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スーパー戦隊シリーズ > 炎神戦隊ゴーオンジャー
炎神戦隊ゴーオンジャー
作目 32
話数 50
最初話 GP-1 正義ノミカタ
最終話 GP-FINAL 正義ノロード
OP 炎神戦隊ゴーオンジャー
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放送局 テレビ朝日
放送期間 朝7:30~8:00
配信 日本
日本
言語 日本語
プロデューサー 八木征志

佐々木基 日笠淳 和佐野健一 矢田晃一

監督 渡辺勝也
脚本家 武上純希
音楽 大橋恵
制作 テレビ朝日 東映
放送順
前作
獣拳戦隊ゲキレンジャー
次作
侍戦隊シンケンジャー

炎神戦隊ゴーオンジャー(えんじんせんたいごーおんじゃー)は、2008年2月17日から2009年2月8日にかけてテレビ朝日系列で放送された東映制作の特撮テレビドラマ。スーパー戦隊シリーズ第32作目。東京ドームシティスカイシアターで公演が行われた最後の戦隊である。

キャッチフレーズは「マッハ全開で突っ走る俺たちの合言葉は "ゴーオン!"」。

あらすじ[]

意思を持ち、言葉を話す乗り物型の機械生命体「炎神」。彼らが住む異世界・マシンワールドでは、汚れた環境を好み公害を撒き散らそうとする機械生命体、蛮機族ガイアークが猛威を振るっていた。勇敢な炎神・スピードルたちが戦い勝利を果たしたものの、ガイアークたちは別の世界へと逃亡していった。

それから半年後。人間たちが暮らす地球=ヒューマンワールドにガイアークが出現。次々と地球の大気を汚していくガイアークの前に、3人の若者が立ちはだかる。彼らこそ、ガイアークを追ってヒューマンワールドへやって来た炎神とともに戦う正義の味方、炎神戦隊ゴーオンジャーだった。そんなゴーオンジャーの姿を見た2人の若者もまた、ガイアークと戦う決意をする。紆余曲折を経て5人となったゴーオンジャーは、気持ちも新たにガイアークと戦っていく。

概要[]

本作品のモチーフはスーパー戦隊シリーズでも度々採用されてきた自動車であるが、本作品では乗り物と動物の両方の特性を併せ持った、意思を持つ機械生命体として描かれており、この炎神と人間たちの物語も、本作品の重要な部分を占めている。玩具展開においても、炎神の魂が入っているという設定の炎神ソウルがなりきり玩具とロボット玩具共用の音声ユニットとして発売され、劇中描写と相まって人気となった。この炎神ソウルは、玩具売場のみならず食玩・ガシャポン・雑誌付録など多方面に展開するというビジネスモデルを確立し、以後のスーパー戦隊シリーズのみならず『仮面ライダーW』のガイアメモリなどの音声連動アイテムに継承された。

ストーリー面は、前作と打って変わり単純明快な「勧善懲悪」の展開が志向された。明快な人間関係やエピソードのわかりやすさを重視し、設定を掘り下げることよりも、時に強引な展開になったとしても瞬時に物事を解決してゆくスピード感が強調されている。東映プロデューサーの日笠淳は、主人公側を明るく前向きに表現することを心がけた結果、それが視聴者にも受け入れられ加速し、敵側までも引っ張られる結果になったことを語っている。

登場人物[]

炎神戦隊ゴーオンジャー[]

Go-onger

素顔のゴーオンジャーとウイングス

詳細はゴーオンジャーを参照

変身後 本名 演者
ゴーオンレッド 江角走輔 古原靖久
ゴーオンブルー 香坂連 片岡信和
ゴーオンイエロー 楼山早輝 逢沢りな
ゴーオングリーン 城範人 碓井将大
ゴーオンブラック 石原軍平 海老澤健次

ゴーオンウイングス[]

詳細はゴーオンウイングスを参照

変身後 本名 演者
ゴーオンゴールド 須塔大翔 徳山秀典
ゴーオンシルバー 須塔美羽 杉本有美

仲間たち[]

  • ボンパー(声:中川亜紀子

蛮機族ガイアーク[]

詳細は蛮機族ガイアークを参照

  • 総裏大臣ヨゴシマクリタイン
    • 掃治大臣キレイズキー
    • 危官房長官チラカソーネ
    • 害地大臣ヨゴシュタイン
      • 害地副大臣ヒラメキメデス
    • 害水大臣ケガレシア及川奈央
    • 害気大臣キタネイダス
      • 蛮機獣
        • 蛮機兵ウガッツ - 戦闘員。
  • 害統領バッチード
  • 二代目害統領ババッチード
    • 保蛮官チラカシズキー

装備[]

ゴーオンスーツ[]

ゴーオンジャーとゴーオンウイングスが変身時に装着する強化スーツ。変身のプロセスはボディにスーツが装着された後に空中に出現したマスクを両手にとって、「メットオン!」と発声しながら被り装着完了する。装着した人間のパワー、スピード、ジャンプ力を15から17倍に強化する。材質はESファブリックス。ベルトのゴーオンバックルは各ソウル(後述)を収納出来るホルスターとなっている。

変身解除だけでなく、スーツを着用したままマスクを外すことも可能で、GP-41で、ゴーオンゴールドこと大翔が戦いながらマスクの着脱を繰り返す場面も見られた。

ゴーオンジャー用ゴーオンスーツはブーツに装着者を自動車のように高速走行させたり、腕や脛に備わったタイヤ(レッド、ブルー、イエロー)や歯車(グリーン、ブラック)といったゴーオンシリンダーを回転させて攻撃できる機能を持ち、マスクは各相棒の炎神の動物面を模したデザインとなっている。

  • デザインは、ゴーオンジャーはカーレーサーを、ゴーオンウイングスはパイロットをそれぞれイメージしている。

変身アイテム[]

上部に炎神ソウルを基に作られた「チェンジソウル」(後述)をセットし、「レッツ! ゴー・オン!」の掛け声とともに変身する。ソウルエナジーチャージャーにセットしてエネルギーを補充することができる。

炎神ソウルをセットすることで炎神と会話することもできる。

ゴーフォン
レッド、ブルー、イエローが使用する携帯電話型の変身アイテム。変身の際はT字型のキーを押し上げる。また、炎神を操縦する際はハンドルの一部になる。携帯電話の機能に加え、変身後はベルト左側のホルダーに収納される。
シフトチェンジャー
グリーンとブラックが使用するブレス型の変身アイテム。左腕に装備されている。変身の際はT字型のシフトレバーをPの位置からDの位置へ押し上げる。また、炎神を操縦する際はゴーフォン同様、ハンドルの一部になる。変身後も左腕に装備されている。
ウイングトリガー
ゴーオンウイングスが使用する操縦桿型の変身アイテム。変身の際は後ろ側の赤いボタンを押す。炎神のコックピットにセットして操縦したり、目に見えない敵をサーチしたりできる他、カメラやGPSといった本来の携帯電話の機能も備わっており、変身後はベルト右側のホルスターにセットされる。

ソウル[]

炎神を呼び出したり、必殺技の発動の際に使用されるメモリーカード風の小型ユニット。

炎神ソウル
炎神の魂が入ったソウル。炎神キャストにセットすることで本来の姿に戻れる(炎神キャストに関しては炎神戦隊ゴーオンジャーの登場人物#炎神を参照)他、マンタンガンなどの装備にセットして炎神の力を攻撃に転用することも可能である。他のソウルと異なり数十センチ程度の移動こそ可能であるものの、大抵の場合ソウルの状態では移動範囲が著しく限定されることから、通常はパートナーとなった人物が所持している。よって変身アイテムにそれを入れるとその液晶から炎神がヴァーチャル映像で出現する。
チェンジソウル
ボンパーが炎神ソウルを参考に作成したソウル。ゴーオンスーツを次元内蔵しており、変身の際に使用される。3タイプが存在し、使用する変身アイテムによって区別される。
ブラスターソウル
ハンドルブラスターやウイングブースターにセットすることで、エンジンオーG6・G9・G12それぞれの必殺技を発動させる。
キューユソウル
連が開発したソウル。マンタンガンにセットして撃つと、炎神がエネルギーで満たされる。
トーコンソウル
ゴローダーGTを巨大化させるためのソウル。当初は大翔が開発していた「パワーソウル」と呼ばれるソウルが使用されていたが調整がうまく行かず、使用時にゴローダーが暴走するという難点を抱えていた。このトーコンソウルはパワーソウルのデータを元に連とボエールが改良を加え開発したものである。ゴーフォンに入れると、ゴローダーGTのように巨大化する。無数のバトルパターンをインプットしており、アクションモードでは、相手の動きを自動的に分析する。
その他
炎神の力を用いることで、人間の魂もソウルに分割することができる。劇中では、走輔と入れ替わって蛮機獣の魂が入ってしまった走輔の体を取り戻すため「走輔ソウル」が使用された。

ゴーオンウイングスの装備品[]

ロケットダガー
ゴーオンウイングス専用のロケット型の短剣。ゴーオンジャーのゴーオンギア同様、ベルトのバックルを押すことで胸のマーク部分から出現する。3つのスイッチの切り替えによって以下の6種類の特殊能力を発揮する。
  • ミッション1(バーニングダガー) - スイッチ1。蛮機獣にもダメージを与えるほどの強力な炎を放つ。主にゴールドが使用。
  • ミッション2(フリージングダガー) - スイッチ2。刀身から凍気を噴き出し、敵を凍らせる。主にシルバーが使用。
  • ミッション3(ライトニングダガー) - スイッチ3。高圧電流を発生させて、雷のごとき放電攻撃を打ち出す。
  • ミッション4(シャイニングダガー) - スイッチ1+3。剣から眩い光を出して敵の目を眩ませ、光のエネルギーを宿した刃で斬りつける。主に2人が同時に使用。
  • ミッション5(シューティングダガー) - スイッチ2+3。強力な真空の刃で敵を切り裂く。
  • ミッション6(フルパワージェットダガー) - スイッチ1+2+3。グリップ部のブースターからジェット噴射して回転しながら空中を飛び、エネルギーをフルチャージした刃で敵を斬る。
またこの他にミッション6の状態で、飛び上がり落下の勢いで相手を斬るダガーアクロバットという技をもつ。
ウイングブースター
ウイングトリガーの上部にロケットダガーを合体させたハンドガン。ハイウェイバスターなどと同様に炎神ソウルをセットすることで、炎神のオーラを直接射出するブースターフライトという技を持つ。また、エンジンオーG9(もしくはG12)の合体形態で必殺技を発動する際にはブラスターソウルを装填し使用する。また空中から2人同時に射撃するウイングスアクロバットという技をもつ。ゴーオンジャーが全員揃ってない場合にはマンタンガンとの同時攻撃を行うこともある。

メカ[]

炎神の王[]

エンジンオーを始めとする以下の4体のロボに、ゴローダーGTを加え「ゴーオンオールスターズ」と呼称されることもある。いずれも合体完了時には「○○(巨人名)・チューンナップ。ゴーオン」決め技を放つ際には「もらったぜ、最終コーナー」勝利後には「チェッカーフラッグ(最初に巨人名やチーム名を言うこともある)」の掛け声を行う。炎神に関しては炎神戦隊ゴーオンジャーの登場人物#炎神を参照。

  • 当初から12体合体は考慮されており、以下の4体のロボのデザインは最終合体のスタイルから逆算されており、最初から12体合体のジョイントが設けられている。

エンジンオー[]

GP-01から登場。スピードル、バスオン、ベアールVの3体が炎神合体した巨大なる炎神の王。全ての能力バランスと汎用性がいい。人間のパートナーの数が揃っていなくても合体は可能。無公害エンジンと高出力モーターを併用した、ハイブリッドシステムを持つ。空力性能を高めるボディラインの効果により高速で滑走することも可能。GP-22ではガンバルオーとともに水中を泳いで移動したが、GP-49とGP-FINALでは水中でも高速移動を行えるようになった。

武器は後ろ左脚に格納されている軽くて丈夫な剣ゴーオンソードとベアールVのシャーシが変形したVシールド

必殺技はゴーオンソードを構えて滑走しながら最高速で突進し、右から横に切り裂くゴーオングランプリ。ガンバルオー、セイクウオーとの合体技としてグランプリフェスティバルは、エンジンオーとセイクウオーがガンバルオーを神輿のように抱えた状態から3体同時に放つパンチ攻撃。

  • 新機軸として、指の可動や、剣や盾が余剰パーツとならないようになっている。
エンジンオーバルカ
GP-05から登場。エンジンオーが左腕を格納し、バルカを左腕として炎神武装したハイパワーパフォーマンス武装形態。
必殺技はバルカのボディを回転させ、炎神4体分のエネルギーでバルカッターを高速回転させ、敵を袈裟斬りにするバルカッタースラッシュ
エンジンオーガンパード
GP-06から登場。エンジンオーが右腕を格納し、ガンパードを右腕として炎神武装した姿。
ターゲットをスコープで自動的に捕捉し、敵を射撃する。必殺技はガンパードガンから炎神4体分のエネルギーから精製した強化エネルギー光弾を連射するガンパードガンファイヤー
エンジンオージェットリプター
GP-18から登場。エンジンオーが両腕を格納し、トリプターを右腕として、ジェットラスを左腕として炎神武装した姿。
トリプターのローターは高速回転させることでブーメランのように投擲して攻撃や防御などに使えるトリプターローターになる。
必殺技は左腕のジェットラスボウから、5体の炎神のエネルギーをアロー型光弾にして撃ち出すジェットリブルズアイ
エンジンオージェットラス
GP-37から登場。エンジンオーが左腕を格納し、ジェットラスを左腕として炎神武装した姿。
ジェットラスの牙からエネルギー弾を連射するジェットラバルカンやジェットラスボウからゴーオンソードを矢のように撃ち出すゴーオンブルズアイを使用。

ガンバルオー[]

GP-07から登場。バルカ、ガンパード、キャリゲーターの3体が炎神合体したさらなる炎神の王。エンジンオー同様、こちらも全ての能力バランスと汎用性がいい。ジャイアン族であるキャリゲーターがコアであるために力に長け、両腕をバルカとガンパードが構成していることからエンジンオーバルカとエンジンオーガンパードの技も使用可能。

専用技はバルカッターを高速回転させて竜巻を起こすバルカッターストーム

必殺技は胸のキャリゲーターのアゴを展開し、右腕→左腕→胸の噛み付きを繰り出すガンバルグランプリ。使用時にはゴーオングリーンとゴーオンブラックの「ぶっちぎるぜ、ファイナルラップ」とキャリゲーターの「剛力無制限」の掛け声が行われる。勝利後の独自の掛け声として「あ、ガンバルオーとは、俺のことだ〜」と発言することもある。

ガンバルオージェットラス
GP-38に登場。ガンバルオーが右腕であるガンパードを分離し、ジェットラスを右腕として炎神武装した形態。
必殺技はバルカッターとジェットラスの牙から連続で斬撃を繰り出すトラバルカッタースラッシュ
ガンバルオートリプター
GP-44に登場。バルカの代わりに、トリプターを左腕として炎神武装した形態。
ガンパードガンとトリプターバタリオットの同時連射トリプガンバタリオットが使用可能。
エンジンオーG6
GP-10から登場。エンジンオーとガンバルオーがG6フォーメーション・炎神合体した最強の炎神の王。ゴーフォンに「5+6」を入力し、6体の炎神と5人の心が1つになって誕生する。エンジンオーバルカとエンジンオーガンパードの特性を併せ持ち、キャリゲーターのタイヤで機動力も向上。ジャイアン族の特性に着目した連とボンパーが炎神キャストに改造を施したことで合体可能になった。
バルカッターとガンパードガンに加え、G6キックというジャンプキックも使用。
必殺技はハンドルブラスターにブラスターソウルをセットして6体の炎神のパワーを放つG6グランプリ。各炎神の形状をした超エネルギーを炎神たちの口から放出する。
エンジンオーG9登場後は合体しなくなった。

セイクウオー[]

GP-20から登場。トリプター、ジェットラス、ジャン・ボエールといった3体のウイング族が炎神合体した空を制する天空の王。攻撃と防御は劣るものの速度がいい。ウイングトリガーに「7+8+9」を入力することにより誕生する。ウイング族同士の合体ゆえに尾翼状の脚と巨大な翼で飛行し、スピードを活かした空中戦を得意とする。

高速でスピンしながら敵に攻撃を加えるジェットリタービュランスや上空から無数のビームやミサイルを放つセイクウソニックなどの技を持つ。

必殺技はジャン・ボエールの口から出現したアロー型氷結光弾をジェットラスボウにつがえ、空中から地上の敵を打ち抜くセイクウインパルス。さらにトリプターの羽を飛ばし、ガンバルオーのガンパードガンとバルカッターでエネルギーを注入し、エンジンオーのゴーオンソードで打ち飛ばす合体技ゴーオンジャーストームがある。セイクウオーはゴーオンウイングスのみの巨人ということもあって決め手を放つ際は「決めるぜ、ホットショット」勝利後には「セイクウオー、タッチダウン」を用いる。

セイクウオーガンパード
GP-38に登場。セイクウオーが左腕であるジェットラスを分離し、ガンパードを左腕として炎神武装した姿。
必殺技はガンパードガンとトリプターバタリオットからの同時連射ガントリーガンファイヤー
セイクウオーバルカ
GP-44に登場。トリプターの代わりに、バルカを右腕として炎神武装した姿。一撃離脱戦法が強化されている。
バルカッターからの電撃とジェットラストラホークで同時にエネルギーを放射するバルトラストラホークが使用可能。
エンジンオーG9
GP-22から登場。エンジンオーG6とセイクウオーがG9フォーメーション・炎神合体した空と大地に君臨する王。ウイングトリガーに「7+9」を入力することにより誕生する。エンジンオーG6にセイクウオーの飛行能力が加わったことで地上戦だけでなく空中戦も可能となった。
必殺技はハンドルブラスターとウイングブースターに炎神9体のパワーを集束したブラスターソウルをセットして9体の炎神を象ったエネルギーを放つG9グランプリ。G6グランプリのG9版であり、空中から放つ。
Gフォーメーション系の中では登場して次の回に必殺技が通用しないなど、苦戦や敗北が多かった。

キョウレツオー[]

GP-33から登場。キシャモス、ティライン、ケラインといった3体の古代炎神が合体した強大な列車の王。攻撃と防御はいいものの速度は劣る。高速走行を利用して発揮される攻撃運行は、デジタルATCによって各区間(各アクション)ごとに完全制御されており、確実に敵に命中する。キシャモスのコックピットにあるレバーを押し上げることで誕生。ゴーオンレッドがキシャモスのコクピットから操縦を行う。持ち前のパワーを活かした格闘戦を得意とする。他の炎神の王と異なり、炎神武装は行わない。

連続して手刀を繰り出す電車道チョップや右足から繰り出すキックキョウレツダイナバイトを使用。

必殺技はキシャモスの鼻からの氷結噴射で敵の動きを封じ、右手からの強力な爆発チョップを叩き込むキョウレツエクスプレス

エンジンオーG12
GP-35から登場。エンジンオーG9とキョウレツオーがG12フォーメーション・炎神合体したすべてを制する究極の王。ゴーフォンに「7+12」を入力することにより誕生する。エンジンオーG9にキョウレツオーの力が加わったことで、これまでの全ての合体形態を上回る巨大な体躯と強大なパワーを発揮。G6やG9とは異なり、事前に調整を行わず、ぶっつけ本番で合体を行った。ガイアークの幹部も寄せ付けない、ずば抜けた戦闘力を見せ、全戦全勝している。その分、炎神とドライバーに対するエネルギー負荷は大きいため、安全に戦闘できるのは数分程度。
右腕を振り下ろして放ったり、逆に振り上げから放つG12パンチ、右脚を振り上げて放つG12キックを使用。
必殺技はハンドルブラスターとウイングブースターにブラスターソウルをセットして放つG12グランプリ。G12から放出された12体の炎神のパワーによってエンジンオー、ガンバルオー、セイクウオー、キョウレツオーを象った超エネルギー弾がゴーオンソード、バルカッター、トリプターローター、電車道チョップを連続で放った後、全身を炎で包んだG12自ら突撃する。上位技はG12ファイナルグランプリ。「掴むぜ、ウイニングラン」の合図で発動。炎神と正義の味方の力を結集させ、火の鳥に姿を変えて超高熱化したボディアタックを放つ。
GP-45では無人で合体し、巨大ケガレシアと戦った。

炎神大将軍[]

かつてサムライワールドでゴーオンジャーとともに戦った巨大武者。詳細は炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!を参照。

石化した状態で眠りに就いていたが雷々剱と獄々丸の手によってヒューマンワールドへと運び込まれ、晴之助・照之助兄弟が持っていた刀の力によって復活を果たした。

放映リスト[]

放送日 放送回(GP-) サブタイトル 登場怪人 脚本 監督
2008年2月17日 01 正義ノミカタ
  • 害気目 ショウキャクバンキ(声 - 長嶝高士)
武上純希 渡辺勝也
2月24日 02 無茶ナヤツラ
  • 害水目 パイプバンキ(声 - 近藤孝行)
3月2日 03 捜査ノキホン
  • 害地目 スコップバンキ(声 - 西脇保)
諸田敏
3月9日 04 炎神トラブル
  • 害水目 スプレーバンキ(声 - アントキの猪木)
3月16日 05 時々オカン!?
  • 害地目 ジシャクバンキ(声 - 桜井敏治)
    • デンジシャクバンキ(声 - 桜井敏治)
竹本昇
3月23日 06 乙女ノココロ
  • 害気目 スピーカーバンキ(声 - 二又一成)
3月30日 07 相棒アミーゴ
  • 害水目 ボンベバンキ(声 - 平野正人)
會川昇 中澤祥次郎
4月6日 08 最高ノキセキ
  • 害地目 ボーリングバンキ(声 - 今村直樹)
4月13日 09 明日ガアルサ
  • 害気目 レンズバンキ(声 - 遠近孝一)
武上純希 渡辺勝也
4月20日 10 発車オーライ
  • 害地水気スペシャル目 カガミバンキ(声 - 森田順平)
4月27日 11 電波ジャック
  • 害気目 アンテナバンキ(声 - 日下秀昭)
古怒田健志 竹本昇
5月4日 12 走輔バンキ!?
  • 害地目 ハツデンバンキ(声 - 檜山修之)
宮下隼一
5月11日 13 マンタン
  • 害水目 ヒキガネバンキ(声 - 内匠靖明)
荒川稔久 諸田敏
5月18日 14 毎日ドキドキ
  • 害水目 カマバンキ(声 - 大木民夫)
會川昇
5月25日 15 炎神ストール
  • 害地副大臣ヒラメキメデス
    • 蛮ドーマSP
武上純希 中澤祥次郎
6月1日 16 名誉バンカイ
  • 害水目 オイルバンキ(声 - 武虎)
6月8日 17 正義ノツバサ
  • 害地目 ハッパバンキ(声 - 佐藤正治)
渡辺勝也
6月15日 18 庶民ヒーロー
  • 害気目 バキュームバンキ(声 - 松野太紀)
6月22日 19 軍平ノホンネ
  • 害地目 ノコギリバンキ(声 - 五代高之)
宮下隼一 諸田敏
7月6日 20 兄妹バトル!?
  • 害地目 チェーンソーバンキ(声 - 五代高之)
香村純子

荒川稔久

7月13日 21 幼稚ナヤツラ
  • 害気目 フーセンバンキ(声 - 原一平)
武上純希 鈴村展弘
7月20日 22 最後ノノゾミ
  • 害地目 ボーセキバンキ(声 - 松本梨香)
7月27日 23 暴走ヒラメキ
  • デタラメデス
古怒田健志 渡辺勝也
8月3日 24 最初ノエガオ
  • 伐鬼
  • ウラメシメデス
    • ヒラメキ伐鬼
8月10日 25 サヨナラ
  • 害水機士ウズマキホーテ(声 - 楠見尚己)
會川昇 諸田敏
8月17日 26 恋愛カンケイ
  • 害水王子ニゴール・ゾ・アレルンブラ(声 - 野島健児)
8月24日 27 孫娘ハント!?
  • 害気目 ダウジングバンキ(声 - エド・はるみ)
武上純希 中澤祥次郎
8月31日 28 相棒グンペイ
  • 害水目 マンホールバンキ(声 - 伊藤健太郎)
9月7日 29 大翔ヲトメロ
  • 害地目 ハンマーバンキ(声 - 北沢力)
會川昇 竹本昇
9月14日 30 友情ノパンチ
  • 害水目 ストローバンキ(声 - 高戸靖広)
9月21日 31 デビュー
  • ロムビアコ
荒川稔久 渡辺勝也
9月28日 32 秘宝ヲサガセ
  • 害地目 ドリルバンキ(声 - 鈴木千尋)
武上純希
10月5日 33 原始エンジン 諸田敏
10月12日 34 悪魔ナオンナ
  • 害気目 ヒーターバンキ(声 - 伊丸岡篤)(GP-34)
  • ホロンデルタール
10月19日 35 炎神ノキズナ 宮下隼一 鈴村展弘
10月26日 36 走輔...トワニ
  • 害地大臣ヨゴシュタイン
11月2日 37 炎神バンキ!?
  • 害気目 エンジンバンキ(声 - 稲田徹)
古怒田健志 竹本昇
11月9日 38 乙女ノホンキ
  • 害水目 シャワーバンキ(声 - 鶴ひろみ)
武上純希
11月16日 39 郷愁ノコドモ
  • 害気目 ヤタイバンキ(声 - 坂口候一)(GP-39)
  • 雷々剱(声:内田直哉)
  • 獄々丸(声:松風雅也)
會川昇 佛田洋
11月23日 40 将軍フッカツ
11月30日 41 育児ノススメ
  • ワメイクル(声 - 坂本千夏)
宮下隼一 加藤弘之
12月7日 42 学園ノヒミツ
  • 害水目 ビンバンキ(声 - 高木渉)
    • マホービンバンキ(声 - 高木渉)
武上純希
12月14日 43 年末オソウジ
  • 掃治大臣キレイズキー(声 - 竹本英史)
渡辺勝也
12月21日 44 聖夜ヲマモレ 古怒田健志
2009年1月4日 45 初夢キカク!?
  • 害水大臣ケガレシア
波多野都 竹本昇
1月11日 46 家出ボンパー
  • 害気目 ダンベルバンキ(声 - 岸祐二)
吉本聡子
1月18日 47 内閣カイゾウ
  • 危官房長官チラカソーネ(声 - 島田敏)
武上純希 諸田敏
1月25日 48 正義カイサン
  • 害地水気スペシャル目 ケッテイバンキ(声 - 郷里大輔)
古怒田健志
2月1日 49 最終ケッセン
  • 害気大臣キタネイダス
  • 害水大臣ケガレシア
武上純希 渡辺勝也
2月8日 FINAL 正義ノロード
  • 総裏大臣ヨゴシマクリタイン

その他[]

  • 初期戦隊が赤・青・黄の3人から構成され、そこに緑と黒のメンバーが加わり5人戦隊となるプロセスは、「超獣戦隊ライブマン」以来の珍しいパターンである。
  • スーパー戦隊シリーズでは初めて、地上デジタル放送ワンセグ番組連動データ放送が実施された。
  • 次作のシンケンジャーよりビデオ撮影に移行したため、当作はシリーズ最後のフィルム撮影の作品となったとともに、一般のテレビ放送の作品としては事実上最後のフィルム撮影の作品となった。
  • 今作より、VSシリーズは劇場版に移行されることになった。
  • オーディションタイトル時に音速戦隊バクオンジャーというタイトルが存在した。
  • 50話で終了した戦隊シリーズは2004年の特捜戦隊デカレンジャー以来4年ぶり。
  • 2020年時点の中でバトンタッチ映像で唯一OPとして、流れている。

脚注[]

外部リンク[]

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