電子戦隊デンジマン | |
作目 | 04 |
話数 | 51 |
最初話 | {{{最初話}}} |
最終話 | 第51話 ひびけ希望の鐘よ |
OP | {{{OP}}} |
ED | {{{ED}}} |
放送局 | {{{放送局}}} |
放送期間 | {{{放送期間}}} |
配信 | {{{配信}}} |
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プロデューサー | {{{プロデューサー}}} |
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音楽 | {{{音楽}}} |
制作 | {{{制作}}} |
放送順 | |
前作 バトルフィーバーJ |
次作 太陽戦隊サンバルカン |
'電子戦隊デンジマン(でんしせんたいデンジマン)は、1980年2月2日から1981年1月31日にかけてテレビ朝日系列で放送されていた東映制作の特撮テレビドラマ。スーパー戦隊シリーズ第4作目。
あらすじ[]
3000年前、異次元の悪の一族・ベーダー一族によってデンジ星は滅ぼされた。しかし、わずかながら生き残っていたデンジ星人は、惑星の科学力を結集して作った巨大宇宙船・デンジランドを既に地球に送り込んでいた。
そして3000年が経った現在、遂に始まったベーダーの地球侵攻をキャッチしたデンジランドのシステムが起動し、これと共に目覚めたデンジ星の生き残り・ロボット犬アイシーは、地球に移住したデンジ星人の末裔である5人の若者を選び出し、電子戦隊デンジマンを結成した。
ベーダー一族とデンジマンの戦いが激しさを増していく中、突然に第三勢力である宇宙の悪魔・バンリキ魔王が現れ、地球を守る戦いの混迷は深まっていく。
概要[]
東映がマーベル・コミック・グループと交わした「3年間、お互いのキャラクターを使用できる」という提携の最後の年に制作された作品。だが、マーベルの要素はヘドリアン女王の衣裳デザインに「死の女神ヘラ」の名残を残す程度に抑えられた。
制作[]
企画段階での仮称は『電子マン・トリッガー』。実際の作品ではデンジ姫が担った「ベーダーに滅ぼされた異星の生き残り」という役が、ヒロインのクリスタル/トリッガー5にあてられていた。決定名称の『電子戦隊デンジマン』は、前出の吉川の提案によるもので、当時東映の常務を務めていた渡邊亮徳からは「電子もデンジも同じようなもんじゃないか」と反対されたが、村上克司が「電子と言った次に、より強いデンジという言葉を重ねるのです」と、似た言葉を連呼する意義を説明し許可を得た。
キャラクターデザインはバトルフィーバーJの後半から参加した野口竜が担当。しかし、デンジマンのデザインはポピーにより大幅に変更され、これが同社による初のヒーローデザインとなった。本作品からゴーグル型シールドが採用された理由は、レインボー造型企画創始者・前澤範がかねてより抱いていた「アクリル樹脂による1枚もののシールド造型」という構想が、素材やデザインなどの条件とちょうど合致した時期だったからである。この手法は覗き穴をなくし視界を広げるという利点があったが、デンジマンのマスクには本体とゴーグル部分との段差がないため、シールド接着面を2ミリメートルだけ削るという困難な作業が要求された。そのうえ、額のデンジメカ収納部もシールドになっているため、土台となるマスクの耐久性はとても低かった。ノウハウが蓄積された後年では、シールドと土台の接着面を可能な限り大きくするよう心がけており、2011年の『海賊戦隊ゴーカイジャー』制作の際にデンジマンのマスクを見たレインボー造型企画のスタッフは、「今これを作れといったら難儀だ」と述懐している。なお、アクション用マスクのゴーグルには従来どおり空気穴を兼ねたのぞき穴が空けられているが、これも本作品までとなった。
東映とマーベル・コミック・グループの提携作品であるが、マーベル色は曽我町子が演じたヘドリアン女王の衣裳デザインに「死の女神ヘラ」の名残を残す程度に抑えられた。マーベル・ヒーローのシルバーサーファーやハルクを用いた企画も存在したが、『バトルフィーバーJ』の後番組もチームヒーロー作品とすることは早くから決まっており、これら単体ヒーローの作品が実現することはなかった。
本作品では内容向上のため時間をかけて制作されており、スケジュールは遅れ気味であったとされる。そのため次作『サンバルカン』は早期に準備が行われ、初期の数話は本作品とは別編成で撮影が行われた。
登場人物[]
電子戦隊デンジマン[]
詳細はデンジマンを参照
変身後 | 本名 | 演者 |
---|---|---|
デンジレッド | 赤城一平 | 結城真一 |
デンジブルー | 青梅大五郎 | 大葉健二 |
デンジイエロー | 黄山純 | 津山栄一 |
デンジグリーン | 緑川達也 | 内田直哉 |
デンジピンク | 桃井あきら | 小泉あきら |
仲間たち[]
- デンジ犬アイシー
- デンジ姫 (舟倉たまき)
デンジマンの関係者[]
- 松尾千恵子巡査 - 城南署の警官
- 中井友子巡査 - 〃
- 大石源一 - 赤木の門下生
- 野田三太 - 〃
- 平井浩 - 〃
- 佐野勝男 - 〃
- 中川ゆみ子 - 〃
- 朝風まり - 青梅の友人
ベーダー一族[]
- ヘドリアン女王 (曽我町子)
- ヘドラー将軍
- ミラー
- ケラー
- ベーダー怪物
- ダストラー - 戦闘員
- ベーダー戦闘機
- バンリキ魔王
- バンリキモンス
装備[]
共通のアイテム・武器・能力[]
- デンジリング
- デンジマンのメンバー5人が右手薬指に装着している変身アイテムの指輪。全体は金色で、「D」をかたどった意匠が刻まれている。通信機能やデンジランドの司令室に入るための鍵としての機能がある他、緊急時には非常通信ロケットとして、紙片を詰めた小ロケットを発射することが可能。耐タンパー性は非常に高く、ベーダー一族の力をもってしても破壊できなかった。
- 「デンジスパーク」の発声と共に リングを突き出すことで変身する。
- デンジ強化服
- デンジ星人が開発したデンジ星の超繊維デンジロンで作られた強化スーツとヘルメットで、耐熱、耐寒、耐酸性などに優れている。普段は亜空間フィールドにより極度に収縮されてデンジリング内に収納されている。ヘルメットの額には電子頭脳とデンジ星から持ち込まれたパワーの源デンジストーンが埋め込まれており、デンジレッドの頭部のデンジストーンが最も力が強い。ストーン強奪を目的にデンジイエローが拉致されたこともある。
- 前作『バトルフィーバーJ』が不統一感のあるマスクとスーツの形状の違いで個々の個性を表現していたが、本作品では形状ではなく色で違いを表現するものとなり、「統一された卵型のシルエットのマスクに異なる色」という方向性は、以降の作品でも同様の統一のコンセプトで纏められていった。デンジレッドのマスクのみ、黄色がこめかみに配色されている。
- 撮影用マスクは、電飾を仕込んだアップ用が各2個ずつ用意されたが、当時エキスプロダクションで造形を担当した前澤範は撮影の進行とともに壊れていったことを証言している。
- デンジスティック
- デンジマンの携帯する大型ナイフ。普段は折りたたまれて右腰のホルスターに収められている。主に接近戦用の打撃武器として使用。日本刀やバットに変形させたり、火事を消し止めるデンジウォーターを放つことも可能。5人合わせて地面に突き立てると火柱が流れる。
- デンジパンチ
- デンジマンの拳に装着される、特殊金属デンジα鋼製のグローブ。デンジマンのパンチ力を強化する銀色の鉄拳。拳を突き合わせ擦り合わせると装着される。厚さ50ミリメートルの鉄板を貫く威力があり、主に空手家であるレッドが使う。ピンクのみ平手打ちである。また、敵を分断するマグナムパンチと呼ばれる強化版も存在する。
- デンジジャンプ
- その場で足踏みしてから、最大150メートルもジャンプする。
- デンジダッシュ
- 100メートルを3秒で走る。時速120キロ。時速250キロ以上で走ることも可能。
- デンジイヤー
- 意識を集中させ、10キロ先の音声を聴き取る。
- デンジスコープ
- デンジ赤外線で物体や、異次元空間、ベーダー怪物が変身した人物の正体をも透視できる能力。胸のマークを右手で押さえて使用する。デンジスコープズーム、超高速分析、音声をとらえることやフィルムの粒子をも放出させることも可能で、フィルムに入ったベーダー怪物を追い出す。
- デンジパワー
- デンジストーンのエネルギーで、拘束を断ち切る。ダイデンジンも発動可能。
- SOS信号
- デンジストーンのエネルギーで、デンジランドにSOS信号を送る。
- デンジキック
- コンクリートの壁も砕くキック。
- トゥキック
- つま先で岩石などを蹴って砕く。
技[]
デンジマンが5人で放つ必殺技には、以下のものがある。発動は、リーダーであるレッドの号令により行われる。
- デンジブーメラン
- 最も多用された決め技。円陣を組んだデンジマンがそれぞれの持つデンジスティックの刃の部分を交差した後、「デンジ!ブーメラン!!」の掛け声で花弁が開くように頭上で合わせると、デンジブーメランとなり、超エネルギーの火花を噴出しながらベーダー怪物へ向かって自動的に飛んでいく。命中の直前に「スパーク!」と叫びながらポーズを決める事で同怪物の目の前で爆発する。大半のベーダー怪物はこの技で爆発後に巨大化するが、まれに巨大戦後の等身大戦ではこの技で同怪物を爆死させた事が数話あった他、最終話でもバンリキ魔王を倒した。
- 電子稲妻落とし
- デンジマンがデンジスティックを持ったままデンジジャンプをし、それぞれが空中で前方回転からの急降下をしながら「フィニッシュ!」と叫んんだ後、全員で「電子!稲妻落とし!!」の掛け声と共にデンジスティックで怪人の脳天を叩きつける。デンジブーメランに次いで使用回数の多い決め技で初使用は第18話。
- デンジシャワー
- 頭部に装備されたデンジストーンからエネルギーを放出し、敵にダメージを与えたり、人間に憑依したベーダーを追い出す。人間に対しては解毒効果がある。23話ではデンジタイガーから照射し、コケラーの細菌に侵されていた人間たちを一度に元に戻した。ダイデンジンも使用可能。
- ドラゴンフライ
- 大きくジャンプして敵に蹴りを食らわせる。
- デンジタワー
- デンジマンの5人がやぐらを組んで、デンジストーンのエネルギーをスパークさせる。ドラゴンフライなどの技に繋げる。
- ショットガン
- デンジマン5人で円を組み、「アタック!」の叫びとともに突進して、敵に1人ずつ連続で体当たりをする。敵の包囲網を破る際などに使用される。
- 電撃アタック
- デンジマンが突撃しながらそれぞれの個人技を連続で放ってダストラー軍団をなぎ倒す。基本的にはレッドのデンジ真空げり→ブルースクリューキック→イエローのフライングアタック→グリーンスピンキック→ピンクのデンジサンダーの順で放っていく。
- デンジサークル
- デンジマン5人がとんぼ返りをしながら敵に蹴りを食らわせる。
- スクランブルチェーン
- デンジマン5人が腕を組んで、レッドを軸にして回転しながら敵を吹き飛ばす。
- ブルーロケット
- ブルー以外のデンジマン4人が卍型に腕を組み、ブルーがそれを踏み台にしてジャンプ、頭から敵に突進する。
- デンジスーパーサイエンス
- デンジストーンからショック光線を放つ。タイムラーの時間を操る能力を破った。
- デンジトリック
- デンジマン5人が高速でバラバラに走り、敵を撹乱させる。
- デンジ影分身
- デンジマン5人それぞれが3人ずつに分身し、計15人で一斉に動いて敵を撹乱する。ニンポーラーに使用。
- デンジ風返し
- 5人が輪になって腕を組み、回転して強風を発生させる。
- デンジスプレー
- 怪物の体内に入った人間を外に出すための技。怪物を取り囲んで怪物を回し、逆さにして高所まで持ち上げた直後、一気に降ろして頭を地面に打ち付けてショックを与える。サキソホンラーからデンジイエローを出すために使った。
合体技・必殺技[]
デンジマンが5人で放つ必殺技には、以下のものがある。発動は、リーダーであるレッドの号令により行われる。
- デンジブーメラン
- 最も多用された決め技。円陣を組んだデンジマンがそれぞれの持つデンジスティックの刃の部分を交差した後、「デンジ!ブーメラン!!」の掛け声で花弁が開くように頭上で合わせると、デンジブーメランとなり、超エネルギーの火花を噴出しながらベーダー怪物へ向かって自動的に飛んでいく。命中の直前に「スパーク!」と叫びながらポーズを決める事で同怪物の目の前で爆発する。大半のベーダー怪物はこの技で爆発後に巨大化するが、まれに巨大戦後の等身大戦ではこの技で同怪物を爆死させた事が数話あった他、最終話でもバンリキ魔王を倒した。
- 電子稲妻落とし
- デンジマンがデンジスティックを持ったままデンジジャンプをし、それぞれが空中で前方回転からの急降下をしながら「フィニッシュ!」と叫んんだ後、全員で「電子!稲妻落とし!!」の掛け声と共にデンジスティックで怪人の脳天を叩きつける。デンジブーメランに次いで使用回数の多い決め技で初使用は第18話。
- デンジシャワー
- 頭部に装備されたデンジストーンからエネルギーを放出し、敵にダメージを与えたり、人間に憑依したベーダーを追い出す。人間に対しては解毒効果がある。23話ではデンジタイガーから照射し、コケラーの細菌に侵されていた人間たちを一度に元に戻した。ダイデンジンも使用可能。
- ドラゴンフライ
- 大きくジャンプして敵に蹴りを食らわせる。
- デンジタワー
- デンジマンの5人がやぐらを組んで、デンジストーンのエネルギーをスパークさせる。ドラゴンフライなどの技に繋げる。
- ショットガン
- デンジマン5人で円を組み、「アタック!」の叫びとともに突進して、敵に1人ずつ連続で体当たりをする。敵の包囲網を破る際などに使用される。
- 電撃アタック
- デンジマンが突撃しながらそれぞれの個人技を連続で放ってダストラー軍団をなぎ倒す。基本的にはレッドのデンジ真空げり→ブルースクリューキック→イエローのフライングアタック→グリーンスピンキック→ピンクのデンジサンダーの順で放っていく。
- デンジサークル
- デンジマン5人がとんぼ返りをしながら敵に蹴りを食らわせる。
- スクランブルチェーン
- デンジマン5人が腕を組んで、レッドを軸にして回転しながら敵を吹き飛ばす。
- ブルーロケット
- ブルー以外のデンジマン4人が卍型に腕を組み、ブルーがそれを踏み台にしてジャンプ、頭から敵に突進する。
- デンジスーパーサイエンス
- デンジストーンからショック光線を放つ。タイムラーの時間を操る能力を破った。
- デンジトリック
- デンジマン5人が高速でバラバラに走り、敵を撹乱させる。
- デンジ影分身
- デンジマン5人それぞれが3人ずつに分身し、計15人で一斉に動いて敵を撹乱する。ニンポーラーに使用。
- デンジ風返し
- 5人が輪になって腕を組み、回転して強風を発生させる。
- デンジスプレー
- 怪物の体内に入った人間を外に出すための技。怪物を取り囲んで怪物を回し、逆さにして高所まで持ち上げた直後、一気に降ろして頭を地面に打ち付けてショックを与える。サキソホンラーからデンジイエローを出すために使った。
メカ[]
- デンジランド
- デンジマンたちの秘密基地。3000年前、滅亡寸前のデンジ星から地球に飛来した恒星間航行が可能な巨大宇宙船兼超要塞で、南海の無人島として岩山状にカモフラージュされている。内部はデンジ星人の意思が内蔵された高性能コンピューター・デンジコンピューターでセキュリティ管理され、デンジマンたちが待機する指揮所や各メカニックの格納・発進設備がある。デンジマンたちが働いているアスレチッククラブとデンジランドはマッハ3の速度を誇る高速移動メカデンジシューターで繋がっており、わずか10秒で往来できる。
- デンジマシーン
- デンジレッド専用バイク。デンジα鋼製。サイドカーが装備されており、デンジピンクがよく乗り込む。額のデンジストーンによるオートコントロールも可能。
- デンジマシンガン2門、デンジミサイル、レーダー、自動操縦機能、水中用エアボンベ、対空砲を装備。
- 玩具「ポピニカ デンジマシーン」では、初期版ではサイドカー用のフィギュアはデンジブルーであったが、後期版では劇中にあわせデンジピンクに改められた。
- デンジバギー
- デンジレッド以外のメンバーが使用する専用バギー。デンジα鋼製。ナンバーは、「足立11せ50-55」。パトロール用デンジエネルギーを使用するため、故障が無い。
- 座席後部には対ベーダー無反動砲を装備。
- デンジクラフト
- デンジマン専用ホバークラフト。デンジα鋼製。5人分各色のクラフトがある。水上速度は時速100キロメートル、陸上速度は時速120キロメートル。
- 船体の両脇に2基のミサイルを装備。
- ベースは波のないプールで使用するための遊覧用ホバークラフトで、劇場版の海上撮影のために用意されたものの、高波のせいで航行不能となり、本編には登場しなかった。実際の撮影ではモーターボートが用いられている。
- デンジタイガー
- 陸・海・空を自在に運行する万能戦闘母艦。宇宙空間では光の速度を越えることも可能。内部にデンジファイターを格納。戦地まで輸送し、前部甲板を展開させることで発進させる。
- 機体後部艦橋司令塔左右にある2門のミサイル砲デンジミサイルが武器で、艦尾には大型のクレーンを装備している。自動操縦でダイデンジンを援護射撃することもある。
- ラフ案ではキャタピラがむき出しとなっていた。
- ミニチュアは3尺サイズが存在する。ウェザリングは前作のバトルシャークよりも抑えられている。その造形はイギリスのジェリー・アンダーソンのプロダクションで高く評価されており、村上克司が同社を訪問した際、プロダクション側は制作者当人が来たとは知らずに「これは素晴らしい。こういうのを作りたいんだ」とDXデンジタイガーを見せたという。
- デンジファイターを発進させる際のカタパルトの変形ギミックは2パターン存在し、状況に応じて使い分ける。市販されているデンジタイガーの玩具は全て2パターン中1種類の変形ギミックのみ採用されている。
- デンジファイター
- ダイデンジンに変形する巨大戦闘機。自動操縦も可能。戦闘機と名がついているが、無人でデンジタイガーから発進後すぐに変形するため、ファイター状態での戦闘シーンは本編では描かれなかった。
- 後年の『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』でデンジレッドと共に登場した際に初めて戦闘シーンが描かれ、機銃攻撃を行う。
- ダイデンジン
- デンジファイターがファイターチェンジ・ダイデンジンにより変形した巨大ロボ。装甲はデンジα鋼製。変形完了後、デンジレッドの「アクション」の発声と共に起動スイッチを押し、腹部のパネルと目の電飾が輝いた後に戦闘に入る。無人で変形した際には、デンジマンは足部から乗り込み、エレベーターで口の部分にあるコクピットに入り、3点式のベルトを締めるというプロセスがある。
- 『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』にも登場。
- 本作品のモチーフが電子のため、当時のコンピューターを彷彿とさせる格子状の目となっている。
- 空母から発進するという設定は、当時の他のロボットアニメの玩具類にて変型合体が主流となっていたため、その区別の措置として「基地遊び」が出来ることを強調するものとなった。
- スーツは前作のバトルフィーバーロボと同様のFRP製のスーツのほか、ビニール系素材で表面処理を施したウレタン製のアクション用スーツも用いられた。以後『未来戦隊タイムレンジャー』までのスーパー戦隊シリーズの主要ロボットでは、アップ用とアクション用の2つのスーツが用いられるようになった。
放映リスト[]
放送日 | 放送回 | サブタイトル | 登場怪人 | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|
1980年2月2日 | 1 | 超要塞へ急行せよ |
|
上原正三 | 竹本弘一 |
2月9日 | 2 | 人喰いシャボン玉 |
| ||
2月16日 | 3 | 油地獄大パニック |
| ||
2月23日 | 4 | ベーダー魔城追撃 |
| ||
3月1日 | 5 | 壁に蠢く赤い毒花 |
|
広田茂穂 | |
3月8日 | 6 | 悪魔分身の少女 |
| ||
3月15日 | 7 | デンジ星の大悲劇 |
|
竹本弘一 | |
3月22日 | 8 | 白骨都市の大魔王 |
|
江連卓 | |
3月29日 | 9 | 死を呼ぶ怪奇電話 |
|
上原正三 | |
4月5日 | 10 | 魔法料理大好き!? |
|
広田茂穂 | |
4月12日 | 11 | いのち泥棒を追え |
| ||
4月19日 | 12 | 危険な子供スパイ |
|
竹本弘一 | |
4月26日 | 13 | 割れた虹色の風船 |
|
江連卓 | |
5月3日 | 14 | 100点塾へおいで |
|
上原正三 | 平山公夫 |
5月10日 | 15 | 悪の園への招待状 |
| ||
5月17日 | 16 | 熱海の陰謀を砕け |
|
竹本弘一 | |
5月24日 | 17 | 泣くな! 野球小僧 |
|
江連卓 | |
5月31日 | 18 | 南海に咲くロマン |
|
曽田博久 | |
6月7日 | 19 | 私の星の王子さま |
|
上原正三 | 広田茂穂 |
6月14日 | 20 | ゴリラ少年大暴れ |
|
高久進 | |
6月21日 | 21 | 死神党を攻撃せよ! |
|
上原正三 | 小林義明 |
6月28日 | 22 | 超時間ふしぎ体験 |
| ||
7月5日 | 23 | 天井裏を歩く悪魔 |
|
曽田博久 | よしかわいちぎ |
7月12日 | 24 | 罠をはる怪力男 |
|
江連卓 | |
7月19日 | 25 | 虎の穴は逃走迷路 |
|
曽田博久 | 平山公夫 |
7月26日 | 26 | デンジ姫の宇宙曲 |
|
上原正三 | |
8月2日 | 27 | 赤いカブト虫爆弾 |
|
高久進 | 小林義明 |
8月9日 | 28 | 呪いの館の密殺者 |
|
上原正三 | |
8月16日 | 29 | 超能力刑事の急襲 |
|
竹本弘一 | |
8月23日 | 30 | 消えた盗んだ出た |
|
曽田博久 | |
8月30日 | 31 | 魔法使い秘術合戦 |
|
上原正三 | |
9月6日 | 32 | 地獄の大銃撃戦 |
|
高久進 | 服部和史 |
9月13日 | 33 | 吸血楽器レッスン |
|
上原正三 | |
9月27日 | 34 | 哀しい捨子の物語 |
|
曽田博久 | 竹本弘一 |
10月4日 | 35 | 謎のはたおり姫 |
| ||
10月11日 | 36 | 勇気ある仔犬の詩 |
| ||
10月18日 | 37 | 蛮力バンリキ魔王 |
|
小林義明 | |
10月25日 | 38 | 無限魔空の大冒険 |
|
上原正三 | |
11月1日 | 39 | 女王怒りの妖魔術 |
|
竹本弘一 | |
11月8日 | 40 | チャンピオンの敵 |
| ||
11月15日 | 41 | 史上最大の総力戦 |
|
服部和史 | |
11月22日 | 42 | 少年を喰う悪い夢 |
|
高久進 | |
11月29日 | 43 | 謎なぞ七色レディ |
|
江連卓 | 竹本弘一 |
12月6日 | 44 | 不思議ランプ物語 |
|
上原正三 | |
12月13日 | 45 | 二人いたデンジ姫 |
|
曽田博久 | 服部和史 |
12月20日 | 46 | 腹ペコ地獄X計画 |
| ||
12月27日 | 47 | 朝日に消えた人魚 |
| ||
1981年1月10日 | 48 | バンリキ魔王反乱 |
|
上原正三 | 小林義明 |
1月17日 | 49 | ベーダー城大異変 |
| ||
1月24日 | 50 | 将軍は二度死す |
|
広田茂穂 | |
1月31日 | 51 | ひびけ希望の鐘よ |
|
音楽[]
- 主題歌
- オープニングテーマ「ああ電子戦隊デンジマン」
- 作詞:小池一夫 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:成田賢
- エンディングテーマ「デンジマンにまかせろ!」
- 作詞:小池一夫 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:成田賢
脚注[]
外部リンク[]
- 電子戦隊デンジマン(スーパー戦隊ネット内の紹介記事)
- DVD 電子戦隊デンジマン特集(東映ビデオ内にあるサイト)
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