百獣戦隊ガオレンジャー | |
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ジャンル | 特撮テレビドラマ |
放送時間 | 日曜 7:30 - 8:00(30分) |
放送期間 |
2001年2月18日 - 2002年2月10日 (全51回) |
放送国 | 日本の旗 日本 |
制作局 | テレビ朝日 |
監督 | 諸田敏 他 |
原作 | 八手三郎 |
脚本 | 武上純希 他 |
プロデューサー |
高橋由佳・太田賢司(テレビ朝日) 日笠淳(東映) 矢田晃一(東映AG) |
出演者 |
金子昇 堀江慶 柴木丈瑠 酒井一圭 竹内実生 玉山鉄二 岳美 斉藤レイ 他 |
音声 | ステレオ放送 |
オープニング |
「ガオレンジャー吼えろ!!」 歌:山形ユキオ |
エンディング |
「ヒーリン'ユー」 歌:Salia |
外部リンク | 公式サイト(東映) |
特記事項: 「スーパー戦隊シリーズ」 第25作 |
『百獣戦隊ガオレンジャー』(ひゃくじゅうせんたいガオレンジャー)は、2001年(平成13年)2月18日から2002年(平成14年)2月10日までテレビ朝日系列で毎週日曜7:30 - 8:00(JST)に全51話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。「スーパー戦隊シリーズ」第25作目にあたる。
あらすじ[]
21世紀を迎えた地球上は環境汚染・生態系の異常・人間関係の疲弊化により、人々の生きるエネルギーが減少しつつあった。そこにオルグと呼ばれる邪悪な鬼の一族が出現した。
ある週末の夜。都心に現れたオルグと戦う4人の戦士「ガオレンジャー」は、混乱の中でパレードに参加していた象が暴れるのをなだめた獣医師・獅子走と出会う。騒ぎの翌日、ガオの巫女・テトムの命を受けたガオレンジャーの4人に連れて行かれた走は、空に浮かぶ不思議な島で、「パワーアニマル」という大地の精霊が具現化した正義の野獣たちのリーダー・ガオライオンに出会う。ガオライオンは走を認め、テトムへ彼を連れてくるように伝えていたのだった。ガオイエローと名乗るリーダー格の青年(岳)は走に告げる。もしガオレンジャーになりたいのなら、「獅子走」という名も、その過去も捨てよ、と。
それに対して走は答える。自分は獣医だ。医者は助けを求める声に応えないわけにはいかない、と。
こうして彼は、パワーアニマルに選ばれしネオ・シャーマンの戦士「ガオレンジャー」の5人目にしてガオライオンに選ばれたリーダー・ガオレッドとなり、他の4人とともにオルグとの戦いに身を投じる。
概要[]
戦隊シリーズ第25作目にして21世紀最初の作品で、百獣の王・ライオンをモチーフに選ばれた。OPには「スーパー戦隊シリーズ」のロゴとともに「25th ANNIVERSARY」が表示された。
タイトルは、元々『星獣戦隊ギンガマン』の企画段階での最有力候補だったが、『ギンガマン』企画時と同時期に放映されていた『勇者王ガオガイガー』と類似するということで没となった[1]ものを再利用している。また、酒井一圭によると、オーディションの台本には『ガオガオマン』と書かれていたとのこと[2]。
特徴[]
前作『未来戦隊タイムレンジャー』が本来のメインターゲット層である児童向けの玩具売上で苦戦し、本作品では玩具面に重点が置かれた娯楽志向のストーリー造りが行われている。本放送の前の2月11日放送に放送された「未来戦隊タイムレンジャースペシャル スーパー戦隊大集合」で一足早く変身後の姿のみだがお披露目が行われて名乗りを披露し、タイムレッド(浅見竜也)が話しかけ、引き継ぎを行った。
本作以降、テレビシリーズ終了後、俳優陣が東京以外の全国各地を廻る「ファイナルツアー」が行わるようになっている。
- 演出面
第7話より、本作品のデジタル合成を担当している日本映像クリエイティブが、それまでのエリアルイメージ合成機を用いた旧来のフィルム合成からデジタル合成専門のシステムへと完全移行[3]。これにより実写とCGの融合がそれまで以上に進み、本作品でもパワーアニマルの描写を始め、名乗りでの各メンバーのキャッチコピーや戦闘中における飛び出す文字などにCGが多用されている。
オープニング映像でも従来の作品から変化が見られており、それまで準レギュラークレジットでの紹介に留まっていた6人目の新メンバーがオリジナルメンバーと同様に単独での紹介に変更された(第28話から)他、レギュラーで使用される映像としてはシリーズ初にして2024年現在唯一となる、制作クレジットの表示も導入された[4](それに変わり監督のクレジットがエンディングに移行。)。またそれまでの作品では基本的にエンディングでの登場であった敵幹部がオープニングにも登場するようになり、それは今作品以後にも踏襲される事になる。
- 劇場版
90年代中頃より途絶えていた戦隊シリーズの劇場版制作であったが、仮面ライダー30周年&スーパー戦隊25作目を記念し久方ぶりに劇場版の制作が再開され、『仮面ライダーアギト』との2本立てという形で公開された劇場版は興行収入12億円の大ヒットとなった。このヒットにより、以降の作品においても劇場版の制作が継続されることとなった。
- その他
通常時ジャケットなどのユニフォーム着用は『救急戦隊ゴーゴーファイブ』以降の定番となっているが、本作品の「ガオジャケット」と呼ばれるユニフォームは完全なお揃いではなく、基本形状は同一だが襟や袖のラインカラーや胸と背中のペットマークといった模様が各々異なっており、追加戦士のガオシルバーには基本形状も異なるものが充てられた。本作品以降『炎神戦隊ゴーオンジャー』に至るまで、同パターンが基本となった。またユニフォーム差別化と同様に、名乗り時に個々のキャッチフレーズが含まれるようになった。
キャスティング[]
戦隊メンバーを20代前半までの出演陣で固めることは当時既に定着していたが、本作品では放送開始当時既に26歳になっていた獅子走役の金子昇や、かつて『逆転あばれはっちゃく』などで子役として活躍した25歳の牛込草太郎役の酒井一圭など、他作品と比べやや年齢が高めの俳優が起用されている。その一方で鮫津海役はジャニーズJr.出身で19歳の柴木丈瑠や、大河冴役は15歳の現役高校生だった竹内実生の起用など、例年の「若手俳優の登竜門」という一面も保っている。また、敵の女性幹部ツエツエ役にはミュージカル・美少女戦士セーラームーンで活躍した斉藤レイを起用。ガオレンジャーをサポートする巫女テトムを演じた岳美もこのミュージカルに出演している。ナレーションには、サザエさんのフグ田マスオ役でおなじみの増岡弘が起用され、マスオと同様の丁寧語のナレーションが特徴的であった。
金子と大神月麿役の玉山鉄二は本作品への出演によって注目され、後のメジャー路線での活躍の足掛りとなった。また、映画監督としての商業デビュー作『グローウィン グローウィン』の公開を控えていた鷲尾岳役の堀江慶も注目され、本作品の効果もあり名前が知られるようになった。
スタッフ[]
メイン監督は前作『タイムレンジャー』に引き続き諸田敏が担当。その他の顔ぶれはほぼ前作と同様であるが、本作品ではそれに加えて『木曜の怪談』『アナザヘブン』など数々のドラマの演出に携わった舞原賢三が新たに参加している。
メインライターには『ゴーゴーファイブ』以来となる武上純希が起用された他、サブライターにはともにシリーズ初参加となる赤星政尚と酒井直行が配されるなど、演出陣とは対照的に顔ぶれが一新され、本作に『タイムレンジャー』より引き続き参加した脚本家は一人もいない。なお本作品では、他のシリーズ作品に比べてサブライターの参加が最も遅く、赤星が参加するQuest19より前の18話分は全てメインライターの武上の手によるものであり、2010年現在もこの記録は破られていない。
また撮影監督には平成仮面ライダーシリーズに移動した松村文雄(ただしオリジナルビデオには参加)に代わり、特撮作品には初参加となる当時若手の菊池亘を外部よりメインで招聘。この起用はかつて付き合いのあった長石多可男の紹介によるものであり、その後菊池は『爆竜戦隊アバレンジャー』まで3作品連続でメインで支え続けた。
評価[]
明快なストーリーとも相まって老若男女を問わず多くの視聴者に支持された本作品は、日曜の朝としては異例の2桁の視聴率をたたき出すほどの人気を獲得した。最高視聴率11.5%・平均視聴率8.8%は、ともに日曜日に放映されるようになった『電磁戦隊メガレンジャー』以降の戦隊シリーズ史上1位である。[5]特に最高視聴率はテレビ朝日の同時間帯における最高記録を20年ぶりに塗り替えた[6]。児童向けの番組でありながら、年齢層を問わない支持を集め、各種メディア等で話題となった。[7]
また放送後も根強い人気があり、ガオブラックを演じた酒井一圭は2006年に「放送から数年を経た今でも街で子供達やその親から声がかかる。その子達はどう見ても本放送を見た世代じゃないし、しかも俺はレッドじゃなくてブラックなのに」とコメントしている。西川貴教や藤井隆が本作品に惚れ込んで、出演者を自分の番組にゲストとして招くなど芸能人にもファンが多い。詳しくは、トピックスの項目も参照。
多数のパワーアニマルの持つ玩具としての魅力・多様性、後述するメンバーごとのユニフォーム差別化策、更に人気の高い携帯電話型変身アイテムなどが子供達の心を掴み、玩具売上も前作比190%のメガヒットを記録。本作品以降の玩具売上も、一部を除き100億 - 130億円の高水準を維持しており、その後のシリーズにおける玩具売上を押し上げる先鞭をつける形となった。
登場人物[]
百獣戦隊ガオレンジャー[]
パワーアニマルに選ばれた戦士たち。メンバーはそれぞれ「ガオジャケット」を着用し、パワーアニマルとの絆である「ガオの宝珠」を所有する。
また、「ガオレンジャーとしての掟」として、変身前も個人の名前ではなく一貫して変身後のスーツの色(「レッド」「イエロー」など)で呼び合う形を取っている[8]。1000年前のガオの戦士の墓が途中で登場。
集合名乗り時の決め台詞は、「命あるところ、正義の雄叫びあり! 百獣戦隊ガオレンジャー!」。
- ■ 獅子 走(しし かける) / ガオレッド
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- キャッチフレーズ:「灼熱の獅子!」 / パートナー:ガオライオン
- 主人公。大学を卒業したばかりの24歳の獣医師。子供の頃から動物の意思を理解する能力を持つ。ガオの戦士に選ばれたのは5人中最後だが、パワーアニマルのリーダー・ガオライオンに選ばれた戦士がガオレンジャーのリーダーとなる掟によってリーダーとなる。
- 非常に張り切り屋かつ前向きな性格はリーダーにふさわしい部分もあり、動物に関連した問題が生じると「俺は獣医だー!」の一言で解決してしまうなど、熱血漢としての一面も持つ。獣医師時代は主婦からの人気が高かった。ガオライオンの宝珠を所持。後にガオゴリラ、ガオファルコンの宝珠も所持するようになる。劇場版でのみガオコングの宝珠を使用したこともある。最終決戦後は、再び獣医の仕事に戻った。
- ■ 鷲尾 岳(わしお がく) / ガオイエロー
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- キャッチフレーズ:「孤高の荒鷲(あらわし)!」 / パートナー:ガオイーグル
- 23歳の元航空自衛隊パイロット候補生。走(レッド)が選ばれるまではリーダー格だったこともあってか、当初はクールかつ真面目で口数も少なく、いささか怒りっぽい面が見られたが、月麿が登場して以降は台詞にカタカナ英語を織り交ぜたり、ウクレレを弾くシーンも見られるなど、徐々にコミカルな面も前面に出てくるようになった。
- テトムによって5人中最初に選ばれたのだが、それが1年前の訓練飛行中だったために作戦行動中に行方不明扱いにされ、それ以来少しでも素性を隠そうとして髪を金色に染めている。またその経歴からスカイダイビングの技術を身につけているため空中戦を得意としており、変身後は背中から腕を伝って翼を出現させることで、時速300kmのスピードで空を飛べる。急降下キックは20t以上の威力がある。ガオイーグルの宝珠を所持。後にガオベアー、ガオポーラーの宝珠も所持するようになる。
- 最終決戦後は、航空自衛隊に復帰。『忍風戦隊ハリケンジャー VS ガオレンジャー』では黒髪で登場。
- ■ 鮫津 海(さめづ かい) / ガオブルー
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- キャッチフレーズ:「怒涛の鮫!」 / パートナー:ガオシャーク
- 19歳の元フリーターで様々なアルバイトをしていた。冴とほぼ同時期に選ばれた。やたらと明るいムードメーカー的存在だが、単なる能天気でなく「ネバギバ(Never give up)」が口癖の、粘り強く精神的にタフな面を持っている。一応水中戦が得意ということになっているが、演じた柴木が「やられて水の中に沈むシーンばかり覚えている」とコメントしているように、強さという意味ではいささか頼りない。ボーリングが得意。変身後は時速80kmで泳ぎ、横跳び50mのジャンプ力を誇る。ガオシャークの宝珠を所持。後にガオジュラフの宝珠も所持するようになる。『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』では、『救急戦隊ゴーゴーファイブ』の巽 大門から、「牛乳竜巻落とし」を伝授される。最終決戦後は、サーフショップで働き始める。
- ■ 牛込 草太郎(うしごめ そうたろう) / ガオブラック
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- キャッチフレーズ:「鋼の猛牛!」 / パートナー:ガオバイソン
- 5人中、4番目に選ばれたガオレンジャー経歴2ヶ月目の22歳。元力士(序二段)だが、膝の怪我で引退して花屋でアルバイトをしていた。その恵まれた体格とパワーを生かしたぶちかまし攻撃を得意とするパワーファイターだが、素の彼は惚れっぽく小心者。一人称は「自分」が多い。ガオバイソンの宝珠を所持。後にガオライノス、ガオマジロの宝珠も所持するようになる。海(ブルー)よりも年上だが、戦士としての経歴では自分が後輩にあたるということで、しばしば凸凹コンビぶりを見せた。最終決戦後は、牧場で働き始める。
- □ 大河 冴(たいが さえ) / ガオホワイト
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- キャッチフレーズ:「麗しの白虎!」 / パートナー:ガオタイガー
- 鹿児島出身の17歳で紅一点。現役高校生で武術の勉強のため上京し一人暮らしをしていた。半年前に海とほぼ同時期に選ばれ、それ以降は満足に学校に行けていない。
- 父・大河虎之介は鹿児島で武道の師範をしており、彼女も父から武芸十八般や礼儀作法を厳しく教えられ、礼儀正しくしっかりしている。白刃取りも使える。その一方、あるエピソードでは風太郎におだてられて調子に乗ったり、そのためにオルグに獣皇剣を奪われて仲間たちにからかわれ、物凄くいじけてしまったりという、普段とギャップのある一面も見せた。基本的に標準語で話すが、父に対して九州弁を使うことがある。当初はガオタイガーの宝珠を所持し、後にガオエレファント、ガオディアスの宝珠も所持するようになる。最終決戦後は、武道学校に復学。
- ■ 大神 月麿(おおがみ つくまろ) / ガオシルバー
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- キャッチフレーズ:「閃烈の銀狼(ぎんろう)!」 / パートナー:ガオウルフ
- 第21、23〜最終話に登場(ガオシルバーとしては24話から)。約1000年前にオルグと戦っていた戦士の一人。年齢は1062歳。昔はシロガネと呼ばれていた。ある事情で狼鬼の姿に変わり仲間の戦士達に自分を封印してくれと頼み封印されていたが、現代に無事復活。封印される原因となった事情が心に影を落とし、またカルチャーショックでなかなか現代になじめない。ただ、その武器がビリヤードのキュー状に変化するものだったためか、プールバーでビリヤードをしている時は心が落ち着くらしい。5人を通して少しずつ打ち解けていく。ガオウルフ、ガオハンマーヘッド、ガオリゲーターの宝珠を所持している。最終決戦後は、放浪の旅に出る。
支援者[]
- テトム
- ガオの巫女。パワーアニマル達の意思を伝える。瓜二つの顔を持つ彼女の祖母・ムラサキと顔なじみだったという月麿(シルバー)よりは若いと推測されるが、それでも1000年以上生きているらしい。超全集によれば設定年齢は1022歳。ガオレンジャーも驚く程の怪力の持ち主(自分に絡んだチンピラも撃退した)であるが、基本的には戦わない。また、料理が得意で、そのせいでラセツに狙われたこともある。鼻が動くと性格が変わる。
- ムラサキ
- 1000年前のガオの巫女でテトムの祖母。
オルグ[]
この世に漂う邪悪な思念や衝動が持つパワーが実体化した魔物。昔で言う「鬼」でオルグを放っておけば地球は重い病に陥り、あらゆる生命体は絶滅してしまう。地球にとっては悪性のウィルスのような存在である。オルグ達はいずれも角を持っており、角の数が少ないほど高位かつ強力なオルグで、ハイネスデュークやデュークなどの高位オルグは鬼洞窟マトリックスを本拠地としている。下位人格のオルグ魔人は最初から組織に属している訳ではなく、ハイネスデュークもしくはデュークオルグにスカウトされるような形で組織に加入する。世界征服ではなく人間社会の破壊を目的としている。
- オルグマスター
- 存在のみが語られていたオルグの支配者。実際はハイネスデュークが他のオルグを従わせるための作り話で、実在しない。強大なエネルギーだけの存在。
- 百鬼丸(ひゃっきまる)
- 千年前のオルグの王。回想のみの登場。ガオゴッドも倒してしまうなど実力も高い。センキ同様ハイネスデュークの融合によって誕生した。ガオハンターに滅ぼされた。
- センキ
- 巨大オルグシードに倒された3人のハイネスデュークが融合して生まれた唯一絶対のオルグの王。全身に目玉、胴体に大きな顔などそれぞれの外見的特徴を併せ持つが、3人の意識が融合したわけではなく独自の自我を持っており、乱暴なハイネスたちとは違って落ち着いた態度をみせる。武器は修羅百鬼剣(しゅらひゃっきけん)[9]。
- 名前は戦いの鬼である「戦鬼」と、かつてのオルグの王「百鬼丸」を超える「千鬼」という意味。肉体が破壊されても心臓部さえ残っていれば何度でも再生・復活する脅威の回復力、ガオゴッドすら圧倒する桁違いの戦闘力を持ち、天空島に攻め込んでパワーアニマルを全滅させた。また、ツエツエの杖を借りることで単身での巨大化が可能。最終的には復活したパワーアニマルたちとガオレンジャーの「森羅万象・天地轟鳴・百獣アニマルハート」で肉体が消滅し、心臓は破邪百獣剣に破壊された。
- ハイネスデューク
- 巨大な一本角を持つ、最高位のオルグ。
- シュテン
- 全身に目玉を持つ赤鬼。最初に現れたハイネスデュークであり、凶暴で破壊衝動が強い。失敗した部下におしおきをする事もある。大きな目を良く見れば多数の小さい目玉が集合している。発する電撃と斧が武器。オルグシードを差し込む荒技で巨大化し、ガオマッスルと激闘。最後は新生ガオキングと戦い、「スーパーアニマルハート」を受けて破れた。それでもまだ生きていたが、ウラに処刑される。名前の由来は酒呑童子。
- ウラ
- 鼻と耳のような姿をした緑鬼。扇を武器として振るい雅を好む。日本の貴族のような口調であり、一人称は「麿(まろ)」、口癖は「〜でおじゃる」。狼鬼を復活させた張本人。美しいものを好み、登場当初は狼鬼にガオの宝珠を奪わせ、後にそれを利用してキマイラオルグを生み出した。また狼鬼が本来の人間の姿に戻った後、彼が変身したガオシルバーによって倒されたかに見えたが、残された角の宝石の力で復活。これ以降は千年の邪気を利用してガオレンジャーを苦しめ続けた。名前の由来は桃太郎の話に出てくる鬼のモデルになった鬼、温羅。
- ウラ究極体
- 度重なる戦いで強さを増した千年の邪気を取り込み、ウラが変化した姿。変化前に比べて禍々しい姿となっているが、本人はこの姿を美しいと自負している。鋭い鍵爪と放電を武器とし、飛行能力を備える他、手のひらから光の刃を形成させる事も可能。その実力は半端ではなく、一度はレッド、シルバーを除く4人を倒したほど。巨大戦でガオイカロスと戦った際に「イカロスダイナマイト」を喰らい深手を負ったことで元の姿に戻り、最後は破邪百獣剣で倒された。
- オニヒメ
- 死んだウラの宝石を手に入れたツエツエが一時的にハイネスデュークになった姿。
- ラセツ
- 巨大な口を持つ青鬼。頭部と胴部に二つの人格を持っており、頭部の口は女声、胴部の口は男声で喋る。自称「絶望の王子」(つまり性別は男である)。何でも喰らい文明を滅亡させようとする美食家で、彼女の手料理を食べたいがためだけにテトムを誘拐させた事もある。巨大なナイフとフォークが武器。巨大戦でガオマッスル、ガオハンター、ガオケンタウロスと戦った。ガオケンタウロスの「獣王の舞い」で倒される(シュテン、ウラのように等身大に戻りはしなかった)。名前の由来は羅刹。なお、三人がツエツエにより復活した後に三人のハイネスデュークの武器が合わさって「修羅百鬼剣」が作り出された。「正気退散」の掛け声から放つ一撃はパワーアニマルの攻撃も跳ね返し、破邪百獣剣の「邪気退散」に勝るとも劣らない威力を持つ。
- デュークオルグ
- 一本角のオルグ。ハイネスデュークに次ぐ実力の持ち主。
- ツエツエ
- ヤバイバとともに行動するデュークオルグ。役割としては中間管理職といったところ。ハイネスデュークをサポートするが、失敗してお仕置きされたり、ガオレンジャーに毎回叩きのめされたり、他のデュークオルグに先を越されたりと何をやっても上手くいかない恵まれないキャラクター。角でオルグの波動を感じ取れる。ハイネスに対する忠誠心は非常に強い。容姿が人間に近いため変装をすることも多く、さらにハイネスデュークの力によってオニヒメ、装甲タイプなど強化変身も複数経験している。
- 杖からオルグシードを出して、「オルグシードよ、消えゆかんとする邪悪に再び巨大なる力を!鬼は内!福は外!!」の掛け声とともに倒れたオルグを巨大化させる。戦闘ではガオホワイトと「小娘」、「おばさん」と罵り合いながら戦うのが定番。ラセツに盾にされ命を落とし鬼地獄に堕ちるが、ヤバイバの手によって鬼地獄の宝物や倒された3体のハイネスデュークとともに復活。オルグの巫女となり、倒されたシュテン・ウラ・ラセツを融合させて、センキへと生まれ変わらせた。
- 『忍風戦隊ハリケンジャーVSガオレンジャー』では生き残りとして登場。『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』も復活。両作品ともハリケンブルーと戦っている。ちなみに、轟轟戦隊ボウケンジャーのボウケンイエローも『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』で彼女のことを「おばさん」と呼んでいた。
- ヤバイバ
- ひょうきんな性格のピエロのデュークオルグ。ツエツエとの中間管理職コンビでハイネスを精一杯サポートする。長剣にも変形する2本のナイフが武器。戦闘ではしばしばガオイエローと戦うが、ガオレンジャーには「弱い」と完全に軽く見られている。ガオホワイトと罵り合いながら戦うツエツエと異なり、ガオイエローの実力を買っており、仲間に誘おうとしたこともあった。ツエツエと比べるとハイネスに対する忠誠心はやや薄い反面、相棒であるツエツエに対する思いやりは強く、ツエツエがラセツに使い潰された際には憤りを見せ、前述のように彼女の復活のために奔走した。一度だけ、自分でオルグシードを食べて巨大化したこともある(理由は弟分のジャグリングオルグのピンチのため)。ピンチになると出る「これは(こいつは)ヤバイバ〜!」が口癖。名前の由来は「ヤバい+刃+茨木童子」。『忍風戦隊ハリケンジャーVSガオレンジャー』では生き残りとして登場。
- 狼鬼(ロウキ)
- 千年前に封印されたデュークオルグ。ウラの手によって封印から開放され、千年前の遺恨から独自にガオレンジャーを狙う。全身を黒い鎧で固めており、狼の様な顔に額にはオルグの証である一本角が生えている。ツエツエとヤバイバに敗れて気絶したホワイトを手当てしたり、野良犬を可愛がったりするなど、オルグらしからぬ行動をとることがある。必殺技は三日月剣から繰り出す「ムーンライトソニック」と「クレセントウェーブ」。絶大な戦闘力を誇り、ガオレンジャーを苦しめた。魔笛を吹いてガオウルフ、ガオハンマーヘッド、ガオリゲーターを操る。ガオレンジャー同様三つの宝珠を所持しているが、その色は邪気によって三つともセピア色となっている。オルグシードと同じ効力を持つ、ウルフシードも所持している。
- 実は彼の正体は純粋なオルグではなくある事情で姿を変えた千年前のガオの戦士「大神 月麿」であった。千年前の記憶を喪失していたが、度重なるガオゴッドの呼びかけによって徐々に自分の存在に疑問を抱き始め、そのことを危惧したウラによって記憶を操作する蟲を体内に埋め込まれる。その後、ガオゴッドの手助けによって人間に戻ることが出来た。月齢の影響により、新月の時には人間に戻り、また満月の時には最大の力を発揮することが出来る。また、当初はハイネスデュークであるウラには従わず、単独行動が目立っていたが、ウラが記憶操作を強めた際にはウラのことを「ウラ様」と呼び跪きながら宝珠を差し出し、ツエツエとヤバイバを驚愕させた。シルバーから分離した邪気となってからは徐々に力を強め、一度は月麿が使った鬼面を媒介に復活。その後ウラの策略で再びシルバーの体内に邪気を注入することでより強力な存在として復活する予定であったが、シルバーの精神力によって跳ね返されたため、再び登場することは無かった。
- プロプラ
- プロペラ戦闘機を模したデュークオルグで、ラセツからはキュララとともに「阿吽の配下」と呼ばれている。飛行能力を持つ。最期はガオイカロスに倒された。
- キュララ
- 戦車を模したデュークオルグ。巨砲型の角による砲撃が得意。最期はガオイカロスに倒された。
- ドロドロ
- ラセツの影の腹心で、オルグ忍術を使う。仲間であるはずのツエツエを騙して利用するなど、卑劣な性格。ツエツエの死が憤るヤバイバをも粛清しようとするが、彼をとっさに盾にしたウラの鏡で自分の術を跳ね返され、自滅に追い込まれ、ガオレッドに敗れる。一度しか使えない究極奥義でガオレンジャーを鬼霊界(きりょうかい)に閉じ込めたが、最期はガオケンタウロスに倒された。
- オルグ魔人
- 複数の角を持つオルグ。器物の形を真似て自身の肉体を作り出す他、器物を自らの体として誕生する個体もいる。基本は自然発生的に生まれるが、ハイネスの手によって生み出される者もいる。二本角が多いが、三本角のオルグもいる。五星戦隊ダイレンジャーのゴーマ怪人にも似た一つ目の個体も多い。デュークオルグに従い、ガオレンジャーと戦う。ヤバイバやツエツエを「一本角(いっぽんづの)」と呼ぶ者もいた。敵味方なしに襲うものもいる。等身大で倒されると泡の塊になるが、オルグシードのエネルギーで復活し巨大化する。
- なおガオレンジャーがオルグ魔人に対して決め技を放つ時の掛け声は、等身大時には「邪鬼○○」、巨大化時には「悪鬼○○」となる。
- オルゲット
- 不完全な角(コブ)しか持たない最下級のオルグ。常に集団で行動し、戦闘員の役割を果たす。武器の棍棒は火炎放射器にもなる。ラクシャーサに強化された個体や、ヤバイバにオルグシードを無理矢理に食わされて巨大化した個体もいる。千年前に登場したものは体色が赤く、角も整っていた。倒されると、水を吹き出し消える。
ガオレンジャーの装備・戦力[]
変身アイテム[]
携帯電話型変身ツールは『電磁戦隊メガレンジャー』のメガシルバーの変身アイテム・ケイタイザーに続き2度目となる。
- Gフォン
- ガオシルバー以外の5人が所有している携帯電話型通信機で変身アイテム。ポーズをとって「ガオアクセス」とコールすることで変身が開始される。「サモン・スピリット・オブ・ジ・アース(Summon Spirit of the Earth:地球の精霊よ目覚めよ)」という掛け声により、G-フォンがまず彼らと絆のあるパワーアニマルに近い形状へ、そして人型へと変形していく。人型に変形した状態でイメージが装着者に重なりスーツを形成、最後にヘルメットが形成されて変身が完了する。
- なお、5人の中で最初にガオレンジャーになったガオイエロー/鷲尾岳は、初めて変身する際に思わずGフォンを耳と口に当て、さも普通に電話口に話すように「ガオアクセス」と言った描写が、劇中の回想シーンに出て来る。
- Gブレスフォン
- ガオシルバーの変身アイテム。Gフォンと同性能だがブレスレットタイプで、彼は左手首に装着している。また、Gフォンにあった獣型・人型に変形する能力はない。
共通装備・能力[]
ガオレンジャーのスーツの手袋には鋭い爪が付いており、それ自体が格闘戦において強力な武器となる。書籍によっては「オルグにはそう見える」との記述もある。他にも以下の武器を装備している。
- 獣皇剣
- ガオシルバー以外の5人が所持する短剣。厚い鉄板をも切り裂く他、光線も発射可能。武器として使う他、鍔に「ガオの宝珠」をはめ込み、「百獣召喚!」の掛け声でパワーアニマルを召喚することができる。
個人装備・技[]
- ガオレッド
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- ライオンファング
- ガオレッド専用の破邪の爪で、ライオンの顔を模している手甲。パンチ力は3倍にアップし、約12tの破壊力を発揮する。上下で2つに分離させて両手に装備することも可能。エネルギーを充填して両手に持って斜め袈裟に叩き付けるブレイジングファイヤーという技がある。
- 轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊では、ガオレッドの姿に変身したアカレッドが使用している。
- ガオメインバスター
- ライオンファングを変形させた、ガオレッド専用のハンドカノン砲。小さな光弾を連射する「ノーマルモード」、巨岩をも溶かすほどの強力な熱光線を発射する「ファイナルモード」の2つの形態を使い分ける。ファイナルモードは決め技として使われることも多く、その場合レッドが「邪鬼退散」の掛け声を唱える。
- ファルコンサモナー
- 仲間達の不屈の魂が具現化した、ガオレッド専用の隼型武器。通常はガンモードとして光線銃のように用いるが、翼部分を展開することでアローモードとなり、オルグを一撃で撃破する火の鳥のような火炎弾を放つことができる。アローモードの尖った両端で斬りつけることも可能。また、ガオの宝珠をはめこんだ獣皇剣を装填するとサモナーモードとなり、ガオファルコンを召喚することが可能。さらに翼部分には4つ穴があり、そこに宝珠を装填することで、ガオレッドのファルコンサモナーのみで最大5体のパワーアニマルを同時に召喚することができる。
- ガオイエロー
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- イーグルソード
- ガオイエロー専用の破邪の爪で、鍔が鷲の形を模している長剣。刀身にエネルギーを充填してX字を描くように斬りつけるノーブルスラッシュという技がある。鍔には羽状手裏剣フェザーカッターが収納されている。ブルーが借りた際にはサージングスラッシュという技を使用した。尚、『太陽戦隊サンバルカン』以降、「剣を個人武器とするのはレッド」という傾向が見られる中、レッド以外のメンバーが剣を使用するのは珍しい。
- ガオブルー
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- シャークカッター
- ガオブルー専用の破邪の爪で、サメの背びれの形を模している一対のナイフ。厚さ5cmの鉄板も切り裂く。刃にエネルギーを充填して外側から内側へと横に斬るサージングチョッパーという技がある。合体技として、ブラックがブルーを振り回し、その遠心力を利用してブルーがシャークカッターで何度も斬り付けるアイアンツイスターという技がある。イエローが借りた際にはノーブルチョッパーという技を使用した。
- ジュラフタイフーン
- ガオジュラフの宝珠を獣皇剣に装填し、自ら円盤のように回転しながら突撃、敵を何度も斬りつける。
- ジュラフカッター
- ガオジュラフの宝珠を獣皇剣に装填し、刀身を伸ばした獣皇剣をふるって敵に斬り付ける。
- サージングスラスト
- ガオジュラフの宝珠を獣皇剣に装填し、獣皇剣の刀身を伸ばして敵を貫く。
- ガオブラック
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- バイソンアックス
- ガオブラック専用の破邪の爪で、刃の根元の飾りが牛の顔を模している手斧。大岩をも砕く。刃にエネルギーを充填して斜め袈裟に振り下ろすアイアンブロークンという技がある。
- ガオホワイト
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- タイガーバトン
- ガオホワイト専用の破邪の爪で、両端の飾りが虎の顔を模している棍棒。大岩も砕く。先端にエネルギーを充填して敵を突くベルクライシスや、十文字を描くように敵を斬る白虎十文字斬りといった技がある。
- 『海賊戦隊ゴーカイジャー』では、ガオホワイトに豪快チェンジしたゴーカイイエローが、ベルクローというオリジナルの技を披露していた。
- ガオシルバー
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- ガオハスラーロッド
- ガオシルバー専用武器。剣として用いるサーベルモード、毎秒10発のビーム弾を放つ光線銃として用いるスナイパーモード、後述の「破邪聖獣球」に用いるビリヤードのキューに似たブレイクモードに変形する。空中前転しながらサーベルモードで敵を袈裟に斬る銀狼満月斬りという技がある。また、ブレイクモードではガオの宝珠を空中へ撃ち出してガオウルフら3体のパワーアニマルを召喚するのにも用いる。
必殺技[]
- 破邪百獣剣(はじゃひゃくじゅうけん)
- イーグルソード(剣先)、バイソンアックス(剣身)、シャークカッター(鍔)、タイガーバトン(柄)の4つの武器を組み合わせた巨大な剣。ガオレッドがライオンファングを通じて保持し、他の4人がガオレッドの体を支える事によって使用し、「邪鬼退散」の掛け声とともにガオソウルで形成された巨大な刃でオルグを斬る。中 - 終盤ではガオシルバーを含めた6人で繰り出すこともあり、その際はガオレッドとガオシルバーが2人で破邪百獣剣を握る。
- 破邪聖獣球(はじゃせいじゅうきゅう)
- ガオシルバーが単独で繰り出す必殺技。ガオハスラーロッドを振るい、ビリヤードのプールにも似た板状の光線「レーザープール」を形成してその中に敵を閉じ込め、さらにガオウルフら3体のパワーアニマルのガオの宝珠をレーザープール上に置き、ブレイクモードのガオハスラーロッドで「邪鬼玉砕」の掛け声とともに射出し、オルグ目掛けて撃ち込む。
その他[]
- 封印アタック
- ガオレンジャーになりたての頃のイエローが使用した技。テトムからもらった封印のお札を相手に貼り付け、オルグの力を封印させる。
- 守り刀
- テトムの祖母・ムラサキの形見の剣。センキによってパワーアニマルを全滅させられ、変身能力も失ったガオレンジャーが最後の武器として使用したが、センキには効かず、破壊された。
- ガオレンジャーストーム
- 『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』で使用した必殺技。スーパー戦隊魂を受け継いだガオレンジャーが上空にエネルギー球を作り出し、レッドが他の4人の腕を組んだスクラムを踏み台にしてジャンプ、「邪鬼浄散」の掛け声とともにオーバーヘッドキックでエネルギー球を蹴り放つ。再生したラクシャーサを倒した必殺技でもある。
- その名称や技の演出などは、『秘密戦隊ゴレンジャー』の必殺技「ゴレンジャーストーム」を髣髴とさせるものとなっている。
パワーアニマル[]
地球の生命力そのものが、地球上のさまざまな物質や元素を吸収し地上の動物の姿を取って実体化した大自然の精霊。鉄などの金属系の元素を多数取り込んだため金属質な体表となっている。その生命エネルギー・ガオソウルをビーム状に放つ技なども持っているが、これは彼らの体力を著しく消耗させる。
最終決戦には下記の者達も含め、ガオピーコック・ガオスティングレイ・ガオホース・ガオマウスなど(ただしイラスト)百体のパワーアニマル、文字通り「百獣」が駆けつけた。百体のパワーアニマルの内訳は劇中では語られなかったが、書籍「スーパー戦隊アートコレクション 戦隊ロボ編」(メディアワークス・刊)に掲載されている。この時に見せた森羅万象・天地轟鳴・百獣アニマルハートは、百体のパワーアニマルのガオソウル光線と、5人の獣皇剣及びシルバーのガオハスラーロッドからのガオソウル光線を一斉に放つ技である。
なお、24話で一度だけ「ガオアニマル」という呼称が使用された。
- ガオライオン
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- 全長:35m(通常)、87m(超巨大時)
- 全高:21.5m(通常)、53.5m(超巨大時)
- 体重:1120t(通常)、3800t(超巨大時)
- ガオレッドのパワーアニマル。メインカラーは赤。パワーアニマル達のリーダーで、精霊王の合体もリードする。鋭い牙は鋼鉄も砕き、前足によるパンチは高層ビルも砕く。ガオソウルの消耗から疲弊して一時戦線を離脱したが(この時はガオゴリラが代役を務めた)ソウルバードの登場でシュテンとの決戦で復活した。テトムの作った卵焼きを食べて一時的に巨大化したこともある。ガオキングの中核になる。巨大化時ではガオケンタウロスの中核になった。
- ガオイーグル
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- 全長:30m
- 全幅:43m
- 体重:420t
- 飛行速度:マッハ3
- ガオイエローのパワーアニマル。メインカラーは黄色。高速で飛行し、鋭い翼は大木をも切り倒す。翼からフェザーボムを放つ。ガオキングの顔、ガオマッスルの腰を合成する。
- ガオシャーク
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- 全長:32m
- 全高:17m
- 体重:790t
- 飛行速度:マッハ2
- ガオブルーのパワーアニマル。メインカラーは青。普段は水中にいるが、飛行も可能。鼻先はチタンよりも硬く、鋭い歯は大岩も噛み砕く。右腕を合成する。
- ガオバイソン
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- 全長:37.5m
- 全高:24.5m
- 体重:1900t
- ガオブラックのパワーアニマル。メインカラーは黒。2本の角を突き出しての突進は高層ビルをも粉々にする。芝刈り機オルグの攻撃で負傷し、自らガオライノスとガオマジロを代役として召喚、一時戦線を離脱したこともある。下半身を合成する。
- ガオタイガー
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- 全長:31m
- 全高:19.5m
- 体重:770t
- ガオホワイトのパワーアニマル。メインカラーは白。すばやい身のこなしで敵を撹乱し、そばをすりぬけざまにガオソウルを集中させた前足や後ろ足の鋭いツメで敵を切り裂く攻撃や、鋭いキバとスピードを利用して敵のツノなどをもぎ取ることもできる。左腕を合成する。
- ガオウルフ
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- 全長:33m
- 全高:21.5m
- 体重:800t
- ガオシルバーのパワーアニマル。メインカラーは銀。鋭い牙と爪が武器。ガオライオンに負けないパワーとガオタイガーに負けないスピードを持つ。正義に目覚めた後は時速350kmで走るシルバーの専用バイクウルフローダー(全長:2.1m、全幅:0.8m、全高:1.2m)にも変形可能。左腕を合成する。
- ソウルバード/ピヨちゃん(幼少時)
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- 全長:6m
- 全幅:2.5m
- 体重:1.5t
- 最高飛行速度:300km/h
- 精霊王のコクピットになり、ガオソウルを増幅(パワーアップ)させる機能を持つ「魂の鳥」。ガオレンジャーを乗せ、飛行も可能。ツボオルグの罠でガオキング共々囚われた際、体の一部を分離させてもう一体のソウルバード(通称「ヨーちゃん」)を作り出した。限定ビデオでは、「炎のピヨちゃん」に覚醒した。
- ガオエレファント
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- 全長:39m
- 全高:25m
- 体重:2000t
- 走行速度:200km/h
- 臥象山に眠っていたパワーアニマル。メインカラーは水色。時速200kmで突進する。鼻先から放水することも可能だが、本編では未使用。ガオホワイトが召喚する。合体はせず、前後に分離することで剣と盾に変形。ガオキング、ガオナイト、ガオケンタウロスらが振るった、本来はガオナイト、ガオケンタウロスの剣と盾。一時期、狼鬼の手中に落ちたが無事に取り戻す。
- ガオジュラフ
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- 全長:28.5m
- 全高:38m
- 体重:860t
- 走行速度:900km/h
- 争いを嫌う性格で港のクレーン車に偽装し現世で暮らしていたパワーアニマル。メインカラーは橙色。時速900kmで走る。長い首で攻撃する。ガオブルーが召喚する。一時期、狼鬼の手中に落ちたが無事に取り戻す。顔にアーマーが付き、右腕を合成する、本来はガオイカロスの右腕。
- ガオベアー、ガオポーラー
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- 全長:28m
- 全高:17.5m
- 体重:980t
- 双子の兄弟に姿を変えていたパワーアニマル。メインカラーはそれぞれ黒(ベアー)と白(ポーラー)。ベアーは2300度の火炎放射を、ポーラーは-200度の冷凍光線を口から吐く。二体で互いの手足を繋ぎ、空中回転しながら体当りする「巴大車輪」という技が使える。ベアーはガオホワイトが、ポーラーはガオブルーが召喚するが、普段宝珠を持っているのはガオイエロー。一時期、狼鬼の手中に落ちたが無事に取り戻す。ベアーは左腕、ポーラーは右腕を合成する、本来はガオマッスルの両腕。
- ガオゴリラ
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- 全長:24.5m
- 全高:28m
- 体重:1200t
- 過去の世界にあった「聖なる森」の守護者だった怪力無双のパワーアニマル。メインカラーは緑。パンチで鉄骨のタワーを曲げ、キックで50tの戦車を1km先まで吹き飛ばす怪力を持つうえ、高層ビルでも軽く登るほどの身軽さを併せ持つ。何もないところにバナナの木を生やしてその実(爆弾)で攻撃する「バナナボム」という技を持つ。ガオレッドが召喚する。ガオマッスルの中核になる。
- ガオハンマーヘッド
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- 全長:34m
- 全高:17m
- 体重:800t
- 飛行速度:マッハ2.5
- ガオシルバーのパワーアニマル。メインカラーは赤紫。ガオシャーク同様飛行能力を持つ。大岩をも粉々に噛み砕く。頭部から超音波を発することも出来るが、未使用。右腕を合成する。
- ガオリゲーター
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- 全長:80m
- 全幅:32m
- 体重:5000t
- 走行速度:200km/h
- 水中航行速度:400km/h
- ガオシルバーのパワーアニマル。メインカラーは濃緑。パワーアニマルの中でも随一の巨体を誇る。巨大な口が武器。尻尾による一撃はタンカーを真っ二つにする威力がある。水陸両方で活動可能で、ガオハンターの両腕以外の全ての部位になる。
- ガオライノス
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- 全長:40.5m
- 全高:24.5m
- 体重:2000t
- 走行速度:300km/h
- 傷を負ったガオバイソンが、自らの代役として召喚したパワーアニマル。メインカラーはガオエレファント同様水色。時速300kmでの突進は分厚いビルの壁を突き破る。ガオブラックが召喚する。下半身を合成する、本来はガオイカロスの足。
- ガオディアス
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- 全長:27m
- 全高:36.5m
- 体重:840t
- 癒しと封印の力を持っているパワーアニマル。メインカラーは青緑(信号機の青に近い)。他のパワーアニマルの傷を癒す「ディアスヒーリング」が使えるが、気難しい性格。ガオの巫女の歌声を好む。ガオホワイトが召喚する。左腕を合成する、本来はガオイカロスの左腕。
- ガオマジロ
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- 全長:12m(通常時)、8m(丸まった状態)
- 全高:7m(通常時)、8m(丸まった状態)
- 体重:180t
- 人間の言葉をしゃべる数少ないパワーアニマル。ただし実際には「マジマジ」という鳴き声をガオレンジャーが翻訳していた。ガオライノスとコンビで登場。メインカラーは紫。ダイヤモンドより硬い体を生かして、精霊王の必殺兵器として、サッカーボールの如く蹴り飛ばされたり、ボウリングのボールのように投げられたり、リゲーターブレードで手玉の代わりに突かれたりする役目が目立つ。時には蹴り返されることもある。普段はガオライノスが変形した下半身の右足部に合体している。ガオマッスルストライカー、ガオイカロスに合体時はガオイエローが召還するが、普段宝珠を持っているのはガオブラック。
- ガオファルコン
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- 全長:72m
- 全幅:80m
- 体重:900t
- 天空島の守護精霊。巨大な「最強で究極のパワーアニマル」。メインカラーはガオライオン同様赤。普段は天空島の火山の中に住んでいる。両翼に付いている目玉で相手を睨みつけ、動きを封じる「イカロスバインド」が使える。ガオレッドがファルコンサモナーで召喚する。ガオイカロスの中核になる。
- ガオパンダ
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- 全長:30m
- 全高:20m
- 体重:800t
- テレビ雑誌「てれびくん」2002年2月号付属の「ガオアクセスCD」収録のオリジナルドラマのみに登場するパワーアニマル。ガオホワイトが作った、泥の混じったガオポーラーの雪だるまがパワーアニマルに変身したもので、ガオベアーとガオポーラーが混ざったような外見をしている。他のパワーアニマルとの違いは寒さに強く、笹の葉の混じった竜巻を吐くバンブーハリケーンという技が使える。
- ガオコング
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- 全長:24.5m
- 全高:28m
- 体重:1250t
- 劇場版に登場した異世界のパワーアニマルで、ガオレンジャー達が飛ばされた島の守護神も兼ねる。メインカラーは赤。ガオゴリラに似ている。異世界の3つの太陽の金環食によって火山から復活、ファイヤーダンスを模した技を駆使して、異世界の3大オルグ相手に圧倒的な強さを見せた。またその雄叫びでガオレンジャー達のパワーアニマルも呼び寄せ、聖霊騎士ガオナイトへと合身する(コングは中核になる)。
- ガオマウス
- ガオスティングレイ
- ガオホース
- ガオピーコック
- 最終回に宝珠のみ登場したパワーアニマル。
- ガオエイプ
- 玩具のみ。
- ガオスピアー
- ミニプラのみ。厳密にはパワーアニマルではなく、ミニプラ・ガオジュラフ未購入者用の非変形代用品。
ゴッドパワーアニマル[]
- 1000年前にシロガネ(ガオシルバー)とともに戦ったかつてのガオレンジャー達のパワーアニマル。ガオキングを構成する現在のパワーアニマル5体にどこか似ている。合体することによって先代のガオキングでもあったパワーアニマル達の守り神・ガオゴッドとなる。
- ガオレオン
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- 全長:37m
- 全高:21.5m
- 体重:1150t
- 先代ガオライオン。ガオゴッドの中核になる。メインカラーは黒。
- ガオコンドル
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- 全長:35m
- 全幅:43m
- 体重:440t
- 先代ガオイーグル。ガオゴッドの顔になる。メインカラーは青。
- ガオソーシャーク
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- 全長:36m
- 全高:17m
- 体重:800t
- 先代ガオシャーク。ガオゴッドの右腕になる。メインカラーは赤紫。
- ガオバッファロー
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- 全長:38m
- 全高:28m
- 体重:2000t
- 先代ガオバイソン。ガオゴッドの下半身になる。メインカラーは茶色。
- ガオジャガー
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- 全長:31m
- 全高:20m
- 体重:750t
- 先代ガオタイガー。ガオゴッドの左腕になる。メインカラーは金色。
精霊王[]
複数のパワーアニマルが「百獣合体!」の合図で合体する、ガオレンジャーの巨大戦力。腕や脚を構成するパワーアニマルを入れ替えることで様々な形態にパワーアップする形態を百獣武装という。
- ガオキング
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- 全高:60m
- 全幅:34m
- 重量:5000t
- 出力:2000万馬力(4000万馬力:ソウルドライブ時)
- ガオライオン、ガオイーグル、ガオシャーク、ガオバイソン、ガオタイガーが合体した精霊王。機械のロボットではなく生命体に該当する。ガオレンジャーが初めて操った精霊王であり、百獣合体の基本形態ともいえる。標準装備の武器としては、ガオシャークの尾びれが変形した剣フィンブレードがある。フィンブレードを使うとき、ガオキングが牙を剥き、怒りの表情になる。合体するとガオレンジャー5人の乗るコクピットに当たる区画も生成されるが、コクピットブロックとしてソウルバードが合体(ソウルドライブ)することで出力を2000万馬力上乗される(ガオマッスルなども同様)など、更なるパワーアップが可能となっている。合体してからガオレンジャーはコクピットに搭乗し、コントロールパネルに獣皇剣を置き「ライズアップ」の合図で立ち上がってガオキングに変形するが、ソウルバード登場後は「百獣合体」の合図で自動的にガオキングにまで変形し、その後ソウルドライブによりガオレンジャーが搭乗するようになった。
- 得意技は、右手のガオシャークで殴るシャークショット、左手のガオタイガーで殴りつけるタイガーアタック、両足キックを決めるバイソンキック。きりもみ回転しながら連続キックを決めるダブルバイソンキックという応用技もある。必殺技は、五体のパワーアニマルの口から彼らのガオソウルを強力な光線として放つ天地轟鳴・アニマルハート。ソウルバード登場後は天地轟鳴・スーパーアニマルハートへとパワーアップした。逆立ちした状態でアニマルハートを撃つ天地逆転・リバースアニマルハート、フィンブレードからビームを発射する怒涛一閃・サージングアローという必殺技もある。また、「ガオレンジャーVSスーパー戦隊」ではスーパーアニマルハートに、ゴレンジャーとジャッカーを除く歴代スーパー戦隊の1号ロボのスーパー戦隊魂を込めることにより、さらにパワーアップさせたこともある。
- 合体後もリーダーのガオライオンや他のパワーアニマルの意志がそのまま存在している劇中描写が見られ、基本的にガオレンジャー達の操縦に任せているが、一度だけパワーアニマル達の意思だけで合体・戦闘を行ったことがある。
- ガオキングソード&シールド
- 全高:60m
- 重量:7000t
- ガオエレファントを百獣武装した姿。ガオエレファントは剣と盾になり、それぞれエレファントソード、エレファントシールドと呼称する。必殺技は、鞭のように伸ばしたエレファントソードで敵を斬り倒す豪力両断・イビルクラッシャー。
- ガオキングスピアー
- 全高:60m
- 重量:5070t
- ガオジュラフを百獣武装した姿。ガオジュラフは、ガオシャークの代わりに右腕になり、ジュラフスピアーと呼称される。必殺技は、右腕を伸ばして敵を貫く悪鬼貫徹・ネックスラスト。この技はエレファントソードも効かない帆船オルグのシールドを突き破る威力を持つ。
- ガオキングダブルナックル
- 全高:60m
- 重量:5400t
- ガオベアー、ガオポーラーを百獣武装した姿。ガオベアーはガオタイガーの代わりに左腕に、ガオポーラーはガオシャークの代わりに右腕になり、それぞれベアーナックル・ポーラーナックルと呼称される。パンチ力は通常のガオキングの3倍。必殺技は、右腕から吹雪を、左腕から炎を同時に噴射する氷牙炎滅・ベアーストライク。この技は、ソウルバードなしで使用するとガオソウルの消費が激しく、ガオライオンの体に負担がかかるのが欠点。そのため一時期ガオライオンが出撃出来なかったこともあり、その間はソウルバードが登場するまでガオゴリラが代役を務めることになる。
- ガオキングアナザーアーム
- 全高:60m
- 重量:5040t(推定)
- ガオウルフ、ガオハンマーヘッドを百獣武装した姿。ガオウルフはガオタイガーの代わりに左腕に、ガオハンマーヘッドはガオシャークの代わりに右腕になる。腕になった後のガオウルフ・ガオハンマーヘッドの呼称については情報が無い。得意技は、右手のガオハンマーヘッドで殴るハンマーショット、左手のガオウルフで殴りつけるウルフアタック。必殺技は、ガオマジロをボウリングの球に見立てて投げる超速回転・トルネードガオマジロスピン。
- ガオキングアナザーアーム・ウルフ&スピアー
- 全高:60m
- 重量:5100t(推定)
- ガオキングアナザーアームの状態から、さらにガオジュラフを百獣武装した姿。この百獣武装形態は劇中で名前が語られていないため正式名称が事実上不明であり、「ガオキングスピアー&アナザーアーム」「ガオキングウルフ&スピアー」など様々な呼ばれ方をする。必殺技はガオキングスピアーと同様の悪鬼貫徹・ネックスラスト。
- ガオキングクロスホーン
- 全高:60m
- 全幅:34m
- 重量:5140t
- ガオディアスを百獣武装した姿。ガオディアスは、ガオタイガーの代わりに左腕になり、ディアスシザースと呼称される。光の錠で敵の動きを封じるキャプチャーリングが使える。必殺技は、巨大なシャボン玉で敵を包むことで邪気を封じる清輝顕現・バブルキャプチャー。
- ガオキングスピアー&シールド
- 全高:60m
- ガオキングソード&シールドの状態から、さらにガオジュラフを百獣武装した姿。猛獣使いオルグに操られ、勝手に作られた百獣武装形態。ガオレンジャーが操るガオマッスルストライカーに向かって正義貫徹ネックスラスト(ヤバイバ命名)を繰り出した。エレファントシールドで殴りつけるシールドアタックも使ってきた。
- ガオキングスピアー&ナックル
- 全高:60m
- 重量:5280t(推定)
- ガオキングスピアー&シールドの状態から、今度はガオベアーを百獣武装した姿。やはり猛獣使いオルグに操られたときの姿。ベアーナックルでラリアットを決めるガオキングラリアット(ヤバイバ命名)、ベアーナックルから火炎光線を放つベアーストライクが使える。
- ガオキングストライカー
- 全高:63m
- 全幅:34m
- 重量:5280t
- 出力:2500万馬力(4500万馬力:ソウルドライブ時)
- 百獣武装ではなく、新たな百獣合体形態。ガオバイソンの代わりに、ガオライノスとガオマジロが下半身を構成する。蹴り技を得意とし、空中から両足で連続キックを放つライノスキックが使える。必殺技はガオマジロをサッカーボールに見立てて左足で蹴り飛ばす強蹴一閃・ライノシュート。
- ガオマッスル
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- 全高:61.5m
- 全幅:50m
- 重量:5480t
- 出力:5000万馬力(7000万馬力:ソウルドライブ時)
- ガオゴリラ、ガオイーグル、ガオベアー、ガオポーラー、ガオバイソンが合体した「筋肉の戦士」。ガオキング以上の怪力と防御力を誇るが、技ではガオキングに劣る。出力は5000万馬力。
- 鎖のついた巨大な錨マッスルアンカーを持ち、両肩にはマッスルクラッカーというビーム砲を備える。敵を両腕で締め付けるマッスルベアハッグ、両足できりもみ回転キックを放つバイソンキックが使える。必殺技は、両腕でパンチを叩き込む剛力無双・マッスルラリアット。ガオキングダブルナックルと同様に氷牙炎滅・ベアーストライクも使いこなす。
- ガオマッスルストライカー
- 全高:60m
- 全幅:42m
- 重量:5760t
- 出力:5500万馬力
- 百獣武装ではなく、新たな百獣合体形態。ガオイーグルとガオバイソンの代わりに、ガオライノスとガオマジロが下半身を構成する。きりもみ回転しながら空中から突撃して連続パンチを食らわすストライカーボンバーが使える。必殺技は、ガオキングストライカーと同様にガオマジロを蹴り飛ばす強蹴爆砕・ライノシュート。
- ガオマッスルストライカークロスホーン
- 全高:60m
- 重量:5650t(推定)
- ガオマッスルストライカーがガオディアスを百獣武装した姿。猛獣使いオルグがガオキングを操って様々な百獣武装を行った際、それに対抗する形でこの百獣武装を行った。ディアスシザースから癒しの力を放つディアスヒーリング、ポーラーナックルから冷凍光線を放つベアーストライクが使える。
- ガオマッスルストライカースピアー
- 全高:60m
- 重量:5630t(推定)
- ガオマッスルストライカーがガオジュラフを百獣武装した姿。蒸気機関オルグとの戦いで、ガオハンターのピンチを救うために百獣武装した。腕を換装するシーンは画面に映らず、ガオマッスルストライカースピアーの名を叫ぶこともなかった。必殺技はガオキングスピアーとガオキングアナザーアーム・ウルフ&スピアーと同様の悪鬼貫徹・ネックスラスト。
- ガオマッスルアナザーアーム
- ガオタイガー、ガオシャークを百獣武装した姿。ガオタイガーはガオベアーの代わりに左腕に、ガオシャークはガオポーラーの代わりに右腕になる。腕になった後のガオタイガー・ガオシャークの呼称については情報が無い。雑誌等のスチル写真では紹介されているが、本編では未登場。
- ガオハンター
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- 全高:62m
- 全幅:36m
- 重量:6600t
- 出力:5500万馬力
- ガオウルフ、ガオハンマーヘッド、ガオリゲーターが合体。ガオキングを上回る技と、ガオマッスルを上回るパワーを併せ持つ。
- ガオリゲーターの尾とガオハンマーヘッドの尾をつなぎ合わせたリゲーターブレード、ガオウルフの尾であるクレセントブーメランを持つ。得意技は、右手のガオハンマーヘッドで殴るハンマーショット、左手のガオウルフで殴りつけるウルフアタック。ガオシルバーは、狼鬼だった頃からガオハンターを操っていた。玩具のパッケージは「魔獣合体」だったが、ガオシルバー登場後は「百獣合体」に修正された。
- ガオハンターイビル
- 狼鬼が操る「邪なる王」。合体の掛け声は「百獣合体」ではなく「魔獣合体」だった。魔獣フェイスと呼ばれる狼を模した邪悪な顔をしている。必殺技は、胸のガオリゲーターの口から強力なガオソウルの光線を放つ天地震撼・ビーストハリケーン。これはガオマッスルのベアーストライクと同等の威力を持つ。リゲーターブレードを用いた魔性十六夜斬りなど、邪悪な技でガオレンジャーの精霊王を苦しめた。狼鬼はガオレンジャーからガオの宝珠を奪い「魔獣武装」をも行った。ただしガオエレファントのみ、玩具で再現できないためか、合体していない。ガオキングストライカーに敗れ、シルバー登場後はこの形態も登場しなくなったが、一度だけ千年の邪気の影響でこの形態に戻り、ガオキングと一戦を交えている(最終的にはシルバーが邪気を追い払ったためジャスティスに戻ることが出来た)。
- ガオハンタースピアー
- 全高:62m
- 重量:6660t(推定)
- ガオハンターイビルが魔獣になったガオジュラフを魔獣武装した姿。悪のエネルギーを込めた必殺技精霊貫徹・ネックスラストを放ち、ガオキングの合体を解除した。
- ガオハンターダブルナックル
- 全高:62m
- 重量:6960t(推定)
- ガオハンターイビルが魔獣になったガオベアー、ガオポーラーを魔獣武装した姿。必殺技は精霊炎滅・ベアーストライクを放ち、ガオキングを追い詰めた。
- 1000年前の戦いにおいて、シロガネ(=ガオシルバー)は闇狼の面をつけて体内に邪気を取り込むことで、三体のパワーアニマルをガオハンターイビルへと合体させた。その際の必殺技は天地震撼・ビーストハリケーンと同様の技だったが、技名は天地震撼・百獣の嵐だった。
- ガオハンタージャスティス
- ガオシルバーが操る「正義の狩人」。ガオシルバーが正義の心に目覚めるのと同時に、ガオハンターもヒューマンフェイスと呼ばれる人のような顔を持つガオハンタージャスティスへと変化した。イビルと同様の天地震撼・ビーストハリケーンのほか、リゲーターブレードに正義のエネルギーを集めて突撃する悪鬼突貫・リボルバーファントムという必殺技を使う。また、ガオマジロと協力して合同必殺技ハンター聖獣球、ガオキングストライカーと協力して合体光線獣神一体・アニマルバースト、ガオゴッドと協力してダブルゴッドインパクトを繰り出す。百獣武装は換装バリエーションに乏しいが可能、だがジャスティスになってからは一度も行わなれていない、しかし、行えば行ったで大きく強化される。ちなみにガオハンターは6人目の戦士が単独で操るロボで初めて複数の機体が合体するタイプのロボである。
- ガオハンターブルームーン
- 青き月のエネルギーを受けて10倍にパワーアップした奇跡の姿。出力は何と戦隊ロボ史上最高の5億5000万馬力。ハンマーショットの10倍の威力を誇るブルーハンマーショット、ウルフアタックの10倍の威力を誇るブルーウルフアタック、リゲーターブレード三日月斬りなど強力な技を持つ。必殺技はビーストハリケーンをも大きく凌駕する威力を持つ破壊光線月下咆哮・ブルームーンハート。すさまじいパワーを発揮する反面、この形態はガオシルバーとパワーアニマルのガオソウルを著しく消耗させる。ブルームーンに変身した後、ガオシルバーは次の放送回、ガオウルフたちは一時期戦闘には参加できず、ブルームーンの登場自体も一度限りだった。
- ガオイカロス
-
- 全高:70m
- 全幅:80m
- 重量:4790t
- 最高飛行速度:マッハ7
- 出力:7000万馬力
- ガオファルコン、ガオジュラフ、ガオディアス、ガオライノス、ガオマジロが合体した「天空の精霊王」。その名の通り、背中の巨大な翼で自在に空を舞う。その翼を体の前面に畳むことでディフェンスモードとなり、敵のいかなる攻撃も弾き返す。ガオキング、ガオマッスル、ガオハンターを上回るパワー、防御力、技、スピードを併せ持つ。
- ガオファルコンの両翼で飛行し、翼の巨大な目からイカロスバインドという光線を放ち、敵の動きを止めることができる。必殺技は上空高く舞い上がり、オーバーヘッドシュートでガオマジロを蹴り飛ばす究極天技・イカロスダイナマイト。また、左腕のディアスシザースで敵を持ち上げ、振り回して投げ飛ばす天地逆転・ホーンクラッシュという技もある。ガオマッスルストライカーと同様の強蹴一閃・ライノシュートも使える。劇中未登場のため詳細は不明であるが、神魂飛翔・イカロスシュートという必殺技も存在する[10]。ガオハンター同様、ほとんど換装バリエーションのない精霊王だが行えば大きく強化され、実際、後述のガオイカロスアナザーフット&アームは多くのパワーアニマルが負傷した際に戦う力を残していた数少ないパワーアニマルを寄せ集めて編み出したにもかかわらず、最強にして最後のオルグ・蒸気機関オルグを下した。
- ガオイカロスアナザーフット&アーム
-
- 全高:65m
- 全幅:80m
- 重量:4400t
- 出力:7700万馬力
- 百獣武装ではなく、新たな百獣合体形態。ガオレンジャーの正義の心と、パワーアニマル達の不屈の闘志がひとつになって誕生した「新たなる天空の精霊王」。最強にして最後の中級オルグ・蒸気機関オルグとの戦いで多くのパワーアニマル達が傷ついたとき、戦う力を残していた数少ないパワーアニマルで編み出した最後の切り札。ガオファルコン、ガオバイソン、ガオウルフ、ガオハンマーヘッドが合体し、武器にクレセントブーメランとリゲーターブレードを持つ。普段は5人とは別行動のガオシルバーもソウルバードに同乗している影響か、すべての能力が飛躍的にアップしている。空中から両足で連続キックを放つバイソンキックが使える他、翼からビームを放つ。必殺技は、クレセントブーメランを投げてから、リゲーターブレードでクレセントブーメランの後部を突くように敵を貫く悪鬼撃滅・イカロスブレイカー。
- ガオケンタウロス
-
- 全高:78m
- 全長:87m
- 全幅:80m
- 重量:8260t
- 出力:8500万馬力
- テトムの祈りに応えてテトムが作った卵焼きを食べて巨大化したガオライオンを中心として、ガオファルコン、ガオシャーク、ガオタイガー、ガオエレファントが合体した究極の姿。「大いなる勇者」とも「偉大なる聖者」とも呼ばれる。陸と空を自由に移動でき、ガオレンジャーが乗っていなくても動くことができ、時空を超えて鬼霊界に突入しガオレンジャーを救出するという奇跡を見せた。必殺技は、イカロスバインドで敵の動きを封じ、空中からエレファントソードを振り降ろす究極剣技・獣王の舞。なおこの姿は一時期の限定なものでガオライオンが元の大きさに戻る(原因は不明)までの数回しか登場していない。
- ガオゴッド
-
- 全高:65m
- 全幅:36m
- 重量:5140t
- 出力:不明
- 百獣の神にして1000年前の聖霊王。ガオキングに勝るとも劣らない戦力を持つ。ガオレオン、ガオコンドル、ガオソーシャーク、ガオバッファロー、ガオジャガーが「神獣合体」することで地上に降臨する。人の言葉をしゃべる。テトムからは「荒神様」、ガオシルバーからは「千年の友」と呼ばれる。地上では主に風太郎という少年に姿を変えている。1000年前では百鬼丸に敗れ、消えてしまっていた。
- 右腕のガオソーシャークのノコギリに神獣のガオソウルを込めて敵を斬る神獣荒神剣を得意技とするほか、頭のツノを取り外してパワーボウという弓矢として用いる。必殺技は、パワーボウから誘導可能な光の矢を放つ天誅・パワーアロー。ガオキングのアニマルハートと同種の必殺技ゴッドハートも使える。
- テレビ本編では自身の意思で行動していたが、劇場版のみガオシルバーが乗り込んで戦った。
- ガオナイト
-
- 全高:61.5m
- 全幅:39m
- 重量:7130t
- 出力:6000万馬力
- ガオコング、ガオイーグル、ガオシャーク、ガオタイガー、ガオバイソン、ガオエレファントが合体した「炎の精霊騎士」で、劇場版にのみ登場した精霊王。
- 同じゴリラ系のガオゴリラが合体したガオマッスルと異なり、「精霊騎士」の名の如く、剣技を得意とする。登場早々、ポセイドンオルグを居合い切り一閃で秒殺した事、また合体の中心となるガオコングが異世界のパワーアニマルである事から、その強さはガオイカロスやガオゴッドに匹敵するものと思われる。必殺技は、エレファントソードを光の剣の様に伸ばし敵を滅多斬りにする森羅万象・ビッグバーンファイナル。劇場版ならではの迫力あるエフェクトと相まって、見る者に鮮烈な印象を残した。
合体・組み合わせ表[]
百獣合体名 | 構成1 (上半身) |
構成2 (頭部または腹部) |
構成3 (下半身) |
構成4 (右腕) |
構成5 (左腕) |
構成6 (武装) |
---|---|---|---|---|---|---|
ガオキング | ガオライオン | ガオイーグル (頭部) |
ガオバイソン | ガオシャーク | ガオタイガー | - |
ガオキング ソード&シールド |
ガオライオン | ガオイーグル (頭部) |
ガオバイソン | ガオシャーク | ガオタイガー | ガオエレファント |
ガオキング スピアー |
ガオライオン | ガオイーグル (頭部) |
ガオバイソン | ガオジュラフ | ガオタイガー | - |
ガオキング ダブルナックル |
ガオライオン | ガオイーグル (頭部) |
ガオバイソン | ガオポーラー | ガオベアー | - |
ガオキング ストライカー |
ガオライオン | ガオイーグル (頭部) |
ガオライノス | ガオシャーク | ガオタイガー | ガオマジロ |
ガオキング アナザーアーム |
ガオライオン | ガオイーグル (頭部) |
ガオバイソン | ガオハンマーヘッド | ガオウルフ | - |
ガオキング アナザーアーム・ ウルフ&スピアー |
ガオライオン | ガオイーグル (頭部) |
ガオバイソン | ガオジュラフ | ガオウルフ | - |
ガオキング クロスホーン |
ガオライオン | ガオイーグル (頭部) |
ガオバイソン | ガオシャーク | ガオディアス | - |
ガオキング スピアー&シールド |
ガオライオン | ガオイーグル (頭部) |
ガオバイソン | ガオジュラフ | ガオタイガー | ガオエレファント |
ガオキング スピアー&ナックル |
ガオライオン | ガオイーグル (頭部) |
ガオバイソン | ガオジュラフ | ガオベアー | - |
ガオマッスル | ガオゴリラ | ガオイーグル (腹部) |
ガオバイソン | ガオポーラー | ガオベアー | - |
ガオマッスル ストライカー |
ガオゴリラ | ガオライノス | ガオポーラー | ガオベアー | ガオマジロ | |
ガオマッスル ストライカー クロスホーン |
ガオゴリラ | ガオライノス | ガオポーラー | ガオディアス | ガオマジロ | |
ガオマッスル ストライカー スピアー |
ガオゴリラ | ガオライノス | ガオジュラフ | ガオベアー | ガオマジロ | |
ガオハンター (イビル)or (ジャスティス)or (ブルームーン) |
ガオリゲーター | ガオハンマーヘッド | ガオウルフ | - | ||
ガオハンター(イビル) スピアー |
ガオリゲーター | ガオジュラフ | ガオウルフ | - | ||
ガオハンター(イビル) ダブルナックル |
ガオリゲーター | ガオポーラー | ガオベアー | - | ||
ガオイカロス | ガオファルコン | ガオライノス | ガオジュラフ | ガオディアス | ガオマジロ | |
ガオイカロス アナザーフット&アーム |
ガオファルコン | ガオバイソン | ガオハンマーヘッド | ガオウルフ | - | |
ガオケンタウロス | ガオファルコン | ガオライオン (巨大化) |
ガオシャーク | ガオタイガー | ガオエレファント | |
ガオゴッド | ガオレオン | ガオコンドル (頭部) |
ガオバッファロー | ガオソーシャーク | ガオジャガー | - |
ガオナイト | ガオコング | ガオイーグル (腹部) |
ガオバイソン | ガオシャーク | ガオタイガー | ガオエレファント |
キャスト[]
レギュラー・準レギュラー[]
- 獅子走 / ガオレッド(声):金子昇
- 鷲尾岳 / ガオイエロー(声):堀江慶
- 鮫津海 / ガオブルー(声):柴木丈瑠
- 牛込草太郎 / ガオブラック(声):酒井一圭
- 大河冴 / ガオホワイト(声):竹内実生
- 大神月麿 / ガオシルバー(声):玉山鉄二
- テトム、ムラサキ(2役):岳美
- 風太郎:有岡大貴
- ツエツエ:斉藤レイ
声の出演[]
- ガオマジロ:前田千亜紀
- ピヨちゃん、ヨーちゃん:今野宏美
- ヤバイバ:坂口候一
- 狼鬼:竹本英史
- シュテン:稲田徹
- ウラ:西脇保
- ラセツ:西川宏美(頭/女声)、柴田秀勝(胴/男声)
- プロプラ:石川英郎
- キュララ:飛鳥井豊
- ドロドロ:増谷康紀
- センキ:郷里大輔
- オルゲット:塩野勝美、大村亨、穴井勇輝、勇吹輝[11]
- ガオゴッド、ナレーション:増岡弘
- ナレーションとしては、前述の通り丁寧語で話す。ガオゴッドとしてのオープニング表記は、「ガオゴッドの声:???」。
ゲスト[]
- 島田佐織(第6話):内田さゆり
- 矢島綾乃介(第6話):山形ユキオ
- 花嫁(第6話):Salia
- 桜庭院長(第8話):益富信孝
- 桜庭美咲(第8話):瑠川あつこ
- 西崎伸一郎(第9話):大谷朗
- 双子の兄弟(第9話):小笠原隼、小笠原翼
- 大河虎之介(第11話、第51話):関根大学
- 詩織(第19話、第51話):児玉多恵子
スーツアクター[]
- ガオレッド、ガオマッスル、ガオハンター:福沢博文
- ガオイエロー、ガオイカロス:竹内康博
- ガオブルー:今井靖彦
- ガオブラック、ガオキング:日下秀昭
- ガオホワイト:蜂須賀祐一、神尾直子
- ガオシルバー:大藤直樹
- デュークオルグ・ヤバイバ:中川素州
- デュークオルグ・狼鬼:魁将馬
- ハイネスデューク:石垣広文
- デュークオルグ、オルグ、オルゲット:三村幸司、藤榮史哉、中島俊介
スタッフ[]
- 原作:八手三郎
- 連載:テレビマガジン、てれびくん
- プロデューサー:高橋由佳→太田賢司(テレビ朝日)・日笠淳(東映)・矢田晃一(東映エージエンシー)
- 脚本:武上純希、赤星政尚、酒井直行、中洲千恵次郎[12]
- 監督:諸田敏、渡辺勝也、坂本太郎、竹本昇、松井昇、舞原賢三、中澤祥次郎
- 音楽:中川幸太郎
- アクション監督:竹田道弘(ジャパンアクションクラブ)、新堀和男(レッドアクションクラブ)
- 撮影:菊池亘、上赤寿一、大沢信吾
- 撮影助手:大場弘司、小森美佳
- 照明:竹田勝三、才木勝、高橋道夫、小野幹雄
- 照明助手:神長倉孝明、森野茂樹、山本辰雄、佐藤俊介、建部孝一
- 計測:相葉実
- 操演:寺門勇
- 記録:高山秀子、森みどり、たなかなつき、斎藤能子、国米美子、渋谷康子
- 美術:木村光之、山下宏
- 美術助手:長谷川真弘
- 装飾:山口康孝、清水夕佳里、澤史江、菱沼廣士(装美社)、高津装飾美術
- 装置:紀和美建
- 美粧:サン·メイク、小林裕恵
- 衣裳:東京衣裳新社、星野裕美、松下麗子
- 録音:長井幹夫、谷山謙二、石川孝
- 編集:阿部嘉之、洲崎千恵子、須永弘志
- 編集助手:今村章男、菊地健一
- MAオペレーター:錦織真里、深井康幸、田中俊一
- 音響効果:阿部作二(大泉音映)
- 選曲:宮葉勝行
- EED:田中泰晴
- 視覚効果:沖満
- デジタル合成:柳原嘉宣、豊直康、松岡勇二(日本映像クリエイティブ)、道木伸隆(マリンポスト)
- 資料担当:葛西おと
- 企画協力:企画者104
- デザイン協力:プレックス
- キャラクターデザイン:原田吉朗、さとうけいいち
- 造型:レインボー造型企画、前澤範、蟻川昌宏、山本誠一、浅野桂
- デジタルテック:大元克巳
- 撮影協力:東京都庁、エースヘリコプター、岩舟町(有)小島商店、新宿コマ劇場、川越・氷川神社、防衛庁航空自衛隊ほか
- 踊り指導:若松佳扇
- 装師協力:アキレス、理想科学工業
- カースタント:タケシレーシング
- 番組デスク:西口なおみ
- 広報:曲尾有香、飯田爽(テレビ朝日)
- プロデューサー補:横塚孝弘
- 助監督:中沢祥次郎、竹本昇、福島耕二、黒木浩介、福島宏介、塩川純平、本多幹祐
- 進行主任:谷口正洋、納田長武、遠藤聖一
- 進行助手:式守修
- 制作デスク:荒井成介
- 制作担当:岩永恭一郎
- 特撮研究所
- 撮影:中根伸治
- 照明:安藤和也
- 操演:鈴木昶
- MC:中山亨
- 美術:松浦芳
- CG:捻橋尚文、足立亨、江場左知子
- デジタルエフェクト:尾上克郎
- 特撮スーパーバイザー:高橋政千
- パワーアニマル3DCG:モーターライズ、SpFX STUDIO
- 特撮監督:佛田洋
- 技術協力:東映化学
- 制作:テレビ朝日、東映、東映エージエンシー
音楽[]
『激走戦隊カーレンジャー』より始まったシングル大量リリース路線から一転し、本作品でのシングルCDは主題歌とVシネ版主題歌などを合わせて3枚に止まり、『ソングコレクション』、『オリジナルサウンドトラック』がそれぞれ1枚ずつのリリースとなった。新規の挿入歌及び劇伴曲に関してはそれらをセットにした『ミュージック&ソングコレクション』を発売することで対応し、同時期の『仮面ライダーアギト』でも採用されているが、例年に比べて劇伴BGMや挿入歌のインスト版など、未収録曲が多くなってしまった。一方コロちゃんパックでは2年ぶりにオーディオドラマが発売されている。
挿入歌の歌唱には、影山ヒロノブ、水木一郎、堀江美都子、串田アキラ、MoJoなど、過去に戦隊シリーズの主題歌・挿入歌を歌唱した歌手が多く起用されている(この手法は、以後の作品にも継続された。)。
主題歌[]
オープニングテーマ[]
- 「ガオレンジャー吼えろ!!」
-
- 作詞:桑原永江 / 作曲・編曲:中川幸太郎 / 歌:山形ユキオ
- 『五星戦隊ダイレンジャー』以降の作品ではオープニング及びエンディング内での敵幹部の出演が絶えていたが(『超力戦隊オーレンジャー』では初期アバンタイトルに出演)、今作からオープニングに敵幹部が出演するようになった。
- 曲のタイトルが番組名(戦隊名)ではない数少ないOPのひとつ。(次作のOPも同様)
- なお、劇場版ではレギュラーキャスト6人(金子、堀江、柴木、酒井、竹内、玉山)と山形が歌う「オールキャスト・スペシャル・ヴァージョン」が使用され、第45話でエンディングテーマとしても使用された。オープニング映像のラストは監督名ではなく制作著作がテロップされる。
- 2024年現在、劇伴担当者がオープニングテーマの作曲を手掛けたのは今作が最後である。
エンディングテーマ[]
- 「ヒーリン'ユー」
-
- 作詞:桑原永江 / 作曲・編曲:奥慶一 / 歌:Salia
- 最終回では挿入歌として使用された。
- 「大空への階段」(最終回)
-
- 作詞:洲崎千恵子 / 作曲・編曲:亀山耕一郎 / 歌:ガオレンジャー
- レギュラーキャスト5人(金子、堀江、柴木、酒井、竹内)が歌った曲である。
挿入歌[]
- 「百獣合体! ガオキング」
-
- 作詞:桑原永江 / 作曲・編曲:中川幸太郎 / 歌:水木一郎
- 「white light 〜ガオホワイト 冴のテーマ〜」
-
- 作詞:桑原永江 / 作曲・編曲:亀山耕一郎 / 歌:堀江美都子
- 「Dynamic Soul!!」
-
- 作詞:吉野麻希 / 作曲・編曲:中川幸太郎 / 歌:影山ヒロノブ
- 「サンバ de ガオレン」
-
- 作詞:八手三郎 / 作曲・編曲:中川幸太郎 / 歌:水木一郎 with ガオレンジャーズ(金子、堀江、柴木、酒井、竹内)
- 「堕ちて行け…」
-
- 作詞:吉野麻希 / 作曲・編曲:中川幸太郎 / 歌:ツエツエ(斉藤レイ)
- 「HOT! HOT! ガオマッスル!!」
-
- 作詞:桑原永江 / 作曲・編曲:中川幸太郎 / 歌:山形ユキオ
- 「その翼で…」
-
- 作詞:吉野麻希 / 作曲・編曲:中川幸太郎 / 歌:山形ユキオ
- 「絆 〜Spirit of Gao Ranger〜」
-
- 作詞:磯谷佳江 / 作曲・編曲:中川幸太郎 / 歌:Salia・山形ユキオ
- 「a lone wolf 〜銀の戦士〜」
-
- 作詞:磯谷佳江 / 作曲・編曲:中川幸太郎 / 歌:串田アキラ
- 「響の調べ」
-
- 作詞:磯谷佳江 / 作曲:柘植由秀 / 編曲:掛橋誠一 / 歌:テトム(岳美)
- 「I.D. 〜ガオハンターレクイエム〜」
-
- 作詞:相澤玲摩 / 作曲・編曲:中川幸太郎 / 歌:今井清隆
- 「EYES OF JUSTICE」
-
- 作詞:加藤清美 / 作曲・編曲:中川幸太郎 / 歌:MoJo
放映リスト[]
タイトルの冒頭には「Quest(話数)」が付けられる[13]。
放送日 | サブタイトル | 登場オルグ | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|
2001年2月18日 | Quest1 獅子、吼える!! |
|
武上純希 | 諸田敏 |
2001年2月25日 | Quest2 精霊王、起(た)つ!! |
| ||
2001年3月4日 | Quest 3 荒鷲が消える!! |
|
渡辺勝也 | |
2001年3月11日 | Quest 4 二人でネバギバ!! |
| ||
2001年3月18日 | Quest 5 山が動く!! |
|
坂本太郎 | |
2001年3月25日 | Quest 6 牛、焦がれる!! |
| ||
2001年4月1日 | Quest 7 夢が語る!! |
|
諸田敏 | |
2001年4月8日 | Quest 8 犬、走る!! |
| ||
2001年4月15日 | Quest 9 双子が微笑む |
|
竹本昇 | |
2001年4月22日 | Quest 10 月が招く!! |
| ||
2001年4月29日 | Quest 11 父親、上京。 |
|
渡辺勝也 | |
2001年5月6日 | Quest 12 本物はどっち!? |
| ||
2001年5月13日 | Quest 13 産声が凍る |
|
坂本太郎 | |
2001年5月20日 | Quest 14 魂の鳥が叫ぶ |
| ||
2001年5月27日 | Quest 15 鬼、吼える!! |
|
諸田敏 | |
2001年6月3日 | Quest 16 魔笛、轟く!! |
| ||
2001年6月10日 | Quest 17 象が消えて… |
|
渡辺勝也 | |
2001年6月24日 | Quest 18 魔獣、武装!! |
| ||
2001年7月1日 | Quest 19 猛牛、脱退!? |
|
赤星政尚 | 坂本太郎 |
2001年7月8日 | Quest 20 巫女囚わる!! |
|
武上純希 | |
2001年7月15日 | Quest 21 狼鬼、惑う |
|
酒井直行 | 諸田敏 |
2001年7月22日 | Quest 22 巨牛、壊れる!! |
|
武上純希 | |
2001年7月29日 | Quest 23 狼鬼、死す!? |
|
渡辺勝也 | |
2001年8月5日 | Quest 24 銀狼、閃く!! |
|
酒井直行 | |
2001年8月12日 | Quest 25 三代目鬼姫参上 |
|
武上純希 | 竹本昇 |
2001年8月19日 | Quest 26 狼鬼、ふたたび |
|
赤星政尚 | |
2001年8月26日 | Quest 27 雛がすねる |
|
武上純希 | 松井昇 |
2001年9月2日 | Quest 28 奥義、伝承!! |
| ||
2001年9月9日 | Quest 29 鹿が癒す |
|
赤星政尚 | 渡辺勝也 |
2001年9月16日 | Quest 30 満月が狼を殺す! |
|
酒井直行 | |
2001年9月23日 | Quest 31 百獣戦隊、全滅!! |
竹本昇 | ||
2001年9月30日 | Quest 32 三匹が喰う!! |
|
武上純希 | |
2001年10月7日 | Quest 33 少年が祈る。 |
舞原賢三 | ||
2001年10月14日 | Quest 34 鉄人鬼(オルグ)、泣く! |
| ||
2001年10月21日 | Quest 35 獣皇剣、強奪 |
|
諸田敏 | |
2001年10月28日 | Quest 36 戦士踊る |
| ||
2001年11月4日 | Quest 37 ヤバイバ燃える |
|
竹本昇 | |
2001年11月11日 | Quest 38 精霊王頂上決戦 |
| ||
2001年11月18日 | Quest 39 神が連れ去る |
|
舞原賢三 | |
2001年11月25日 | Quest 40 天空島、滅ぶ |
| ||
2001年12月2日 | Quest 41 サンタが来た |
|
酒井直行 | 坂本太郎 |
2001年12月9日 | Quest 42 鬼(オルグ)忍者侵略! |
|
赤星政尚 | |
2001年12月16日 | Quest 43 獅子、灼熱する |
諸田敏 | ||
2001年12月23日 | Quest 44 亀岩(ガオズロック)、落ちる |
|
武上純希 | |
2001年12月30日 | Quest 45 闘い終わらず |
キングオーグ | 中洲千恵次郎 | 中澤祥次郎 |
2002年1月6日 | Quest 46 正月が襲う |
|
酒井直行 | 竹本昇 |
2002年1月13日 | Quest 47 蒸気機関、爆走! |
| ||
2002年1月20日 | Quest 48 奴らが蘇る |
|
武上純希 | 舞原賢三 |
2002年1月27日 | Quest 49 鬼洞窟(マトリックス)、閉じる |
| ||
2002年2月3日 | Quest 50 百獣、死す |
|
諸田敏 | |
2002年2月10日 | Final Quest 百獣、吼える!! |
放映ネット局[]
対象地域 | 放送局 | 備考 |
---|---|---|
関東広域圏 | テレビ朝日 | キーステーション |
北海道 | 北海道テレビ | |
青森県 | 青森朝日放送 | |
岩手県 | 岩手朝日テレビ | |
宮城県 | 東日本放送 | |
秋田県 | 秋田朝日放送 | |
山形県 | 山形テレビ | |
福島県 | 福島放送 | |
新潟県 | 新潟テレビ21 | |
富山県 | 北日本放送 | 日本テレビ系列局 |
石川県 | 北陸朝日放送 | |
福井県 | 福井テレビ | フジテレビ系列局 |
山梨県 | 山梨放送 | 日本テレビ系列局 |
長野県 | 長野朝日放送 | |
静岡県 | 静岡朝日テレビ | |
中京広域圏 | 名古屋テレビ | |
近畿広域圏 | 朝日放送 | |
鳥取県・島根県 | 山陰中央テレビ | フジテレビ系列局 |
広島県 | 広島ホームテレビ | |
山口県 | 山口朝日放送 | |
徳島県 | 四国放送 | 日本テレビ系列局 |
香川県・岡山県 | 瀬戸内海放送 | |
愛媛県 | 愛媛朝日テレビ | |
高知県 | テレビ高知 | TBS系列局 |
福岡県 | 九州朝日放送 | |
長崎県 | 長崎文化放送 | |
熊本県 | 熊本朝日放送 | |
大分県 | 大分朝日放送 | |
宮崎県 | 宮崎放送 | TBS系列局 |
鹿児島県 | 鹿児島放送 | |
沖縄県 | 琉球朝日放送 |
他媒体展開[]
個別に項目が存在するものは当該項目を参照。
- 劇場版
-
- 『劇場版 百獣戦隊ガオレンジャー 火の山、吼える』
- 2001年9月22日公開。
- Vシネマ
-
- 『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』
- 2001年8月10日リリース。
- 『忍風戦隊ハリケンジャーVSガオレンジャー』
- 2003年3月21日リリース。
- ゲーム
- プレイステーション専用ソフトとして2001年11月に発売。プレーヤーキャラである等身大戦ではガオレッド、巨大戦ではガオキングなどの精霊王を操作し、他の仲間と協力しながらオルゲットやテレビシリーズに登場したオルグ怪人と戦っていくアクションゲームで、等身大戦と巨大ロボ戦を組み合わせた構成となっている。TVシリーズのキャラクターのほか、ラスボスとして本作品オリジナルのキャラクターであるキングオルグも登場する。
- 児童誌特製ビデオ
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- 百獣戦隊ガオレンジャー スーパービデオ「対決!ガオレンジャーVSガオシルバー 炎のピヨちゃんたんじょう!」
- 講談社の児童誌「テレビマガジン」「たのしい幼稚園」「おともだち」の合同企画として応募者全員にプレゼントされたオリジナルビデオ。登場人物はガオレンジャーの6人、ガオゴッド。ガオズロックに現れたシルバーが、5人に五つの「ガオのおしえ」を問う。正解した褒美に炎のピヨちゃんが誕生し、それをガオゴッドが「戦士のガオの心臓」に変えて6人に与える。
- ドラマCD
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- 百獣戦隊ガオレンジャー ガオアクセスCD 「ガオパンダあらわる!!」
- 小学館の児童誌「てれびくん」2002年2月号同梱付録のオリジナルドラマCD。ある冬、雪合戦をして遊んでいたガオレンジャー達の前にユキダルマオルグが現れた。オルグの攻撃にパワーアニマル達は冬眠してしまったが、ガオパンダが現れ一緒に戦ってくれるのであった。登場したオリジナルパワーアニマルのガオパンダは応募者当選品として実際に作られた。限定100個、応募方法はガオレンジャーの絵を描いて送るというもので、入手は非常に困難になっている。
トピックス[]
- 本作品が25作目であり、これが放送当時の相鉄の駅の数と一致することから、相鉄では2001年の夏休み期間中にスーパー戦隊シリーズをモチーフにしたスタンプラリーが実施された。また番組本編中においても、相鉄線の駅において収録がなされたエピソードがある。
- シリーズ他作品でも良く見られる趣向だが、最終回でガオレンジャー達がそれぞれの道を歩むシーンでは、顔出しの俳優と彼らの変身後を演じたスーツアクター達(ガオシルバー役の大藤は除く)が顔合わせをするシーンが用意されている。これに加えてヤバイバの声を演じた坂口、狼鬼の声を演じた竹本も顔出しで一般市民役で出演した。
- 酒井一圭らが制作した自主製作映画『クラッシャーカズヨシ』は、ガオレンジャーのパロディ的要素もある。出演者も主演の酒井の他、ガオレンジャーのレギュラーでは金子、堀江、柴木、竹内、斉藤、岳美が、更にゲスト出演した児玉多恵子、ガオレンジャーでプロデューサー補佐を務めた東映の横塚プロデューサーが出演している。
- 俳優の津田寛治は、知人である堀江慶が主演陣の一人という事で視聴していて本作品に惚れ込み、東映側のチーフプロデューサーである日笠淳に出演を申し入れている。津田本人によれば、諸田敏の演出が気に入ったとのことである。結局出演は果たせなかったが、翌年に『仮面ライダー龍騎』出演のオファーが入るきっかけとなった。津田のスーパー戦隊シリーズへの出演は、2009年の『侍戦隊シンケンジャー』で実現している。
- 2001年秋の期首特番『タイムショック21スペシャル』では、「出張タイムショック」にガオレンジャーが出演した。放送中では、ガオレンジャーがうっかり落としたレッド用Gフォンを、クイズ会場であるロケ地にやって来た玉袋筋太郎(浅草キッド)が拾い、玉袋がガオレッドに変身するというギャグが見られた。
- 2001年10月16日、酒井、柴木、岳美の3名が『西川貴教のallnightnippon SUPER!』に生出演している。これはパーソナリティである西川貴教がガオレンジャーの大ファンだったことから実現した企画。その日の放送はスペシャル企画として、リスナーの自宅にガオレッド(変身後)と西川、そして、上記の3名らが乗り込み生放送をするという内容だった。放送中、リスナーの弟にガオシルバーと間違えられた西川は「来週放送分からシルバーになる!」と宣言、放送を聴いていた玉山が同行していた東映スタッフの携帯電話に慌てて電話を掛けてきたという逸話も残っている。その直後、玉山はジングルで西川への宣戦布告をした。なお、本来出演する予定だったのは岳美のみで、酒井と柴木は当日飛び入り参加だったという。因みに、西川は番組リスナーよりGブレスフォンをプレゼントされている。
- 台湾では2002年より本作品の放送が開始され、以降戦隊シリーズの放送が続いている(2009年現在はボウケンジャーが放送中)。シリーズは全編北京語の吹き替え(劇中の歌一部を除く)で、ガオレンジャーでは戦隊メンバーがコードネームで呼び合うのに対し、北京語の吹き替え版ではメンバーの苗字もしくは名前で呼び合う形に通訳されている(基本的に男性は苗字で女性は名前)。
映像ソフト化[]
- ビデオ(VHS、セル、レンタル共通)は東映ビデオからリリースされている(全12巻)。
- また本作より放送中にDVDが発売されるようになった。2001年12月8日 - 2002年11月21日に発売。全12巻で9巻までが4話、10 - 12巻が5話収録。
- テレビシリーズを再編集したHEROクラブのビデオが3巻リリースされている。
関連項目[]
- パワーレンジャー・ワイルドフォース
脚注[]
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- ↑ ケイブンシャ刊・25大スーパー戦隊シリーズ完全マテリアルブック下巻より。
- ↑ スパイダーマン 東映TVシリーズDVD-BOX付録冊子 「スパイダーマン大検証」(16ミリ合成の世界)。
- ↑ 他の作品においては、基本的にEDラストでの表示が通例となっている。
- ↑ ただし電磁戦隊メガレンジャーは第8話まで金曜夕方5時30分の放映。
- ↑ 読売新聞2001年8月8日夕刊
- ↑ 『YOMIURI WEEKLY』2002年2月24日号にて「仮面ヒーローに熱狂 30代ママの心理と生態」、『スポーツニッポン』2002年2月17日付号の特集記事など。
- ↑ 最終回では初めて本名を名乗った。また、本編終了後の『ハリケンジャーVSガオレンジャー』では本名で呼び合っているシーンが多いが、ガオジャケットを再び受け取る( = “戦士”に戻る)と同時に再び「レッド」「イエロー」などと呼ぶという演出が見られる。
- ↑ 振るう時には「破邪百獣剣」同様にバックに「修羅百鬼剣」の字が浮かぶ。
- ↑ ケイブンシャ刊「百獣戦隊ガオレンジャー大百科」
- ↑ 勇吹輝のプロフィール/写真/画像 - goo ニュース
- ↑ 中澤祥次郎監督と編集技師・洲崎千恵子の合作ペンネーム。
- ↑ 最終回の第51話は「Final Quest」。
外部リンク[]
- 百獣戦隊ガオレンジャー(東映公式サイト)
- 百獣戦隊ガオレンジャー(東映公式サイト内メモリアルページ)
- 百獣戦隊ガオレンジャー(スーパー戦隊ネット内の紹介記事)
- DVD 百獣戦隊ガオレンジャー特集(東映ビデオ内のサイト)
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