炎神戦隊ゴーオンジャー | |
作目 | 32 |
話数 | 50 |
最初話 | GP-1 正義ノミカタ |
最終話 | GP-FINAL 正義ノロード |
OP | 炎神戦隊ゴーオンジャー |
ED | {{{ED}}} |
放送局 | テレビ朝日 |
放送期間 | 朝7:30~8:00 |
配信 | 日本 |
国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
プロデューサー | 八木征志
佐々木基 日笠淳 和佐野健一 矢田晃一 |
監督 | 渡辺勝也 |
脚本家 | 武上純希 |
音楽 | 大橋恵 |
制作 | テレビ朝日 東映 |
放送順 | |
前作 獣拳戦隊ゲキレンジャー |
次作 侍戦隊シンケンジャー |
炎神戦隊ゴーオンジャー(えんじんせんたいごーおんじゃー)は、2008年2月17日から2009年2月8日にかけてテレビ朝日系列で放送された東映制作の特撮テレビドラマ。スーパー戦隊シリーズ第32作目。東京ドームシティスカイシアターで公演が行われた最後の戦隊である。
キャッチフレーズは「マッハ全開で突っ走る俺たちの合言葉は "ゴーオン!"」。
あらすじ[]
意思を持ち、言葉を話す乗り物型の機械生命体「炎神」。彼らが住む異世界・マシンワールドでは、汚れた環境を好み公害を撒き散らそうとする機械生命体、蛮機族ガイアークが猛威を振るっていた。勇敢な炎神・スピードルたちが戦い勝利を果たしたものの、ガイアークたちは別の世界へと逃亡していった。
それから半年後。人間たちが暮らす地球=ヒューマンワールドにガイアークが出現。次々と地球の大気を汚していくガイアークの前に、3人の若者が立ちはだかる。彼らこそ、ガイアークを追ってヒューマンワールドへやって来た炎神とともに戦う正義の味方、炎神戦隊ゴーオンジャーだった。そんなゴーオンジャーの姿を見た2人の若者もまた、ガイアークと戦う決意をする。紆余曲折を経て5人となったゴーオンジャーは、気持ちも新たにガイアークと戦っていく。
概要[]
本作品のモチーフはスーパー戦隊シリーズでも度々採用されてきた自動車であるが、本作品では乗り物と動物の両方の特性を併せ持った、意思を持つ機械生命体として描かれており、この炎神と人間たちの物語も、本作品の重要な部分を占めている。玩具展開においても、炎神の魂が入っているという設定の炎神ソウルがなりきり玩具とロボット玩具共用の音声ユニットとして発売され、劇中描写と相まって人気となった。この炎神ソウルは、玩具売場のみならず食玩・ガシャポン・雑誌付録など多方面に展開するというビジネスモデルを確立し、以後のスーパー戦隊シリーズのみならず『仮面ライダーW』のガイアメモリなどの音声連動アイテムに継承された。
ストーリー面は、前作と打って変わり単純明快な「勧善懲悪」の展開が志向された。明快な人間関係やエピソードのわかりやすさを重視し、設定を掘り下げることよりも、時に強引な展開になったとしても瞬時に物事を解決してゆくスピード感が強調されている。東映プロデューサーの日笠淳は、主人公側を明るく前向きに表現することを心がけた結果、それが視聴者にも受け入れられ加速し、敵側までも引っ張られる結果になったことを語っている。
登場人物[]
炎神戦隊ゴーオンジャー[]
詳細はゴーオンジャーを参照
変身後 | 本名 | 演者 |
---|---|---|
ゴーオンレッド | 江角走輔 | 古原靖久 |
ゴーオンブルー | 香坂連 | 片岡信和 |
ゴーオンイエロー | 楼山早輝 | 逢沢りな |
ゴーオングリーン | 城範人 | 碓井将大 |
ゴーオンブラック | 石原軍平 | 海老澤健次 |
ゴーオンウイングス[]
詳細はゴーオンウイングスを参照
変身後 | 本名 | 演者 |
---|---|---|
ゴーオンゴールド | 須塔大翔 | 徳山秀典 |
ゴーオンシルバー | 須塔美羽 | 杉本有美 |
仲間たち[]
- ボンパー(声:中川亜紀子)
蛮機族ガイアーク[]
詳細は蛮機族ガイアークを参照
- 総裏大臣ヨゴシマクリタイン
- 掃治大臣キレイズキー
- 危官房長官チラカソーネ
- 害地大臣ヨゴシュタイン
- 害地副大臣ヒラメキメデス
- 害水大臣ケガレシア(及川奈央)
- 害気大臣キタネイダス
- 蛮機獣
- 蛮機兵ウガッツ - 戦闘員。
- 蛮機獣
- 害統領バッチード
- 二代目害統領ババッチード
- 保蛮官チラカシズキー
装備[]
ゴーオンスーツ[]
ゴーオンジャーとゴーオンウイングスが変身時に装着する強化スーツ。変身のプロセスはボディにスーツが装着された後に空中に出現したマスクを両手にとって、「メットオン!」と発声しながら被り装着完了する。装着した人間のパワー、スピード、ジャンプ力を15から17倍に強化する。材質はESファブリックス。ベルトのゴーオンバックルは各ソウル(後述)を収納出来るホルスターとなっている。
変身解除だけでなく、スーツを着用したままマスクを外すことも可能で、GP-41で、ゴーオンゴールドこと大翔が戦いながらマスクの着脱を繰り返す場面も見られた。
ゴーオンジャー用ゴーオンスーツはブーツに装着者を自動車のように高速走行させたり、腕や脛に備わったタイヤ(レッド、ブルー、イエロー)や歯車(グリーン、ブラック)といったゴーオンシリンダーを回転させて攻撃できる機能を持ち、マスクは各相棒の炎神の動物面を模したデザインとなっている。
- デザインは、ゴーオンジャーはカーレーサーを、ゴーオンウイングスはパイロットをそれぞれイメージしている。
変身アイテム[]
上部に炎神ソウルを基に作られた「チェンジソウル」(後述)をセットし、「レッツ! ゴー・オン!」の掛け声とともに変身する。ソウルエナジーチャージャーにセットしてエネルギーを補充することができる。
炎神ソウルをセットすることで炎神と会話することもできる。
- ゴーフォン
- レッド、ブルー、イエローが使用する携帯電話型の変身アイテム。変身の際はT字型のキーを押し上げる。また、炎神を操縦する際はハンドルの一部になる。携帯電話の機能に加え、変身後はベルト左側のホルダーに収納される。
- シフトチェンジャー
- グリーンとブラックが使用するブレス型の変身アイテム。左腕に装備されている。変身の際はT字型のシフトレバーをPの位置からDの位置へ押し上げる。また、炎神を操縦する際はゴーフォン同様、ハンドルの一部になる。変身後も左腕に装備されている。
- ウイングトリガー
- ゴーオンウイングスが使用する操縦桿型の変身アイテム。変身の際は後ろ側の赤いボタンを押す。炎神のコックピットにセットして操縦したり、目に見えない敵をサーチしたりできる他、カメラやGPSといった本来の携帯電話の機能も備わっており、変身後はベルト右側のホルスターにセットされる。
ソウル[]
炎神を呼び出したり、必殺技の発動の際に使用されるメモリーカード風の小型ユニット。
- 炎神ソウル
- 炎神の魂が入ったソウル。炎神キャストにセットすることで本来の姿に戻れる(炎神キャストに関しては炎神戦隊ゴーオンジャーの登場人物#炎神を参照)他、マンタンガンなどの装備にセットして炎神の力を攻撃に転用することも可能である。他のソウルと異なり数十センチ程度の移動こそ可能であるものの、大抵の場合ソウルの状態では移動範囲が著しく限定されることから、通常はパートナーとなった人物が所持している。よって変身アイテムにそれを入れるとその液晶から炎神がヴァーチャル映像で出現する。
- チェンジソウル
- ボンパーが炎神ソウルを参考に作成したソウル。ゴーオンスーツを次元内蔵しており、変身の際に使用される。3タイプが存在し、使用する変身アイテムによって区別される。
- ブラスターソウル
- ハンドルブラスターやウイングブースターにセットすることで、エンジンオーG6・G9・G12それぞれの必殺技を発動させる。
- キューユソウル
- 連が開発したソウル。マンタンガンにセットして撃つと、炎神がエネルギーで満たされる。
- トーコンソウル
- ゴローダーGTを巨大化させるためのソウル。当初は大翔が開発していた「パワーソウル」と呼ばれるソウルが使用されていたが調整がうまく行かず、使用時にゴローダーが暴走するという難点を抱えていた。このトーコンソウルはパワーソウルのデータを元に連とボエールが改良を加え開発したものである。ゴーフォンに入れると、ゴローダーGTのように巨大化する。無数のバトルパターンをインプットしており、アクションモードでは、相手の動きを自動的に分析する。
- その他
- 炎神の力を用いることで、人間の魂もソウルに分割することができる。劇中では、走輔と入れ替わって蛮機獣の魂が入ってしまった走輔の体を取り戻すため「走輔ソウル」が使用された。
ゴーオンウイングスの装備品[]
- ロケットダガー
- ゴーオンウイングス専用のロケット型の短剣。ゴーオンジャーのゴーオンギア同様、ベルトのバックルを押すことで胸のマーク部分から出現する。3つのスイッチの切り替えによって以下の6種類の特殊能力を発揮する。
- ミッション1(バーニングダガー) - スイッチ1。蛮機獣にもダメージを与えるほどの強力な炎を放つ。主にゴールドが使用。
- ミッション2(フリージングダガー) - スイッチ2。刀身から凍気を噴き出し、敵を凍らせる。主にシルバーが使用。
- ミッション3(ライトニングダガー) - スイッチ3。高圧電流を発生させて、雷のごとき放電攻撃を打ち出す。
- ミッション4(シャイニングダガー) - スイッチ1+3。剣から眩い光を出して敵の目を眩ませ、光のエネルギーを宿した刃で斬りつける。主に2人が同時に使用。
- ミッション5(シューティングダガー) - スイッチ2+3。強力な真空の刃で敵を切り裂く。
- ミッション6(フルパワージェットダガー) - スイッチ1+2+3。グリップ部のブースターからジェット噴射して回転しながら空中を飛び、エネルギーをフルチャージした刃で敵を斬る。
- またこの他にミッション6の状態で、飛び上がり落下の勢いで相手を斬るダガーアクロバットという技をもつ。
- ウイングブースター
- ウイングトリガーの上部にロケットダガーを合体させたハンドガン。ハイウェイバスターなどと同様に炎神ソウルをセットすることで、炎神のオーラを直接射出するブースターフライトという技を持つ。また、エンジンオーG9(もしくはG12)の合体形態で必殺技を発動する際にはブラスターソウルを装填し使用する。また空中から2人同時に射撃するウイングスアクロバットという技をもつ。ゴーオンジャーが全員揃ってない場合にはマンタンガンとの同時攻撃を行うこともある。
メカ[]
炎神の王[]
エンジンオーを始めとする以下の4体のロボに、ゴローダーGTを加え「ゴーオンオールスターズ」と呼称されることもある。いずれも合体完了時には「○○(巨人名)・チューンナップ。ゴーオン」決め技を放つ際には「もらったぜ、最終コーナー」勝利後には「チェッカーフラッグ(最初に巨人名やチーム名を言うこともある)」の掛け声を行う。炎神に関しては炎神戦隊ゴーオンジャーの登場人物#炎神を参照。
- 当初から12体合体は考慮されており、以下の4体のロボのデザインは最終合体のスタイルから逆算されており、最初から12体合体のジョイントが設けられている。
エンジンオー[]
GP-01から登場。スピードル、バスオン、ベアールVの3体が炎神合体した巨大なる炎神の王。全ての能力バランスと汎用性がいい。人間のパートナーの数が揃っていなくても合体は可能。無公害エンジンと高出力モーターを併用した、ハイブリッドシステムを持つ。空力性能を高めるボディラインの効果により高速で滑走することも可能。GP-22ではガンバルオーとともに水中を泳いで移動したが、GP-49とGP-FINALでは水中でも高速移動を行えるようになった。
武器は後ろ左脚に格納されている軽くて丈夫な剣ゴーオンソードとベアールVのシャーシが変形したVシールド。
必殺技はゴーオンソードを構えて滑走しながら最高速で突進し、右から横に切り裂くゴーオングランプリ。ガンバルオー、セイクウオーとの合体技としてグランプリフェスティバルは、エンジンオーとセイクウオーがガンバルオーを神輿のように抱えた状態から3体同時に放つパンチ攻撃。
- 新機軸として、指の可動や、剣や盾が余剰パーツとならないようになっている。
- エンジンオーバルカ
- GP-05から登場。エンジンオーが左腕を格納し、バルカを左腕として炎神武装したハイパワーパフォーマンス武装形態。
- 必殺技はバルカのボディを回転させ、炎神4体分のエネルギーでバルカッターを高速回転させ、敵を袈裟斬りにするバルカッタースラッシュ。
- エンジンオーガンパード
- GP-06から登場。エンジンオーが右腕を格納し、ガンパードを右腕として炎神武装した姿。
- ターゲットをスコープで自動的に捕捉し、敵を射撃する。必殺技はガンパードガンから炎神4体分のエネルギーから精製した強化エネルギー光弾を連射するガンパードガンファイヤー。
- エンジンオージェットリプター
- GP-18から登場。エンジンオーが両腕を格納し、トリプターを右腕として、ジェットラスを左腕として炎神武装した姿。
- トリプターのローターは高速回転させることでブーメランのように投擲して攻撃や防御などに使えるトリプターローターになる。
- 必殺技は左腕のジェットラスボウから、5体の炎神のエネルギーをアロー型光弾にして撃ち出すジェットリブルズアイ。
- エンジンオージェットラス
- GP-37から登場。エンジンオーが左腕を格納し、ジェットラスを左腕として炎神武装した姿。
- ジェットラスの牙からエネルギー弾を連射するジェットラバルカンやジェットラスボウからゴーオンソードを矢のように撃ち出すゴーオンブルズアイを使用。
ガンバルオー[]
GP-07から登場。バルカ、ガンパード、キャリゲーターの3体が炎神合体したさらなる炎神の王。エンジンオー同様、こちらも全ての能力バランスと汎用性がいい。ジャイアン族であるキャリゲーターがコアであるために力に長け、両腕をバルカとガンパードが構成していることからエンジンオーバルカとエンジンオーガンパードの技も使用可能。
専用技はバルカッターを高速回転させて竜巻を起こすバルカッターストーム。
必殺技は胸のキャリゲーターのアゴを展開し、右腕→左腕→胸の噛み付きを繰り出すガンバルグランプリ。使用時にはゴーオングリーンとゴーオンブラックの「ぶっちぎるぜ、ファイナルラップ」とキャリゲーターの「剛力無制限」の掛け声が行われる。勝利後の独自の掛け声として「あ、ガンバルオーとは、俺のことだ〜」と発言することもある。
- ガンバルオージェットラス
- GP-38に登場。ガンバルオーが右腕であるガンパードを分離し、ジェットラスを右腕として炎神武装した形態。
- 必殺技はバルカッターとジェットラスの牙から連続で斬撃を繰り出すトラバルカッタースラッシュ。
- ガンバルオートリプター
- GP-44に登場。バルカの代わりに、トリプターを左腕として炎神武装した形態。
- ガンパードガンとトリプターバタリオットの同時連射トリプガンバタリオットが使用可能。
- エンジンオーG6
- GP-10から登場。エンジンオーとガンバルオーがG6フォーメーション・炎神合体した最強の炎神の王。ゴーフォンに「5+6」を入力し、6体の炎神と5人の心が1つになって誕生する。エンジンオーバルカとエンジンオーガンパードの特性を併せ持ち、キャリゲーターのタイヤで機動力も向上。ジャイアン族の特性に着目した連とボンパーが炎神キャストに改造を施したことで合体可能になった。
- バルカッターとガンパードガンに加え、G6キックというジャンプキックも使用。
- 必殺技はハンドルブラスターにブラスターソウルをセットして6体の炎神のパワーを放つG6グランプリ。各炎神の形状をした超エネルギーを炎神たちの口から放出する。
- エンジンオーG9登場後は合体しなくなった。
セイクウオー[]
GP-20から登場。トリプター、ジェットラス、ジャン・ボエールといった3体のウイング族が炎神合体した空を制する天空の王。攻撃と防御は劣るものの速度がいい。ウイングトリガーに「7+8+9」を入力することにより誕生する。ウイング族同士の合体ゆえに尾翼状の脚と巨大な翼で飛行し、スピードを活かした空中戦を得意とする。
高速でスピンしながら敵に攻撃を加えるジェットリタービュランスや上空から無数のビームやミサイルを放つセイクウソニックなどの技を持つ。
必殺技はジャン・ボエールの口から出現したアロー型氷結光弾をジェットラスボウにつがえ、空中から地上の敵を打ち抜くセイクウインパルス。さらにトリプターの羽を飛ばし、ガンバルオーのガンパードガンとバルカッターでエネルギーを注入し、エンジンオーのゴーオンソードで打ち飛ばす合体技ゴーオンジャーストームがある。セイクウオーはゴーオンウイングスのみの巨人ということもあって決め手を放つ際は「決めるぜ、ホットショット」勝利後には「セイクウオー、タッチダウン」を用いる。
- セイクウオーガンパード
- GP-38に登場。セイクウオーが左腕であるジェットラスを分離し、ガンパードを左腕として炎神武装した姿。
- 必殺技はガンパードガンとトリプターバタリオットからの同時連射ガントリーガンファイヤー。
- セイクウオーバルカ
- GP-44に登場。トリプターの代わりに、バルカを右腕として炎神武装した姿。一撃離脱戦法が強化されている。
- バルカッターからの電撃とジェットラストラホークで同時にエネルギーを放射するバルトラストラホークが使用可能。
- エンジンオーG9
- GP-22から登場。エンジンオーG6とセイクウオーがG9フォーメーション・炎神合体した空と大地に君臨する王。ウイングトリガーに「7+9」を入力することにより誕生する。エンジンオーG6にセイクウオーの飛行能力が加わったことで地上戦だけでなく空中戦も可能となった。
- 必殺技はハンドルブラスターとウイングブースターに炎神9体のパワーを集束したブラスターソウルをセットして9体の炎神を象ったエネルギーを放つG9グランプリ。G6グランプリのG9版であり、空中から放つ。
- Gフォーメーション系の中では登場して次の回に必殺技が通用しないなど、苦戦や敗北が多かった。
キョウレツオー[]
GP-33から登場。キシャモス、ティライン、ケラインといった3体の古代炎神が合体した強大な列車の王。攻撃と防御はいいものの速度は劣る。高速走行を利用して発揮される攻撃運行は、デジタルATCによって各区間(各アクション)ごとに完全制御されており、確実に敵に命中する。キシャモスのコックピットにあるレバーを押し上げることで誕生。ゴーオンレッドがキシャモスのコクピットから操縦を行う。持ち前のパワーを活かした格闘戦を得意とする。他の炎神の王と異なり、炎神武装は行わない。
連続して手刀を繰り出す電車道チョップや右足から繰り出すキックキョウレツダイナバイトを使用。
必殺技はキシャモスの鼻からの氷結噴射で敵の動きを封じ、右手からの強力な爆発チョップを叩き込むキョウレツエクスプレス。
- エンジンオーG12
- GP-35から登場。エンジンオーG9とキョウレツオーがG12フォーメーション・炎神合体したすべてを制する究極の王。ゴーフォンに「7+12」を入力することにより誕生する。エンジンオーG9にキョウレツオーの力が加わったことで、これまでの全ての合体形態を上回る巨大な体躯と強大なパワーを発揮。G6やG9とは異なり、事前に調整を行わず、ぶっつけ本番で合体を行った。ガイアークの幹部も寄せ付けない、ずば抜けた戦闘力を見せ、全戦全勝している。その分、炎神とドライバーに対するエネルギー負荷は大きいため、安全に戦闘できるのは数分程度。
- 右腕を振り下ろして放ったり、逆に振り上げから放つG12パンチ、右脚を振り上げて放つG12キックを使用。
- 必殺技はハンドルブラスターとウイングブースターにブラスターソウルをセットして放つG12グランプリ。G12から放出された12体の炎神のパワーによってエンジンオー、ガンバルオー、セイクウオー、キョウレツオーを象った超エネルギー弾がゴーオンソード、バルカッター、トリプターローター、電車道チョップを連続で放った後、全身を炎で包んだG12自ら突撃する。上位技はG12ファイナルグランプリ。「掴むぜ、ウイニングラン」の合図で発動。炎神と正義の味方の力を結集させ、火の鳥に姿を変えて超高熱化したボディアタックを放つ。
- GP-45では無人で合体し、巨大ケガレシアと戦った。
炎神大将軍[]
かつてサムライワールドでゴーオンジャーとともに戦った巨大武者。詳細は炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!を参照。
石化した状態で眠りに就いていたが雷々剱と獄々丸の手によってヒューマンワールドへと運び込まれ、晴之助・照之助兄弟が持っていた刀の力によって復活を果たした。
放映リスト[]
放送日 | 放送回(GP-) | サブタイトル | 登場怪人 | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|
2008年2月17日 | 01 | 正義ノミカタ |
|
武上純希 | 渡辺勝也 |
2月24日 | 02 | 無茶ナヤツラ |
| ||
3月2日 | 03 | 捜査ノキホン |
|
諸田敏 | |
3月9日 | 04 | 炎神トラブル |
| ||
3月16日 | 05 | 時々オカン!? |
|
竹本昇 | |
3月23日 | 06 | 乙女ノココロ |
| ||
3月30日 | 07 | 相棒アミーゴ |
|
會川昇 | 中澤祥次郎 |
4月6日 | 08 | 最高ノキセキ |
| ||
4月13日 | 09 | 明日ガアルサ |
|
武上純希 | 渡辺勝也 |
4月20日 | 10 | 発車オーライ |
| ||
4月27日 | 11 | 電波ジャック |
|
古怒田健志 | 竹本昇 |
5月4日 | 12 | 走輔バンキ!? |
|
宮下隼一 | |
5月11日 | 13 | マンタン |
|
荒川稔久 | 諸田敏 |
5月18日 | 14 | 毎日ドキドキ |
|
會川昇 | |
5月25日 | 15 | 炎神ストール |
|
武上純希 | 中澤祥次郎 |
6月1日 | 16 | 名誉バンカイ |
| ||
6月8日 | 17 | 正義ノツバサ |
|
渡辺勝也 | |
6月15日 | 18 | 庶民ヒーロー |
| ||
6月22日 | 19 | 軍平ノホンネ |
|
宮下隼一 | 諸田敏 |
7月6日 | 20 | 兄妹バトル!? |
|
香村純子
荒川稔久 | |
7月13日 | 21 | 幼稚ナヤツラ |
|
武上純希 | 鈴村展弘 |
7月20日 | 22 | 最後ノノゾミ |
| ||
7月27日 | 23 | 暴走ヒラメキ |
|
古怒田健志 | 渡辺勝也 |
8月3日 | 24 | 最初ノエガオ |
| ||
8月10日 | 25 | サヨナラ |
|
會川昇 | 諸田敏 |
8月17日 | 26 | 恋愛カンケイ |
| ||
8月24日 | 27 | 孫娘ハント!? |
|
武上純希 | 中澤祥次郎 |
8月31日 | 28 | 相棒グンペイ |
| ||
9月7日 | 29 | 大翔ヲトメロ |
|
會川昇 | 竹本昇 |
9月14日 | 30 | 友情ノパンチ |
| ||
9月21日 | 31 | デビュー |
|
荒川稔久 | 渡辺勝也 |
9月28日 | 32 | 秘宝ヲサガセ |
|
武上純希 | |
10月5日 | 33 | 原始エンジン | 諸田敏 | ||
10月12日 | 34 | 悪魔ナオンナ |
| ||
10月19日 | 35 | 炎神ノキズナ | 宮下隼一 | 鈴村展弘 | |
10月26日 | 36 | 走輔...トワニ |
| ||
11月2日 | 37 | 炎神バンキ!? |
|
古怒田健志 | 竹本昇 |
11月9日 | 38 | 乙女ノホンキ |
|
武上純希 | |
11月16日 | 39 | 郷愁ノコドモ |
|
會川昇 | 佛田洋 |
11月23日 | 40 | 将軍フッカツ | |||
11月30日 | 41 | 育児ノススメ |
|
宮下隼一 | 加藤弘之 |
12月7日 | 42 | 学園ノヒミツ |
|
武上純希 | |
12月14日 | 43 | 年末オソウジ |
|
渡辺勝也 | |
12月21日 | 44 | 聖夜ヲマモレ | 古怒田健志 | ||
2009年1月4日 | 45 | 初夢キカク!? |
|
波多野都 | 竹本昇 |
1月11日 | 46 | 家出ボンパー |
|
吉本聡子 | |
1月18日 | 47 | 内閣カイゾウ |
|
武上純希 | 諸田敏 |
1月25日 | 48 | 正義カイサン |
|
古怒田健志 | |
2月1日 | 49 | 最終ケッセン |
|
武上純希 | 渡辺勝也 |
2月8日 | FINAL | 正義ノロード |
|
その他[]
- 初期戦隊が赤・青・黄の3人から構成され、そこに緑と黒のメンバーが加わり5人戦隊となるプロセスは、「超獣戦隊ライブマン」以来の珍しいパターンである。
- スーパー戦隊シリーズでは初めて、地上デジタル放送とワンセグで番組連動データ放送が実施された。
- 次作のシンケンジャーよりビデオ撮影に移行したため、当作はシリーズ最後のフィルム撮影の作品となったとともに、一般のテレビ放送の作品としては事実上最後のフィルム撮影の作品となった。
- 今作より、VSシリーズは劇場版に移行されることになった。
- オーディションタイトル時に音速戦隊バクオンジャーというタイトルが存在した。
- 50話で終了した戦隊シリーズは2004年の特捜戦隊デカレンジャー以来4年ぶり。
- 2020年時点の中でバトンタッチ映像で唯一OPとして、流れている。
脚注[]
外部リンク[]
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