ力は30m。
- ■ 遠藤 耕一郎(えんどう こういちろう) / メガブラック
- デジタル研究会の会長で、メガレンジャーのリーダー。常に冷静沈着で責任感が強く、瞬、千里と同様成績はトップクラス(学年テストでは104人中4位)。クラスでは学級委員長を務めるが、やや頭が固いところがあり、朴念仁と言われた事も(学生証の教えを守り、外出時でも必ず学生服を着用するなど)。またサッカーが得意で[7]、弟の真二に教えている。血液型はA型。
- スーツには通信機能とパワー重視の機能が備えられており、メガレンジャーの指令塔兼パワー要員である。個人武器はメガロッド。レッド以外の個人武器は合体してマルチアタックライフルになる。
- 頭部の紋章は人工衛星。スーツの能力値は、AT(攻撃力)=400、DF(防御力)=350、SP(スピード)=350。通常の単位に換算すると、スピードは4.0秒/100m、ジャンプ力は25m。
- ■ 並樹 瞬(なみき しゅん) / メガブルー
- デジタル研究会のメンバー。プログラム作成とCGに優れた腕前を発揮し、将来はプロのCGデザイナーになりCGの個展を開きたいと思っている。クールな二枚目で女子に良くモテており、みくも彼にあこがれているが彼のほうは全くその気がない。演技力も高く、敵に操られた振りをして上手く欺いた事も。 また、学年テストの成績は104人中、2回続けてトップと成績も優秀。血液型はAB型。星座はおとめ座[8]。幼いころにフルートが得意だった母親を亡くしている。
- スーツには立体映像や仮想空間、空間修復の能力を持つ機能と、スピードを強化する機能が搭載されており、スピードや虚像で相手の隙を突いて混乱させるなど頭脳戦を得意とする。個人武器はメガトマホーク。
- 頭部の紋章はデジタルテレビ。スーツの能力値は、AT(攻撃力)=280、DF(防御力)=300、SP(スピード)=350。通常の単位に換算すると、スピードは3.0秒/100m、ジャンプ力は30m。
- ■ 城ヶ崎 千里(じょうがさき ちさと) / メガイエロー
- メガレンジャーのサブリーダー。成績優秀でスポーツ全般(特にテニス)が得意。カメラマン志望でカメラ雑誌に投稿するくらいの腕前がある。歌も上手であり、学園祭でその歌声が披露された[9]。自由奔放なみくには振り回されることが多い。学園祭当日に限って病気(1年のときは盲腸で緊急入院、2年のときは当日熱を出した)になるというジンクスがある。耕一郎に気があるようだが両者の進展はほとんどない。大のおばあちゃん子。
- スーツには敵の弱点や見えない敵を発見するデジタルカメラ機能が組み込まれており、彼女の知性を生かした情報分析をサポートする。また、テクニカル面を強化するスーツの機能を生かして身軽なアクションを見せる。個人武器はメガスリング。血液型はB型。学年テストの成績は104人中、第3位。
- 頭部の紋章はデジタルカメラ。スーツの能力値は、AT(攻撃力)=280、DF(防御力)=300、SP(スピード)=350。通常の単位に換算すると、スピードは5.0秒/100m、ジャンプ力は20m。
- ■ 今村 みく(いまむら - ) / メガピンク
- デジタル研究会のマスコット的な存在。明るく元気でちょっと甘えん坊なおっちょこちょい。ついつい余計な事を言ったりしたりで怒られるものの、どこか憎めないのも彼女の魅力である。学年テストの順位は104位中45位(前回よりは改善しているとのこと)。ケーキが大好物。血液型はO型[10]。星座はうお座。
- スーツには電波を分析したり発信したりする機能があり、情報収集やかく乱戦に効果を発揮する。個人武器はメガキャプチャー。
- 頭部の紋章は携帯電話(作中ではデジタル携帯電話と呼称)。スーツの能力値は、AT(攻撃力)=300、DF(防御力)=350、SP(スピード)=400。通常の単位に換算すると、スピードは5.0秒/100m、ジャンプ力は20m。
- 2001年のVシネマ『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』では、本編とは逆にすっかり大人びたお姉さんになっており、冴(ガオホワイト)に戦闘に必要なことを教える。
- ■ 早川 裕作[11](はやかわ ゆうさく) / メガシルバー
- 中盤にて参戦した6人目の戦士。25歳。戦隊シリーズ初の銀色のスーツをまとった戦士。I.N.E.T.特別開発班チーフで、宇宙空間に活動拠点を築く「スペースメガプロジェクト」を進めていた。しかしお節介な性格のため、戦うメガレンジャー5人を見て手助けをしなければと、プロジェクトの合間に勝手にメガレンジャーの試作用スーツを改造、自分の専用マシン「オートスライダー」まで用意して参戦した。5人のよき兄貴分的存在。また研究員だが体を鍛えることが趣味で、素手での格闘能力も高い。
- スーツにはあらゆる機能を盛り込んだICチップが組み込まれており、5人の持つ機能をすべて所持しメガレッドの2倍のパワーを発揮する上、全体的な能力も5人を上回るが、当初は2分30秒しか変身できなかった。後にメガウインガーに搭乗する為に時間制限が無くなる改良を施して長時間の運用が可能になり、その代償として戦闘能力などの機能は全般的に低下した。6人の中で最初にネジレジアに素顔を知られている。個人武器は、剣と銃に変形するシルバーブレイザー。愛車はSUZUKI RF400RV。
- 頭部の紋章はICチップ。スーツの能力値(時間制限撤廃後はメガレッドより劣る)は、AT(攻撃力)=280、DF(防御力)=300、SP(スピード)=350。通常の単位に換算すると、スピードは4.0秒/100m、ジャンプ力は25m。
その他の関係者[]
- 久保田 衛吉(くぼた えいきち)
- 世界科学連邦I.N.E.T.に所属する科学者。研究の最中にネジレ次元の存在に気付き、彼らの侵略に備え地球防衛プロジェクト「メガプロジェクト」をスタートさせていた。
- ネジレジア侵攻に際して、若い5人の可能性に掛けてメガレンジャーに任命。成り行きとはいえ、青春真っ只中の高校生である5人を任命させ戦わせていることに対して心を痛めているが、その反面彼らの資質を認め、メガレンジャーとして戦えるのは彼らしか居ないとも考えている。メガレンジャーの5人はもちろん、開発したメカにも深い愛情を注ぐ。
- 見た目に反して結構アクティブな性格で、学生時代はボクシング部所属という変り種。その経験を生かし、健太が戦う気力を失った時にアドバイスしたり、バトルライザーを与えたりした。重要な司令塔であるが、危険を承知で前線に出る事も多い。メガスーツの開発者であり、I.N.E.Tの現場監督としてメガシップ内でメガレンジャーの指揮を執る。5人にとっては頼れる存在である。かつてネジレ次元に消えた親友・鮫島の事を天才と称し、その身を今でも案じながら、止められなかった事が心の傷になっている(第8話)。健太からは「おっさん(もしくは久保田のおっさん)」と、健太以外の4人からは「博士」と呼ばれている。
- 立花(たちばな)
- 久保田博士の助手。健太たちにデジタイザーを与えた人物。メガボイジャー登場後、登場しなくなる。
- 川崎 省吾(かわさき しょうご)
- ロボット制御プログラムの権威である川崎博士の一人息子で、I.N.E.T.整備班の若きチーフメカニック。主にロボのメンテナンス・修理を担当。メカに対する愛情は人一倍強く、父親である川崎博士の反対を押し切り、I.N.E.T.隊員の道を選ぶ。マッドギレール戦ではギャラクシーメガを自ら操縦し、重傷を負いながらも猛攻を耐え抜いた(第32話)。ギャラクシーメガ大破後は、月面基地で修復作業を担当。I.N.E.T.のプログラマー・高野恵という恋人がいる(第33話)。
- 大岩 厳(おおいわ げん)
- 第12話より登場する、健太達のクラスである3年A組の担任。教師でありながら遅刻の常習犯で、受け持ちの生徒の耕一郎に起こされている始末であるなど、一見うだつの上がらないダメ教師にも見えるが、生徒達を一番理解している。終盤で正体が露見し、同級生や一般人からも迫害を受けるようになったメガレンジャーの面々を恵里奈と共に擁護するなど芯の通った面もある。厳という名前は、『電磁戦隊メガレンジャーvsカーレンジャー』のエピローグの中に出てくる、卒業アルバムで判明する。
- 和田 シンタロウ(わだ - )
- 3年A組のクラスメイト。体が大きく強面で、クラスメイトからも怖がられている所があるが、実際は口下手で気弱な性格。友達思いで、親友で弟分のジロウの事をとても大切に思っている。それ故終盤、ジロウがメガレンジャーとネジレジアの戦いに巻き込まれて重傷を負ってしまい、その際にメガレンジャーの正体が健太たちだと知ったときは「お前らのせいだ」と5人を責め立てて追い出してしまう。しかし、最後は皆の為に必死に戦う姿を見て彼らを理解し、5人を応援した。みくに好意を寄せており、メガピンクの正体がみくである事を写した写真(と、みくが勝手に思い込んでいた。実際はみくの寝顔等の写真)をネタに彼女とデートした事がある(第6話)。
- 岩本 ジロウ(いわもと - )
- 3年A組のクラスメイト。シンタロウの弟分であり親友。元いじめられっ子で、シンタロウに助けて貰ってからは仲良くなる[12]。よくシンタロウの思っていることを代弁し、「○○と、シンタロウさんはおっしゃっている」というのが口癖。終盤でメガレンジャーとネジレジアの戦いに巻き込まれ、重傷を負ってしまうが、その事を全く恨まず5人を応援した。
- 恵理奈(えりな)
- 3年A組のクラスメイトで、千里の友人。文化祭に千里たちが来ない事を心配していた(当の千里はカナリアネジラーに声を入れ替えられていた)。健太達の正体が露見した直後も、クラスで一人だけ健太達を庇っていた。
- タケシ
- 健太の弟分でゲーセン仲間の小学生。後に母子家庭であることが判明。
邪電王国ネジレジア[]
異次元世界・ネジレ次元に本拠地を置く悪の王国。三次元世界の征服を目論み、侵攻を開始した。円盤状の要塞デスネジロを攻撃基地とし、そこからネジレ獣や兵士達を送り込む。ネジクラッシャーという戦艦も所有していたが、こちらはギャラクシーメガの初戦において破壊された為、以後はゲリラ戦的な戦略を取るようになった。第37話ではDr.ヒネラー、シボレナ、ユガンデは出かけていて留守で登場はビビデビのみだった。
- 邪電王ジャビウス1世
- ネジレ次元を支配するネジレジアの王。地球支配を目論み、Dr.ヒネラーに前線の指揮を任せる。目玉のような外見を持つが、これは正体を隠すためのカモフラージュに過ぎなかった。その正体はエネルギー体で、ジャビウスハートと呼ばれる機械核(物質をデータに変換する装置。第45話から第48話ではDr.ヒネラーがこれを利用して、人間をデータ化して支配しようとする)を持っていた。その膨大なエネルギーによりネジレ次元が形成されている。最後までメガレンジャーにその存在を知られなかった。
- Dr.ヒネラー(鮫島博士)
- ネジレジア地球攻略軍の司令官。人間を「不完全な存在」と呼び嫌悪しており、さらにはギレール、ジャビウスさえも躊躇なく謀殺してしまうなど、冷酷非情な性格。しかし、自分の最高傑作であるシボレナ・ユガンデにだけは娘・息子の如く深い愛情を注いでおり、ユガンデがギレールの謀略によって瀕死の重傷を負わされた際には「お前たちを傷つけるものは許しはしない」と激しい怒りを見せた[13]。怪人体を持つ。
- その正体はネジレジアの存在を証明する為に異次元に飛んだ、久保田博士の友人・鮫島(さめじま)博士。宇宙開発用スーツの開発者としての期待をかけられていたが、スーツに予め強力な性能を持たせ、着用する人間をそれに見合う様に強化するという理論を掲げ、その人体実験に失敗して被験者であった自分の愛娘を死なせてしまい、それが原因で世間から非難を浴びる。皮肉にも鮫島方式が失敗に終わった後に脚光を浴びた久保田方式のメガスーツ理論が成功した事から、旧友・久保田博士を憎んでいた。異次元に飛んだのも、実際は人間に復讐するべくジャビウス1世と手を結ぶ為の行動であった。 終盤ではネジレ次元に行った影響及び自身を改造した副作用なのか、身体が捻じれる現象が起こり始め、死期が近い事を知りながら最終決戦に臨む。
- シボレナ
- Dr.ヒネラーによって作り出された女性型のアンドロイド(第11話で遺伝子が存在する事が判明している為、厳密には人工生命体)。剣が武器で、主に情報参謀としての役割を果たす。ヒネラーの正体である鮫島博士が実験で死なせてしまった自分の娘をモチーフにしている。敵に対しては冷酷であるが、父と慕うDr.ヒネラーと兄弟分のユガンデに対しては素直で愛情深い面を見せる。変装が得意。最期は、メガレッドからバーニングユガンデを庇って背中に致命傷を受けながら帰還し、ヒネラーに礼と別れを告げた後に絶命した。死後、彼女の残骸からヒネラーと一緒に写ったメモリーが発見された。
- ユガンデ
- 誇り高いロボット戦士でネジレジアの行動隊長。ワイヤーフレームのような外見をしている。目からレーザー光線を放つ他、頭部を分離させて攻撃可能。シボレナと同じくヒネラーを敬愛しており、彼の野望を実現させる為に戦う。メガレンジャーとの戦いでの敗北などから度々バージョンアップを施されており、ユガンデ(リライブ)、ユガンデ(ストロング))、そして最終形態であるバーニングユガンデへと変化を重ねている。武器も当初はダークサンダーと呼ばれる必殺剣を用いていたが、ストロングに変化した後は3つの特殊能力を使用できる強化版の必殺剣ダーククライシスを新たに装備した。第50話でギャラクシーメガ、デルタメガ、メガウィンガーを倒し月面基地を破壊してボイジャーマシンを発進不能にし、地球にてメガレンジャーとの最終決戦に挑む、最期はバージョンアップの副作用で弱体化し自分を庇ったシボレナの仇討ちとばかりにメガレッドに突撃するがメガレッドのドリルセイバーで倒された。
- ギレール
- 第19話より登場。ネジレジア本国から派遣されたジャビウス1世直属の部下で、冷酷で卑劣な作戦を得意とする。サーベルが武器。ユガンデとは対立する事が多く、またヒネラーに対しても軽く見ていた。第30話でユガンデを騙してギガギレールへとパワーアップしたが、その際スーパーギャラクシーメガの攻撃からユガンデを盾に使い生還した事でヒネラーの怒りを買い、今度は逆に自らが騙されてマッドギレールへと変貌。自我を失って暴走し、スーパーギャラクシーメガを窮地に追い込む。その圧倒的なパワーによりギャラクシーメガを行動不能にするが、その直後に現れたメガボイジャーの圧倒的なパワーの前に成す術も無く敗れ去った。
- ビビデビ
- ヒネラーに生み出された人工生命体。ボールのような形状をした、小悪魔的キャラ。口癖は「ビビ!」「○○デビ」。 序盤でヒネラーに改造され、ネジレ獣に噛み付くことにより、巨大化ウィルスがネジレ獣の体内に入って作用し、ネジレ獣を巨大化させる能力を手に入れた。口から光弾を発射して攻撃する。口が悪くユガンデとは喧嘩が絶えないが、ユガンデがギレールに裏切られて重傷を負わされた際にはシボレナと共に激しい怒りを見せてギレールを非難した。第37話では幹部が留守のうちにカナリアネジラーでメガレンジャーを倒そうと企んだ事もある。なお、ネジレジア構成員で唯一死亡シーンがTVシリーズでは描かれなかったが、『ギンガマンVSメガレンジャー』でグランネジロスの自爆に巻き込まれて死亡した事が判明(この時に、ネジレジアの残党でシボレナと同タイプのアンドロイド・ヒズミナを宇宙空間へ逃がしている)。
- 邪電戦隊ネジレンジャー
- 第38話 - 第43話、第47話・第48話に登場する、メガレンジャー打倒のために結成されたネジレジアの悪の戦隊。Dr.ヒネラーが鮫島であった頃の、装着者自身を強化するという自らの理論を応用して作られており、メガレンジャーに勝利する事で久保田博士のメガスーツ理論より自分の理論が正しかった事を証明させたかった願望が生み出したものである。
- ヒネラーの開発した強化スーツを装備しており、スーツの下には怪物としての正体が隠されている。基本性能はメガレンジャーより上だがチームワークは悪い。同じ色のメガレンジャーをライバル視し倒すようにプログラムされており、それぞれがメガレンジャーの個人武器に対応した武器を持つ。体内に蓄積されたネジレエネルギーを一斉に放出するエネルギー弾・邪電エネルギーアタックが必殺技。
- その肉体はジャビウス1世の細胞から作られており、ジャビウス1世の生命エネルギーがパワーの源。そのためネジレンジャーが戦えば戦うほどジャビウスの力が弱まる。
- 一度はメガレンジャーを追い詰めたが、それ以降はチームワークの悪さを付かれピンク(第40話)、ブルー(第41話)、残り3人(第43話)の順に敗北。だが魂のみで生き残っており、ジャビウスハートを勝手に利用し復活するが裕作の活躍でデータカードにされ、ヒネラーシティと運命を共にした(第47話・第48話)。
- ネジレッド / ネジファントム
- 切り込み隊長であり、剣型のネジセイバーが武器で、好戦的でありそれゆえ正々堂々とした勝負を好む。また、永遠の命を得んとしている。ネジファントムになると、炎を操って攻撃を行う。
- ネジブラック / ネジヴァルガー
- 冷静沈着な性格であり、リーダー的な存在である。刺又型のネジロッドが武器で、パワーを生かした戦法が得意。ネジヴァルガーになると、高い硬度を持った防御力の高い肉体となる。
- ネジブルー / ネジビザール
- 斧型のネジトマホークが武器で、子供っぽいがそれゆえの残虐性を持つ。ネジビザールになると、冷気を操って攻撃を行う。
- ネジイエロー / ネジソフィア
- スリングショット型のネジスリングが武器で、典型的な女王様タイプだが冷静。ネジソフィアになると、機械に寄生して操る事ができる。
- ネジピンク / ネジジェラス
- 弓矢型のネジアローが武器で、女言葉を使わず、凄腕の射撃精度を誇るが直情的。ネジジェラスになると、触手を使って攻撃する。
- ネジレ獣 / サイコネジラー
- Dr.ヒネラーが作り出す地球侵略用の怪物。ネジレ獣はネジレ魔法陣にネジレ獣の卵(ネジレ獣の遺伝子)を置き、ネジレエネルギーを注ぎ込むことによって誕生する。 また、バラネジレはシボレナの遺伝子から誕生している[14]。地球の動物をモチーフにしており、体のどこかがねじれている。第33話からはシンセサイザー型の装置を使い金属原子を加えることによって、より無機的なデザインになったサイコネジラーが導入された。終盤には無生物をモチーフにしたサイコネジラーも作られている。
- 兵士クネクネ
- ネジレジアの一般兵士で、名前のようにいつもくねくねした動きをしている。ねじれた形状の短剣を武器とする他、人間に変身する能力を持つ。工場で量産されており、第14話ではリーダー格であるボスクネクネが登場。
装備・技[]
- 共通装備
-
- デジタイザー
- メガレンジャーに変身するためのブレス。変身コードナンバー「3、3、5、Enter」と入力して変身する。戦闘では「インストール!メガレンジャー」と声を掛けてからコードナンバーを入力するパターンが多い。I.N.E.T.やメガレンジャー同士の通信に使用する通信機の役割も持つ。他人に使用されるのを防ぐために、3桁変身コード、使用者の音声パターンを認識するボイスロック機能等を持つ。なお、初期には1度だけ変身コードナンバーの声をサムエル・ポップ・エニングが担当した。
- メガスナイパー
- 加速イオン粒子ビームを放つ、5人の共通の光線銃。上下に分割することでそれぞれメガショットとメガマグナムという小型の銃としても使用可能。またそれぞれの個人武器を合体させることにより、その威力を強化することも出来る。
- バトルライザー
- 中盤より登場した腕に装着するメガレンジャーのパワーアップツール。デルタメガの音声認識コントローラとしても利用する。3つのスイッチを使い分けて攻撃モードを選択する。最初は1つしかなく、半ばレッドの専用装備という状態であったが後に量産され、ブルーを除くメンバーと久保田博士が使用している。また、『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』でもピンクが使用している。
- 01(ゼロワンモード)
- 打撃攻撃を強化してライザーパンチ、ライザーチョップが可能になる。連続使用も可能。
- 02(ゼロツーモード)
- バトルライザー本体からレーザーバルカンを放つ。変身前でも使用可能。
- 03(ゼロスリーモード)
- ドリルスナイパーカスタムなどの武器の威力を15倍にパワーアップさせる。
- メガテクター
- 『電磁戦隊メガレンジャーVSカーレンジャー』のみに登場したメガレンジャーの強化プロテクター。上半身と肩を包む金色のパーツであり、パワー・スピ-ド・ジャンプといった各種能力を数倍にパワーアップさせる。5人一斉に光速で体当たりする必殺技レインボーインパルスも使用可能。
- メガレッド
-
- ドリルセイバー
- ドリル部分が秒速2000回転して敵を切り裂くメガレッド専用の剣。レッド以外のメガレンジャーが使えないというわけではなく、17話では強化人間となったピンク(自称「スーパーみく」)が勝手に使用しているほか、同話の違う場面でレッドがピンクに貸し出している。
- セイバースラッシュ
- ドリルセイバーを回転させながら、右肩上から振り下ろす技。Vシネマで使用された際は何故か技の名称を呼ばなかった。
- スクリュードリルセイバー
- ドリルセイバーのドリルの回転と同時にメガレッド自身も回転することで、攻撃力をアップさせる。
- ドリルスナイパー
- ドリルセイバーとメガスナイパーを合体させることで出来るメガレッドの強力銃。必殺メガニックバスターを撃ち出すことが出来る。
- ドリルスナイパーカスタム
- ドリルスナイパーの先端にダブルトップと呼ばれるユニットを装着した必殺武器。先端部分が秒速3000回転し、竜巻のような強力なビームハイパーメガニックバスターを撃ち出す。
- ドリルスナイパーカスタムフルパワー
- バトルライザーの03モードを使用し放つ、ドリルスナイパーカスタムの強化バージョン。
- メガブラック
-
- メガロッド
- 2メートルまで伸縮し、先端の二又の叉で敵を持ち上げることが出来るメガブラック専用の棒。
- ロッドハング
- メガロッドを敵の胴体に突き立て、敵を持ち上げる技。
- ロッドブレイク
- メガシルバーの肩を踏み台にして高くジャンプして、敵にメガロッドを振り下ろす。
- メガロッドパワープレス
- メガロッドで突きを食らわしてさらに衝撃波を放つ。
- ロッドスナイパー
- メガロッドとメガスナイパーを合体させることで出来るメガブラックの武器。2キロもの長距離射撃が可能になる。攻撃力はメガスナイパーの20倍。
- サテライトサーチ
- 世界中の通信衛星にアクセスし、情報をキャッチする。それによって得た情報を「サテライトスキャン」で分析する。ヘルメットからサーチビームを発して隠れている敵を探し出す「サテライトサーチャー」という応用技もある。
- ミラクルシュート
- 耕一郎の弟・真二が人質に取られた際に使用した、耕一郎のサッカーの腕を生かした技。敵の作ったボール爆弾を蹴り込む。ボールが一度敵を通り過ぎてからブーメランのように戻って命中する。
- メガブルー
-
- メガトマホーク
- 超振動によりダイヤモンドも切り裂けるほどの鋭い刃を持つ、メガブルー専用の斧。17話ではブルーがイエローに貸しているため、ブルー以外でも扱うことが出来る。
- トマホークハリケーン
- 高速回転しながら、メガトマホークを敵を切り刻む技。
- トマホークスナイパー
- メガトマホークとメガスナイパーを合体させることで出来るメガブルーの武器。半径2 - 3メートルを一瞬で凍らす冷凍弾を発する。
- トマホークバースト
- 至近距離からトマホークスナイパーで冷凍弾を撃ち込む技。
- バーチャルシアター
- デジタルテレビの機能で立体映像や仮想空間を作り、敵を混乱させる。類似技に「バーチャルフォログラム」があり、千里のバーチャル映像を作り出すことでイエローの正体が敵にばれるのを防いだ。
- メガイエロー
-
- メガスリング
- 大気中のエネルギーを凝縮させた光弾を放つ、メガイエロー専用のパチンコ型武器。連射弾、追尾弾、ビームの3種類の光弾を発射可能。
- マーキング弾
- VSカーレンジャーで使用。打ち込んだ相手を追跡する機能がある。
- スリングスナイパー
- メガスリングとメガスナイパーを合体させることで出来るメガイエローの武器。1キロ先の敵を狙い撃ち、痺れさせることが出来る強力な追尾光弾を発する。
- デジカムサーチ
- ヘルメットのデジタルカメラを使って、異次元の存在をキャッチして分析したり、目に見えないものを写し出す。
- ブレードアーム
- エネルギーを腕に集めて腕全体を刃物と化し、敵に斬りつける必殺チョップ。左右どちらの腕でも使用可能。
- メガピンク
-
- メガキャプチャー
- 超音波を放ち、敵を混乱させたりダメージを与えることが出来るメガピンク専用のパラボラアンテナ型武器。あらゆる周波の音声をキャッチし、見えない敵を探すことも可能。
- キャプチャースナイパー
- メガキャプチャーとメガスナイパーを合体させることで出来るメガピンクの武器。大きな岩をも砕くほどの、強力な電波を発する。強力な電波を放って通信を妨害したり、より遠くの音をキャッチしたり、レーダーとしても使用可能。
- キャプチャースナイパーフルパワー
- バトルライザーの03モードでキャプチャースナイパーをパワーアップさせた技。「百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊」で使用。
- テレホンサーチ
- 電波を発信して、敵の能力を素早く調査する。
- メガシルバー
-
- ケイタイザー
- メガシルバーの変身アイテム。その名の通り、当時主流であったボタン部分のカバーが開くフリップ式携帯電話の形状をしており、変身時以外はI.N.E.T.やメガレンジャーとの通信装置として使用される。変身時は「2、5、8、0、Enter」と入力し、「ケイタイザー!インストール!」の掛け声と共に変身完了する。スーパー戦隊における、初の携帯電話型変身ツールでもある。
- シルバーブレイザー
- モード切替で、銃と剣に変形するメガシルバー専用の武器。ガンモード(銃)は、連射可能で100メートル先の鉄球を蒸発させるほどの強力なビームを発し、ソードモード(剣)は、刃の部分が特殊合金で出来ており、太いワイヤーを一刀で切ることが出来る。
- ブレイザーインパクト
- メガシルバーの等身大時の必殺技。敵に走り寄りながらガンモードで連射を加えた後、ソードモードの一閃を決めるもの(TVシリーズ)と、オートスライダーに乗った状態からすれ違いざまに切り付けるもの(Vシネマ)の2パターンがある。
- 合体技
-
- ファイナルシュート
- ドリルスナイパー、ロッドスナイパー、トマホークスナイパー、スリングスナイパー、キャプチャースナイパーの5つの合体銃の光線を敵にぶつける初期の必殺技。
- マルチアタックライフル
- メガレッド以外の4人の専用武器(メガロッド、メガトマホーク、メガスリング、メガキャプチャー)を合体させた強力なライフル銃。命中した敵を一瞬で消滅させるほどの威力を持つマルチアタックビームを放つ。後期はこれとドリルスナイパーカスタムの同時発射を決め技としていた。
- デジタルコンビネーション
- 2人→2人→1人の順で連続して得意技を繰り出すコンビネーション攻撃。「デジタルフォーメーション」と呼ばれる事もある。シルバーが加わると「ハイパーデジタルコンビネーション」となり、3人→3人の順で攻撃する。
- ダンクシュートコンビネーション
- レッドとブルーのコンビネーション技。メガトマホークとドリルセイバーを両手に持ったブルーが敵に向かって走り、レッドも続いて後ろから走る→ブルーが2つの武器を空中に投げて敵の注意を武器に引きつけ、メガスナイパーで撃つ→ 敵が怯んだところをブルーが振り向き、後から走ってきたレッドを高くジャンプさせる→レッドは空中で二つの武器をキャッチし、「ダンクシュート!」と叫んで敵の両肩へ武器を振り下ろす。
- ライザーダブルアタック
- バトルライザーを装備したブラックとイエローのコンビネーション技。イエローがブラックの肩を踏み台にしてライザーチョップを決め、続けてブラックが空中での宙返りからライザーパンチを決める。
- 移動メカ
-
- デジタンク
- 全長:6.2m
- 全高:3.3m
- 全幅:3.2m
- 重量:15t
- 最高速度:250km/h
- 超高層ビルの階段をも登るメガレンジャーの特殊戦車。100トンの物体を持ち上げる巨大なクローアームのデジハンド、メガスナイパーの20倍の威力がある回転灯式のバーティカルキャノン、壁を透視するマルチビューサーチャー、デジハンドに装備された冷却ノズルのフリーズブローを装備する。最初期の戦隊に見られた、いわゆる巨大メカのカテゴリに含まれない特殊戦車の部類に含まれる。49話で大破する。
- サイバースライダー
- メガレンジャーの5人が使用する、サーフボードのような飛行体。最高速度550km/h。武器のようなものは装備されていない。ネジレジアの出没場所への移動、敵の追跡、衛星軌道上で待機するメガシップへの乗り込み等に使用される。通常空間の他、異空間と思われるような場所も飛行できる。
- オートスライダー
- メガシルバー専用メカで、サイバースライダーのプロトタイプを元に設計された。バイクモードに瞬時に変形できる。機首にスライダービームを装備。最高速度はバイクモードが300km/h、ホバーモードが550km/h。
メカニック[]
メガレンジャー(I.N.E.T.)[]
- メガシップ
-
- 全長:37m
- 重量:20000t
- 最高速度:マッハ24(大気圏内)
- I.N.E.T.の前線基地兼宇宙ステーション。先端内部にはメガシャトルが収納されており、普段は久保田博士らが地球の行き来に使用している。大きさの割には内部は広く、内部には久保田博士を中心としたおよそ100人のI.N.E.T.のメンバーが乗船している。メンテナンスは技術班チーフの川崎省吾がメインとなって行われる。武装には、2連装のメガパーティクルキャノンが2門。機体に搭載されたシールドシステムは攻撃を防ぐことはもちろん、敵からの位置探索をも防ぐ。物語の後半において、月面基地に活動の拠点を移してからは基地内のドックに格納されるようになった。
- メガシャトル
-
- 全長:11m
- 重量:150t
- 最高速度:マッハ3(大気圏内)
- ギャラクシーメガの頭部兼コックピットになる、スペースシャトルの形状をした小型宇宙艇。武器は搭載されておらず、主に地上からメガシップへの移動などに使用される。艇体後部のブースターは合体後もそのまま推進装置として使用される。
- ギャラクシーメガ
-
- 全高:55m
- 重量:20000t
- 出力:5000万hp/t
- メガシップとメガシャトルが電磁合体した巨大ロボ。メガレンジャーの面々から仲間と呼ばれるほど親しみを込められており、「ギャラメガ」とも呼ばれる。青いボディで、胸の赤い「M」マークがアクセント。イオノパルスシステムが主動力で、パンチ力は20Mt/m²、キック力は100Mt/m²。宇宙空間でも活動でき、メガシップの船底が変形した盾メガシールドをかざして大気圏に突入し地上に降り立つ印象的な登場の仕方をする。
- 右腕を構えることで出現する剣メガサーベル、メガシャトルのシャトルブースターが変形したビームガンブースターライフル(冷却ガスも発射可能)を武器に戦い、敵の本体を探索するギャラクシーサーチを備える。
- 直接的な操縦はコクピットのメガレンジャーによって行われるが、メガレンジャー以外にも久保田博士を含めたI.N.E.T.の隊員およそ100人を搭乗させたまま戦っており、より専門的なダメージ処理は普段久保田博士達が待機する部屋でも可能となっている。久保田博士や川崎省吾をはじめとするI.N.E.T.隊員も操縦方法は知っており、度々緊急措置として代理を担当することもある。第5話では、メガレンジャーの無茶な戦い方を危険視する豊川博士が開発した自動戦闘プログラムで戦闘を行った。
- 第32話でマッドギレールとの戦闘で変形システムが破壊される程のダメージを受け、メガボイジャーに主力の座を譲り戦線を離脱。修理を終えてからも度々戦闘を行っており、第43話ではネジイエローに奪われたメガボイジャーと対決している。第50話でバーニングユガンデによりメガサーベルを折られ、再び戦闘不能となったが、後日談の『星獣戦隊ギンガマン VS メガレンジャー』では超装光ギンガイオー、ブルタウラスと共闘している。
- 合体機構を持つ主要ロボで、メンバーが操るパーツ同士が合体しないロボや基地が変形する1号ロボは、2011年現在このギャラクシーメガだけである。企画時の仮称は「メガディアス」。『星銃士ビスマルク』企画当初の商品コンセプト(モノリス状の物体にテンガロンハット型マシンが合体、モノリスが展開してガンマンロボットになる)を発展させたものと思われる。
- 必殺技
-
- メガダッシュカッター
- 敵に突進し、前に構えたメガサーベルで斬りつける。
- メガサイドカッター
- 敵に突進し、敵の胴体を横一線に斬り抜ける。
- メガクロスカッター
- 敵を正面からX字に斬りつける。
- メガフライングカッター
- メガサーベルを上段に構えて大きくジャンプ、重力で落下する速度を利用して、敵を頭上から斬りつける。
- メガフラッシュアロー
- 特殊エネルギーを溜めたメガサーベルを敵に投げつける。
- メガストレートカッター
- 敵の胴を横一線に切りつけたあとに、腹部を串刺しにしてメガサーベルを振り上げる荒技。
- メガハングカッター
- メガサーベルで敵を刺し貫き、そのまま持ち上げて爆発させる。
- ギャラクシーランス
- メガサーベルの刃の部分を伸ばし、そのまま敵を貫く。
- サーベル電磁ムチ
- メガサーベルを電子化させてムチ状に変形させる技。トドメを刺す前の繋ぎ技として使用することが多い。ピンクの即興の発案で、電磁ムチの先端をヘビの顔に変えたサーベル電磁ヘビと呼ばれる技も使用された。
- デルタメガ
-
- 全長:43m(シャトル)、全高:50m(ロボ)
- 重量:15000t
- 最高速度(シャトル):マッハ28(大気圏内)、光速の36倍(宇宙空間)
- 出力:2500hp/t(4000万hp/tという説も有り)
- 第20話より登場する、I.N.E.T.が開発したギャラクシーメガサポート用巨大ロボ。戦闘プログラムは省吾の父・川崎博士の手によるものである。シャトルモードとロボモードの2形態を有し、平時はシャトルモードでメガシップの下のスペースドックで待機しているが、月面基地に活動の拠点を移してからは基地内に格納されており、「デルタメガ、インストール」の合図で起動、バトルライザーによる誘導で動く。大気圏突入後自動的にロボモードへ変形する。通常バトルライザーを持つレッドが制御を担うが、バトルライザーさえあれば誰でも使用できる。
- キック力は40Mt/m²。シャトルモード時は機首のデルタレーザー、ロボモード時は毎分3000回転する両腕のガトリングブラスターを武器とする。
- 第50話でバーニングユガンデの猛攻を受け大破したが、後の『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』にメガレッドのマシンとして登場。
- スーパーギャラクシーメガ
-
- 全高:65m
- 重量:35000t
- 出力:6000万hp/t
- ギャラクシーメガとデルタメガが超電磁合体した超巨大ロボ。バトルライザーをコクピットにセットし03モードを起動すること、デルタメガがギャラクシーロボの追加パーツとなる形で合体する。合体の際には両機体とも一度変形し大気圏外へ離脱、宇宙空間で合体を行う。ギャラクシーメガ同様、胸に赤い「M」マークがある。
- 武器は両肩のガトリングブラスターで、デルタメガの3倍の威力を持つ。手持ち武器は基本的に使用しないが、一度だけブースターライフルを使用した事がある。
- 必殺技
-
- スーパーギャラクシーナックル
- 両拳をロケットパンチのように射出して敵を貫く必殺技。セットしたバトルライザーの01モードを起動して発動する。
- ビッグバンアタック
- ハードを川崎省吾、ソフトをI.N.E.T.の研究所で開発した新必殺技。炎をまといながら体を高速スピンさせ、敵目掛けて突っ込む。スーパーギャラクシーナックルが通じないマッドギレールに対し大ダメージを負った状態から使用を強行したが反動に耐えられず、ギレールを倒せなかったばかりか破片から分裂体ギギレを生み出されピンチを拡大させてしまうという皮肉な結果に終わった(第31話)。結局使用はその1度のみとなった。
- 月面基地
- 物語後半のI.N.E.T.の活動拠点。当初は「スペースメガプロジェクト」の開発拠点として秘密裏に建設されたが、プロジェクトの完了と共に前線基地としての性格を強めた。第50話でバーニングユガンデの襲撃を受け、壊滅状態に陥る。
- メガボイジャー
-
- 全高:70m
- 重量:40000t(通常時)、48000t(メガウイング装備時)
- 出力:6500万hp/t
- 5機のボイジャーマシンが銀河合体したシリーズ後半の主力巨大ロボ。大気圏外で合体後、月を背にして地上へ降りてくる。全高70m。出力は6500万馬力。
- 武器は胸から放つ四連装ビームのボイジャーパルサー、盾のボイジャーシールドで、第49話ではメガサーベルを使用。飛び込み蹴りのボイジャーキックや飛び込みパンチのボイジャーパンチも強力。必殺技は、巨大ミサイル(ロケットボイジャー3の機首)を発射するボイジャースパルタン。この技はエネルギー充填により威力を高める事が可能で、第41話では単体によるフルパワー版、そして第43話ではメガウインガー、スーパーギャラクシーメガの全エネルギーを充填したトリプルメガスパルタンが使用されている。
- 後述のメガウインガーから分離したメガウイングを装備することで、飛行形態ウイングメガボイジャーとなる。必殺技は、急降下によって加速させたボイジャースパルタンの強化版ウインガースパルタン。
- 最終決戦では月面基地の壊滅により性能が30%ダウンした状態でグランネジロスの猛攻を耐え抜き、自爆攻撃を阻止する為爆発に巻き込まれ大破した(メガレンジャーは脱出に成功している)。
- 玩具では、シャトルボイジャー2とロケットボイジャー3とタンクボイジャー5が合体する事で、テクノボイジャーに登場するマシンのような形になる事も出来るが番組では未登場であった。
- ボイジャーマシン
-
- ロボイジャー1
- 全高:40m
- 重量:8500t
- 出力:1800万hp/t
- メガレッドが操る宇宙飛行士型ボイジャーマシン。ホバー飛行する。頭にはアンテナのアストラルアナライザーを、両肩には1秒間に10発連射可能なロケットランチャー・ボイジャーミサイルを装備。同じ人型でありながらギャラクシーメガと異なる操縦システム、他の4機のボイジャーマシンと大きく異なる構造、そして発進時の強引な加速方法にパイロットであるメガレッドは当初かなり苦戦していたが、ゲーマーとしてのセンスを発揮し、徐々に乗りこなしていく。合体時には腰部及び大腿部を構成する。
- シャトルボイジャー2
- 全長:33m
- 重量:8500t
- 最高速度:マッハ10
- メガブラックが操るスペースシャトル型ボイジャーマシン。両翼端にレーザー砲・シャトルブラスターを装備。合体時には頭部とボイジャーシールド部を構成する。
- ロケットボイジャー3
- 全長:83m
- 重量:9000t
- 最高速度:マッハ10(大気圏内)、マッハ37(成層圏飛行時)
- メガブルーが操るロケット型ボイジャーマシン。ボイジャーマシンの中では最も巨大である。4基のイオノパルスエンジンを搭載。M-Vロケットに似た多段式ロケットの構造をしており、合体時には初段は=脛部、2段目=腹部、3段目以降=ボイジャースパルタンの各部を構成。ロボイジャー1を上に乗せて飛行する。ロボイジャー1との合体技として、ロケットボイジャーに乗ったロボイジャーがミサイルを一斉発射しながらそのまま敵に突進するボイジャーダブルアタックという必殺技を持つ(第32話)。
- ソーサーボイジャー4
- 全長:34.5m
- 重量:8500t
- 最高速度:マッハ5
- メガイエローが操るUFO型ボイジャーマシン。反重力素子により空中で止まったりジグザグ飛行をしたりとトリッキーな動きが可能。反重力ビーム砲・グラビトンビームを装備。合体時には胸部・腕部を構成する。
- タンクボイジャー5
- 全長:26m
- 重量:9000t
- 最高走行速度:150km/h
- 最高飛行速度:マッハ1
- メガピンクが操るタンク型ボイジャーマシン。クローラー等の車輪は持たず、スキー板状のランディングギアのみを装備、ホバリングで走行する。サイズはロケットボイジャー3を除く他3機と同程度ながら、ボイジャー3と重量は同じ。ビーム砲・タンクキャノンを装備。合体時には足部を構成する。
- メガウインガー
-
- 全長:38.6m(フライヤー、ランダー)
- 全高:58m(ファイター)
- 重量:30000t
- 最高速度:マッハ3(フライヤー)、300km/h(ランダー)
- 出力:5500万hp/t
- 第36話より登場する、スペースメガプロジェクトの裏で裕作が密かに開発していたシルバー専用の大型宇宙戦闘機。両翼にレーザー機銃を装備。飛行形態のフライヤーモード、地上走行形態のランダーモード、電撃変形のコードで変形するロボ形態のファイターモードの三形態を使い分ける。ファイターモードではウインガーキャノンを武器とし、両手から電磁バリヤーを発生させる事も可能。第50話で月面基地に進攻したバーニングユガンデとの戦闘で大破寸前に追い込まれ、最終回で瓦礫に埋もれたボイジャーマシンを発掘後に機能停止した。
邪電王国ネジレジア[]
- ネジクラッシャー
- 第1話・第2話に登場するネジレジアが所有する戦艦。艦首部の1対の巨大な衝角とレーザーを武器とする。第2話で宇宙空間でギャラクシーメガと交戦の末に撃沈された。
- デスネジロ
- ネジレジアの移動基地。当初はネジレ次元に在ったが、第45話でネジレ次元が消滅した後は地球に移った。最終決戦ではヒネラーの改造により、人型の戦闘形態であるグランネジロスへの変形機能が追加された。驚異的な再生能力を有し、肩の触手と巨大な剣を武器とする。
キャスト[]
戦隊メンバー最年長は遠藤耕一郎役の江原淳史(当時23歳)。また、並樹瞬役の松風雅也はこの作品以降は声優としても活動している。
他のキャスティング面では、司令官役に「オンシアター自由劇場」出身で、同年1 - 3月にフジテレビ系にて先立って放送されていた『踊る大捜査線』で名を馳せることになる斉藤暁、敵最高幹部役に様々な方面で幅広く活躍する森下哲夫、敵幹部役にAV女優出身で、一般ドラマなどにもその活躍を広げていた城麻美と、広範な人材が起用されている(城麻美起用の意図については『激走戦隊カーレンジャー』の項の「キャスト・製作側等」を参照)。また、ユガンデ役には、アニメ作品で活躍していた鈴置洋孝を起用、メガレンジャーのメンバー役の新人俳優のアテレコの教育係的な役割を担った。
また40話には子役時代の大島優子(AKB48)が出演している。
さらに中盤からは、早川裕作役に『重甲ビーファイター』のジースタッグ・片霧大作役で知られる金井茂が参加。ドラマ面はもちろん、バックステージでも若い主演俳優たちの兄貴分となった。なお、森下が演じたDr.ヒネラー以後、着ぐるみではなく役者によって演じられた男性幹部はしばらくの間登場しなかった。
『激走戦隊カーレンジャー』同様、今作もナレーターはキャスティングされていない。
レギュラー・準レギュラー[]
- 伊達健太 / メガレッド(声):大柴邦彦
- 遠藤耕一郎 / メガブラック(声):江原淳史
- 並樹瞬 / メガブルー(声):松風雅也
- 城ヶ崎千里 / メガイエロー(声):田中恵理
- 今村みく / メガピンク(声):東山麻美
- 早川裕作 / メガシルバー(声):金井茂
- 久保田衛吉博士:斉藤暁
- 立花:宮下敬夫
- 川崎省吾:田中優樹
- 大岩厳:野添義弘
- 健太の母:大井小町
- 和田シンタロウ:広原武成
- 岩本ジロウ:橋本巧
- 恵理奈:重光絵美
- タケシ:浅利陽介
- Dr.ヒネラー(鮫島博士):森下哲夫
- シボレナ:城麻美
声の出演[]
- 邪電王ジャビウス1世:大友龍三郎
- ユガンデ:鈴置洋孝
- ギレール:仁内建之
- ビビデビ:関智一
- ネジレッド / ネジファントム:舟津俊雄
- ネジブラック / ネジヴァルガー:安井邦彦
- ネジブルー / ネジビザール:山田義暒
- ネジイエロー / ネジソフィア:勝生真沙子
- ネジピンク / ネジジェラス:山崎依里奈
スーツアクター[]
- メガレッド、ギャラクシーメガ、スーパーギャラクシーメガ、メガボイジャー、ウイングメガボイジャー:横山一敏
- メガブラック:岡元次郎
- メガブルー、デルタメガ:高岩成二
- メガイエロー、ロボイジャー1:蜂須賀祐一
- メガピンク:神尾直子
- メガシルバー:日下秀昭
- ユガンデ、メガウインガー:竹内康博
- ギレール、ネジレッド:大藤直樹
- ネジブルー:石垣広文
- ネジブラック:山口照雄
- ネジイエロー:蜂須賀昭二
- ネジピンク:富樫麻紀子
- ネジレ獣、サイコネジラー、兵士クネクネ:伊藤慎、森美昭、水谷健、佐治康志、中村龍
スタッフ[]
- 原作:八手三郎
- 連載:テレビマガジン、てれびくん
- プロデューサー:太田賢司(テレビ朝日)・髙寺成紀、武部直美(東映)・矢田晃一(東映エージエンシー)
- 脚本:武上純希、荒川稔久、柳川茂、小林靖子
- 音楽:奥慶一
- アクション監督:竹田道弘(ジャパンアクションクラブ)
- 監督:長石多可男、竹本昇、田﨑竜太、辻野正人、坂本太郎
- 撮影:いのくままさお
- 照明:竹田勝三、高橋道夫
- 計測:黒須健雄、上赤寿一、田中久之、大沢信吾、内田正司
- 操演:船越幹雄
- 記録:安倍伸子
- 美術:山下宏
- 装飾:高谷昌毅(装美社)
- 装置:紀和美建
- 美粧:サン·メイク
- 衣裳:東京衣裳新社
- 録音:石川孝
- 編集:成島一城、洲崎千恵子、菅野順吉
- 音響効果:阿部作二、大泉音映
- 選曲:宮葉勝行
- 現像:東映化学ファイン・ネガ・ビデオシステム
- ダンス指導:安地里恵
- 企画協力:企画者104
- キャラクターデザイン:下条美治、野崎明
- イラスト:野口竜、スタジオメルファン
- 造型:レインボー造型企画、前澤範
- 視覚効果:沖満
- デジタル合成:大谷喜朋
- 技術協力:東通
- カースタント:タケシレーシング
- 車両協力:スズキ株式会社
- 撮影協力:東京都庁、江ノ島電鉄、学校法人・佐藤栄学園、平成国際大学、那須高原・りんどう湖ファミリー牧場
- 装飾協力:エプソン販売株式会社
- 衣裳協力:矢部プロカッティング
- 広報:鈴木かおり(テレビ朝日)
- プロデューサー補:若松豪(第26話より)
- 助監督:中沢祥次郎、木村繁仁、深作健太、塩川純平
- 進行主任:谷口正洋、青柳夕子
- 制作デスク:岩永恭一郎
- 制作担当:藤田佳紀
- (株)特撮研究所
- 操演:鈴木昶、阿部匠
- 撮影:高橋政千
- 照明:林方谷
- 美術:木植健次
- デジタルエフェクト:尾上克郎
- 特撮監督:佛田洋
- 制作:テレビ朝日、東映、東映エージエンシー
音楽[]
大量にシングルがリリースされた前作の流れを汲む形で、本作品では主題歌・挿入歌を収録したシングルCDが5枚リリースされ、『ソングコレクション』はそのベスト盤という形で発売された。さらに新規挿入歌を網羅し、近年の戦隊シリーズのサウンドトラックでも取り入れられている、ドラマパートと楽曲パートを織り交ぜた構成を採り入れた『ソングコレクション2』が後に発売された。
また『ミュージックコレクション』は前作同様3枚がリリースされ、新たに登場したCDコロちゃんパックでは新規挿入歌2曲がシングルカットされている。
主題歌[]
オープニングテーマ[]
- 「電磁戦隊メガレンジャー」(33話から2番)
-
- 作詞:八手三郎 / 作曲、編曲:奥慶一 / 歌:風雅なおと
- 音楽担当者がOPテーマも作曲するのは、『科学戦隊ダイナマン』以来14年ぶり。なお、シリーズとしては初めてOPテーマとEDテーマの作曲者が分かれた。
- 歌詞は「普通の高校生が戦士になってしまった」という番組の設定を前面に押し出したものとなっている(2番の歌詞のフレーズは特にそれを強調している)。
- 33話より、歌詞が2番に変更になり、OP映像の各出演者の紹介シーンも一新されている。
エンディングテーマ[]
- 「気のせいかな」(第1 - 21,31 - 50話)
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- 作詞:八手三郎 / 作曲、編曲:鷹虎(出口雅生と亀山耕一郎のコンビ名) / 歌:風雅なおと
- 1 - 21話、最終話では1番を、31 - 50話では2番をそれぞれ使用。
- 「Bomb Dancing メガレンジャー」(第22 - 30話)
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- 作詞:藤林聖子 / 作曲、編曲:佐橋俊彦 / 歌:朝川ひろこ
- 22 - 30話にて使用。夏季限定のEDとして使用された曲で、初の女性ソロによる主題歌であると共に、シリーズ初の音頭EDである。
挿入歌[]
- 「インストール! メガレンジャー」
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- 作詞:大和祐加里 / 作曲、編曲:三宅一徳 / 歌:風雅なおと
- 「サイバースライダーTMY(ちょメガよろしく)」
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- 作詞:藤林聖子 / 作曲、編曲:佐橋俊彦 / 歌:高尾直樹
- 「Mighty! メガレンジャー」
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- 作詞:金子早苗 / 作曲、編曲:有澤孝紀 / 歌:坂井紀雄
- 「Digdug! デジタンク」
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- 作詞:小泉卓 / 作曲、編曲:佐橋俊彦 / 歌:坂井紀雄
- 「電磁合体! ギャラクシーメガ」
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- 作詞:小泉卓 / 作曲、編曲:三宅一徳 / 歌:風雅なおと
- 「諸星学園高校 修学旅行の歌」
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- 作詞:荒川稔久 / 作曲、編曲:宮葉勝行 / 歌:今村みく(東山麻美)
- 「COSMIC WORLD」
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- 作詞:洲崎千恵子 / 作曲、編曲:奥慶一 / 歌:大木理紗
- 「最強! スーパーギャラクシーメガ!!」
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- 作詞:小泉卓 / 作曲、編曲:亀山耕一郎 / 歌:山形ユキオ
- 「マルチウェポン 目が離せない!」
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- 作詞:大和祐加里 / 作曲、編曲:梶本芳孝 / 歌:高山成孝
- 「Don't Stop! メガシルバー」
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- 作詞:小林靖子 / 作曲、編曲:奥慶一 / 歌:高尾直樹
- 「ビビ! ビビデビだデビ!!」
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- 作詞:ビビデビ / 作曲、編曲:見里朝生 / 歌:ビビデビ(関智一)
- 「青い悪魔の微笑み」
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- 作詞:荒川稔久 / 作曲、編曲:佐橋俊彦 / 歌:シボレナ(城麻美)
- 「踊ろよバトル〜オレたちのすべて〜」
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- 作詞:八手三郎 / 作曲、編曲:一ノ瀬響 / 歌:KAT
- 「私らしく明日へ」
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- 作詞:荒川稔久 / 作曲、編曲:亀山耕一郎 / 歌:城ヶ崎千里(田中恵理)
- 「銀河を守れ! メガボイジャー」
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- 作詞:洲崎千恵子 / 作曲:出口雅生 / 編曲:亀山耕一郎 / 歌:坂井紀雄
- 「5人でメガレンジャー」
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- 作詞:小泉卓 / 作曲、編曲:三宅一徳 / 歌:デジケン・ファイブ(大柴邦彦、江原淳史、松風雅也、田中恵理、東山麻美)
- 「eighteen, eighteen」
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- 作詞:小泉卓 / 作曲、編曲:出口雅生 / 歌:KAT
放映ネット局[]
対象地域 | 放送局 | 備考 |
---|---|---|
関東広域圏 | テレビ朝日 | キーステーション |
北海道 | 北海道テレビ | |
青森県 | 青森朝日放送 | |
岩手県 | 岩手朝日テレビ | 97年3月まで時差ネットのち、同年4月よりキー局同時ネット[15] |
宮城県 | 東日本放送 | |
秋田県 | 秋田朝日放送 | |
山形県 | 山形テレビ | |
福島県 | 福島放送 | |
新潟県 | 新潟テレビ21 | 97年3月まで時差ネットのち、同年4月よりキー局同時ネット[16] |
富山県 | 北日本放送 | 他系列局 |
石川県 | 北陸朝日放送 | |
福井県 | 福井テレビ | 他系列局 |
山梨県 | 山梨放送 | 他系列局 |
長野県 | 長野朝日放送 | |
静岡県 | 静岡朝日テレビ | 日曜朝8:00~8:30の時間帯は自社制作番組を放送し、7:30~8:00の時間帯はメタルヒーローシリーズ(当時はビーロボカブタック)を7日遅れで放送しているため、引き続き金曜夕方に放送された。この形態は2000年まで続いた。 |
中京広域圏 | 名古屋テレビ | |
近畿広域圏 | 朝日放送 | |
鳥取・島根県 | 山陰中央テレビ | 他系列局 |
広島県 | 広島ホームテレビ | |
山口県 | 山口朝日放送 | 97年3月まで時差ネットのち、同年4月よりキー局同時ネット[17] |
徳島県 | 四国放送 | 他系列局 |
香川・岡山県 | 瀬戸内海放送 | |
愛媛県 | 愛媛朝日テレビ | |
高知県 | テレビ高知 | 他系列局/途打ち切り、98年4月から7月まで戦隊枠一時消滅 |
福岡県 | 九州朝日放送 | |
長崎県 | 長崎文化放送 | |
熊本県 | 熊本朝日放送 | |
大分県 | 大分朝日放送 | |
宮崎県 | 宮崎放送 | 他系列局 |
鹿児島県 | 鹿児島放送 | |
沖縄県 | 琉球朝日放送 | |
未放送地域:佐賀県 |
映像ソフト化[]
- ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は全12巻が東映ビデオからリリースされている。
- テレビシリーズを再編集したHEROクラブのビデオが3巻リリースされている。
- 2006年4月21日 - 8月4日にかけてDVDが東映ビデオから発売。全5巻の各2枚組で各巻10話(Vol.1のみ11話)収録。
オリジナルビデオ[]
- 電磁戦隊メガレンジャーVSカーレンジャー
- 星獣戦隊ギンガマンVSメガレンジャー
児童誌特製ビデオ[]
- 『電磁戦隊メガレンジャースーパービデオ「きみもなれるぞ!メガヒーロー」』
- 構成 - 小泉卓
- 演出・編集 - こんのはるひと
- 演出補 - 諸田敏
- 音楽 - 奥村雪路
関連書籍[]
単行本[]
- テンプレート:Cite book/和書
ムック[]
- テンプレート:Cite book/和書
- テンプレート:Cite book/和書
関連項目[]
- パワーレンジャー・イン・スペース
- ミニロト-2005年から2008年まで使われたイメージキャラクター「イッセンマン」の姿がメガレッドと酷似しているが、関連について詳細は不明である。
その他[]
- 2010年10月18日より、東映チャンネルの「スーパー戦隊ワールド」枠にて放送が行われている。(月曜18:00 - 19:00ほか、2話ずつ)
- VSシリーズの中で星獣戦隊ギンガマンVSメガレンジャーではメガレンジャーがチームとして見られる最後の回だが、メガブラック 及び遠藤耕一郎役を除くその後の戦隊シリーズとして登場する回が見られる。この戦隊は1999年の救急戦隊ゴーゴーファイブに次ぐ2番目である。
脚注[]
- ↑ 本作以降は変身後も本名で呼び合っているが、『百獣戦隊ガオレンジャー』は変身前もコードネームで呼び合っていた。また、『轟轟戦隊ボウケンジャー』は、まさに「徹底されていない」。
- ↑ 勁文社刊『25大スーパー戦隊完全マテリアルブック』上・下巻
- ↑ 本作品でI.N.E.T.隊員として出演している、ガーナ人俳優サムエル・ポップ・エニング。
- ↑ ただし、24話や36話のラストにおける「つづく」のテロップは「ファイブマン」から「オーレンジャー」までのゴナが使用されていた。
- ↑ 同時にCM前後のアイキャッチのBGMも変更された。
- ↑ 演じる大柴もO型。
- ↑ 演じる江原は武南高校時代に第71回全国高等学校サッカー選手権大会で得点王になったことがある。
- ↑ 演じる松風もおとめ座(9月9日生まれ)。
- ↑ 「私らしく明日へ」という曲名で「電磁戦隊メガレンジャー SONG COLLECTION 2」の9曲目に収録された。
- ↑ 演じる東山もO型。
- ↑ 脚本の小林靖子によると、早川裕作の「裕」は織田裕二から取ったとのことである。また裕作のキャラクターも織田をイメージして作り上げたと述べている。
- ↑ 第45話で判明
- ↑ 第31話
- ↑ 第11話
- ↑ ただし、開始当初から1997年3月までは同時間帯に岩手朝日テレビではローカル番組『IATきらめきワイド』、新潟テレビ21では『小野沢裕子のいきいきワイド』、山口朝日放送では『5時からワイド』を放送していた関係で時差ネット。1997年4月のテレビ朝日系の放送時間移動に伴い3局ともキー局同時ネットとなった。
- ↑ ただし、開始当初から1997年3月までは同時間帯に岩手朝日テレビではローカル番組『IATきらめきワイド』、新潟テレビ21では『小野沢裕子のいきいきワイド』、山口朝日放送では『5時からワイド』を放送していた関係で時差ネット。1997年4月のテレビ朝日系の放送時間移動に伴い3局ともキー局同時ネットとなった。
- ↑ ただし、開始当初から1997年3月までは同時間帯に岩手朝日テレビではローカル番組『IATきらめきワイド』、新潟テレビ21では『小野沢裕子のいきいきワイド』、山口朝日放送では『5時からワイド』を放送していた関係で時差ネット。1997年4月のテレビ朝日系の放送時間移動に伴い3局ともキー局同時ネットとなった。
外部リンク[]
- 電磁戦隊メガレンジャー(東映公式)
- 電磁戦隊メガレンジャー(スーパー戦隊ネット内の紹介記事)
- DVD 電磁戦隊メガレンジャー特集(東映ビデオ内にあるサイト)
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