熱海常夏 | |
性別: | 男 |
分類: | 人間 |
戦隊: | ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー |
出身地: | 地球 |
初登場: | 第3話 日本のドン! 私が総理! |
最終話: | TBA |
登場話数: | 2 登場話一覧 |
演者: | 七瀬公 |
熱海常夏(あたみとこなつ)は、『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』の登場人物。
概要[]
史上最年少の超カリスマ総理大臣。日本キビダンゴ党に所属しており、その人気から支持率は5000%を超えるらしい。実はユニバース戦士で、ドンモモタロウになって戦う。
人物像[]
原典のドンモモタロウを彷彿とさせる、良く通る笑い声と余裕綽々の態度が特徴。
ドンモモタロウの登場シーンよろしく、演説する際には本家の物よりひと回りほど小さい神輿に乗っている。
悩める国民のためならば大小を問わずに親身に接する姿勢から、表向きは固過ぎず親しみを持てる人物に見える。
しかしその本性は相当な腹黒であり、一連の面は人気を得るためだけのポーズに過ぎない。常夏自身も己のキャッチコピーに「秘めた腹黒さ」を自認する程。
当初こそナンバーワンバトルに勝利するために、人気者にならんと頑張る遠野吠へ親身に助言を与えていたが、実は助言を与える自分を人々に見せつけ更に支持を集め、自分が?ナンバーワンバトルに勝利する企みだったと判明した。
この点に関しては、
- 「超のつく嫌われ者だが、嘘をつくと死ぬ程の正直者であるタロウ」
- 「言葉巧みに打算と嘘を交えて、絶大な支持を集めている常夏」
と対照的で、ある意味ではタロウのアンチテーゼともなっている。
ただし、人気を集めるために嘘やポーズこそ交えているものの、直に市民と触れ合い人助けを行っており、人気者ノーワンに対しては臆さずに立ち向かい撃退し、更に「首脳会談がある」としてゴジュウウルフとの戦闘を中止する(=総理としての仕事はきちんと果たしている)等々、行い自体の大半は真っ当だったりする。
吠に対しても「(人気者ナンバーワンに)なれるさ! 私のいない世界でなら……ね」と嘲るような口調でありつつ、彼の素養を認める発言をしており、結果的には「引き立て役」として利用したが吠に教示したのは実際に常夏自身が実践している事でアドバイスとしては嘘偽りの無いものであった。
一河角乃とは協力関係を結んでいる模様(曰くプライベートアイ)で、彼女が検事の桜庭=リュウソウレッドに襲われた際はその窮地を救い、「無茶はするな。君まで失ったら、ご家族はどうなる」と諭している。
清廉潔白の善人ではないにしろ、彼もゴジュウジャーのライバルたるユニバース戦士の一員であると評価できるだろう。
また、原典のタロウは「人に好かれたいと言う気持ちは分かる。だが、そのために何かすれば卑しくなる」という持論を持ち、実際人気者ナンバーワンになるべく常夏のアドバイスを実施した吠は全く票を得られず、その後損得抜きで助けたおじさんからは票を得られた、というタロウの持論通りの展開にもなっている。
そんな彼の願いは意外にも「誰か一人でもいいから本当の意味で“友達”と呼べる人が欲しい」というもの。
というのも幼少期からとても優秀だったがそれ故に皆が自分の信奉者となってしまっており、本当の意味で「友達」と呼べる人がおらず、友達とする遊びに強い憧れを抱いていた(現に常夏城の試練は鬼ごっこ、ドッジボール、おままごととどれも子供の遊びと言えるものばかりである)。
尚、吠がバイト中に遠くから感じ取った「胡散臭くていけ好かない桃の匂い」は、常夏が使っている香水に由来している。
活躍[]

固有の能力は「召喚(サモン)」。この能力を使い折り紙の「お供」を召喚・巨大化させて戦わせられる。またジェットマンのセンタイリングも所持し、使用するとレッドホークの翼を装備し飛行能力を得られる。接近戦では銀色のテガソードを使うが、ザングラソードを使用することも可能。
登場時点で既に戦士になってから大分経っているらしく、おそらく自らが倒して奪い取ったであろうジェットマンとタイムレンジャーのセンタイリングを所持している。接近戦では銀色のテガソードを使うが、第4話では原典同様ザングラソードを使用した。複数のリングを使いこなし他のユニバース戦士を簡単に撃破する高い戦闘能力を誇る。
本編での動向[]
神輿に乗りながら登場。群衆からのリクエストに応える形でドンモモタロウに変身。その後乱入してきた人気者ノーワンを一蹴した。人に好かれるのが大の苦手であった吠に人気者の秘訣をレクチャーするが、実は一連の行動がはぐれ者にも優しく接することでより自分の人気を高めるための計算であったことを暴露。そのまま人気者バトルに勝利したことで吠に最初の獲物としてロックオンされた。
変身できない角乃を守るため、タイムレンジャーの力で桜庭を撃破。リュウソウジャーのリングを奪取した。
先述の通り、事情に深入りした詫びとして角乃にリュウソウジャーのリングを譲渡した。
今更になってドンモモタロウの武器が銃刀法違反ではないかと問題視され、総理を辞任。(視聴者からは、前回撃破した桜庭による報復行為と目されている)その後ゴジュウジャーと決着をつけるため、ブライダンと共謀。ボウケンジャーリングの力で常夏城を生み出す。
常夏城内部でゴジュウジャーに試練を課す中、第三試練"本気のおままごと"の時に吠の過去を知った事で自分の孤独に通じる物を感じ取り、銀アーイーとデンジス・パークを引き連れて乱入したファイヤキャンドルを退けるため一時的に共闘。
その後、ゴジュウウルフと決着をつけるため一騎打ちに挑む。
結果、敗北した事でテガソードが消失し所持していたリングは全てゴジュウウルフの手に渡る。
この戦いを通して、吠は彼のことをベストフレンドナンバーワンと認めるのだった。
そして常夏は、今一度やり直す為に再度立候補する事を決意。選挙期間が迫って居たのも相まって、慌ただしく駆け出して行くのであった。(ドンモモタロウではなくなったため銃刀法違反は解消されたと思われる)。
登場話[]
小ネタ[]
- 演者の七瀬氏は『ウルトラマンタイガ』のメインヴィラン・ウルトラマントレギアの人間態霧崎を演じており、本作をもってウルトラマンと戦隊両方に変身した俳優になっている。
- 常夏の決め台詞でもある「ハッピーサンシャイン」の際に決めたポーズは、タイガの変身者の変身ポーズをオマージュしている。
- 彼が乗っていた小さいお神輿はドンブラザーズ放送当時のシアターGロッソで使用されていたもの。
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戦士とその仲間達 |
遠野吠・百夜陸王・暴神竜儀・猛原禽次郎・一河角乃 指輪の戦士たち |
装備 |
テガソード・センタイリング・ウルフデカリバー50・レオンバスター50・ティラノハンマー50・イーグルシューター50・ユニコーンドリル50|テガジューン |
メカ |
テガソード (テガソードレッド/テガソードデカクロウ・テガソードブルー・テガソードイエロー・テガソードグリーン・テガソードブラック) |
合体 |
関係者 |
飯島佐織・飯島碧・クオン |
ノーワンワールド ブライダン |
首領 テガジューン |
幹部 ファイヤキャンドル・ブーケ・Mr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケーク |
ノーワン怪人 |
トレジャーハントノーワン・人気者ノーワン・パーリーピーポーノーワン・おせっかいノーワン・ときめきノーワン |
戦闘員 アーイー |
巨大メカ キングキャンデラー・アイアイザー・クロサンドラ・カレンデウス・アイアイザー・オキシペタラム・アイアイザー・バンクシア・アイアイザー・マンドレイク |
確認 • 編集 |