獣電戦隊キョウリュウジャー | |
作目 | 37 |
話数 | 48 |
最初話 | ブレイブ1 でたァーッ! まっかなキング |
最終話 | ブレイブファイナル だいばくはつ! さよならキョウリュウジャー |
OP | VAMOLA! キョウリュウジャー |
ED | みんな集まれキョウリュウジャー |
放送局 | テレビ朝日 |
放送期間 | 2013年2月17日~2014年2月9日 |
配信 | 日本 |
国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
プロデューサー | {{{プロデューサー}}} |
監督 | {{{監督}}} |
脚本家 | {{{脚本家}}} |
音楽 | {{{音楽}}} |
制作 | テレビ朝日
東映 |
放送順 | |
前作 特命戦隊ゴーバスターズ |
次作 烈車戦隊トッキュウジャー |
獣電戦隊キョウリュウジャー(じゅうでんせんたいキョウリュウジャー)は、2013年2月17日から2014年2月9日にかけてテレビ朝日系列で放送されていた東映制作の特撮テレビドラマ。スーパー戦隊シリーズ第37作目。
あらすじ[]
- 「恐竜、プラス人間!億千年の時を超え、地球を守るために今、史上最強のブレイブチームが誕生した!聞いて驚け!!!」
- ―ナレーター
まだ恐竜が地球の支配者であった遥かな太古、地球に宇宙からの侵略者・暗黒種デーボスが現れ、恐竜とデーボスとの間に激しい戦闘が行われた。賢神トリンに選ばれた恐竜たちは機械の身体を与えられ獣電竜へと進化し、デーボスに猛攻撃を加え、これを北極の氷の中へと封印した。
そして現代、デーボスの細胞より誕生したデーボス軍が復活し、人々の感情を集める事でデーボスを復活させんと侵略行動をを再開した。これに察知した賢神トリンは獣電竜に打ち勝つ力を持つ人間を選び出し、彼らに「強き竜の者」=キョウリュウジャーに変身する力を与えた。キョウリュウジャーとデーボス軍との戦いが今再び始まった。
概要[]
前作・特命戦隊ゴーバスターズが挑戦的な作品であったのに対して、本作は非常に王道な作品として製作されている。
韓国においては、パワーレンジャー・ダイノフォース(Power Rangers Dino Force)のタイトルで韓国語吹替え版が放送されて人気を博し、放送から3年後の2017年には、韓国独自の続編として獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブが放送された。
登場人物[]
キョウリュウジャー[]
詳細はキョウリュウジャーを参照
変身名 | 本名 | 演者 |
---|---|---|
キョウリュウレッド | 桐生ダイゴ ► ダイくん | 竜星涼 |
キョウリュウブラック | イアン・ヨークランド ► イッちゃん | 斉藤秀翼 |
キョウリュウブルー | 有働ノブハル ► ノブ太さん | 金城大和 |
キョウリュウグリーン | 立風館ソウジ ► ソウジロウ | 塩野瑛久 |
キョウリュウピンク | アミィ結月 ► アミねえさん | 今野鮎莉 |
キョウリュウゴールド | 空蝉丸 ► ウッピー | 丸山敦史 |
その他のキョウリュウジャー[]
変身名 | 本名 | 演者 |
---|---|---|
キョウリュウシアン | ラミレス ► 福井優子 | ロバート・ボールドウィン ► 木下あゆ美 |
キョウリュウグレー | 鉄砕 ► 津古内真也 | 出合正幸 |
キョウリュウバイオレット | ドクター・ウルシェード / 弥生・ウルシェード | 千葉繁 / 飯豊まりえ |
キョウリュウシルバー | 賢神トリン ► 桐生ダンテツ | 声:森川智之 ► 山下真司 |
100年後のキョウリュウジャー[]
詳細は100年後のキョウリュウジャーを参照
変身名 | 本名 | 演者 |
---|---|---|
キョウリュウネイビー | ダイくん | 竜星涼 |
キョウリュウブルー | ノブ太さん | 金城大和 |
キョウリュウシアン | アミねえさん | 今野鮎莉 |
キョウリュウグレー | ソウジロウ | 塩野瑛久 |
キョウリュウバイオレット | ウッピー | 丸山敦史 |
キョウリュウシルバー | イッちゃん | 斉藤秀翼 |
仲間たち[]
- ジェントル
- 天野美琴
- 岩泉猛志ノ介
- 福井理香
- 勝山りん
- 恐竜戦隊ジュウレンジャー
- 爆竜戦隊アバレンジャー
- 海賊戦隊ゴーカイジャー
- 特命戦隊ゴーバスターズ
- 烈車戦隊トッキュウジャー
一般人[]
- 御船士郎
- 福井理香
- 福井賢一
- 立風館源流
- 勇治
- 剛
- 丹波麗子
- 神流光彦
悪の組織[]
デーボス軍[]
詳細はデーボス軍を参照
- 蝶絶神デーボス(声:大川透)
- 百面神官カオス(声:菅生隆之)
- 怒りの戦騎ドゴルド(声:鶴岡聡)
- 哀しみの戦騎アイガロン(声:水島裕)
- 怨みの戦騎エンドルフ(声:松風雅也)
- 喜びの戦騎キャンデリラ/桃園喜美子(戸松遥)
- 楽しみの密偵ラッキューロ/桃園喜美子の母(折笠愛)
- 新・哀しみの戦騎アイスロンド(声:竹内良太)
- 新・喜びの戦騎キルボレロ(声:陶山章央)
- デーボモンスター
- カンブリ魔 - 上級戦闘員
- ゾーリ魔 - 戦闘員
デスリュウジャー一派[]
デスリュウジャー | 獰猛の戦騎D | 声:宮野真守 |
- レムネア(桃瀬美咲)
- アーシー(佃井皆美)
ボルドス軍[]
- 宇宙大恐竜ボルドス
- ネオグリフォーザー(声:安元洋貴)
- ネオガイルトン / ネオメサイア(声:寺島拓篤)
- エンター
- エスケイプ
- ゴーレム兵
- バーミア兵
- バグラース
装備[]
- 獣電池
- 超科学技術によって、死滅した恐竜の魂であるキョウリュウスピリットをインプットした乾電池型のチャージアイテム。先端には恐竜の頭のような模様があり、裏面には各獣電池の名称がアルファベットで記されている。また、中心のプレートのラベルのようなものには魂に応じた恐竜が描かれており、キョウリュウジャーのブレイブな魂をブレイブインすることで、プレートが回転して絵柄が変化する。使用後はキョウリュウスピリットが切れ、プレートのラベルから恐竜の絵が消える。
- キョウリュウジャーへの変身、必殺技の発動、獣電竜を呼び出しバトルモードにさせるなど、キョウリュウジャーの全ての力の源として使用される。また獣電竜に与える場合は、獣電竜の大きさに合わせて獣電池も拡大する。獣電池のキョウリュウスピリットが全て消費された場合にはキョウリュウジャーの拠点であるスピリットベースにあるチャージボックスでチャージすることによって再使用できるようになる。
- 『トッキュウジャーVSキョウリュウジャー』では、トッキュウジャーが使用して戦った。
- 『ダイスオーDX』では23種類の獣電池による「獣電池コンボ」が可能になっている。また劇中には登場しないが「スーパー戦隊シリーズのスピリット」が宿った歴代戦隊の獣電池も玩具として商品化された。
- 企画当初は「噛みつき」というコンセプトから、メカ恐竜が噛みついて食べるエネルギーの源や小型の恐竜が噛みつかれるという案が考えられていたが、デザインがかわいらしくなったことやロボットが大型化することなどから不採用となり、子供たちにもわかる身近なものとして乾電池がモチーフに選ばれた。小型恐竜案の名残として恐竜の顔もデザインに取り入れられている。
- 獣電池の分類
- 獣電池は獣電竜のものが24種類、プレズオンラボで開発されたものが3種類で計27種類存在し、それぞれ以下のように分類される。
- 獣電竜の獣電池
- 獣電竜のキョウリュウスピリットが込められた獣電池で各種複数本存在する。
- 十大獣電池
- トリンに選ばれた10種類の獣電竜(十大獣電竜)の獣電池。1番から10番までの獣電池が該当する。
- 当初は1番から5番までと9番は4本ずつ、6番は6本、7番と8番は1本ずつ存在している。
- その後、ブレイブ28で弥生によって獣電池が2本ずつ増やされ、それぞれ1番から6番と9番が6本ずつ、7番と8番が3本ずつになり、ブレイブ32ではそれまで登場していなかった10番の獣電池がプレズオンラボで新規に4本製作されている。
- ガーディアンズ電池
- 十大獣電竜の戦いを支えた獣電竜戦士団ガーディアンズの獣電池。獣電池に対応する獣電竜はディノスとチェイス(ディノチェイサー)を残し、デーボスを封印した際に全滅している。11番から23番までの13種の獣電池が該当する。
- 当初は11番が5本、12番以降の獣電池が各1本ずつ存在していたが、ブレイブ32で弥生によって2本ずつ増やされ、12番から23番も3本ずつになる。
- プレズオンラボで新規に製作された獣電池
- 劇中で新たに設計された獣電池で、各種1本ずつしか存在しない。主にガブティラ・デ・カーニバルで使用される。
- カーニバル獣電池
- ティラノサウルス一族の「より強くあれ!」という想いを感じたトリンの依頼を受けて、プレズオンラボで製作されたキョウリュウレッド専用のパワーアップ用獣電池。番号は「1+」となっており、獣電池本体の色も従来の銀色ではなく赤色になっている。ガブティラに使用するとその姿が、キョウリュウレッドをパワーアップさせるガブティラ・デ・カーニバルにもなるガブティラ・オーバーチャージモード(ミニティラ)に縮小変形する。
- ビクトリー獣電池
- プレズオンラボで製作された獣電池でガブティラ・デ・カーニバルに装填することで、新たな必殺攻撃を繰り出せる。ブレイブは初期メンバー5人が手を重ね「ビクトリーブレイブイン!」の掛け声で注入する。ナンバリングにある「V」は、「ビクトリー」の頭文字とローマ数字で5を表す「V」(5人のキョウリュウジャー)をかけたもの。
- マキシマム獣電池
- ビクトリー獣電池と同時期にプレズオンラボで製作された獣電池で、ゴールド以降の追加戦士および番外戦士のブレイブを1つに集めてチャージでき、ビクトリー獣電池とともに使用することでさらに強力な必殺攻撃を繰り出せる。ビクトリー獣電池への「ビクトリーブレイブイン!」に続けて「マキシマムブレイブイン!」の掛け声でブレイブを注入する。
- 通常は空蝉丸が所持している。
- ブレイブファイナルでは、真の地球のメロディとシンクロさせた10人のキョウリュウジャーのブレイブをビクトリー獣電池とマキシマム獣電池に注いだ。
- キョウリュウスーツ
- キョウリュウスピリットが噛み付くことで形成される特殊スーツ。カーボン状のガブリニウム特殊合金製のスーツは低温・高熱に耐えるほか、運動能力を20倍に強化する。地球外の惑星でも活動可能。
- ガブリニウム特殊合金製のヘルメットは各パートナー獣電竜の頭部を模しており、バイザーの縁はモチーフの恐竜が肉食系のものは牙状に、草食系のものは牙のない形状になっており、色はガブリボルバーで変身する者は黄色、スピリットレンジャーは銅色、ゴールドは青。左肩には肩アーマーが装備されているが、ゴールドのスーツには両肩に装備されており若干形状も異なると同時に飛行できる翼も備わっている。また、シルバーのスーツの肩アーマーは、手甲とともに金色になっている。また、胸には白いラインで挟まれた牙の模様があり、肩パッドと合わせるとキョウリュウジャーのシンボルマークとなる。この牙はバイザーの縁と同じ色になっているが、ゴールドは牙ではなく稲妻状の口ばしの模様になっており、シルバーはラインが金色になっている。
- デザインは「噛みつく」をテーマとしており、マスクは口を開けた恐竜、胸の模様は噛み付いた恐竜の横顔をモチーフとしている。
- 獣電モバックル
- キョウリュウジャーが身に付けるバックル兼タッチパネル式通信機。恐竜の頭を模した形状で、中に獣電池を3本収納できるホルダーとなっている。また獣電池の能力を分析したり、スマートフォンのように通話やメールをすることもできる。着信音は「VAMOLA! キョウリュウジャー」のサビ部分。
- 変身後はベルトのバックルとなっており、バックルを90度回転させ開くことで獣電池を取り出す。また、変身後に通信する場合はバックル部から取り外すことも可能。バイオレットやスピリットレンジャーも同じものを装備している。
- 空蝉丸のものは他のメンバーが所持している物と形状はほぼ同じだが、黄色い部分が青色になっており、着信音も変身時と同じ三味線とエレキギターが混じったものに変わっている。
- ガブリボルバー
- 恐竜の頭部を模した共通獣電アームズの変身銃。キョウリュウジャーへのキョウリュウチェンジに使用したり、スピリットベースへの通行証、キョウリュウジンの起動キーにもなる。初期メンバー5人に加え、シアン、グレー、バイオレットの2代目組が使用する。最初は単なる銃でしかなく化石のような色彩だったが、獣電竜が自身に打ち勝ったガブリボルバーの所持者を認めることで獣電竜の力により覚醒・全機能が解放され、本来の色彩(黄色と黒)となる。ドクター・ウルシェードのラボには銀一色のものが置かれていたが、ブレイブ35では弥生がトリンに同様のものを手渡している。銃としてはトリガーを引くことで強力な光弾を発射し、生身でも使用可能で変身前は全員ガンホルダーで右足に装備している。獣電池のスロットをバレルの上下に2基備え、後部のレバーを操作して前部の顎型カバーをオープンし獣電池を装填する。
- 「ブレイブイン!」の発声と共にブレイブインした獣電池をバレルの下部装填口に装填して口を閉じると、「ガブリンチョ! ○○(パートナーの獣電竜)!!」と音声が鳴り、その後「キョウリュウチェンジ!」の掛け声と共にリボルバーを回し、サンバのメロディーと共にステップを踏んだ後、「ファイヤー!」のかけ声と共に引き金を引くことでキョウリュウスピリットを発射。それが所持者と一体化し、スーツとヘルメットが形成されることで変身が完了する。
- 下の装填口に装填されている獣電池を抜いて口を閉じると変身が解除される。
- 下部の装填口に獣電池を装填している(変身後の)状態でシリンダーを回すと、「ハッハッハッハッハッ」という待機音が流れ、トリガーを引くと、「バモラ!」の音声と共に強力な光弾を放つ。複数人で同時に放ったり、他の武器の技と併用することが多い。
- 必殺技は上部の装填口に獣電池(11番・12番・13番を除くどの獣電池でも可)を装填して口を閉じ、シリンダーを回すことで「ハッハッハッハッハッ」という待機音が流れ、トリガーを引くと、「バモラ! ムーチョ!」の音声と共に上下2本の獣電池のパワーを合わせた超強力な光弾を放つ獣電ブレイブフィニッシュ。複数人で同時に放ったり、他の武器の技と併用することも多い。ブラックがグリーンからガブリボルバーを借りて2丁拳銃で放つダブル獣電ブレイブフィニッシュという技もある。
- 従来の戦隊でのブレスレットや携帯電話に代わる変身アイテムとして、初期メンバーの変身アイテムとしては使われていなかった銃がモチーフに選ばれた。基本カラーは『パワーレンジャー』での海外展開も見越して本物の銃には見えない黄色が用いられている。
- アームド・オン
- 初期メンバーの5人が行う強化武装。上下両方の装填口に自分の獣電池を装填した状態でカバーをもう一度開閉し、「メッチャムーチョ!」の音声が鳴った後、右腕にシリンダーを当てて滑らせて回すことで「ハッハッハッハッハッ」の音声と共に右腕にキョウリュウスピリットが装甲化した恐竜の背びれを模した銀色の特殊装甲の強化武装が完了し、獣電アームズを出現させることができる。アームド・オンした状態で再度アームド・オンして重強化武装することも可能。
- ガブリカリバー
- 初期メンバー5人とバイオレットが使用する獣電剣。ガブリボルバー同様、鍔が恐竜の頭部を模した形状となっているのが特徴。ガブリウム特殊合金製の刃で厚さ50センチメートルの鋼鉄の板を紙のように切り裂くことが可能で、頭部の口に相当する部分に獣電池を1本装填できる。
- ブレイブ45にてソウジにフェザーエッジを託した直後のシルバーも使用しており、最終決戦において、大地の闇に向かった際にも使用している。
- 必殺技は獣電池を装填口に装填して口を閉じて、レバーをポンプアクションの要領で操作し、「ハッハッハッハッハッ!」の音声が鳴った後、「バモラ!」の音声と共に装備した獣電池の特性に合わせて切り裂く獣電ブレイブスラッシュ。
- 獣電ブレイブスラッシュ・雷電斬り
- ブレイブ13のグリーン、ブレイブ41のレッドが使用した、ゴールドから借りたプテラゴードン獣電池を装填することで電撃を纏った斬撃で切り倒す必殺技。
- ブレイブスラッシュ・斬撃剣
- ブレイブ37にてグリーンと入れ替わったゴールドが使用した技。
- ガブルキャノン
- 折り畳んだガブリカリバーと口を開いたガブリボルバーを合体させた大型銃。キョウリュウスピリットのエネルギー光弾を毎分999発の高速連射が可能なマシンガンモードと銃下部のポンプを引いて、「バモラ!」や「ムーチョ!」の音声と共に一撃が強力な破壊エネルギー光弾を放つことができるショットガンモードの性能を併せ持つ。
- また、ガブリカリバーの刀身を展開した銃剣モードにすると銃を撃ちながら斬撃を繰り出すこともできるが、このモードは弥生が変身したバイオレットのみが使用している。
獣電アームズ[]
アームド・オンによって出現するキョウリュウジャー各自の専用装備。装備と同時に右腕全体に恐竜の背びれを模した銀色の追加装甲が装着される。
- ガブティラファング
- レッド専用のガブティラの頭部を模した強化グローブ。ガブティラのように鋭い牙で相手に噛みつくこともできる。必殺技はガブティラ岩烈パンチ。また、ジャンプして放つガブガブ岩烈パンチも用いる。ブレイブ37ではレッドと入れ替わったピンクが使用した。
- パラサショット
- ブラック専用の強化ハンドビームガン。パラサガンのように、高速かつ正確な射撃で敵を撃ち抜く。両サイドの刃で接近戦にも対応できる。ガブリボルバーと一緒に2丁拳銃のように使用することもある。ブレイブ16ではグリーンが使用した。また、ブレイブ37ではブラックと入れ替わったブルーが使用したが、うまく使いこなせなかった。
- ステゴシールド
- ブルー専用の強化シールド。ステゴッチのように、強固な防御用の楯として使う以外にそれ自体を打撃武器として使うことも可能。
- かなりの重量があるようでブレイブ37にてブルーと入れ替わったブラックが使用した際には余りの重さに落としてしまった。
- シールドで相手に殴りかかるステゴシールドパンチや、ブーメランのように投擲するフライングステゴシールドなどの技を用いる。
- ザクトルスラッシャー
- グリーン専用の強化クロー。ザクトルのように、鋭く研ぎ澄まされた3本の刃で敵を八つ裂きにする。ガブリカリバーもしくはフェザーエッジと合わせて二刀流で使用することもある。
- ドリケランス
- ピンク専用の鋭い刃が付いた手持ち式強化ドリルユニット。ドリケラのように、頑強なドリルで、敵の装甲にも簡単に風穴を開ける。
- ブレイブ10ではグリーンが使用した。ブレイブ37ではピンクと入れ替わったレッドが使用したがうまく使いこなせなかった。
- 必殺技は高速回転したドリルで敵を貫く獣電ブレイブフィニッシュ。
- ケントロスパイカー
- 初期メンバー全員の獣電アームズを合体させたケントロサウルスのトゲの意匠を持つ強化合体ウェポンユニット。元々「ケントロスパイカー」とは、この武器の起動に用いるガーディアンズ電池の名前である。獣電池に内包されたパワーで強力な貫通能力を持つため、5人が力を合わせて使用する。ジェット噴射によるジェットブースターが付いている。
- 合体プロセスの中はファング、ショット、シールド、スラッシャー、ランスを直列に連結し、シールドにケントロスパイカー獣電池が挿入されることで完成する。
- 4人の腕車に乗ってジャンプしたレッドがケントロスパイカーを投げ飛ばして敵を貫く強力な獣電ブレイブフィニッシュ。レッドが投げたケントロスパイカーの上にゴールドが乗り、雷電残光を決めるダブルブレイブフィニッシュという技もある。
- ブレイブ40ではブルーが使用し、両手に構えての突進攻撃(ノブハルわっしょいスパイカー)を行っている。
- これらのアームズは後述のように部分的に合体させることも可能で、その場合はケントロスパイカー獣電池は用いず、またいずれかのキョウリュウジャーに他の仲間が武器を預ける形になる。
- ファングショット
- ガブティラファングとパラサショットを合体させた強化合体ビームガン。パラサショット以上の威力の破壊光弾を放てる。
- シールドランスラッシャー
- ステゴシールド、ザクトルスラッシャー、ドリケランスの3つを合体させた剣型の合体強化アームズ。ブレイブ10ではグリーンがこれで斬撃無双剣を放っている。また、盾としても使用可能で、ブレイブ26ではエンドルフの強力な光線をも防ぎ、戦いを有利に運んだ。
- スラッシュシールドショット
- パラサショット、ステゴシールド、ザクトルスラッシャーの3つを合体させた武器。光の剣を発生させて敵を斬り裂く。ブレイブファイナルでキルボレロにとどめを刺した。
- ディノスグランダー
- ブレイブ16より使用されるようになった獣電アームズ。アームド・オンした状態でガブリボルバーに装填して使用することで、右腕の装甲が金色に代わり左腕にも同様の金色の装甲が現われ、手の甲にはデイノスクスの頭を模したバケット(左手に上アゴ、右手に下アゴ)が装着される。ガブリボルバーを持ち両手を合わせることで、ガブリボルバーを軸として高速回転し攻撃する。また、左右それぞれのアーマーの牙で攻撃することもできる。装備していた獣電アームズは他のメンバーがそのまま使用することもでき、ブレイブ16ではパラサショットをグリーンが使用している。
- ディノスグランダーを装備した状態で名乗りを行う場合は「キョウリュウブラック・ディノスグランダー」のように後ろにディノスグランダーを付けて名乗っており、名乗りのポーズも通常と異なっている。
- ケントロスパイカーと同じく、元々は能力の源になっているガーディアンズ電池の名前である。トリンによれば、この獣電竜は仲間の中でも最も地中を掘り進む速度を誇っていたとされる。
キョウリュウゴールドの専用装備[]
- ガブリチェンジャー
- キョウリュウゴールド専用のガントレット型の獣電アームズで変身ツールで作成者はトリン。ブレイブインしたプテラゴードン獣電池を装填し、「いざ尋常に!キョウリュウチェンジ!」のかけ声と共にトリガーを引き、「ファイヤー!」の発声と共にトリガーを離すことで変身する。戦闘時はクロスボウのように敵にエネルギーを放つ遠距離モードと横のウイング状のブレードを展開させた接近戦モードの2つを使い分ける。また、握った状態で電撃を放つことも出来る。
- 遠距離モードでエネルギー光弾を乱射する必殺技。毎分1,200発撃ち出すことができる。
- 空を飛びながら接近戦モードのカッターで相手を切り裂く必殺技。
- 土煙を発生させ、隠れる技。
- 獣電ブレイブフィニッシュ
- プテラゴードンのエネルギー弾を放つ。
- ザンダーサンダー
- キョウリュウゴールドが使う専用の獣電アームズである直列獣電剣。刀身内部に最大3本の獣電池をセット可能。「ザンダーサンダー、招来!」の掛け声とともに召喚される。剣モードと銃モードの2形態をとる。
- ガブリボルバー同様に獣電巨人の起動キーを携えており、変身前は背中に装備している。
- 獣電池を1本装填して、静電気を収束し相手を左右に袈裟切りにする技。
- 獣電池を1本装備し、電撃をためて相手を斬る技。
- 雷電衝撃波
- 2本目を装填すると回転しつつ稲妻を呼んで衝撃波を地面に伝え相手を襲う技。
- ガブリチェンジャーと連動させて使用。電磁ビームで敵の動きを封じる。3発動時に発射する稲妻連動三段撃ちも用いる。
- グルモナイトとアロメラスの獣電池を装填して火炎の渦巻きを放つ技。劇中では、撤退の時に使った。
- 銃モードで雷電エネルギーの弾丸を放つ技。
- ザンダーサンダー飛翔斬り
- 獣電池を2本装填し、上空から相手を切り裂く技。
- ブレイブフィニッシュ・
- 獣電池を3本装備して使う技。空蝉丸自身が使っていた雷電残光という大気中の静電気を刀身に集めて斬撃を放つ技を強化したもので、ザンダーサンダーに装填した獣電池から得られる雷のエネルギーを刀身に集め増幅し、「ZANDARTHUNDER」の文字を模した雷を帯びた斬撃を放つ。厚さ120センチメートルの鉄板を両断することができる。
- 獣電ブレイブフィニッシュ・
- ブレイブ38および『ガブリンチョ・オブ・ミュージック』にて使用した、自身のプテラゴードン獣電池、ブルーのステゴッチ獣電池、グリーンのザクトル獣電池をザンダーサンダーに装填し、「ZANDARTHUNDER」の文字を模した雷を帯びた斬撃と、ステゴッチやザクトルの頭部をそれぞれ模したエネルギー弾を放つ必殺技。
- ブレイブフィニッシュ+
- ブレイブ29および46にてレッドを除く初期メンバーによる戦隊やぐらを通り、敵に5回の連続攻撃を仕掛ける必殺技。
- 雷電カミツキ崩し
- ブレイブ41にて使用したレッドのガブティラ獣電池を装填したザンダーサンダーで敵に噛みつき攻撃を仕掛ける技。
- 獣電ブレイブフィニッシュ・
- プテラゴードン、アロメラス、ビヨンスモの獣電池を装填し、敵に向かって伸びる火炎の斬撃を放つ。
- 獣電ブレイブフィニッシュ・雷電斬り
- ブレイブ37にてゴールドと入れ替わったグリーンが使用した技。
メカ[]
獣電巨人[]
機械ではなく生命体に該当する。内部空間に操縦桿はなく、個別のステージに乗ったメンバーの動きをトレースして動く。
獣電巨人が大きなダメージを負うと、操縦者にもダメージが及ぶ。また、1人でも操縦は出来るが、人数が減るほど操縦者の負担は大きくなる。
- デザインは『ジュウレンジャー』や『アバレンジャー』との差別化として、パイプ状のディテールを入れるなどメカらしさが強調されている。
キョウリュウジン[]
ブレイブ2から登場。ガブティラ、ステゴッチ、ドリケラがカミツキ合体して竜が人になった獣電巨人の汎用戦闘形態。ガブティラにステゴッチ、ドリケラ獣電池を読み込ませて、ステゴッチとドリケラがガブティラに噛みつき、スピリットを流し込むことで合体する。合体時に流れるテーマソングはガブリボルバーでの変身と同じ陽気なサンバ調。
右腕にステゴッチシールド、左腕にドリケラドリルを装備。獣電竜を召喚したレッド、ブルー、ピンクの3人は合体完了後のキョウリュウジンのコクピットに自動転送される。また、ブラックとグリーンがコクピットに加わることで、ステゴッチシールドが変形した最強の武器が使用可能になる。
必殺技は右肩のガブティラヘッドからキョウリュウスピリットの強力な破壊エネルギーを放つキョウリュウジン・ブレイブフィニッシュ、五連獣電剣で切り裂く獣電剣ブレイブフィニッシュ。
当初キョウリュウジンの操縦者はレッド+腕のパーツとなった獣電竜のパートナーの3人で務めており、戦闘中に腕を換装した時は換装前のパーツを構成していた獣電竜のパートナーも引き続きコックピットに残るため4人で操縦したりもしていたが、五連獣電剣を使用するようになってからは5人そろえていない場合やプテライデンオーにレッド以外の4人のいずれかの獣電竜がカミツキ合体をしている場合を除いて形態にかかわらず初期メンバーの5人全員が搭乗するようになる。
- デザインは『アバレンジャー』のアバレンオーとの差別化としてガブティラの頭部が右肩に位置している。
- キョウリュウジン ステゴッチザクトル
- ブレイブ3から登場。ガブティラ、ステゴッチ、ザクトルがカミツキ合体した形態。ザクトルソードを武器とする。ドリケラはキョウリュウジンから離れるが、ピンクは内部空間に残るためグリーンを加えた4人で操縦する。ブレイブ25ではグリーンが中心となってブラック・ブルー・ピンクの4人で操縦した。
- 必殺技は右肩のガブティラヘッドから放出されたスピリットをザクトルソードにまとい、突進して敵を斬り裂くキョウリュウジン・ブレイブフィニッシュ。ブレイブ25ではエネルギーをまとったザクトルソードでの高速回転斬りでデーボ・アックムーンを倒す。
- キョウリュウジン パラサガンステゴッチ
- ブレイブ9から登場。ガブティラ、パラサガン、ステゴッチがカミツキ合体した形態。右腕にパラサビームガン、左腕にステゴッチシールドを装備。獣電竜を召喚したレッド、ブラック、ブルーの3人が合体完了後のコクピットに自動転送される。
- ブレイブ9にてグリーンとピンクのいない際の応急的な合体であるため、通常右腕になるステゴッチが左腕になっている。
- キョウリュウジン ウエスタン
- ブレイブ4から登場。ガブティラ、パラサガン、ザクトルがカミツキ合体した形態。合体時に流れる音楽はウエスタン調。レッド、ブラック、グリーンの3人が合体完了後の内部空間に自動転送される。内部空間のマークは保安官のバッジのようなものに変化する。
- 右腕に百発百中の必殺砲パラサビームガン、左腕に鋭利に輝く巨大クロー状の剣ザクトルソードを装備する。射撃と剣術を兼ね備え、素早い攻撃を得意とする。
- 必殺技はザクトルソードの斬撃の衝撃波をパラサビームガンの光弾とともに撃ち出すキョウリュウジンウエスタン・ブレイブフィニッシュ。
- キョウリュウジン マッチョ
- ブレイブ6から登場。ガブティラ、アンキドン、ドリケラがカミツキ合体した特別な形態。合体時に流れる音楽は猛々しい民族音楽調。5人全員が合体完了後の内部空間に自動転送される。内部空間のマークは炎を模したものに変化する。
- 右腕に超重量の鉄槌アンキドンハンマー、左腕に頑強なドリケラドリルを装備。超ヘビー級のパワー攻撃を得意とする。
- 必殺技はドリケラのドリル回転能力を利用してボディを高速回転させ、アンキドンハンマーで敵を打ち上げるキョウリュウジンマッチョ・ブレイブフィニッシュ。
- キョウリュウジン カンフー
- ブレイブ18から登場。ガブティラ、アンキドン、ブンパッキーがカミツキ合体した形態。合体時に流れる音楽は中国風。合体完了時に中国風の建物の前でこの形態が複数体登場し演武を行う。内部空間のマークは中華風に変化する。
- 右腕にアンキドンハンマー、左腕にブンパッキーボールを装備している。カンフーを得意とし、鉄砕拳・激烈突破も使うことができる。
- 必殺技はブンパッキーボールを勢いよく激突させて敵を撃滅するキョウリュウジンカンフー・ブレイブフィニッシュ。
- カンフーの動きがスーツでは難しいため、モーションキャプチャにより中国拳法を得意とする喜多川務の動きを取り込んでいる。
- キョウリュウジン ベースボール
- ブレイブ32に登場。カミツキ合体による派生形態ではなく、「KYORYUGER」と書かれているバットを持った特殊形態。名乗りはブルーによるが、ピンクに「何それ?」とツッコまれる。
- デーボ・スポコーンの投げた魔球を全て打ち返すキョウリュウジン・大回転打法という技を披露した。
プテライデンオー[]
ブレイブ9から登場。プテラゴードンが単独でカミナリ変形し、雷電の王になった獣電巨人。変形時に流れるテーマソングは三味線とエレキギターによるハードロック調。ゴールドは変形完了後の内部空間に自動転送される。
ドゴルドに操られていた際は、顔と胸部のバイザーが閉じ黒いマントを羽織っていたプテライデンオー(デーボス・イン)となっていたが空蝉丸の解放と共に顔と胸部のバイザーが上がり黒いマントを脱ぎ捨てる。
武器は翼の前部分が変形したプテラカッターと胸部のプテラヘッドから放つ高電圧の電気ビーム。
必殺技はプテラヘッドからの電磁光線で動きを封じたのち「」の掛け声とともにプテラカッターの回転斬りを放つプテライデンオー・ブレイブフィニッシュ。
- 敵から味方への転身は、バンダイから『百獣戦隊ガオレンジャー』のガオハンターのようなロボットをやりたいという要望によるもの。バイザーのギミックは三条から善悪の形態の区別として提案されたものであったが、特撮監督の佛田洋はそれだけでは差別化が不十分であるとしてマントが付け加えられた。変形ギミックは『爆竜戦隊アバレンジャー』のキラーオーとの差別化も意識されている。
- プテライデンオー アンキドン
- ブレイブ15から登場。プテライデンオーにアンキドンがカミツキ合体した形態。右腕にアンキドンハンマーを装備している。
- プテライデンオー ブンパッキー
- ブレイブ19から登場。プテライデンオーにブンパッキーがカミツキ合体した形態。左腕にブンパッキーボールを装備している。ゴールドがいる内部空間にブンパッキーを召喚したレッドが自動転送される。
- 必殺技はプテラヘッドからの電磁光線で敵の動きを封じ、左腕のブンパッキーボールを叩きつけるプテライデンオーブンパッキー・ブレイブフィニッシュ。
- プテライデンオー パラサガン
- ブレイブ33に登場。プテライデンオーにパラサガンがカミツキ合体した形態。右腕にパラサビームガンを装備している。ゴールドとブラックが操縦する。
- 必殺技はプテラヘッドからの電磁光弾を、パラサビームガンで撃ち出すプテライデンオーパラサガン・ブレイブフィニッシュ。
- プテライデンオー ドリケラ
- ブレイブ38に登場。プテライデンオーにドリケラがカミツキ合体した形態。右腕にドリケラドリルを装備している。ゴールドとピンクが操縦する。
- 必殺技は飛翔しながらドリケラドリルで貫くプテライデンオードリケラ・ブレイブフィニッシュ。
- プテライデンオー ウエスタン
- ブレイブ13から登場。プテライデンオーにパラサガンとザクトルがカミツキ合体した形態。合体時に流れる音楽はウエスタン調。ゴールド、ブラック、グリーンの3人が合体完了後の内部空間に自動転送される。キョウリュウジン ウエスタンと異なり、内部空間のマークは左側のみ保安官のバッジのようなものに変化する。
- キョウリュウジン ウエスタン同様右腕にパラサビームガン、左腕にザクトルソードを装備する。
- 必殺技は3体の獣電竜のキョウリュウスピリットのエネルギーを右腕のパラサビームガンに集中させて放つプテライデンオーウエスタン・ブレイブフィニッシュ。
- ライデンキョウリュウジン
- ブレイブ12から登場。キョウリュウジンとプテライデンオーが雷電カミツキ合体した強化飛行形態。キョウリュウジンの背中にプテラゴードンが合体し、キョウリュウジンの頭部にプテラゴードンの頭部を兜のように被せた姿をしている。合体時にはサンバ調と三味線とエレキギターによるハードロック調がミックスされた音楽が流れる。この形態ではキョウリュウゴールドも初期メンバーと同じ内部空間に転送される。ブレイブ43ではシルバーも搭乗した。内部空間のマークは左側はプテライデンオー、右側はキョウリュウジンのマーク。
- 巨大なプテラウィングで飛行可能である。空中から急降下キックを放つこともできる。
- 必殺技は上空から敵を叩き落とし、急降下して稲妻のパワーをまとった五連獣電剣で勢いよく唐竹割りにする獣電剣・稲妻ブレイブフィニッシュ。
プレズオー[]
ブレイブ21から登場。プレズオンが単独でロケット変形した宇宙戦闘形態。変形時に流れるテーマソングは宇宙をイメージした鼓舞する電子音楽調。レッドが単独で操縦する。
右腕にビーム砲のプレズキャノン、左腕にロケットブースターで射出するプレズナックルを装備。他の獣電竜とカミツキ合体をする場合は、右腕にプレズキャノンがある都合上、左腕のみ合体出来る。
必殺技はプレズキャノンにキョウリュウスピリットを集束させて強力なビームを放つプレズオー・ブレイブフィニッシュ。発動の際はプレズキャノン下部のレバーをポンプアクションの要領でスライドさせると同時に「3、2、1」のカウントダウンが行われる。
- プレズオー ブンパッキー
- ブレイブ24から登場。プレズオーにブンパッキーがカミツキ合体した形態。左腕にブンパッキーボールを装備している。
- ロケット噴射で高速回転し、周囲をブンパッキーボールで薙ぎ払うロケットブンパッキーボールという技を持つ。
- 必殺技は体を高速回転させてブンパッキーボールを叩きつけ、さらに零距離からプレズキャノンのビームを放つプレズオーブンパッキー・ブレイブフィニッシュ。
- プレズオー パラサガン
- ブレイブ26に登場。プレズオーにパラサガンがカミツキ合体した形態。左腕にパラサビームガンを装備している。
- 必殺技はプレズキャノンとパラサビームガンから光弾を同時に発射するプレズオーパラサガン・ブレイブフィニッシュ。
- プレズオー ザクトル
- ブレイブ26に登場。プレズオーにザクトルがカミツキ合体した形態。左腕にザクトルソードを装備している。
- 劇中ではエンドルフに対してプレズオーパラサガン・ブレイブフィニッシュの後にこの形態になって、追加攻撃を仕掛けたが、耐えられてしまい、その後にエンドルフがザクトルソードを使って自身に刺している。
- プレズオー アンキドン
- ブレイブ32に登場。プレズオーにアンキドンがカミツキ合体した形態。左腕にアンキドンハンマーを装備している。バイオレットとレッドが操縦する。
- バクレツキョウリュウジン
- ブレイブ23から登場。ガブティラ、ブンパッキー、プレズオーが爆裂カミツキ合体した爆裂戦闘形態。合体時にはサンバ調と鼓舞する電子音楽がミックスされた音楽が流れる。合体完了後はレッド以外の5人も内部空間に転送され、6人で操縦する。合体時、内部空間のマークは左側のみプレズオーのマークに変わる。
- 右腕にプレズキャノン、左腕にブンパッキーボールを装備。胸部のメインエンジンの噴射によってホバリングによる高速移動が可能で、胸のガブティラヘッドからデーボス細胞破壊プログラムによる特殊熱線を放射する獣電爆裂ストームで敵の動きを封じることができる。また、プレズキャノンは単体時よりも15倍上がっている。
- 必殺技は右腕のプレズキャノンからプレズオンの首を模した超強力なビームを発射する獣電砲・爆裂ブレイブフィニッシュ。発動の際はプレズオー・ブレイブフィニッシュと同様に「3、2、1」のカウントダウンが行われる。
- ガブティラの頭部が胸に位置することは最初から想定されていたもので、キョウリュウジンとのデザインの差別化を意図している。
ギガントブラギオー[]
ブレイブ34から登場。ブラギガスが背中に装填された13本のガーディアンズ電池にかみついて体内に取り込んで超カミツキ変形した剣闘士形態。変形時に流れるテーマソングは、大地を揺るがす「ギガント」コールが鳴り響く歓声音楽調。スピリットベースにいる全員で操縦しており、操縦する際には出入口部分の床に1人分の操縦用のステージが現れ主にレッドが乗り、他のメンバーとトリン(シルバー)は両脇に並んでいる。
武器として自身の身の丈ほどの巨大な斧ブラギオアックスを装備。全身の各部にガーディアンズの意匠である金色のレリーフガーディアンズシンボルが刻まれている。
他の獣電巨人と異なり、腕によるカミツキ合体は行わない。
必殺技は全てのガーディアンズのスピリットをブラギオアックスに集束させて敵を斬り裂く超獣電ギガブレイブフィニッシュ。
- 特撮監督の佛田洋は造形チェックの段階で剣闘士というイメージを挙げていたが、変形シーンの背景制作時にはこれを失念しており、納品の数日前になってコロシアムのCGが用意された。
- ギガントキョウリュウジン
- ブレイブ35から登場。ガブティラ、パラサガン、ステゴッチ、ザクトル、ドリケラ、ブラギガスが超カミツキ合体して完成する超電竜剣闘形態。合体時にはサンバ調と「ギガントキョウリュウジン」コールが鳴り響く歓声音楽がミックスされた音楽が鳴る。当初は、合体に参加していないゴールドも含めた6人で操縦していたが、トリンがシルバーにキョウリュウチェンジできるようになってからはさらにシルバーも含めた7人で操縦している。合体時、内部空間のマークは左側のみギガントブラギオーのマークに変わる。
- 左肩にパラサビームガン、武器としてザクトルとブラギオアックスが合体したブラギオザクトルアックスを装備。胸から腹部にかけて装着されたプレートには23体の獣電竜を表すマークが描かれている。
- 巨大な頭部からの頭突きギガントクラウン、ブラギオザクトルアックスによる斬撃ギガントスラッシャー、パラサビームガンからの銃撃ギガントショットといった多彩な攻撃方法をもつ。
- 必殺技は胸部のプレートから放つ特大の超強力ビームを放つ超獣電ギガントフルブレスター。
- ブレイブ42にて、ギガントフルブレスターにプテライデンオー アンキドンとプレズオー ブンパッキーが加わった超獣電オールギガントフルブレスターを使用。
- 究極の必殺技である超獣電オールギガントエクスプロージョンはトリンがキョウリョウシルバーにキョウリュウチェンジしたことと弥生がギガント砲を安全に放てるようなフォーメーションを考え出したため使用できるようになった。背中に合体したブラギガスの首・胴体・後ろ足のパーツを砲台オールギガント砲として分離・展開し、合体を解除したパラサガンとザクトルに加え合体に参加しない4体(プテラゴードン・アンキドン・ブンパッキー・プレズオン)やガーディアンズも含めた全獣電竜とキョウリュウジャーのブレイブを集結させ「聞いて驚け!ギガントアツマリンチョ・デ・ガブリンチョ!」のコールと共に極太のビームを放つ。
スピノダイオー[]
トバスピノを中心にアンキドンとブンパッキーが強制カミツキ合体することで誕生する巨人。右腕にアンキドンハンマー・左腕にブンパッキーボールを装備しており、さらに右手にスピノブーメラン・左手にスピノディフェンサーを持っている。合体完了後はゴールドも含めた6人で操縦している。
詳しくは劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック#獣電竜・獣電巨人を参照。
- スピノダイオー ウエスタン
- トバスピノ、パラサガン、ザクトルが強制カミツキ合体した形態。ブレイブ42にてトバスピノがプテライデンオー ウエスタンに体当たりしプテラゴードンと入れ替わる形で合体する。右腕にパラサビームガン、左腕にザクトルソードを装備している。プテライデンオー ウエスタンを操縦していたブラックとグリーンがそのまま操縦している。
- 必殺技はパラサビームガンによる光弾とプテラゴードンの雷撃で相手を拘束し、ザクトルソードで斬りつけるスピノダイオーウエスタン・ブレイブフィニッシュ。
放映リスト[]
- ブレイブ1 でたァーッ! まっかなキング
- ブレイブ2 ガブリンチョ! カミツキがったい
- ブレイブ3 あれるぜ! ざんげきのブレイブ
- ブレイブ4 うちぬけ! ゆうきのガブリボルバー
- ブレイブ5 ドゴォーン! ムシバのアンキドン
- ブレイブ6 ストップ! うたうキャンデリラ
- ブレイブ7 いかれ! ダイゴのだいピンチ
- ブレイブ8 ココドコ? めいろをぶっとばせ
- ブレイブ9 メチャつよ! プテライデンオー
- ブレイブ10 ザンダーッ! ゴールドふっかつ
- ブレイブ11 ウッチー! クールでござる
- ブレイブ12 ブットバッソ! せっしゃとキングどの
- ブレイブ13 ジャキリーン! ハートをまもりぬけ
- ブレイブ14 あぶなァーい! スピリットベース
- ブレイブ15 はらただしいぜッ! ドゴルドのやぼう
- ブレイブ16 モグモグーン! おれのたからもの
- ブレイブ17 ガチだぜ! キョウリュウグレー
- ブレイブ18 つかんだッ! カンフーひっさつけん
- ブレイブ19 キャワイーン! うばわれたファミリー
- ブレイブ20 アンラッキュー! タナバタのタナボタ
- ブレイブ21 ズオーン! かえってきたプレズオン
- ブレイブ22 ま・さ・か! デーボスふっかつ
- ブレイブ23 たてッ! バクレツキョウリュウジン
- ブレイブ24 もえる! 7にんのキョウリュウジャー
- ブレイブ25 ナニコレ! デーボスぐんのあくむ
- ブレイブ26 ビックリ! ガブティラにんげん
- ブレイブ27 オ・マツリンチョ! レッドちょうしんか
- ブレイブ28 ああトリン! 1おくねんのうらみ
- ブレイブ29 だいげきとつ! おどれカーニバル
- ブレイブ30 てにいれろ! ガーディアンズのかけら
- ブレイブ31 バーカンス! えいえんのホリデー
- ブレイブ32 ビクトリー! スポーツしょうぶだ
- ブレイブ33 マキシマム! レディはおれがまもる
- ブレイブ34 ふっかつ! ブラギガスしゅつげん
- ブレイブ35 チョーすげえッ! ギガントキョウリュウジン
- ブレイブ36 ギガガブリンチョ! きせきのシルバー
- ブレイブ37 リベンジ! ゆうれいデーボスぐん
- ブレイブ38 らぶタッチ! うつくしすぎるゾーリま
- ブレイブ39 せいぞろい! 10だいキョウリュウパワー
- ブレイブ40 グッとくーる! オッサンはつらいよ
- ブレイブ41 ヤナサンタ! デーボスせかいけっせん
- ブレイブ42 ワンダホー! せいぎのクリスマス
- ブレイブ43 たましいのつるぎ! うなれストレイザー
- ブレイブ44 わらうカオス! はめつのカウントダウン
- ブレイブ45 うそだろオヤジ! シルバーのさいご
- ブレイブ46 だいけっとう! アイとなみだのいちげき
- ブレイブ47 だいはんげき! さいだいさいごのブレイブ
- ブレイブファイナル だいばくはつ! さよならキョウリュウジャー
映画
- 特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE
- 仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z
- 劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック
- 獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦! さらば永遠の友よ
- 平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊
- 烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE
その他
- 帰ってきた獣電戦隊キョウリュウジャー 100 YEARS AFTER
- ブレイブ33.5 これぞブレイブ! たたかいのフロンティア
スペシャルDVD
- キョウリュウジャー&スーパー戦隊 あれるぜ! キョウリュウ大図鑑DVD
- 獣電戦隊キョウリュウジャー でたぁ〜ッ! まなつのアームド・オンまつり!!
音楽[]
- 主題歌
- オープニングテーマ「VAMOLA!キョウリュウジャー」
- 作詞:藤林聖子 / 作曲:持田裕輔 / 編曲:山下康介、持田裕輔 / 歌:鎌田章吾
- エンディングテーマ「みんな集まれ!キョウリュウジャー」
- 作詞:八手三郎、高取ヒデアキ / 作曲:高取ヒデアキ / 編曲:籠島裕昌 / 歌:高取ヒデアキ(演奏:Z旗 / 振付:パパイヤ鈴木)
ゲームソフト[]
- 獣電戦隊キョウリュウジャー ゲームでガブリンチョ!! - ニンテンドー3DS
メモ[]
- 黄色の戦士が居ない作品は1985年の電撃戦隊チェンジマン以来28年ぶりとなる。。
- 黄色の戦士が居ないのに金色の戦士が居る作品は、戦隊史上初めてのことである。
- これに関して本作のチーフプロデューサーである大森敬仁は、近作は女性がイエローを演じる作品が続いたため、男性をイエローにすると現代の男児層に「イエロー=女っぽい」と受け取られる、という可能性を危惧して敢えて外したとしている。[1]
- 男性4人と女性1人という戦隊の構成は2008年の炎神戦隊ゴーオンジャー以来5年ぶりである。
- 水色の戦士は初である。
- 武装用メカに対応した戦士が登場したスーパー戦隊は本作が初めてである。これはパワーレンジャー・ジャングルフューリーの設定に近い。
- これに関連してか、本作のスピリットレンジャーであるラミレスと鉄砕は、「スピリットレンジャー!」の掛け声で変身する。
- 百獣戦隊ガオレンジャーと幾つかの共通点がある。
- どちらの戦隊も、その力の源は彼らのパートナーである巨大メカによるものである。(パワーアニマルと獣電竜)
- どちらの戦隊も、巨大メカを用いる際には収集したアイテムを用いる。(ガオの宝珠と獣電池)
- どちらの戦隊も、太古から続く侵略者との戦いを受け継いでいる。
- どちらの戦隊の赤の戦士も、最後にチームに加入した。
- レギュラーではない弥生ウルシェードを除外すると、どちらの戦隊も、女性は一人きりである。
- どちらの戦隊の6人目の戦士も、過去の時代の人間である。
- 彼らは二人とも侵略者によって操られていた。
- どちらの作品も、29話は歌を主題とした物語を展開した。
- 過去に戦隊戦士を演じた俳優が準レギュラー及びゲストで多数出演し、VSシリーズでは歴代の恐竜戦隊が登場している。
- この日は2002年の忍風戦隊ハリケンジャー以来となる。
- 恐竜系戦隊にジュウレンジャー以来のピンクが復活し、グリーンが初の作品となる。
- 50話まで達成していない戦隊はシンケンジャー以来となる。
- 本作から、11月の1週目放送は全日本大学駅伝の為で放送休止されるシリーズとなる。
- 平均視聴率は3.9%で、本作までのスーパー戦隊シリーズの中で最も低い。[2]
- この視聴率下落傾向は侍戦隊シンケンジャーから本作まで続いており、4年連続でシリーズの最低視聴率を更新し続けている。
- さらに後年のトッキュウジャーもキョウリュウジャー最低平均視聴率を更新した。
- その反面玩具はここ10年で最高記録。
- 全戦隊の中でもオーレンジャーに次ぐ2位という高記録。
- その反面玩具はここ10年で最高記録。
- さらに後年のトッキュウジャーもキョウリュウジャー最低平均視聴率を更新した。
- この視聴率下落傾向は侍戦隊シンケンジャーから本作まで続いており、4年連続でシリーズの最低視聴率を更新し続けている。
脚注[]
外部リンク[]
- テレビ朝日内公式サイト
- 東映内公式サイト
- がんばれ獣電戦隊キョウリュウジャー - スーパーせんたいネット
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