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スーパー戦隊シリーズ > 超新星フラッシュマン
超新星フラッシュマン
ジャンル 特撮テレビドラマ
放送時間 土曜 18:00 - 18:25(25分)
放送期間 1986年3月1日 - 1987年2月21日
(全50回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレビ朝日
監督 堀長文
原作 八手三郎
脚本 曽田博久
プロデューサー 加藤守啓(テレビ朝日)
鈴木武幸(東映)
出演者 垂水藤太
植村喜八郎
石渡康浩
中村容子
吉田真弓
清水紘治
中田譲治
オープニング 「超新星フラッシュマン」
歌:北原拓
エンディング 「ファイティングポーズ、フラッシュマン」
歌:北原拓

特記事項:
スーパー戦隊シリーズ」 第10作


超新星フラッシュマン』(ちょうしんせいフラッシュマン)は、1986年(昭和61年)3月1日から1987年(昭和62年)2月21日までテレビ朝日系列で毎週土曜18:00 - 18:25 (JST) に全50話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。「スーパー戦隊シリーズ」第10作にあたる。

あらすじ[]

全宇宙を旅し、さまざまな生態改造を続けてゆく改造実験帝国「メス」。彼らの指揮下であるエイリアンハンターの一団は、辺境の星・地球で現地生物の収集を行った。時は地球暦1966年。その中には、人間の子供達も含まれていた…

さらわれた幾人もの子供達のうち、わずかに5人だけが異星人・フラッシュ星人に救われ、遠く離れたフラッシュ星系の5つの星へ分かれて育てられた。それから20年。成長した5人は自分達をさらったメスが地球侵略を計画していることを知り、養親の説得を振り切って地球に帰還、親子の絆を引き裂いたメスへの怒りとともに、地球を守るべく、フラッシュ星のテクノロジーで武装した戦士・フラッシュマンとして戦う。

メスの脱走者であり、フラッシュ星人の英雄・タイタンの遺志を伝えたレー・バラキや、20年前に失踪した子供の行方を追うべく独力でタイムマシンを作り上げた時村博士とその一家の支援・協力を得ながら、彼らはメス撃退と肉親捜しという困難な命題に立ち向かっていく。

しかし養親が彼らの帰還に反対したのは理由があった。タイタンがそうだったように、フラッシュ星で育った者は、本来地球人であるジンたち5人も含めて長期的には地球の環境に適応できず、「反フラッシュ現象」と呼ばれるショック現象を起こしてしまう。体調に異変を生じ、このまま地球に留まることは死を意味することを知った彼らは、いっそう激しさを増すメスとの戦いだけでなく、残された時間とも戦わねばならなくなっていく。

タイムリミットが迫る中、サラが時村博士の娘と判明するが、メスを壊滅させるために全て時間を使いきってしまい、念願の親子の再会は果たせなかった。フラッシュマンは、いつか再び戻ってくると誓いながら地球を離れるのだった。

概要[]

特徴[]

作劇面
本作品では、1981年の訪日調査開始をきっかけに社会的関心を集めていた「中国残留日本人孤児」の問題がテーマの一つとして取り入れられており、祖国や家族と切り離されて暮らさなければならなかった少年少女の悲哀を、SFである戦隊シリーズを通して子供達に伝えるべく企画された。企画レベルで、地球を守るために「宇宙に出て行く」戦隊ではなく、「宇宙から来る」戦隊という方向性が模索されていたことも、このモチーフが受け入れられた要因となっている。
また、『超電磁マシーン ボルテスV』などの長浜ロマンロボシリーズからの系譜で、当時の東映作品には敵方のドラマを緻密に描くという傾向があったが、今度は「ヒーロー側」のドラマを緻密に描こうという方向性が生まれた。また、主役メンバーの内の4人が悪の組織に洗脳されてしまい、唯一洗脳を免れたメンバーを襲う第38話などの衝撃的な展開も野心的に盛り込まれ、それらは様々な形で後続作品に受け継がれている(次回作『光戦隊マスクマン』の地帝剣士ウナス編、『超獣戦隊ライブマン』の敵幹部となってしまったかつての友と戦わねばならなくなるという展開など)。
キャラクター面
キャラクター面でも、当初からの主力だったフラッシュキングが大破し、それに代わる新ロボ的としてタイタンボーイと、その強化バージョンであるグレートタイタンが登場し、視聴者に衝撃を与えた。この交代劇は当時すでにアニメ作品でも取り入れられつつあったが、実写特撮作品において本格的に導入されたのは本作品が初であり、その後の戦隊シリーズにおいても踏襲されるようになった。
このほか、本作品は『バトルフィーバーJ』を始め、それまでの戦隊シリーズで度々見られたハイレグレオタードタイプの女戦士のスーツが導入された最後の作品でもある。以後は男性キャラクターとほぼ同じデザインか、上着を伸ばしてミニスカート風にしたタイプが主流となるが(ちなみに本作以降の作品で前者の方式がとられたのはファイブマンデカレンジャーのみ)2023年の王様戦隊キングオージャーには復活している。
演出面
本作品よりアバンタイトルにナレーション、その後の戦隊でも同様のフォーマットを採る作品が見られるようになった。また、静止画が採用されていた『バトルフィーバーJ』以来7年振りに実写のアイキャッチが復活。これ以降は実写によるアイキャッチが主流となっていった。

キャスティング[]

キャスティング面では、レッド役に俳優・垂水悟郎の息子である垂水藤太を起用。オーソドックスなリーダー像を確立した。イエロー役にはアイドル歌手としてバラエティなどで活躍していた中村容子を起用、劇中でも彼女に焦点を当てたシーンが頻繁した。一方メスの最高幹部リー・ケフレン役に清水紘治、フラッシュマンに協力する科学者で、シリーズ終盤のキーパーソンでもある時村博士役に石濱朗という実力派ベテラン俳優を配し、主人公役の若い5人を支えた。また『科学戦隊ダイナマン』でダイナピンク・立花レイを演じた萩原さよ子がメスの幹部レー・ネフェルで登場しているが、戦隊ヒーロー・ヒロイン役の先輩俳優が敵幹部または味方のサポート役としてレギュラー・セミレギュラーで出演するのはこれが初めてである。

ナレーションは小野田英一が担当。放映開始の段階では小野田は32歳で、『鳥人戦隊ジェットマン』の垂木勉、『五星戦隊ダイレンジャー』の宮田浩徳と並び、戦隊シリーズのナレーターを担当した声優としては最年少である。

フラッシュマンたちの強敵レー・ワンダを演じ「美形悪役」として注目され、その後の戦隊シリーズでも数々の敵役を印象深く演じた広瀬和久(現:広瀬裕)は2002年のインタビューで、当初彼もレッドフラッシュ・ジン役の候補だったこと(これについては、放送当時に発売されたケイブンシャの書籍の中のインタビューでも語っている)、またサー・カウラー役で共演し、その後『超獣戦隊ライブマン』でも共演した中田譲治の演技が、自らの悪役キャラを演じる際の手本になったことなどを語っている。またその中田は、2004年のインタビューで、清水紘治の存在感に強い印象を受けたことや、『ライブマン』で敵組織の首領・大教授ビアスを演じる際、本作での清水とほぼ同じ立場の役どころということで、大きなプレッシャーを感じたと語っている。

タイトルで戦隊が付かない最後のシリーズでもある。

スタッフ[]

本作品のパイロット版(第1、2話)は堀長文が担当。これにより『バイオマン』より3作連続でパイロット版を手がけたことになるが、本作品で堀が演出を手がけたのはこの2話分のみに留まっている。翌年には監督業を休止しプロデューサー業を主に手がけるようになったため、本作品が監督として携わった最後の作品となった。また当時戦隊シリーズで最多演出の記録を保持していた山田稔も、第39話を最後に健康上の理由から現場を離脱している。

他方、それまで別作品に携わっていた東條昭平が本作品より2年ぶりにシリーズに復帰、以降『超力戦隊オーレンジャー』まで10作連続でシリーズに監督として携わった。この他現在戦隊シリーズの演出陣の主力の一人である渡辺勝也は、本作品の第11話より助監督として現場デビューを果たしている。

脚本面でも、東映動画製作のテレビアニメでデビューした井上敏樹島田満、照井啓司といった若手の脚本家が参加しており、このうち井上はその後シリーズのレギュラーライターに定着し、東映特撮に欠かせない存在となる。

劇中音楽は当時新進気鋭の作曲家だった田中公平が担当。この前後にも宇宙刑事シリーズなどで挿入歌の作編曲を手がけてきた田中であるが、東映特撮で劇中音楽を担当したのは本作品と『勝手に!カミタマン』の2作品のみであり、2010年現在実写作品の劇中音楽を手がけた最後の作品となっている。

登場人物[]

超新星フラッシュマン[]

5人は自らが育ったフラッシュ星及びその各衛星より転送される「プリズムスーツ」という強化服をまとって変身する。エネルギーもヘルメットのプリズムが星から受けたパワーで発生させているため、フラッシュ星系が惑星直列を起こすとパワーが相殺されてしまうという弱点がある(第31話)。第32話で2万度の高温と50万気圧の圧力によりプリズムを強化し、パワーアップを果たした。厳しい自然環境で育ったため、目隠しをしながらでも戦えるほど感覚が鋭い(第4話)。宇宙人に拉致されて宇宙で育ち、両親が分からないという設定から、戦隊シリーズでは初めてメンバーの苗字が設定されていない戦隊でもある。

ジン / レッドフラッシュ
主人公。23歳(1963年11月22日生まれ)。強い使命感を持つフラッシュマンのリーダー。3歳の時にエイリアンハンターに誘拐されたため両親の顔は覚えていないが、誘拐された日の事や自分の誕生日は覚えている。フラッシュ星系の母星・フラッシュ星で育ち、彼らの科学を学ぶ。「星の穴」という試練場で数々の戦闘訓練を受けており、剣術を得意とする。プリズムはルビー
ダイ / グリーンフラッシュ
22歳のサブリーダー。岩山のフラッシュ星系の衛星・グリーンスターで育てられ、その環境のためか生身でも驚異的な怪力を誇る。地球でボクシングに興味を持ち、自らの戦闘スタイルに取り入れる。一見無口で無愛想だが、実は愛嬌があって自然を愛する好青年。プリズムはエメラルド
ブン / ブルーフラッシュ
20歳。砂漠の惑星であるフラッシュ星系の衛星・ブルースターで育つ。そのため彼は水一杯で30日くらいなら生きていけるサバイバリティの高さと驚異的な俊敏性を持っている。根性と根気は人一倍だが、5人のなかでは最年少でやや子供っぽく、女性にめっぽう弱い。ブルーフラッシュのプリズムのみ、他とは変わったV字型になっている。プリズムはサファイア
サラ / イエローフラッシュ
20歳。フラッシュ星時代からやや露出度が高い黄色いハイレグレオタードテイストのコスチュームを着用しているが、寒冷の惑星であるフラッシュ星系の衛星・イエロースターで育ったため、寒さに強い。また洞察力、分析力に優れており5人の参謀格であるが、性格的には喜怒哀楽が激しく、猪突猛進する傾向もある。終盤で時村博士の娘であることが判明したが、劇中で親子の名乗りをすることはなかった。プリズムはトパーズ
ルー / ピンクフラッシュ
20歳。超重力のフラッシュ星系の惑星・ピンクスターで育った勝気で男勝りな戦士。地球の重力ならジャンプどころか空中を移動するくらい朝飯前の身の軽さを見せる。サラとはフラッシュ星にいた頃からの親友である。かなりの食いしん坊だが、味音痴なため料理を作るのが苦手。しかし味噌汁は主婦に教えて貰って作れる様になった(第26話)。サラと同様柔軟性と身体能力が高いため水泳新体操が得意。プリズムはダイヤモンド

フラッシュマンの協力者[]

マグ
フラッシュマンをサポートする高性能ロボット。目から麻痺光線を放つ。腹部にモニターがある。性格は体内にセットされるプログラムディスク(放送当時は「フロッピー」と呼称)によって変わるため、初登場時はラウンドベースの警備を担当しており、無断でベースに侵入した5人を攻撃した。その後、フラッシュマークの入ったディスクをセットされてフラッシュマンの良き協力者となる。特訓や壊れたメカの修理、料理などをこなすが、栄養面しか考慮せずに作るため料理の腕はイマイチ。1度は失敗したが5人のプリズムを強化し、戦力アップに貢献した。デザインは『超電子バイオマン』のピーボのNGデザインを発展させたもの。
時村博士(ときむらはかせ)
第8話より登場する科学者。20年前に生まれたばかりの子供をエイリアンハンターにさらわれており、その時に子供に関するほとんどの記憶を失わされている[1]。真実を知るために過去に戻ろうと、タイムマシンの研究を行なっている。家族構成は妻の節子(せつこ)と二人の娘、みどりとかおり。フラッシュマンを見守り時にピンチを救う、5人にとっては共通の親というべき存在。実は5人の内の1人が彼の子供であることが終盤で判明する。
レー・バラキ
第17話~第19話に登場。メスの幹部として造られた改造生命体だったが、100年前にフラッシュ星の英雄タイタンに助けられたことで友情を結びメスを裏切る。タイタンがメスの猛攻に倒され死ぬ直前、タイタンの乗機であるフラッシュタイタンを自分の跡継ぎ(フラッシュマンを示唆)へ渡して欲しいと託された。そしてメスがいずれ地球を狙うだろうというタイタンの予想から、フラッシュタイタンとともに地球に来訪、地下深くに潜り冷凍睡眠で眠っていた。そしてフラッシュキングの敗北に感応し再び覚醒したフラッシュタイタンに乗ってフラッシュマンの元に現れ、彼らにフラッシュタイタンを託した。
フラッシュ星人
個別の名前は不明だが、エイリアンハンターにさらわれた5人を助け、養育してきた正義の宇宙人達。高い科学技術を持ち、移動基地「ラウンドベース」や5人の武装を作った。

改造実験帝国メス[]

大昔から宇宙を渡り歩き、生命改造実験を繰り返してきた流浪の帝国。生命豊かな惑星をターゲットとし惑星を侵略、そこに住む全ての生物を実験体として捕らえ、非人道的な改造実験を行なってきた。その最終目的は大帝ラー・デウスを宇宙最強の生命体にする事だが、その事はデウス本人しか知らない。巨大円盤・改造実験基地ラボーを本拠地とし、三脚の歩行形態を持つラボー戦闘機や遺伝子シンセサイザーによって生み出された獣戦士を送り込む。

大帝ラー・デウス
改造実験帝国メスの支配者。顔は白い仮面、体は巨大な鎧に覆われている。自分自身を完全な生命体にして全宇宙に君臨する為に、長い年月をかけて多くの人間を各惑星から捕獲し、大博士に改造して改造実験を行わせてきた。指先から獣戦士をパワーアップさせるデウス遺伝子液を出す。感情が高潮すると時折仮面からその恐ろしげな素顔の一部が覗かせていたが、その正体はデウス遺伝子液そのものだった。
最後はフラッシュマンとの直接対決に敗れた後、ケフレンとネフェルによってデウス獣戦士ザ・デーモスに改造されてしまう。
大博士リー・ケフレン
宇宙最高の頭脳を誇る大博士で、遺伝子シンセサイザーを操って生命の改造を行い、今までにも多くの改造生命体や獣戦士を作り出した。「生命改造実験は、美しく偉大な命の芸術」と考えており、自らを「命の芸術家」と豪語する。己の才に絶対的自信を持ち、文字通り生命改造実験に全てを捧げたマッドサイエンティストで、そのために多くの命が犠牲になることに何一つ疑問を持たない。基本的に自ら作り出した生命に対しても「作品」としての価値しか認めておらず、無理な改造を行ったり、失敗作と見れば躊躇うことなく処分するなど冷酷に扱うが、唯一、自分を父親として慕うネフェルにだけは作品終盤時点で情が移っている。携帯する杖からの光線を武器とし、本人の戦闘能力も決して低くはないがケフレン自身が前線に出ることは皆無であり、専ら基地から作戦立案と指揮を行う。
後半、ケフレン本人すらも知り得なかった衝撃的な出自を巡りサー・カウラーとの対立とその狂気の度合いは増していき、メス、フラッシュマン、そしてケフレン自身に大きな波乱を呼び込むこととなる。
レー・ワンダ
ケフレンが作り出した幹部待遇の生命体。巨大な翼を利用した滑空攻撃や、掌や目から放つ破壊光線が主な武器。5種類の醜い宇宙生物の遺伝子から作られており、50年に一度、それらの生物のバイオリズムのシンクロが最高潮になると、飛躍的に能力が上昇する(第12話)。その際、同じ遺伝子を持つ獣戦士ザ・ギルギスと力を合わせ魔剣キラーセイバーを作り出し、以後この剣を愛剣とする。そのキラーセイバーにはベルタ星の生物にとって弱点となるガンマ光粒子が秘められていることが第38話で明らかになった。感情の起伏が激しく、プライドが高い。自身を宇宙で最も美しい生物だと思い込んでいたため、第12話で自身の素体となった生物を見せられた際には酷く動揺していた(それでもすぐ立ち直った)。また同話で翼を斬られてからレッドフラッシュに復讐を誓うようになり、執拗につけ狙う。披露したのは一度だけだが地球人にも変装出来る。
第29話にて強化改造され、妖獣士ワンダーラに変身出来るようになった。ワンダーラは時間を3秒間だけ止めるタイムストップ3秒殺しという能力を持っており、この能力でフラッシュマンを大いに苦しめた。
レー・ネフェル
ケフレンが作り出した幹部待遇の生命体。顔は人間(美女)だが、体は右半身が豹、左半身は鎧のような姿をしている。デザイナー・出渕裕曰く左半身は「アルマジロやセンザンコウのように皮膚が硬化したもの」という。常に携帯する金属棒からのムチ状の光線と、指先からのショック光線が主な武器。しなやかで俊敏な動きから、スパイ活動が得意で、地球人に変身する事も多い。その美貌に似合わず狡猾で冷酷な性格。ワンダ以上に他者に対して無慈悲だが、生みの親であるケフレンのことだけは父のように慕っており、ケフレンのためならデウスにも牙を向ける。
第30話にて強化改造され、妖獣士ネフェルーラに変身出来るようになった。2本のデスブリーズという剣をクロスさせてのショックビームと、敵を自分の世界に引きずり込む妖獣幻覚が武器。ネフェルの遺伝子から作られたザ・ネフルスは、自爆攻撃(自爆してもネフェルがエネルギーを与えることで何度も蘇る)でフラッシュマンを苦しめた。
レー・ガルス
ケフレンが作り出した幹部待遇の生命体。姿は完全に怪物であり、知能も低く、人間の言葉を話さない。その代わり半身が機械と融合していることから生み出されるパワーは絶大で、フラッシュマン5人を相手にしても圧倒する程である。
その容姿や知能からワンダやネフェルからも時折馬鹿にされていたがメスに対する忠誠心は高く、第28話でエネルギーフラワーの力を得てパワーアップ、火炎攻撃を会得。フラッシュ星系の惑星直列の影響でパワーダウンしていたフラッシュマンを追い詰めたが、最期はフラッシュキングに敗れた。
ウルク
ケフレンが作り出した準幹部待遇の生命体。狼の遺伝子から作られており、抜群の格闘センスを持つ。上位三幹部のサポート役を務め、特にネフェルの指示に従い、行動する事が多い。キルトとは仲が良く、そのコンピネーションはフラッシュマンを何度も苦しめた。
キルト
ケフレンが作り出した準幹部待遇の生命体。猫の遺伝子から作られており、敏捷性や瞬発力に優れている。終盤にてデウス獣戦士ザ・キルトスに改造され、人々の精気を吸ってパワーを得、また同胞のウルクのエネルギーをも与えられた。
クラーゲン
地球のクラゲを元に作られた巨大生物。普段は渓谷の中に隠れており、そこで体内にエネルギーを蓄積させているが、出動指令に応じて飛来。巨大な眼光から、倒された獣戦士にエネルギーを照射し、再生巨大化させる。その時に全エネルギーを放出してしまうため、エネルギー照射後は手の平サイズにまで萎んでしまう。小さくなってしまうとパワーダウンのため飛行能力を失い、奇声を発してコソコソと逃げる。小便を排泄したことも。
獣戦士 / デウス獣戦士
大博士リー・ケフレンが操る遺伝子シンセサイザーによって、宇宙生物と地球の生物などの遺伝子を合成して作り出される怪物。体のどこかに青色の人工心臓を持っている。作戦に応じて作られ、それぞれが特殊な能力を持っている。知能レベルは人間と同等だが、人語を話す者はいない[2](唯一地球人を使ったザ・ゾバルダだけが人間形態に戻ることで日本語を話すことが出来た)。稀に改造前の記憶や意識を残していることもあり、第21話では人間を使った個体が反逆を起こして負傷したサラを助けたり、劇場版では雌犬を使った個体が自分の仔犬を見て戦意喪失した。
第44話からはデウス遺伝子とエイリアンハンター(またはメスの幹部)の遺伝子や肉体そのものを合成して作り出され、通常の獣戦士の数倍のパワーを持つデウス獣戦士も登場した。
兵士ゾロー
メスの一般兵士。軍隊アリの遺伝子を元に作られた、昆虫のような顔をした人工生命体。右胸にある青い球状の人工心臓が弱点で、それを破壊されると簡単に死んでしまう。口から強力な酸性の溶解液や、速乾性で粘着力の強い溶解糸を吐く。武器は6本の牙と両手のカギ爪。語源は「ゾロゾロ現われる」ことから。

エイリアンハンター[]

宇宙をさすらい、メスに実験材料としての宇宙生物を供給してきた傭兵部隊。テロリスト活動においても優秀。劇中では、特にカウラーと付き従う4人のエイリアンのことを指す場合もある。

サー・カウラー
第15話より登場する暗黒のハンターとして名を馳せる宇宙人で、20年前に5人を誘拐した張本人。異星人の傭兵部隊を率いて、暗殺、テロ、謀略などの仕事を請け負うプロフェッショナルだったが、メスに招かれエイリアンハンターとして実験材料を集めまくる。彼の生命狩りの苛烈さは「その名を聞くだけで宇宙中の生命が震え上がる」と称されるほど。最長15mにもなる伸縮性の電磁ムチ(硬質の槍状に変化させる事も可能)と、超金属の爪が武器。バウラを始めとする4人の部下を率いて、メスの別働隊としてフラッシュマンと戦う。戦闘力はメスの中でも特に高く、フラッシュマン5人相手に優勢に戦い、ネフェル、ワンダ2人がかりでも歯が立たない。また頭の回転も早く、策略家としての一面も備える。第38話ではベルダ星から連れてきた獣戦士ザ・ゼラギルを使ってフラッシュマンの内の4人を洗脳して操り、残った1人のジンを襲わせるという非道ぶりも見せた。
性格は残忍だが、親分肌であり自分に忠誠を誓う部下に対する責任感は強い。元々ケフレンとの仲は悪く、ケフレンを倒してメスの乗っ取りを目論む野心を抱いていた。そのため彼とデウスのみが知るケフレン出生の秘密を巡って対立を深め、第43話にてついにメスから離反する。
ボー・ガルダン
第43話より登場する、カウラーの副官として共に宇宙を荒らし回っていた男。顔の右半面を覆う痣からの炸裂光線と、2本の鳶口状の武器ガルドロッドを使いこなし、カウラーに協力する。
バウラ
カウラー配下のエイリアンハンターのリーダー格で、獣のような顔と赤い服が特徴。鎌と怪力を武器に戦う。
ハグ
唯一の女性エイリアンで、武器として弓を用いる。
ホウ
ブーメランを武器とし、感情が高ぶると頭の毛が逆立つ。
ケラオ
エイリアンハンターとして宇宙に最も多く進出している種族の一人で銃の名手。作中に登場したエイリアンハンターで唯一、自らの名を名乗った。

用語[]

フラッシュ星系
ジン達5人が育った惑星。主星フラッシュ星とグリーンスター、ブルースター、イエロースター、ピンクスターの4つの衛星からなる。
反フラッシュ現象
フラッシュ星系で育った人間が他の惑星で長期間過ごすと、体が現地の環境に拒絶反応を起こす現象。体調が悪化し、水も受け付けなくなったり現地の動植物に触れようとすると感電したような感覚に襲われるようになり、そのまま他惑星に滞在すると症状が悪化し死亡してしまう。生粋のフラッシュ星人のみならず、フラッシュ星系で長期間暮らした異星人にも同様の現象が起きる。最終回では立ち上がれない程に苦しんでいた5人がスターコンドルに回収され宇宙空間に出た頃には元気になっていたので、宇宙空間では症状が出ない模様。

フラッシュマンの装備・戦力[]

共通装備・技[]

プリズムフラッシュ
フラッシュマンの5人が装備している変身用のブレス。「プリズムフラッシュ」のかけ声をかけながらしゃがんだ後、立ち上がってブレスを着けた左腕を胸の前にかざす。すると強化スーツが彼らの育った星から転送され、最後に「シャットゴーグル」の言葉でヘルメットのアイマスクが閉まって、変身を完了する。なお、変身時に変身アイテムの名前を叫ぶのは今作が初。
プリズムビーム
5人共通の能力。額のプリズムからビームを放つ。使用頻度は少ない。
プリズムシューター
5人の標準装備である光線銃。銃自体は剣に、ホルスターが小型の盾にそれぞれ変形する。

個人武器・技[]

レッドフラッシュ
プリズム聖剣
レッドフラッシュが持つ、プリズム製の鍔が無い両刃。剣に炎の力を加えて切り裂く「ファイヤーサンダー」という技が使える。第13話では空中のイエローフラッシュを踏み台にしての2段ジャンプからファイヤーサンダーを放つ「スペシャルファイヤーサンダー」という合体技を披露。パワーアップしてからは十文字斬りの「スーパーカッター」が使えるようになった。個人武器は額のプリズムから移出する。
熱線サーチ
壁の向こうを透視する能力。
グリーンフラッシュ
プリズムカイザー
グリーンフラッシュが持つ、プリズム製の籠手状の武器。敵を最大50mも吹き飛ばす強烈なパンチを放つ「ローリングナックル」という技が使える。パワーアップしてからはボクシングを応用して秒速24発の連続打撃を食らわす「スーパーピストン」が使えるようになった。
ナックルガード
変身前のダイが使用するメリケンサック。投げて使用することもある。
ブルーフラッシュ
プリズムボール
ブルーフラッシュが持つプリズム製のボール。投擲武器ではなく、自らがボールに入った状態で敵に突撃する。言わばバランスボールやGボールと呼ばれるエクササイズ用のボールを連想すると分かりやすい。体当たり技の「ハリケーンボルト」という技が使える。パワーアップしてからはエネルギーをスパークさせながら回転体当たりを決める「スーパーサイクロン」が使えるようになった。
スターダーツ
ブルーフラッシュが持つ、六芒星形の手裏剣。これを手の上で複数回転させて小さな竜巻を作り、その遠心力で連続投擲する「スターダーツ竜巻旋風」という技がある。変身前のブンも使用することがある。
ダイビングアタック
長い飛距離で低空を飛行し、敵を跳ね飛ばす。
フラッシュスコープ
透視能力。
イエローフラッシュ
プリズムバトン
イエローフラッシュが持つプリズム製の2本のバトン。打撃武器として使用するが、投げる事もある。吹雪を放出することができる。敵を凍らせる「スーパーブリザード」、バトンをX字にクロスさせて、額のプリズムから冷気を発射して敵の足下を凍らせる「マッハブリザード」、両手でバトンを回転させて猛吹雪を発生させる「スノーフリーズ」、光線を放つ「バトンスパーク」という技が使える。浮遊するピンクフラッシュの上にイエローが乗り、スーパーブリザードを放つ「デュエットスーパーブリザード」という合体技もある。パワーアップしてからは竹とんぼのように高速回転して体当たりする「スーパーバージョン」が使えるようになった。
ショッキングビーズ
変身前のサラが使用するビー玉型の爆弾。
ピンクフラッシュ
プリズムブーツ
ピンクフラッシュが持つプリズム製のブーツ。彼女の驚異的な脚力を更に強化させる。無重力ビームを放って敵を浮遊させて落とすことも可能。浮遊してから急降下して2連続でキックを食らわす「ジェットキック」、爆発エネルギーを放出しながらキックする「ボンバーキック」という技が使える。イエローフラッシュのバトンスパークとピンクのボンバーキックを同時に放つ「デュエットスーパーキック」という合体技もある。パワーアップしてからはその場で足踏みして地割れを起こす「スーパータップ」が使えるようになった。
ショッキングハート
変身前のルーが使用するハート型の手裏剣。爆弾を内蔵している。

合体技・武器[]

デュエットタイフーン
イエローフラッシュとピンクフラッシュが空中回転した後、二人同時にプリズムシューターを放つ。
スーパーストロングフラッシュ
中盤でのパワーアップによって身につけた技。5人の剣を重ね、それに5人のプリズムビームを合わせて光線を放つ。
合体スーパースピア
パワーアップによって身につけた技。5人の剣を合わせて、一本の投げ槍にした状態。レッドフラッシュが敵獣士に投げつけて決める。ローリングバルカンへの繋ぎ技として用いられることが多い。
合体クロスブーメラン
パワーアップによって身につけた技。5人の盾をあわせたブーメラン。こちらも敵獣士に投げつけて決める。
ローリングバルカン
レッドフラッシュが持つレッドバルを中心に他の4人が持つバルカン(それぞれ〜バル、と呼称。〜部にはそれぞれのメンバーの色が入る)をあわせた4つの銃身に中心となるレットバルの砲身も含めた5つの銃身を持つガトリング砲型の武器(バズーカ)。レッドが「イエローフラッシュ、サーチ」と言うとイエローが目標を捕捉して「O.K」と言い、そして、レッドの「ローリングバルカン」の発声で5色の光線が敵を粉砕する。この時、フラッシュマン全員は胸の前で腕をX字に組んでいる。一撃で倒せない場合は連続発射することもある。中盤でのパワーアップによって、ローリングバルカンの威力も強化されている。
スクランブルフォーメーション
5人が敵を取り囲み、バルとプリズムシューターで一斉攻撃を仕掛ける。
ビッグファイブタイフーン
5人でエネルギーを高めてジャンプし、空中でスクラムを組んで赤い光弾となって突進する。

その他[]

超音波反射砲
第21話に登場。強力な超音波光線を放つ獣戦士ザ・ソバルダに対抗するため、マグが開発した兵器。

メカニック[]

基地[]

ラウンドベース
山奥に隠された、全高145.3mのフラッシュマンの基地、フラッシュマンはこれに乗って地球にやって来た。宇宙空間の航行も可能だったが地球到着時に離陸用ブースターを切り離したため大気圏離脱能力はなく、フラッシュマンが地球を離れる際には置き去りとなってしまった模様。

空母[]

スターコンドル
  • 全長:78.5m
  • 重量:1480t
  • 最高速度:マッハ4.8
タンクコマンド・ジェットデルタ・ジェットシーカーを収納する巨大空母。恒星間航行が可能で、武器はミサイルとスターコンドルビーム。フラッシュキングのコズモソードも収納している。射出したコズモソードのエネルギーを放出させることも可能で、次元壁を破壊するほどの威力を持つ(第9話)。ロボ戦時にはマグが操縦してロボの援護をすることもある。

移動用バイク[]

フラッシュホーク
  • 全長:227cm
  • 最高速度:350km/h
5人が乗るスーパーバイクで各員専用機を1台ずつ配備。300キロ以上のスピードで走るフラッシュスピード時には光り輝く。形状は5台とも同型だが、カウリングの左側部に付いた武器はそれぞれ異なり、レッドフラッシュはバルカン砲、グリーンフラッシュはミサイルランチャー、ブルーフラッシュはロケット砲、イエローフラッシュはマシンガン、ピンクフラッシュはレーザー砲となっている。

巨大ロボ[]

1号ロボ[]
フラッシュキング
  • 全高:51.2m
  • 重量:675t
  • 歩幅:20m
  • 最高飛行速度:マッハ2.5
第2話より登場する、タンクコマンド・ジェットデルタ・ジェットシーカーが「合体・フラッシュクロス」の掛け声で合体するプリズニウム合金製の巨大ロボ。腹部よりキングミサイルを、胸のプリズムからキングビームレインボービーム、両目からはサーチ光線のキングフラッシュを発射、左右の拳はキングナックルとして打ち出すことが可能。円形の盾キングシールド(別名フラッシュシールド)で敵の攻撃を防ぐ。額からの光線をボディの各部に照射して力を増幅させる「フルパワー」という機能や、体を高速回転させてエネルギーを放出する「ビッグフラッシュ」という技も有する。必殺技はコズモソードによるスーパーコズモフラッシュ。この技は5人揃っていないと使用できない(第25話)。第28話では、この技の回転を利用して火球を打ち返す「コズモソード・炎返し」を披露。フラッシュキングに使用されているコンピュータは、超高速のシステム再起動が可能。ロボットでありながら笛を吹くことができる(第6話)。タンク、デルタ、シーカーともに変身前の状態での搭乗も可能であり、第1話冒頭では3機ともフラッシュマンになる以前の5人が生身で搭乗している。
第15話でザ・ズコンダと刺し違えて大破してしまう。敵の攻撃で大破した戦隊ロボはフラッシュキングが最初である。第20話で復活し、以降は状況に応じてフラッシュキングとタイタンボーイ(グレートタイタン)を使い分けていたが、最終回でザ・デーモスに破れ、フラッシュマンが地球を離れる際にはどうなったかは不明。
ジェットがタンクの車体に食い込み、スライドして腕になるという、戦隊ロボの中でも特に変わった合体方式を取るロボとして知られている。これを玩具CMのナレーションでは「三次元スライド合体」と称していた。デザインを担当した大石一雄は「積み木的な合体ではない、新たな合体システムを入れ込もうとした」と語っている[3]。初期案における名称としてフラッシュマンロボ、フラッシュロボ、グレートフラッシュが挙げられていた。
タンクコマンド
  • 全長:25.0m
  • 全幅:22.3m
  • 重量:428t
  • 最高走行速度:300km/h
  • 最高飛行速度:マッハ2
レッドフラッシュが搭乗する大型戦車。タンクコマンドミサイルを装備。フラッシュキングの顔と胴体を構成する。後年のVシネマ、『百獣戦隊ガオレンジャーvsスーパー戦隊』にもレッドフラッシュと共に出演している。
ジェットデルタ
  • 全長:36.2m
  • 翼長:25.2m
  • 重量:112t
  • 最高速度:マッハ10.5
グリーンフラッシュ、イエローフラッシュが搭乗する戦闘攻撃機。デルタビームを放つビーム砲を装備。フラッシュキングの右腕と右足になる。
ジェットシーカー
  • 全長:36m
  • 翼長:33.2m
  • レーダー直径:13.1t
  • 重量:135t
  • 最高速度:マッハ9
ブルーフラッシュ、ピンクフラッシュが搭乗する偵察戦闘機。レーダーとシーカービームを発射する二連レーザー砲を装備。フラッシュキングの左腕と左足になり、頂部のレドーム状のパーツがフラッシュキングの盾となる。
2号ロボ[]
フラッシュタイタン
  • 全長:83.6m(コンテナ:48.8m)
  • 全幅:21.2m
  • 全高:27m
  • タイヤ直径:5.5m
  • 重量:1133t
  • 最高速度:280km
第17話から登場する、フラッシュ星の英雄タイタンが残した巨大トレーラー。プリズモナイト製。飛行モードに変形しての宇宙航行も可能。タイタンミサイルを装備。タイタンボーイとグレートタイタンに変形する。
タイタンボーイ
  • 全高:41.4m
  • 歩幅:14.5m
  • 重量:432t
  • 最高速度:400km/h
第18話より登場する、フラッシュタイタン前部が変形する巨大ロボ。フラッシュキングよりも小型だが、機動力が高い。武器はタイヤに刃をつけたブーメランのラジアルカッタータイヤ爆弾のラジアルボンバー、肩に装備しているボーイキャノン
バンダイから発売された玩具(『DXフラッシュタイタン』のタイタンボーイのみ)は『マシンロボ クロノスの大逆襲』のタフトレーラー、プロトラックレーサーにも流用されている。なお、設計段階ではタフトレーラーの方がタイタンボーイよりも先に設計がなされていたが、商品展開はタイタンボーイの方が早かった。
グレートタイタン
  • 全高:67.1m
  • 足サイズ:23.6m
  • 重量:1133t
  • 最高移動速度:140km
タイタンボーイとフラッシュタイタン後部のトレーラーが変形合体する超巨大ロボ。獣戦士を圧倒するほどの巨体を誇る。必殺技は、胸から放つ破壊光線タイタンノバ。その威力は絶大で、最終回ではフラッシュキングを破ったザ・デーモスを、タイタンノバの連続発射により倒した。

メスの装備・戦力[]

遺伝子シンセサイザー[]

獣戦士を生み出す生命合成装置。地球上の生命遺伝子と宇宙生命体の遺伝子が遺伝子液の状態で保存されており、無数のチューブを介して遺伝子液の配合比率を変えたり、突然変異を瞬間的に促進したりすることが出来る。操作には極めて繊細で高度な技術が必要とされるらしく、メスの中ではケフレンしか操作することが出来ない。操作方法はシンセサイザーと言うよりオルガンの奏法と酷似しているが、どのような獣戦士を誕生させても操作音(演奏曲)に変化がないため、決して楽器ではない。 終盤ではカウラーが時村博士を脅迫して同型の遺伝子シンセサイザーを作らせ、わざとフィードバックを発生させることにより、デウスの体内遺伝子を狂わせて苦しめるという使い方をした。操作音(演奏曲)にはバッハの平均律クラヴイーア曲集(前奏曲とフーガ)第1巻第10番ホ短調WV855の第二楽章がアレンジされて使用されている。

キャスト[]

レギュラー・準レギュラー[]

  • ジン / レッドフラッシュ(声):垂水藤太
  • ダイ / グリーンフラッシュ(声):植村喜八郎
  • ブン / ブルーフラッシュ(声):石渡康浩
  • サラ / イエローフラッシュ(声):中村容子
  • ルー / ピンクフラッシュ(声):吉田真弓
  • 時村博士:石濱朗
  • 時村節子:久保田民絵
  • 時村みどり:佐藤やよい
  • 時村かおり:清藤めぐみ
  • 大博士リー・ケフレン:清水紘治
  • レー・ワンダ:広瀬和久
  • レー・ネフェル:萩原さよ子
  • レー・ガルス:内田博之
  • ウルク:長門美雪
  • キルト:小島裕子
  • サー・カウラー:中田譲治
  • ボー・ガルダン:岡本美登
  • レー・バラキ:城春樹
  • ナレーター:小野田英一

声の出演[]

  • マグ:丸山裕子
  • 大帝ラー・デウス:石塚運昇
  • 英雄タイタン:上田敏也
  • レー・バラギ:銀河万丈

ゲスト[]

  • 卯木浩二:立花ひろし警官(第5話)
  • 工藤あかね:スミレ(第20・37話)
  • 河合宏:ミラン(第21話)
  • 平泉成:カズオの父親(第24話)          
  • 海老名美どり:鹿島さん(第26話)
  • 海津亮介:若草リュウ(第27話)
  • 伊吹剛:少年の父親(第33話)
  • 宗方奈美:加代子(第34話)
  • 浅見美那:シベール(第40話)

スーツアクター[]

  • レッドフラッシュ:新堀和男
  • グリーンフラッシュ:的場耕二釼持誠石垣広文
  • ブルーフラッシュ、タイタンボーイ:喜多川務
  • イエローフラッシュ:赤田昌人
  • ピンクフラッシュ:蜂須賀祐一竹田道弘
  • フラッシュキング、大帝ラー・デウス、デウス獣戦士:日下秀昭
  • マグ、ケラオ:渡辺実
  • 英雄タイタン:岡本美登
  • 妖獣士ワンダーラ、デウス獣戦士:菊地寿幸
  • 妖獣士ネフェルーラ:関誉枝恵久保田香織
  • 兵士ゾロー:米澤浩
  • バウラ、獣戦士、兵士ゾロー:岩田時男
  • 獣戦士:菊地香里
  • ハグ、獣戦士、デウス獣戦士:村上久代
  • ホウ、獣戦士、兵士ゾロー:清家利一
  • 獣戦士、兵士ゾロー:富田健介

スタッフ[]

  • プロデューサー:加藤守啓(テレビ朝日)、鈴木武幸(東映)
  • 原作:八手三郎
  • 連載:テレビマガジンてれびくんテレビランド
  • 脚本:曽田博久藤井邦夫井上敏樹島田満、照井啓司、長石多可男
  • 音楽:田中公平
  • アクション監督:山岡淳二、西本良治郎(ジャパン・アクション・クラブ
  • 監督:堀長文山田稔東條昭平長石多可男
  • 撮影:いのくままさお
  • 照明:斉藤久、高橋弘
  • 美術:山下宏
  • キャラクターデザイン:出渕裕
  • 録音:上出栄二郎、川西隆
  • 効果:大泉音映
  • 選曲:石川孝
  • 編集:成島一城、山口一喜
  • 製作担当:山本康郎
  • 進行主任:奈良場稔
  • 計測:黒須健雄
  • 記録:斉藤りさ小林みどり、内藤美子
  • 助監督:小中肇諸田敏渡辺勝也
  • 製作デスク:寺崎英世
  • 装置:東映美術センター
  • 操演:船越幹雄
  • 美粧:サン・メイク
  • 衣裳:鷹志衣裳、東京衣裳
  • 装飾:装美社
  • 撮影協力:伊豆サイクルスポーツセンター、読売ランド
  • 企画協力:企画者104
  • キャラクター制作:レインボー造型企画
  • 合成:チャンネル16
  • 現像:東映化学
  • 車輌協力:MAZDAオートラマ
  • オートバイ協力:スズキ自動車
  • ビデオ合成:東通ecgシステム(山本博司、近藤弘志、前岡良徹)
  • (株)特撮研究所
    • 操演:鈴木昶
    • 美術:藤田泰男
    • 撮影:高橋政千
    • 照明:加藤純弘
  • 特撮監督:矢島信男
  • 制作:テレビ朝日東映東映エージエンシー

音楽[]

主題歌[]

シリーズとしては初めて、主題歌制作に劇伴担当者が参加していない。

オープニングテーマ[]

「超新星フラッシュマン」
  • 作詞:園部和範 / 作曲:タケカワユキヒデ / 編曲:奥慶一 / 歌:北原拓
タケカワの息子は、ショーで北原が歌うのを見るまでずっとこの曲をゴダイゴの楽曲だと思っており、北原を見た息子が「お父さん、歌わせてもらえなかったんだ…」と言ったエピソードがある。
第14話より、ルーのみオープニング映像の紹介シーンの映像が差し替えられている。

エンディングテーマ[]

「ファイティングポーズ、フラッシュマン」(本放送では第49話まで)
  • 作詞:及川恒平 / 作曲:タケカワユキヒデ / 編曲:奥慶一 / 歌:北原拓
最終回では、劇伴BGMとともにスタッフロールが流れ番組は終了した[4]。最終回のスタッフロールの採用は戦隊シリーズでは本作品が初めてである。ただし東映チャンネルでの再放送では、スタッフロールのないラストシーンの後、通常のエンディングが流れた。当初から系列外ネット局向けとしてこのバージョンが存在したのか、再放送用に編集されたものなのかは不明。DVDでは映像特典として本放送EDパートが収録されている。

挿入歌[]

「熱いハートのスペクトル」
  • 作詞:及川恒平 / 作曲:タケカワユキヒデ / 曲:有澤孝紀 / 歌:北原拓
「輝け! フラッシュキング」
  • 作詞:八手三郎 / 作曲・編曲:田中公平 / 歌:宮内タカユキ
「ボディアクション、ダンスじゃないわよ」
  • 作詞:冬杜花代子 / 作曲:タケカワユキヒデ / 編曲:田中公平 / 歌:サラ(中村容子
「ビートを合わせて今すぐに」
  • 作詞:冬杜花代子 / 作曲・編曲:田中公平 / 歌:宮内タカユキ、こおろぎ'73、SHINES
「フラッシュマン魂」
  • 作詞:園部和範 / 作曲・編曲:有澤孝紀 / 歌:北原拓
「ぼくはマグ」
  • 作詞:冬杜花代子 / 作曲・編曲:田中公平 / 歌:マグ(丸山裕子
「フラッシュマンの誓い」
  • 作詞:園部和範 / 作曲:タケカワユキヒデ / 編曲:有澤孝紀 / 歌:北原拓
「アクション, No.1」
  • 作詞:及川恒平 / 作曲・編曲:田中公平 / 歌:こおろぎ'73、SHINES、宮内タカユキ
「ハートは火花さ、フラッシュマン」
  • 作詞:園部和範 / 作曲・編曲:田中公平 / 歌:北原拓

放映リスト[]

放送日 話数 サブタイトル 登場怪人 スタッフ
1986年3月1日 1 急げ! 地球を救え ザ・バラボス 監督:堀長文
脚本:曽田博久
1986年3月8日 2 見たか! 巨大ロボ ザ・ズルルク
1986年3月15日 3 宿敵? ハンター! ザ・ザイモス
エイリアンハンター
監督:山田稔
脚本:曽田博久
1986年3月22日 4 マグは天才ロボ?! ザ・ギーライ 監督:東條昭平
脚本:曽田博久
1986年3月29日 5 女戦士に御用心! ザ・ゲルゾル
1986年4月5日 6 ほえろ! マシーン ザ・サイザー
異常植物
監督:山田稔
脚本:曽田博久
1986年4月12日 7 風船よ武器になれ ザ・ガリブル 監督:山田稔
脚本:藤井邦夫
1986年4月19日 8 父よ! 母よ! 妹よ ザ・ジーゲン 監督:長石多可男
脚本:曽田博久
1986年4月26日 9 時をかける博士 ザ・ジーゲン(強化再生)
1986年5月3日 10 撃て! 花少女の罠 ザ・ガルバリ
巨大植物
監督:東條昭平
脚本:藤井邦夫
1986年5月10日 11 ルーは獣戦士の母 ザ・パワブル 監督:東條昭平
脚本:曽田博久
1986年5月17日 12 超パワー! ワンダ ザ・ギルギス 監督:山田稔
脚本:曽田博久
1986年5月24日 13 激闘! 危うしジン ザ・ジルガル 監督:山田稔
脚本:藤井邦夫
1986年5月31日 14 恋?! ブンとスケ番 ザ・マシラス 監督:長石多可男
脚本:井上敏樹
1986年6月7日 15 巨大ロボ破れたり ザ・ズコンダ(A、B)
監督:長石多可男
脚本:曽田博久
1986年6月14日 16 人間ミニミニ作戦 サー・カウラー
ザ・ズコンダB
監督:東條昭平
脚本:曽田博久
1986年6月21日 17 謎の巨大暴走車! ザ・ジライカ
1986年6月28日 18 大逆転! 変身ロボ 監督:山田稔
脚本:曽田博久
1986年7月5日 19 バラキ決死の伝言 ザ・ドレイク
1986年7月12日 20 復活! 巨大ロボ! ザ・ブルザス 監督:長石多可男
脚本:藤井邦夫
1986年7月26日 21 悲しみのサラ ザ・ゾバルダ(演:河合宏 監督:長石多可男
脚本:島田満
1986年8月2日 22 SOS! 不死鳥! ザ・アルゴス 監督:東條昭平
脚本:藤井邦夫
1986年8月9日 23 お願いドキドキ! ザ・ネンジキ 監督:山田稔
脚本:曽田博久
1986年8月16日 24 オカルト夏休み 亡霊ザ・ズコンダ 監督:長石多可男
脚本:曽田博久
1986年8月23日 25 急げジン合体不能 ザ・ダピラス 監督:山田稔
脚本:照井啓司
1986年8月30日 26 宇宙カボチャ料理 ザ・グルメス 監督:東條昭平
脚本:曽田博久
1986年9月6日 27 ダイ友情のパンチ ザ・ジャガン(演:海津亮介 監督:長石多可男
脚本:井上敏樹
1986年9月13日 28 壮絶! 炎のガルス レー・ガルス
エネルギーフラワー
監督:東條昭平
脚本:曽田博久
1986年9月20日 29 妖獣士ワンダーラ ザ・ソードス
妖獣士ワンダーラ(レー・ワンダ )
1986年9月27日 30 怪奇ネフェルーラ ザ・ガンメル
妖獣士ネフェルーラ(レー・ネフェル)
監督:山田稔
脚本:曽田博久
1986年10月4日 31 消えた! 5人の力(パワー) ザ・ゴステロ
1986年10月11日 32 すきすきマグすき ザ・ビーノン 監督:長石多可男
脚本:曽田博久
1986年10月18日 33 パパは負けない! ザ・ウルキル 監督:東條昭平
脚本:曽田博久
1986年10月25日 34 激流に消えたブン ザ・マザラス 監督:長石多可男
脚本:藤井邦夫
1986年11月1日 35 星空のデュエット ザ・ガラバス 監督:東條昭平
脚本:井上敏樹
1986年11月8日 36 ドッキリ不思議虫 ザ・メタガス
メタガス虫
監督:山田稔
脚本:曽田博久
1986年11月15日 37 幽霊の初恋 ザ・デビルブ
小悪魔
監督:長石多可男
脚本:藤井邦夫
1986年11月22日 38 ジンが死ぬ日?! ザ・ゼラギル 監督:長石多可男
脚本:井上敏樹
1986年11月29日 39 燃えろ怒りのサラ ザ・メノンガ 監督:山田稔
脚本:曽田博久
1986年12月6日 40 処刑都市XX(ダブルエックス)作戦 ザ・ゼーグル
シベール
監督・脚本:長石多可男
1986年12月13日 41 子供にされたダイ ザ・ブクロス 監督:東條昭平
脚本:曽田博久
1986年12月20日 42 泣くな!女戦士 ザ・デスコン
1986年12月27日 43 カウラーの反逆! ザ・ギータン
監督:長石多可男
脚本:曽田博久
1987年1月10日 44 デウス獣戦士出現 ザ・タフモス 監督:東條昭平
脚本:曽田博久
1987年1月17日 45 戦士よ地球を去れ ザ・キルトス
1987年1月24日 46 たった20日の命!! ザ・ネフルス 監督:長石多可男
脚本:曽田博久
1987年1月31日 47 ワンダ! 死の絶叫 ザ・ワンダル
1987年2月7日 48 カウラーの最期!! ザ・ガルデス 監督:東條昭平
脚本:曽田博久
1987年2月14日 49 逆襲ラー・デウス ザ・デウスーラ
大帝ラー・デウス
1987年2月21日 50 さらば! 故郷の星 ザ・デーモス

86年7月19日、87年1月3日は休止。

視聴率[]

  • 最高視聴率:16.3%(スーパー戦隊シリーズ歴代6位)

ビデオリサーチ調べ、関東地区

劇場版[]

超新星フラッシュマン (1986年3月15日公開)
監督:山田稔 脚本:曽田博久
登場獣戦士:ザ・ガラゴス
東映まんがまつりの一編として上映された。
超新星フラッシュマン 大逆転! タイタンボーイ(1987年3月14日公開)
監督:東條昭平 / 山田稔 脚本:曽田博久
第15話 - 第18話の再編集版。東映まんがまつりの一編として上映された。

放映ネット局[]

  • 関東広域圏:テレビ朝日 ※キーステーション
  • 北海道:北海道テレビ
  • 青森県:青森放送
  • 岩手県:IBC岩手放送(水曜午後に異時ネット)
  • 宮城県:東日本放送
  • 秋田県:秋田放送(水曜夕方に異時ネット)
  • 山形県:山形放送
  • 福島県:福島放送
  • 新潟県:新潟テレビ21
  • 富山県:北日本放送(木曜夕方に異時ネット)
  • 福井県:福井テレビ(木曜午後に異時ネット)
  • 山梨県:山梨放送(金曜夕方に異時ネット)
  • 長野県:テレビ信州
  • 静岡県:静岡けんみんテレビ(現:静岡朝日テレビ
  • 中京広域圏:名古屋放送
  • 近畿広域圏:朝日放送(金曜夕方に異時ネット)
  • 鳥取県・島根県:日本海テレビ(金曜夕方に異時ネット)
  • 広島県:広島ホームテレビ
  • 山口県:テレビ山口(月曜夕方に異時ネット)
  • 徳島県:四国放送(土曜夕方に異時ネット)
  • 香川県・岡山県:瀬戸内海放送
  • 愛媛県:愛媛放送(現:テレビ愛媛、月曜午後に異時ネット)
  • 高知県:テレビ高知(水曜午後に異時ネット)
  • 福岡県:九州朝日放送
  • 長崎県:長崎放送(金曜夕方に異時ネット)
  • 熊本県:テレビ熊本(金曜日に異時ネット)
  • 大分県:大分放送(月曜夕方に異時ネット)
  • 宮崎県:宮崎放送(月曜夕方に異時ネット)
  • 鹿児島県:鹿児島放送
  • 沖縄県:琉球放送(金曜夕方に異時ネット)

映像ソフト化[]

  • 劇場版2作品がビデオ(VHS、セル・レンタル共通)や、2003年7月21日発売の「スーパー戦隊 THE MOVIE BOX」及び、2004年7月21日発売の「スーパー戦隊 THE MOVIE VOl.3」に収録されている。「スーパー戦隊 THE MOVIE Blu-ray BOX 1976-1995」(2011年6月21日発売予定)には1986年公開の作品のみ収録。
  • 2010年4月21日8月6日にかけて初ソフト化となるDVDが東映ビデオより発売。全5巻の各2枚組で各巻10話収録。

その他[]

  • 主役の5人は、当時同局で放送されていたスポーツバラエティ番組『ビートたけしのスポーツ大将』にフラッシュマンチームとして出演したことがある。
  • タイトルに使われている「超新星」は、天文学における実在の現象である「超新星」とは特に関連性はない。
  • 当初、放送開始は1986年2月1日を予定していたが、撮影の遅れから販売店の要望で前作『電撃戦隊チェンジマン』の放送を1ヶ月(4話)延長。そのため3月1日の放送開始となった。放送開始の延期が今作の放送回数に影響があったかどうかは不明。
  • 横浜市にある放送ライブラリーにて、第1話「急げ!地球を救え」が視聴できる。
  • 2004年2月から8月まで、東映チャンネルの「スーパー戦隊ワールド」枠にて再放送が行われた。2006年1月から4月まで、「アンコールアワー」枠で再び放送された。
  • 第37話については、6日遅れで放送していた朝日放送(近畿広域圏)では11月21日に放送予定だったが、三原山の大噴火に伴い報道特別番組に急遽差し替えられたため、4日後の11月25日に放送された。
  • 中島梓は自身の息子がTVを見ることなく幼児雑誌などの情報からファンになったことに興味を抱き、中島自身もTV放映を見ることなく(特にサー・カウラーをはじめとする敵側の)ファンになり、人が「物語(ロマン)を欲する心」を考察し『わが心のフラッシュマン ロマン革命PART1』(筑摩書房)を上梓した。本書において中島はカウラーの過去を描いた短編小説を書いている。表紙は大帝ラー・デウスを背景としたサー・カウラーを出渕裕が描いたものが使用されている。
  • 広瀬和久中田譲治岡本美登の三人は二年後の『超獣戦隊ライブマン』でも共演している。
  • 両親と離れ離れになってしまったという設定や最終回で地球を離れることや小野田英一がナレーターを担当するなど、『地球戦隊ファイブマン』と共通点が多い。
  • 強化合体ロボのグレートタイタンは登場後、その巨大さに獣戦士が圧倒されるシーンが入り、映像的なインパクトは絶大なものであった。その一方で箱形然としたずんぐりとしたプロポーションは「冷蔵庫」の異名を取り揶揄の対象にもなることになる。

脚注[]

  1. 戸籍確認についてはあえて無視されている。
  2. スーパー戦隊の敵怪人は、ゴレンジャーの仮面怪人からチェンジマンの宇宙獣士に至るまで基本的に人語を話していたので、人語を話さない怪人がメインで登場したのは本作が初めてである。
  3. 『ホビーアーカイブ スーパー戦隊ロボ TOY HISTORY 1979……2007』(ホビージャパン)p.92
  4. エンディングに歌が使われない戦隊は、2011年時点では他に『超力戦隊オーレンジャー』の劇場版と、『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』、『侍戦隊シンケンジャー』の最終話しかない。

外部リンク[]

警告: 既定のソートキー「ちようしんせいふらつしゆまん」が、その前に書かれている既定のソートキー「きそ しようほう てれひ はんくみ」を上書きしています。

Smallwikipedialogo.png このページには、クリエイティブ・コモンズでライセンスされたウィキペディアの記事が使用され、それをもとに編集がなされています。使用された記事は超新星フラッシュマンにあり、その著作権者のリストはページの履歴に記録されています。
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