星獣戦隊ギンガマン | |
作目 | 22 |
話数 | 50 |
最初話 | 第一章 伝説の刃 |
最終話 | 最終章 明日の伝説 |
OP | {{{OP}}} |
ED | {{{ED}}} |
放送局 | {{{放送局}}} |
放送期間 | 1998年2月22日-1999年2月14日 |
配信 | 日本 |
国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
プロデューサー | |
監督 | 田﨑竜太 他 |
脚本家 | 小林靖子 他 |
音楽 | 佐橋俊彦 |
制作 | テレビ朝日 |
放送順 | |
前作 電磁戦隊メガレンジャー |
次作 救急戦隊ゴーゴーファイブ |
『星獣戦隊ギンガマン』(せいじゅうせんたいギンガマン)は、1998年(平成10年)2月22日から1999年(平成11年)2月14日までテレビ朝日系列で毎週日曜7:30 - 8:00に全50話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公達が変身するヒーローの名称。「スーパー戦隊シリーズ」第22作目にあたる。
あらすじ[]
銀河を荒らし惑星を食い尽くす宇宙海賊バルバン。3000年前地球に訪れた彼らは地球の自然から与えられる星を守る力・アースを持つ戦士達と、銀河の平和を守るために戦う神秘の動物・星獣によって海底に封印された。
しかし海底地震の影響で封印が破れ、彼らは現代に復活した。母艦であり強大な魔獣ダイタニクス復活を目論むバルバンは、復活のエネルギーとして「ギンガの光」を欲し、かつて自分たちを封印した戦士たちの子孫、アースを体得し自然とともに暮らす人々の故郷・ギンガの森を襲撃する。
そのころギンガの森では戦士の証・星獣剣を受け継ぐアースの戦士の継承式が執り行われていた。第133代目の戦士として選ばれたのはヒュウガ・ハヤテ・ゴウキ・ヒカル・サヤの5人。彼らは式の途中で襲撃してきたバルバンを迎え撃つがヒュウガはゼイハブに敗れ、地割れの中に姿を消してしまう。しかし地割れに飲み込まれる寸前、ヒュウガは星獣剣を弟・リョウマに託す。リョウマは兄に代わり新たな戦士となり、他の4人とともに伝説の戦士・ギンガマンへと転生。その場を撃退するも森が制圧されるのは時間の問題で、長老オーギはギンガの森の力を悪用されないため、5人の戦士にバルバン討伐を託し、村を自らも含めた住人ごと封印。5人は生まれ育った森を出ることになる。
5人はリョウマがたまたま知り合った少年・青山勇太の父の紹介で乗馬クラブの従業員となり、バルバン復活を知って彼らの元に現れたギンガレオンをリーダーとする五星獣とともに、地球を滅ぼそうとするバルバンに立ち向かう。
概要[]
1991年『鳥人戦隊ジェットマン』から7年ぶりとなり、2011年現在でタイトルに『マン』が付いた最後のシリーズ。いわゆるファンタジー系戦隊の1つである本作品では、戦士達が地球の自然とともに暮らす(一般社会とは結界で隔絶している)ギンガの森の民で、大自然より与えられた力「アース」を武器に戦うと設定されている。このため、野生・空想上の動物をモチーフとしたヒーローのデザインやアクション、日常の舞台が乗馬クラブで移動手段も馬、カントリー調の番組内の字幕・テロップなど「自然」を前面に押し出し、またマンネリ化打破と原点回帰を意識し、シリアス面を見せたシリーズとなっている。
企画段階では『ガオレンジャー』の名称が付けられており、この名称での決定が濃厚だったが、企画時に放映されていたアニメ『勇者王ガオガイガー』とタイトルが類似していることから見送られる形となった[1]。 また当時のCD新譜情報(CDジャーナル)では主題歌の発売予定として「星獣戦隊バイオレンジャー」と告知されていた。
視聴率面では、日曜の朝に放送枠が移動してから初めて視聴率二桁を記録し、最高視聴率は第十一章「戦士の純情」の10.8%である。
特徴[]
当時巨大戦において2号ロボとの合体、もしくは主役ロボの交代が定番化していた中で、本作品ではあえて『光戦隊マスクマン』以来の手法を生かし、1号ロボに当たるギンガイオーがサポートロボと合体や主役交代もせず、途中からギンガの光によって超装光ギンガイオーにパワーアップするのみで最後まで闘い続けるという路線を貫徹している。本作品のメインプロデューサーである髙寺成紀は、はじめは巨大ロボを廃して5体の星獣達のみでストーリーを進めることも考えていたといわれ、実際序盤はギンガイオーに合体せず星獣の上にギンガマンが乗り力を合わせて巨大化した魔人を倒す展開になっている。またこれにより、後半の巨大戦は最大4体の人型ロボが共闘する演出が見られた。決め技のほとんどが剣を使った技である。
敵組織であるバルバンには各幹部ごとに1つの軍団が形成されており、それぞれに異なったモチーフが定められている。また、『仮面の忍者 赤影』を意識し、各軍団が1クールごとに交代するという手法がとられている[2]。
本作では、主人公側が敵側を常に「バルバン」と組織名で呼称しており、怪人の名前はおろか、敵幹部の名前を呼ぶことさえまれであった。主人公側であるギンガマンは、敵側の個性や人格とは、常に一定の距離を置いて戦っており[3]、敵組織側の内紛や幹部交代などの内部事情にも一切関与しなかった。また、第40章「悲しみの魔人」に登場するデギウスとギンガイエローとの友情を除けば、特に敵組織側と深く関わるエピソードもなかった。
その他の点としては、昭和期の戦隊にて多数見られた「イラストによるアイキャッチ」が復活したほか、前年に起きたポケモンショックの影響で本作から、「テレビを見るときは部屋を明るくして離れてみてください」という注意がオープニングの時に表示されるようになった[4]。
またサブタイトルの頭には「第(話数)章」が付けられるなど、この作品以降、話数ナンバーが表記されるようになる[5]。
また『超力戦隊オーレンジャー』以降途絶えていた、変身後も変身前の本名で呼び合い、戦闘時の名乗りも変身後名と本名を両方挙げるパターンが復活している。
キャスティング[]
主演した若手で、後に数々の作品で個性的な演技を見せたリョウマ役の前原一輝や、元モデルでこの作品が俳優デビューだったゴウキ役の照英らは、作品終了後にイケメン俳優の先駆けとして注目をあびた。またヒュウガ役は『忍者戦隊カクレンジャー』でサスケ / ニンジャレッド役を務めた小川輝晃が演じている。
また、ギンガグリーンと抗争を繰り広げる女幹部シェリンダには、セクシー系Vシネマを中心に活動していた水谷ケイが、ギンガマンの協力者の絵本作家・青山晴彦には元チェッカーズの高杢禎彦がそれぞれ起用された。
敵組織バルバンの声優陣も、ゼイハブ役の柴田秀勝を始め、サンバッシュ役の檜山修之、ブドー役の林一夫、バットバス役の渡部猛など、過去の戦隊作品で幹部級のキャラクターを演じたベテランや実力派が多数キャスティングされる形となった。
ゲスト登場人物においても、後半から登場するゴウキの恋敵である岸本俊介には『激走戦隊カーレンジャー』で陣内恭介 / レッドレーサー役を務めた岸祐二を起用。
マンネリ化打破、原点回帰、シナリオの重厚さ、シリアス面を強調するため、当作品では直近の作品で廃されていたナレーションが復活した。独特の語り口にファンも多いベテラン声優若本規夫がナレーターに起用され、アバンタイトルや劇中の要所で、重厚なシナリオを盛り上げるのに一役買うこととなった。この他、第7話以降のアイキャッチでの「ギンガマン」のコール、第43話におけるアバンタイトルの英語によるナレーションも若本の手によるものである。
プロデューサー補だった若松豪は東映のテレビ番組のサイトでそれらの点を含めたことに関して「『メガレンジャー』と世界観が異なるため、戸惑われた方も多いと思うが地球の平和を守る戦士たちは今年も健在、ということでいるので理解してほしい」と説明している[6]。
スタッフ[]
脚本面では小林靖子が初のメインライターに起用されている他、武上純希や荒川稔久などが脇を固めるという陣容となっている。
演出面ではメイン監督を務めた田﨑竜太の他、辻野正人、長石多可男、そして本作より新たに参加した小中肇と諸田敏が名を連ねた。
敵側であるバルバンのデザインは4軍団制ということもあってか、それぞれの軍団のデザインを4人で分担するという形となっており、野崎明や阿部統などがこれらのデザインを手がけている。
劇中音楽は佐橋俊彦が担当。オープニング曲の作編曲も佐橋の手によるものである。主題歌を歌っている「希砂未 竜」は素性不明の歌手である(#主題歌・音楽を参照)。
撮影監督では『バトルフィーバーJ』以来長年戦隊シリーズでチーフを務めたいのくままさおが本作品の第47話を最後に戦隊シリーズより離脱、メインを松村文雄にバトンタッチする形となった。これに関連して、1998年暮れには雑誌『宇宙船』の誌上で卒業記念インタビューを行っている。また松村と両輪で戦隊シリーズの撮影監督を現在の『天装戦隊ゴセイジャー』まで長く務めることになる大沢信吾は本作品後半部が戦隊シリーズ撮影監督のデビューとなる。
その他[]
- 玩具展開においては、戦隊シリーズとしてはしばらくの間途絶えていた「超合金」ブランドが「DX超合金 星獣合体ギンガイオー」にて復活し、CMソングも通常版とは別に、歌詞に「超合金」のフレーズを織り込んだバージョン[7]が作られているなど、「超合金」ブランドの復活が強くアピールされている。この「DXギンガイオー」は久々の超合金ブランドでの発売ということもあってか、試作段階において度重なる改修が行われており、このため発売日が当初の予定よりも遅れている[1]。
- 本作品のテロップは、写研製の「ナミン」が使用されている。
- これまでサブスポンサーを務めた大手靴メーカーのアサヒコーポレーションが1998年3月31日に倒産。以降公共広告機構(現:ACジャパン)のCMに差し替えられたが、後にアキレスが版権移動し、スポンサーに登板した。
- 第七章より、アイキャッチ中にナレーターによるタイトルコールが流れた。
- 『ビーロボカブタック』の最終回、および『テツワン探偵ロボタック』『ギンガマン』の第一回では、撮影時に首都圏で大雪が降ったため、映像中にも雪が映りこむどころか、雪を効果的に使った演出が使われ、『ギンガマン』ではオープニングにも雪が登場している。
- 2011年現在、変身前を女子高生(未成年女子)が演じる本作が最後の戦隊ピンクヒロインとなった。
評価[]
前作『電磁戦隊メガレンジャー』に比べ、平均視聴率が8.0%、最高視聴率が10.8%、最低視聴率4.5%と若干上昇した。玩具面においても、メガレンジャーの74億円から93億円と上昇した(1999年1月3日放送回は箱根駅伝などが原因で平均を大きく下回る視聴率4.5%を記録している)。
登場人物[]
星獣戦隊ギンガマン[]
ギンガマンとは、元々3000年前に星獣たちとともにバルバン封印のため戦ったギンガの森の戦士達が、星獣たちに与えられたギンガブレスで変身(ギンガ転生と呼ばれ、これ自体が変身時の掛け声)した者達の称号を指す。
現代の彼らはそれから3000年経った第133代目の継承者で、戦士達が祀られていたギンガブレスを手にとり、バルバンと戦うこととなる。彼らは大自然から与えられた「アース」を使いこなせるため、変身前でも超常的な能力を発揮することができる。
- ■ リョウマ / ギンガレッド
- 主人公。常に周囲に気を配り笑みを絶やさない22歳の青年。第133代目の炎の戦士となったヒュウガの実弟(本人としては第134代目になる)。自分以外が星獣剣の戦士に決定した際も、嫉妬ひとつなく心底祝福していた。しかし、本来炎の戦士を受け継ぐ筈のヒュウガが地割れに消えたことにより、兄の意志を継いで星獣剣の戦士となった。当初そのアースはヒュウガに及ばず(その後匹敵するまでには成長したが、結局は追い抜くことはまだできていない)、リーダーとしても優しすぎたが、自分を信じることで徐々に頼れるリーダーへと成長していき、最後には兄とともに戦いを終わらせるまでになる。変身前はブーメランを武器とする他、得意の剣術や炎のアースで敵を焼く「炎のたてがみ」を駆使して戦う。また名人である風の戦士にほぼ匹敵するほど笛の演奏を得意としており、ハヤテの影武者を務めたこともある。兄と互角に戦えるほどの戦術も身に付けている。本人は自覚してないが悪筆。炎のアースを持つ者は、氷度笠の生物を眠らせる針が効かない性質を持つ。
- パートナー星獣はギンガレオン。
- ■ ハヤテ / ギンガグリーン
- 冷静なサブリーダー。22歳。代々笛の名手である風の戦士を受け継いでおり、彼自身も笛の名手。知力、体力、ともに優れており、戦士としても人間としても頼れる存在だが、幼少期のトラウマから蜂蜜とトマトだけは苦手。トマト嫌いは劇中で克服するが、蜂蜜だけは幼少時に採集しようとして蜂に攻撃され、全身を刺されたのがトラウマになっているため、克服することは出来ず、見ただけで気絶する。ミハルという婚約者がおり、彼女から贈られた笛を常に持っている(後にシェリンダに壊された)。自分が負かしたシェリンダに徹底的に憎まれ、彼女とはライバル同士として何度も戦ってきた。変身前は笛を利用した吹き矢を武器とする他、空中から飛びかかる攻撃や風のアースで吹き飛ばす「嵐のはばたき」を駆使して戦う。いつも冷静だが冷たい性格ではなく、命を守る熱さはリョウマ達と同じ。ヒカルの無鉄砲でやんちゃな態度には度々苦言を呈するが、逆にやりこめられることも。
- パートナー星獣はギンガルコン。
- ■ ゴウキ / ギンガブルー
- 友情に熱く涙もろい22歳の水の戦士。料理の腕は一流で劇中で披露している。逞しい体で力自慢。反面心優しく、その性格が憧れの鈴子先生の心を掴んだ。変身前は鞭を武器とする他、怪力を生かしての戦法や水のアースで押し流す「流水の鼓動」を駆使して戦う。人に向けてアースを撃てない。
- 2001年のVシネマ『百獣戦隊ガオレンジャー VS スーパー戦隊』に「力の戦士」を代表して登場した。相変わらずの心優しさと熱さを見せる。
- パートナー星獣はギンガリラ。
- ■ ヒカル / ギンガイエロー
- 雷の戦士を受け継いだやんちゃで食いしん坊な17歳の少年戦士。かなり子供っぽい性格だが、子ども扱いされることは大嫌い。幼いころに母親を亡くし、祖母に育てられていた。青山家に来てから食べた「ミスド」のドーナツが大好物であり、祖母が作ったお菓子の味に似ているとのこと。ビズネラが登場してからはヒカルがメインである回でビズネラと対決することが多い。変身前は空気銃を武器とする他、持ち前のスピードを生かして敵を掴んで引きずり回す戦法や雷のアースで稲妻を出して敵を痺れさせる「雷の雄叫び」という技を駆使する。
- パートナー星獣はギンガベリック。
- ■ サヤ / ギンガピンク
- 17歳の花の戦士。ヒュウガを憧れとし、彼の言葉に励まされて努力してきた。訓練も手を抜くことなく全力で行うが、張り切りすぎることもしばしば。木登りが好きでよく木に登っている。性格は同い年のヒカルに負けず劣らず子供っぽい。変身前はスリングを武器とする他、引っかき攻撃や花のアースで触れると爆発する花びらを無数に放つ「花びらのツメ」という技を駆使して戦う。敵に抱きついて顔を掻き毟る技もある。アイドルの星野美咲とそっくり。
- パートナー星獣はギンガット。以上の5人はギンガブレスを着用。
協力者[]
- ■ ヒュウガ / 黒騎士ヒュウガ
- リョウマの兄であり、リョウマを遥かに上回る力量を持った戦士。その力量は星獣剣を使うと星が飛び散るほどである。本来は彼が炎の戦士の星獣剣を引き継ぎギンガレッドになる筈だった。しかし、バルバンとの戦いで地割れに落ち、リョウマに剣を託して生死不明となった。マグマに飲まれる寸前に黒騎士ブルブラックに救われ、その体と力を利用されるが、ストーリー中盤で死に際に改心したブルブラックによって生還。以後、ブルブラックの遺志を継いで戦う。相当な笑い上戸でくだらない駄洒落を聞いてもすぐに笑ってしまう。リョウマ同様「炎のたてがみ」を使うことができ、兄弟二人で「ダブル炎のたてがみ」という技を使ったこともある。一度はナイトアックスを使うため沈み草を飲みアースを捨てるが、最終回でリョウマの励ましを受けて再び復活させた。
- 黒騎士へ変身するときの掛け声は「騎士転生」。パートナー星獣はゴウタウラス。
- 6人目の戦士として初めて次回作のVSシリーズにも登場した。
- 6人目の戦士ではあるが、、「ゴーカイジャー」で描かれるレジェンド戦隊からオミットされるなど6人目の戦士として扱われない場合もある。
- ■ 黒騎士ブルブラック
- かつてバルバンに故郷を滅ぼされ、弟クランツをゼイハブに殺されたタウラス星の戦士。復讐のため3000年前に地球へ「ギンガの光」を持ち込み、初代のギンガマンたちとバルバンに戦いを挑むが、サンバッシュに重傷を負わされ地下空洞の中に潜んでいた。偶々落ちてきたヒュウガを救い、その力を利用して再びバルバンへの復讐を狙い、「ギンガの光」をめぐってはギンガマンとも争う。中盤、ヒュウガの良心で胸が苦しみ始め、リョウマに自らの弟の姿を重ね合わせた彼はヒュウガを開放し、地球爆発の危機を自分を犠牲にして食い止める。なお、死ぬ前に彼は自身の意識を鎧のクリスタルに封じており、死後も黒騎士となったヒュウガに協力している。クランツの形見の「黒のナイフ」という投げナイフを持つ。必殺技は、愛用の剣であるブルライアットで回転跳躍をしながら敵を切り裂く「黒の一撃」。
- ニンジャマン、シグナルマンと同じく人間体を持たない戦士でありながら、両者とは違い戦隊カラーの分類に入るまれな戦士である。
- 知恵の樹モーク
- 長老オーギがリョウマたちの相談役として残した樹木型の生命体。木の根から情報を集め、バルバンの動向を5人に伝える。5人に的確なアドバイスをしたり、新たな武器・獣撃棒を生み出したりとギンガマンの戦いを影から支える。最終決戦でミザルスの汚れを吸収し種に戻るが、決戦後にギンガの森で復活した。
- 妖精ボック
- 小さな木の実の妖精。慌てん坊でお調子者だが、優しく勇敢な面も持っている。葉っぱ状の襟巻きを回転させて空を飛ぶ。セリフの語尾に「ボック」と付ける。電気鋸でも切れないほどの石頭。食事は人間と同じ。
- 長老オーギ
- ギンガの森の長老。バルバンがギンガの森に攻め込んだ際、森の力を悪用されないようにギンガの森と自身を含めた森の民を石化させ、湖の底に沈めた。最終決戦後にギンガの森を復活させ、六人を称えた。
- ミハル
- ハヤテの婚約者。命を守る温かさにあふれたアースの持ち主。オーギによって石化させられ、ギンガの森とともに湖の底に沈められていた(最終回でハヤテと再会)。終盤にはシェリンダに作られた幻(ハヤテのお守りから作られた偽者)が登場している。
- 青山 勇太(あおやま ゆうた)
- 9歳の少年。伝説など信じない現代っ子だったが、リョウマとの出会いを切っ掛けにギンガマンの戦いを目の前にして、星を守る戦士になることを志すようになる。リョウマから本当の勇気を教わり、時に5人のピンチを救う活躍をする反面、氷度笠に眠らされる、ガーラガーラの術にかかるなど、災難に巻き込まれることも多い。
- 『救急戦隊ゴーゴーファイブVSギンガマン』ではギンガマンの絵本を持って登場。
- 青山 晴彦(あおやま はるひこ)
- 40歳。勇太の父親で、絵本作家。伝説に伝わる「不思議の森」を見つけて、それを絵本にしたいと思っていた。住む所をなくしたリョウマたちにシルバースター乗馬倶楽部を紹介し、その後はギンガマンとバルバンの戦いを描き続け、彼らの活躍を絵本にした(絵本のタイトルは「星の伝説」)。よく駄洒落を口にする。
- 水澤 鈴子(みずさわ すずこ)
- 26歳の若竹小学校の教師で、勇太のクラス・3年1組の担任。勇太の授業参観に晴彦の代役で出席したゴウキに一目惚れされ、彼女もゴウキに好意を持つようになる。優しい心と、バルバンにも立ち向かう勇敢さを併せ持つ。
- 岸本 俊介(きしもとしゅんすけ)
- 32歳。鈴子先生とは赴任している学校が違うが、かつて教員研修で知り合った際に一目惚れした。ゴウキとは恋のライバルで、ゴウキとは違い色んな手で好意を寄せ付けようとするが、最終的に振られる。ゴウキに敗れてからは彼を恋の師匠として尊敬している。44話では肩を負傷したゴウキを補佐して最大出力獣撃破を放ち、成長エキス注入装置を破壊し、地球魔獣を撃退する活躍を見せた。ヒカル曰く「鈴子先生にふられた人」。
宇宙海賊バルバン[]
かつて銀河の星々を荒らしまわった魔人海賊集団。魔獣ダイタニクスの背中に彼らの城・荒くれ無敵城を築き、魔獣要塞ダイタニックという母船にしている。3000年前に地球に襲来したが、初代のギンガマンと星獣達によって海底に封印された。だが地震によって封印が解かれて復活。未だ目覚めぬダイタニクスの復活を目論み、4大軍団で様々な作戦を行なう。宇宙海賊だけに、ブクラテスと途中から登場したビズネラを除き、すべて「海」に由来した名前がつけられている。
- ゼイハブ船長
- 曲者揃いの魔人たちを率いるバルバンのボス。べらんめえ口調で大雑把な性格のように見えるが、ブドーを騙したイリエスの策略を見抜くなど、意外に知略にも優れている。不死身の肉体を持ち戦闘力はすこぶる高い。名前はハーマン・メルヴィルの小説『白鯨』の主人公である「エイハブ船長」に由来する。3000年前の戦いの時に失った左腕を義手としており、鎖付きの鍵爪や大砲を仕込んでいるが、これもエイハブ船長が左足が義足だったに倣っての設定とされる。愛用の刀は多くの命を奪ってきた。また、終盤では口からの火炎放射も使用した。バルバン全体を管理する責任感から、部下の死に接しても表向きは平静を装っていた。
- 操舵士シェリンダ
- バルバンの実質的No.2で、本来は魔獣要塞ダイタニックの操舵士。銀髪の女性で、貝をモチーフとしたセクシーなビキニアーマーを身につけている。気に入らない相手は徹底して排除しようとする好戦的な性格をしており、左腕と自身のプライドを傷つけたハヤテを宿敵として付け狙い何度となく闘うこととなる。剣術が得意。度々死闘を繰り広げたハヤテは終盤まで彼女の名を知らなかった。最後はハヤテとの一騎討ちに僅差で破れ、力尽きた。
- 名前の由来は貝殻(=シェル)に似たコスチュームと、船の操舵士に関連した舵輪(だりん)の逆読みの合成からで、シェル+リンダ=シェリンダとなっている。
- 樽学者ブクラテス
- ゼイハブから「先生」と呼ばれるバルバンの知恵袋的な存在で、イリエスの叔父。過去にゼイハブが致命傷を負った際、その体に「星の命」を仕込んで不死身にしている。しかしイリエスが敗れた後、魔獣ダイタニクスよりもイリエスを復活させようとしたことで、ゼイハブに切り捨てられてしまう。
- ゼイハブに見限られた後は海中に沈められたが、自らも「星の命」を仕込んでいたことで生還。長年の信頼関係を裏切られたこと、そして元々故郷の星を滅ぼされていた恨みもあり、ゼイハブへの復讐を決意。戦いで弱っていたゴウタウラスを人質にとることでヒュウガを懐柔し、アースを捨てさせた後ナイトアックスを授ける。そして「すべてを教えて寝首をかかれては困るから」とゼイハブを倒す方法を教えないまま、自らの「星の命」を練習台としてゼイハブの「星の命」を破壊できるよう修練させることでゼイハブを倒させ、バルバンの乗っ取りを企んだ。当初はヒュウガを「復讐の道具」としてしか見ていなかったが、行動をともにするうちに彼とは信頼関係が芽生えていった。だが最終回近くでシェリンダに斬られて致命傷を負ってしまう。ヒュウガに助けられ、ともに小屋に隠れるが、シェリンダが引き連れたヤートットに包囲される。自分の命が長くないことを悟り、ヒュウガにゼイハブを倒す方法を教え、ゴウタウラスを返還し、復讐を託して彼を逃がす。最期はヤートットを巻き込んで自爆して死亡した。
- 名前の由来は学者という設定から、本を意味する「book」+「ソクラテス」。
- 銃頭サンバッシュ
- 荒くれ者のサンバッシュ魔人団のリーダーで、1番目の行動隊長。短気で騒々しく、専用のバイクを乗り回しながら所構わず銃をぶっ放し、部下共々思いつきとノリで行動する。調子が良く、ブクラテスを普段は「樽じじい」と呼ぶが、煽てるときは「大先生」と呼ぶこともある。ダイタニクスを復活させるために、地球上の様々なエネルギー物質を集めようとしていた。また何かの際の切り札にと、3000年前に黒騎士ブルブラックから超エネルギー体「ギンガの光」が入っている箱を奪い、隠していたはずだったが偽物(中身は空)だった。最期はギンガレッドに敗退。
- 名前の由来は「桟橋(さんばし)」+銃の乱発のような語感から。
- 剣将ブドー
- ブドー魔人衆の大将で、2番目の行動隊長。ダイタニクス復活のために地球のどこかに潜む「ギンガの光」を狙う。バルバンへの忠誠心は非常に厚く、ゼイハブも「何を考えているか分からないときがあるが、あいつが裏切ることはない」と発言している。日本文化に似た行動を見せ、作戦内容を俳句にしたため、茶道を嗜むと同時に、ブクラテスを「ご老体」と呼ぶなど礼儀正しい。「ギンガの光」が姿を潜ませる物の手掛かりと部下の名前が書かれた巻物を持ち、各話で出撃した部下の戦死の報に対しては巻物に書かれたその部下の名に縦線を引き、「務めご苦労であった」と天を仰ぐなど、部下との信頼関係は非常に厚く、ブドー魔人衆たちも彼を「御大将」と呼び、忠義を尽くしている。必殺技は愛刀ギラサメを用いた「ギラサメ残酷剣」。
- 紆余曲折を経て「ギンガの光」を発見することに成功するが、イリエスに騙され、濡れ衣を着せられて牢屋に幽閉される。しかし忠臣の闇丸・鬼丸兄弟に助けられ脱出し、無実の罪を晴らすためギンガレッドと戦って敗れた。
- 名前は「埠頭(ふとう)」から。その見た目から誤解されやすいが武道が由来ではない。
- 妖帝イリエス
- 妖術・呪術を用いた戦法を得意とするイリエス魔人族の女帝で、3番目の行動隊長。ブクラテスの姪でもある。手柄を狙ってブドーを姦計で追いやり、「ギンガの光」なくしても魔術でダイタニクスは復活させられるとして作戦を実行する。卑怯かつ手柄を金貨でゼイハブに要求する強欲な性格で、ブクラテスをも「叔父様」と呼びつつ時には悪罵する。しかし、弟・デスフィアスの死に対しては悲嘆に暮れたこともある。すべての部下を失った後、不死身の力を持つ邪帝イリエスへとパワーアップを果たし、ギンガマンに挑んだ。行動隊長で唯一巨大戦で敗北。死んでしまっても自身の魂を封じ込めた宝石が無事なら時間をおけば復活できるため、ほぼ不死身であるが最後はダイタニクスの腐敗を防ぐために利用された。
- 名前は「入江(いりえ)」+外見が想起させるオシリスのようなエジプト神話に登場する神を思わせる響きから。
- 破王バットバス
- バットバス魔人部隊の王で、4番目の行動隊長。戦闘時は大斧と口からの破壊光線を使う。ゼイハブは彼を「俺の片腕」と呼び、その信頼関係から見てこれまでの3人の行動隊長よりもゼイハブとの関係は長いものと思われる。膂力で解決する主義だが、苦手な作戦立案をビズネラに任せるなど案外、頭も回る。ブクラテスを「爺さん」と呼ぶ。荒くれ者揃いながら統制の取れたバットバス魔人部隊・特殊部隊を配下に持ち、魔獣ダイタニクスの復活に成功する。後に倒されたダイタニクスの死骸から誕生した地球魔獣の誕生後は、その成長のために尽力したが、急成長エキスごと地球魔獣に食われてしまう最期を迎える。
- 名前は「波止場(はとば)」+「ぶっ飛ばす」から。
- 魔人
- 魔獣ダイタニクスの邪悪の力に魅入られ、ゼイハブの下に集まった銀河中の荒くれ者達。4つの星系の出身者それぞれが群れを成し、その中で一番強い者が軍団長となって、4つの軍団が結成された。軍団同士の仲は悪く、3000年前の戦いではその隙を付かれ、封印されてしまった。復活後、ゼイハブが複数の軍団を同時に作戦行動に携わらせず、4つの軍団から1つの軍団を選び、行動隊長を決めて作戦を行わせたのは、作戦行動を行う部隊は一枚岩である必要があると考えたためである。
- サンバッシュ魔人団
- 昆虫に似た姿を持つ魔人の集団で、名前の最後が長音で統一されている。レザー系のファッションで統一されているのが特徴。巨大化する際の台詞は「効くぜー!」(言わない場合もある)。
- ブドー魔人衆
- 水棲生物に似た姿を持つ魔人の集団で、名前が漢字で統一されている。鎧武者や虚無僧など、和風の出で立ちで統一されている。魔人衆の中でも特に強大な力を持つ4人の魔人は「四将軍」と称されている。巨大化する際の台詞は「せめて、最後のご奉公!」。
- イリエス魔人族
- 世界各地の神や悪魔に似た姿を持つ魔人の集団で、イリエスの弟・デスフィアスを除き名前が三文字の同じ言葉の羅列で統一されている。民族衣装に近い出で立ちが特徴。巨大化する際の台詞は「イリエス魔人族はしぶといのだ(もしくは「しつこいのよ」)!」など(デスフィアスは「姉上に申し訳が」と言っていた)。
- バットバス魔人部隊・特殊部隊
- 武器・兵器類がモチーフの魔人の集団で、バットバスを含めて名前の最後が「ス」で統一されている。また、特殊部隊以外のメンバーは名前が四文字で、最後の「ス」以外には濁音が入っている(『ダングス』『ゴビース』など)。中世ヨーロッパ風の衣装が採り入れられている。終盤では、地球魔獣を急成長させるために、「バットバス特殊部隊」が編成される。巨大化する際の台詞は「作戦変更!」(言わない場合もある)。
- 賊兵ヤートット
- バルバンの水夫でもある兵士。基本的にはゼイハブから貰った曲刀(銃になる機能がある)を武器としているが、指揮する魔人に応じて様々な武器を使用することがある。
- 普段は「ヤートット!」と叫んでばかりいるが、語尾に「ッス」をつけ人語を喋ることも出来る。
- 名の由来は「えんやーとっと」の掛け声。
- 闇商人ビズネラ
- 中盤より登場した、強力な武器を作って売り歩く宇宙の闇の武器商人。その商品のほとんどはバルバンによって滅ぼされた星のものである(シェリンダ曰く「ハイエナ」)。右腕に光線砲を仕込んでいて、バルバエキス入りの弾丸を魔人に打ち込み、巨大化させるための巨大化銃なるものも持っている。星獣を改造した鋼星獣をバルバンに売りつけるも、彼らが星獣の心を取り戻したために全財産を没収されてしまい、旧知のバットバスの誘いで、彼の軍団で作戦参謀として働くようになる。狡猾な性格で、様々な作戦を立案してバットバスを補佐していた。劇中では、度々ギンガイエローと戦いを繰り広げる。終盤でギンガイエローの攻撃により急成長エキスのプールに落とされ強化。最後はバットバスに見限られ、バルバエキスを打ち込まれて巨大化。鋼星獣と戦うが敗れる。
- グレゴリ艦長
- ゼイハブ船長と義兄弟の杯を交わした宇宙海賊。『星獣戦隊ギンガマン VS メガレンジャー』に登場。詳細はこちら参照。
ギンガマンの戦力[]
武器・技[]
- アース技
- ギンガマンとヒュウガは変身前も含め、アースを使用した技が使える。アースに必要なのは強さだけでなく、命を守る優しさである。
- 炎のたてがみ
- リョウマとヒュウガの技。手のひらから凄まじい炎を放つ。作中、最も多く使用された技の一つ。2人で同時使用する「ダブル炎のたてがみ」もある。
- 嵐のはばたき
- ハヤテの技。手のひらから旋風を巻き起こし、敵を吹き飛ばす。風を操って音の流れを変える「風波鳴動」という応用技もある。
- 流水の鼓動
- ゴウキの技。地下から大量の水流を呼び寄せ、敵を押し流す。『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』では地面から直接水を噴き上げていた。
- 雷の雄叫び
- ヒカルの技。手のひらから敵に放電する。地面から遠くの敵を狙い撃ちするパターンもある。強化版の「炸裂天昇」もある。
- 花びらの爪
- サヤの技。沢山の花びらを撒き散らし、次々と爆発させる。
- アース光招来
- 5人の合体技。アースの力を集めて光の弾を作り出し、暗闇を照らす。バルバンに電気を奪われて暗くなった夜の街を照らしたり、タグレドーの毒によって命を落とした星獣を生き返らせる目的で使用されたこともあった。
- 星獣剣
- 3000年前、星獣から初代ギンガマンに与えられた剣。バルバンを封印した後もギンガの森の民に受け継がれていた。剣に込められた星獣の力とギンガマンのアースを一つにすることによって、以下のような強力な技を繰り出す。
- 炎一閃
- ギンガレッドの技。4千度の炎とともに敵を一刀両断する。炎のたてがみと並んで使用された回数が多かった。
- 疾風一陣
- ギンガグリーンの技。真空の刃とともに敵を逆手から斜め袈裟に斬り裂く。
- 激流一刀
- ギンガブルーの技。水流とともに敵を斜め袈裟に斬り裂く。この中では唯一、獣装光状態で使用したことがある。
- 雷一掃
- ギンガイエローの技。5万ボルトの電圧の電流とともに敵を斜め袈裟に斬り裂く。
- 花一心
- ギンガピンクの技。花びらの爆発とともに敵を逆手から斜め袈裟に斬り裂く。
- 自在剣・機刃(きば)
- 序盤にて登場。通常は獣の牙のような形態だが、状況に応じて以下の5つの形態に変形する。5つの形態は各人使い分けられるが、一応一つの形態がそれぞれのメンバー専用となっている。5つの機刃を星形に合わせることでパワーを集めて放つ「機刃の激輪」という必殺技が使用できるほか、星獣達を銀星獣へと大転生させる効果も有する。
- 3000年前、星獣剣とともに初代ギンガマンに与えられた武器だが、サンバッシュ魔人団のバクターに盗まれてしまっており、バクターから奪い返した後はギンガマンの新たな武器となる。
- キバカッター
- 主にレッドが使用する短剣。アースを充填、増幅して敵に炸裂させることも可能。
- キバショット
- 主にグリーンが使用する銃。
- キバクロー
- 主にブルーが使用する格闘戦用の爪。
- キバナイフ
- 主にイエローが使用する2本のナイフ。
- キバアロー
- 主にピンクが使用する弓。
- 星獣剣と自在剣機刃を使った必殺技
-
- 二刀一閃
- レッドの技。星獣剣とキバカッターを持ち、炎のアースを集中して宙返りしながら、4千度の炎とともに敵をX字に斬り裂く。ピンクも同名の技を使用。ピンクの場合は星獣剣とキバカッターに花のアースを込める。
- 二刀一陣
- グリーンの技。星獣剣とキバカッターを持ち、風のアースを集中して宙返りしながら、真空の刃とともに敵をX字に斬り裂く。
- 落雷両斬
- イエローの技。星獣剣とキバカッターを構えて空中より敵に突っ込み、敵をX字に斬り裂く。一部の資料では「落雷繚乱」と記載されている。
- 獣撃棒
- 中盤より登場した棒状の武器で、虚無八の木を腐らせるカビにやられたモークが命懸けで生み出した木の実から誕生した。棍棒形態の獣撃棒と、大砲形態の獣撃破の2つの形態を持ち、5人で一斉に獣撃破から光弾を放つ「銀河獣撃弾」が必殺技として使えるようになった。また、獣撃棒を利用したレッドの技として、炎のアースを獣撃棒に集中して敵を殴りつける猛火獣撃がある。バルバエキスを注入されて体が膨らんだ仲間達を元に戻すために、サヤがバルバエキスの中和剤を獣撃棒で撃ち込んだこともある。
- アースを通常より多く込めたモードで発射することも可能であるが、その際には強烈な反動が発生し、肩を負傷していたゴウキを補佐した岸本先生は失神するほどのダメージを受けている。
- 終盤にはヒカルのわがままに応えるような形で、モークによって変身前でも使用可能な「新獣撃棒」へと強化され、必殺技も「閃光獣撃弾」へとパワーアップした。撮影時期の関係上、『ギンガマンVSメガレンジャー』では元の獣撃棒に戻っている。
- 獣装光ギンガマン
- 中盤より登場。外宇宙より黒騎士ブルブラックが地球に持ち込んだ伝説の超エネルギー「ギンガの光」がギンガマンの正義の心に味方し、彼らをパワーアップさせた姿。それぞれがギンガの光を5つに分けて持っているので、5人揃っていないと獣装光できないが、ゴウキが『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』に登場した際は彼1人で獣装光している。
- 星獣剣は通常の10倍の威力があり、破壊光弾剣星破を発射可能な閃光星獣剣となり、左手には厚さ50センチの鉄を斬り裂き、伸ばすことも可能な獣装の爪とギンガの光が収められた獣装光輪、両手足には力を20倍にアップさせる獣装輪具(リング)、ベルトにはエネルギー光波を放射して全身を保護する獣装防具を装備している。必殺技は、ギンガの光を全開にしてギンガマン全員が光の弾丸となって敵に体当たりする「銀河の戦光」(跳ね返されたこともある)。この技は後期の主要必殺技となり、単体でも使用可能。他にもレッドの技として、閃光星獣剣と獣装の爪に炎のアースを集中、炎とともに敵をX字に斬り裂く獣火一閃という技を持つ。
- 機動馬ガレオパルサー
- 後半より登場。「ギンガの光」によって生み出されたバイクのような機動兵器(名が示すとおり、設定上は「馬」)。ギンガレッドが乗り込み、最高速度500km/hで疾走する。目から獅子熱線弾を放つ。装甲を閉めて突撃形態に変形して敵に体当たりする「獅子の装光」という必殺技を使う。
- 獣走馬
- ギンガマン達の愛馬。時速300キロで走る。馬たちはそれぞれの乗り手に合わせた色の馬具(ブリンカーなど)をまとっている。使用頻度は低い。
- 氷度笠とギンガレッドの乗馬戦で、リョウマが変身したとき、レッドスパークの体に装甲がなされた。
- レッドスパーク(ギンガレッドの馬)
- グリーンウィンド(ギンガグリーンの馬)
- ブルーホライズン(ギンガブルーの馬)
- イエローサンダー(ギンガイエローの馬)
- ピンクフラワー(ギンガピンクの馬)
- ブルライアット
- 黒騎士ブルブラックが使う武器。エネルギーをクリスタルに注入することによって厚さ80センチの鉄を斬り裂く剣(セイバーモード)にも、大きな岩も粉々に撃ち砕く銃(ショットガンモード)にも変形する万能武器。ブルブラックの死後はヒュウガに受け継がれ、ヒュウガが黒騎士に変身するときにも使用される。セイバーモードのブルライアットにエネルギーを集中させて回転ジャンプし、敵を一刀両断する「黒の一撃」(ブルブラック、ヒュウガともに使用)、空中から飛び込んで袈裟斬りにする「黒の衝撃」(ブルブラックのみ使用)という必殺技がある。ただし、ブルブラックは逆手、ヒュウガは順手と剣の持ち方がそれぞれ異なる。
- ナイトアックス
- 後半より登場。ヒュウガとブクラテスが特殊製法で作り上げた黄金の戦斧。不死身のゼイハブを倒せる唯一の武器だが、アースを持つ者には激しい電撃とともに大ダメージを与えてしまうため、触ることもできない。ヒュウガはこれを使いこなすために、ギンガの森では禁断の薬草である沈み草を飲むことで1度アースを捨てた。しかし、最終回でゼイハブに通じなかったばかりか、逆に破砕してしまっている。
星獣[]
星を守る正義の獣。序盤より登場している5体の星獣は、パートナーのギンガマンを体に乗せることでアースを増幅して使うことができる。またこの5体以外にも、重星獣や鋼星獣などが存在し、ギンガマンとともに戦っている。
- ギンガレオン
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- 全長:27m
- 体重:600t
- 草原の惑星・ガレオン星の出身でリョウマのパートナー星獣。
- ライオンに似た姿を持ち、口から吐く火炎放射「剛火炎」が必殺技。
- 後の『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』にも登場し、龍星王との合体火炎攻撃を披露した。
- ギンガルコン
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- 身長:26m(20mという説も有り)
- 体重:400t
- 風の惑星・ガルコン星の出身でハヤテのパートナー星獣。
- ハヤブサに似た、有翼の獣状の姿を持ち、マッハ3で飛行する。両手からバリヤーを発生させる。翼から放つ竜巻の「轟旋風」が必殺技。
- ギンガリラ
-
- 身長:30m
- 体重:800t
- 密林の惑星・ガリラ星の出身でゴウキのパートナー星獣。
- ゴリラに似た姿を持ち、格闘戦や怪力技が得意。怪力で敵を振り回して投げ飛ばす「豪腕力」が必殺技。
- ギンガベリック
-
- 全長:26m
- 体重:500t
- 森の惑星・ガベリック星の出身でヒカルのパートナー星獣。
- オオカミに似た姿を持ち、鉄をも砕く牙が武器。雷エネルギーを集中させた肩の突起で敵を切り裂く「強雷撃」が必殺技。
- ギンガット
-
- 全長:25m
- 体重:500t
- 砂の惑星・ガット星の出身でサヤのパートナー星獣。
- ヤマネコに似た姿を持ち、鋭い爪が武器。視力が良く、暗闇での戦いにも強い。鋭い毛を何本も飛ばして攻撃する「合花弾」が必殺技。聖なる力を奪う隕石で子猫にされたことも。
- 銀星獣
- 5体の星獣が、ギンガマンの持つ「自在剣・機刃」の力により大転生、姿を変えた存在。有機的なデザインの星獣とは対照的に、全身が金属的な意匠となり、その外見は獣型ロボットに近い。この形態ではギンガマンをパイロットとして内部に搭乗させることが可能となり、さらに後述のギンガイオーへと合体可能となる。
- なお、銀星獣形態のギンガベリックとギンガットはデザインの都合上ミニチュアおよびCGで撮影されており、スーツアクターが中に入り演じる形式はとられなかった。
- 銀星獣ギンガレオン
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- 全長:28.5m
- 体重:1200t
- 最高速度:700km/h
- ギンガイオーの頭と胸に変形する。肩の4ヶ所から熱線の「銀火炎」を発射する。
- 銀星獣ギンガルコン
-
- 身長:27.5m
- 体重:800t
- 最高飛行速度:マッハ1.5
- ギンガイオーの背中とガルコンボーガンに変形する。両方の翼から竜巻の「銀旋風」を放つ。
- 銀星獣ギンガリラ
-
- 身長:32m
- 体重:1600t
- 最高速度:500km/h
- ギンガイオーの身体と足に変形する。胸から超低温の吹雪「銀吹雪」を発射する。
- 銀星獣ギンガベリック
-
- 全長:27.5m
- 体重:1000t
- 最高速度:800km/h
- ギンガイオーの左腕に変形する。目から放電する「銀雷撃」が通常技。
- 銀星獣ギンガット
-
- 全長:26.5m
- 体重:1000t
- 最高速度:700km/h
- ギンガイオーの右腕に変形する。口から花吹雪の「銀花弾」を吐く。ギンガベリックの銀雷撃と合わせると「銀閃光」になる。
- 銀河獣士ギンガイオー
-
- 全高:50m
- 全幅:38m
- 重量:5600t
- 最高走行速度:750km/h
- 最高飛行速度:1200km/h
- 出力:2500万馬力
- 5体の銀星獣が星獣合体した銀河獣士。初合体は第7章。機械のロボットではなく生命体に該当する。体はギンセイ鋼製で、技は顔から火炎を飛ばす「ギンガイオー銀火炎」、右肩から花のアースを放つ「ギンガイオー銀花弾」、ギンガルコンの胴体部が変形したガルコンボーガンの先端にエネルギーをためて発射する「流星弾」、星獣のパワーを集めて形成した銀鎧剣(ぎんがいけん)で繰り出す「銀河獣王斬り」。
- 戦隊シリーズのロボは剣を必殺技に使用することが多いが、ギンガイオーの場合、銀河獣王斬りは決め技の前段階として使われることが多く、超装光以前は流星弾を必殺技に使っていた。また当初は、ガルコンボーガンは銀鎧剣が姿を変えたものとして描写されていたが、合体バンクなどでギンガルコンの胴体部を背中に装着したまま銀鎧剣を使用することに対し矛盾が生じていたため、わずか2週でギンガルコンの胴体部そのものが背中から外れてガルコンボーガンとして手元に飛んでくるという描写に変更された。
- 超装光ギンガイオー
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- 全高:51m
- 重量:5600t
- 出力:1億2500万馬力
- 中盤より登場。外宇宙より黒騎士ブルブラックが地球に持ち込んだ超エネルギー「ギンガの光」によってギンガイオーがパワーアップした姿。頭部、胸部に追加装甲が施され、出力は以前の5倍に上昇している。また武器の銀鎧剣は超装光銀鎧剣となり、必殺技も袈裟斬りに斬ることでバルバンの魔人を一撃で肉片にする「銀河大獣王斬り」にパワーアップしている。以後はこの「銀河大獣王斬り」がメインの必殺技となった。他にも、飛び込みながら逆水平に横に斬りつけ、着地後すかさず逆袈裟斬りで決める「銀河獣王無尽斬り」(威力では銀河大獣王斬りよりも上回る)も使用。最終回では地球魔獣を倒すため、炎のアースを込めた超装光銀鎧剣で斬る「銀河獣王火炎斬り」、ガルコンボーガンを使用した「火炎流星弾」、ギンガマンと鋼星獣のアースをギンガイオーに集めて両手から炎を放つ合体技「ギンガ大火炎」を使用した。ただし、これらの技は炎のアースを使いすぎるため、リョウマの体に負担がかかる。
- 玩具では、この追加装甲部分はキャンペーンの賞品として登場し、後に一般販売も行われた。
重星獣[]
- 重星獣ゴウタウラス
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- 全長:32m
- 体重:3500t
- 中盤より登場。ブルブラックと同じく火山の星・タウラス星の出身。
- バッファローに似た姿をしている。武器は巨大な二本の角で、角を熱して敵に突進し、体当たりする「騎獣激突」という技がある。ブルブラック同様、母星を滅ぼしたバルバンに対しては強い憎しみを持っているが、星を守る優しい心も失ってはおらず、地球を滅ぼしてまでバルバンを倒そうとするブルブラックには従わなかった。ブルブラックの死後はヒュウガを友とし、彼のパートナー星獣となった。
- 重騎士ブルブラック / 重騎士ヒュウガ
-
- 全高:25m
- 体重:1500t
- 黒騎士ブルブラック / 黒騎士ヒュウガがゴウタウラスのエネルギーを浴びて巨大変身した姿。ゴウタウラスに騎乗して、二刀流で戦う。武器は二本のブルソード。ブルソードで敵をXの字に斬り裂く「クロスファイヤー斬り」という技があるが、本編では未使用。
- 合身獣士ブルタウラス
-
- 全高:45m
- 全幅:31m
- 重量:5000t
- 最高速度:700km/h
- 出力:2300万馬力
- ゴウタウラスと重騎士が「騎獣合身」、重騎士を体内に格納することによって誕生する巨大戦士。厚い装甲と絶大なパワーでバルバンに立ち向かう。武器は二振りの剣ブルソードと、これを繋ぎ合わせて槍状にしたツインブルソード。必殺技はツインブルソードを構えて回転しながら敵に突っ込む「野牛鋭断」。また、ブルソードを胸の鎖に取り付けるとブルチェーンソードになるが、こちらは本編では未使用。ナイトアックスの入手後は、これを体の前で光の輪を描きながら一回転させ、敵に全力で振り下ろす「野牛烈断」という技が使用された。
鋼星獣[]
後半より登場。かつてバルバンに滅ぼされた星を守護していた星獣が、闇商人ビズネラによって捕らえられ、改造された姿。正義の心は改造されても残っていた。登場した当初はビズネラによって操られ、ギンガマンと敵対していたが、ギンガマンと星獣たちの説得で正義の心を取り戻す。その際に頭部の形状と胸の装甲が変化し、正義の鋼星獣となった。
通常時はギガライノスとギガフェニックスはそれぞれ乗り物の姿をした5つの分身獣に分離しギガバイタスに格納されているが、戦闘時には状況にあわせて相手に適した鋼星獣が出撃、合体しギンガマンやギンガイオーを援護する。合体する際には一瞬だけ、かつての姿が確認できる。
- 鋼星獣ギガライノス
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- 全高:48m
- 全幅:28m
- 重量:5500t
- 最高速度:600km/h
- 出力:2200万馬力
- 沼の惑星・ライノス星の出身。本来の姿はサイに似た星獣で、通常時は5台の車型分身獣・ギガホイール1 - 5としてギガバイタスに格納されており、発進直後直ぐに獣陸合体することでギガライノスとなる。
- 剛力で敵を攻めるパワーファイター。足に付いている車輪で地上を走るが空を飛べない。武器はプラズマ光弾を1秒に30発連続発射可能な機関銃ギガンティスバスター。また、ギガフェニックスと背中合わせになって高速回転しながら敵に体当たりする技も使える。
- ギガホイール1
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- 全長:18.7m
- 重量:800t
- 最高速度:650km/h
- バギー型ギガホイール。ギガライノスの頭と背中に変形する。
- ギガホイール2
-
- 全長:17m
- 重量:1000t
- 最高速度:600km/h
- タンク型ギガホイール。ギガライノスの胸に変形する。
- ギガホイール3
-
- 全長:15m
- 重量:1200t
- 最高速度:550km/h
- 装甲車型ギガホイール。ギガライノスの腹に変形する。
- ギガホイール4
-
- 全長:20m
- 重量:1100t
- 最高速度:500km/h
- 自動車型ギガホイール。ギガライノスの両腕に変形する。
- ギガホイール5
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- 全長:45m
- 重量:1400t
- 最高速度:400km/h
- トレーラー型ギガホイール。ギガライノスの両足とヘッドギアに変形する。
- 鋼星獣ギガフェニックス
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- 全高:48m
- 全幅:32.5m
- 重量:4500t
- 最高速度:マッハ3
- 出力:2000万馬力
- 山の惑星・フェニックス星の出身。元はフェニックス(もしくはグリフォン)に似た姿を持つ星獣で、飛行機型の5体の分身獣・ギガウィング1 - 5が獣空合体して完成する。ギガライノス同様に発進後直ぐに合体する。
- 空中戦およびスピードとテクニックに優れており、また4km上空から地上の蟻を見つけるほどの視力を有する。武器はギガニックブーメランで、これは剣や盾としても使用可能。また、腕をロケットパンチとして、マッハ6の速さで発射するブースターナックルという技もあるが、こちらは本編では未使用。フェイントも得意でゴビースを惑わすために一度だけギガンティスバスターを使用している。
- ギガウィング1
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- 全長:26m
- 重量:1100t
- 最高速度:マッハ2.5
- 戦闘機型ギガウィング。ギガフェニックスの頭と両腕に変形する。
- ギガウィング2
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- 全長:21m
- 重量:700t
- 最高速度:マッハ1.8
- ブースター型ギガウィング。ギガフェニックスの背中と胸に変形する。
- ギガウィング3
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- 全長:15m
- 重量:700t
- 最高速度:800km/h
- ホバー型ギガウィング。ギガフェニックスの腹に変形する。
- ギガウィング4
-
- 全長:27m
- 重量:1000t
- 最高速度:マッハ3.5
- ジェット機型ギガウィング。ギガフェニックスの右足に変形する。
- ギガウィング5
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- 全長:27m
- 重量:1000t
- 最高速度:マッハ3
- ジェット機型ギガウィング。ギガフェニックスの左足に変形する。
- 鋼星獣ギガバイタス
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- 全長:120m(クルーザー)、80m(スクランブル)
- 全高:57m(クルーザー)、107m(スクランブル)
- 重量:15000t
- 海の惑星・バイタス星の出身。元はサメに似た姿を持つ巨大な星獣だった。普段は5体のギガホイール・ギガウィングにそれぞれ分離したギガライノス・ギガフェニックスを格納する母艦の役割を果たしており、戦闘時には滝壷から出撃し、彼らを射出するために展開、通常のクルーザーモードから擬似的な人型ロボ形態のスクランブルモードに変形する。相手に合わせて両方またはどちらかを選ぶ。武器は、クルーザーモード時は艦体下部のビーム砲、スクランブルモード時は腕部に相当する部分から発射されるバイタスキャノン。
- 母艦形態時の外見は『太陽戦隊サンバルカン』のジャガーバルカンに近い。
- ミニチュアはその後、『未来戦隊タイムレンジャー』の都市防衛メカ・ライメイに改造された。
バルバンの戦力[]
- バルバエキス
- 魔人たちが追い詰められた際に飲むことで巨大化を行うことができる液体。ただし、バルバエキスを使うということは服用した者の自らの命を縮めるという副作用があるため、最後の手段として使われる。軍団によって容器のデザインが異なり、サンバッシュ魔人団はウイスキーのビン風、ブドー魔人衆は瓢箪風、イリエス魔人族は原住民の酒入れ風、バットバス魔人部隊・特殊部隊は樽型となっている。
- 魔獣要塞ダイタニック
- 魔獣ダイタニクスの背中に、「荒くれ無敵城」と呼ばれる城砦を建造したバルバンの本拠。この「荒くれ無敵城」からのコントロールによってゼイハブはダイタニクスを操り、数多くの星を滅ぼしてきた。名の由来は、氷山に衝突して沈没した悲劇の豪華客船「タイタニック号」から。
- 魔獣ダイタニクス
- ゼイハブの故郷である汚れた星から生まれ、星を滅ぼすことを本能とする邪悪な生命体。体色は緑。星の命を吸い込み、宝石にする能力を持っており、この宝石をゼイハブはコレクションとして集めている。武器は口から吐く光線、鋭い牙の噛み付き、ものすごいパワー、器用な尾。
- 3000年前にバルバンとともに封印され、バルバンが復活した後もその封印はなかなか解かれなかった。そのため、ゼイハブは4軍団に命じてダイタニクス復活のために様々な作戦を行わせていた。終盤にて復活を遂げ、圧倒的な力を持って星獣を圧倒するものの、長きにわたる封印によって「荒くれ無敵城」と接続していた背中の部分が腐っており、そこがダイタニクス最大の弱点となってしまった。野牛烈断、鋼星獣の高速回転体当たり、銀河獣王無尽斬りの連続攻撃で倒された。
- 地球魔獣
- 倒されたダイタニクスの破片で地球が汚されたことによって、地球の地下深くで生まれた新たな魔獣。バルバンはこの魔獣を新しい船にしようと目論んだ。後にバットバスごと急成長エキスを食らい一気に成長。「荒くれ無敵城」と合体し、ゼイハブに操られる。巨大な口から星を溶かす強力な酸を吐き、ダイタニクスを上回る強さを見せた。下手に攻撃すると破片から新たな魔獣が誕生するので、倒すには焼き尽くすしか方法がない。銀河獣王火炎斬りや火炎流星弾も効かなかったが、ギンガ大火炎で焼き尽くされた。
- 魔獣要塞ゲルマディック・魔獣ゲルマディクス
- 『星獣戦隊ギンガマンVSメガレンジャー』に登場したダイタニクスと同種の魔獣。グレゴリ艦長の本拠。詳細はこちらを参照。
キャスト[]
レギュラー・準レギュラー[]
- リョウマ / ギンガレッド(声):前原一輝
- ハヤテ / ギンガグリーン(声):末吉宏司
- ゴウキ / ギンガブルー(声):照英
- ヒカル / ギンガイエロー(声):高橋伸顕
- サヤ / ギンガピンク(声):宮澤寿梨
- ヒュウガ / 黒騎士(声):小川輝晃
- 青山勇太:早川翔吾
- 青山晴彦:高杢禎彦
- 水澤鈴子:吉田真希子
- 岸本俊介:岸祐二
- 長老オーギ:有川博
- ミハル:田中規子
- クランツ:大谷政憲
- 操舵士シェリンダ:水谷ケイ
声の出演[]
- 黒騎士ブルブラック:落合弘治
- 知恵の樹モーク:納谷六朗
- 妖精ボック:深雪さなえ
- ゼイハブ船長:柴田秀勝
- 銃頭サンバッシュ:檜山修之
- 剣将ブドー:林一夫
- 妖帝イリエス:高島雅羅
- 破王バットバス:渡部猛
- 樽学者ブクラテス:茶風林
- 闇商人ビズネラ:塩沢兼人
- ナレーション:若本規夫
スーツアクター[]
- ギンガレッド、ギンガレオン、ブルタウラス:高岩成二
- ギンガレッド(代役)、ギンガレオン:横山一敏
- ギンガグリーン、ギンガルコン、ギガライノス:竹内康博
- ギンガブルー、ギンガリラ、ギンガイオー、ゼイハブ船長:岡元次郎
- ギンガイエロー、ギンガベリック、ギガフェニックス:蜂須賀祐一
- ギンガピンク、ギンガット、重騎士:中川素州
- 黒騎士、銃頭サンバッシュ:大藤直樹
- ギンガレッド(代役)、剣将ブドー、闇商人ビズネラ:福沢博文
- 妖帝イリエス:蜂須賀昭二
- 破王バットバス:石垣広文
- 樽学者ブクラテス:藤田健次郎
- ギンガイオー:日下秀昭
スタッフ[]
- プロデューサー:太田賢司(テレビ朝日)、髙寺成紀(東映)、矢田晃一(東映エージエンシー)
- 原作:八手三郎
- 連載:テレビマガジン、てれびくん
- 脚本:小林靖子、武上純希、荒川稔久、きだつよし、沖田徹男、村山桂
- 音楽:佐橋俊彦
- アクション監督:竹田道弘、新堀和男(ジャパンアクションクラブ)
- 監督:田﨑竜太、辻野正人、長石多可男、小中肇、諸田敏
- 撮影:いのくままさお、大沢信吾
- 照明:竹田勝三、高橋道夫、才木勝、小野幹雄
- 計測:内田正司、大沢信吾、相葉実、上赤寿一、田中久之
- 操演:船越幹雄
- 記録:安倍伸子、高山秀子、森みどり
- 美術:山下宏
- 装飾:高谷昌毅、岡部昭光、塩満義幸(装美社)
- 装置:紀和美建
- 美粧:サン・メイク
- 衣裳:東京衣裳新社
- 録音:石川孝
- 編集:洲崎千恵子、須永弘志
- 音響効果:阿部作二、大泉音映
- 選曲:宮葉勝行
- 視覚効果:沖満
- デジタル合成:大谷喜朋、上田茂(日本映像クリエイティブ)、マリンポスト
- 企画協力:企画者104
- 資料担当:葛西おと
- キャラクターデザイン:野崎明、阿部統、下条美治、頼兼和男
- イラスト:野口竜、スタジオメルファン
- ヒーロー&メカニックアイテムデザイン:プレックス
- 造型:レインボー造型企画、前澤範
- 現像:東映化学ファイン・ネガ・ビデオシステム
- メディア変換:東映化学デジタルテック、山本修司
- 衣裳協力:KODIAK
- 装飾協力:エプソン販売
- 撮影協力:多摩六都科学館
- 車輌協力:スズキ株式会社
- カースタント:タケシレーシング
- 広報:粟井淳、松本実希子(テレビ朝日)
- プロデューサー補:若松豪
- 助監督:中沢祥次郎、木村繁仁、塩川純平
- 進行主任:小迫進、谷口正洋、青柳夕子
- 制作デスク:岩永恭一郎、荒井成介
- 制作担当:藤田佳紀
- 特撮研究所
- デジタルエフェクト:尾上克郎
- 操演:鈴木昶、中山亨
- 撮影:高橋政千
- CG:捻橋尚文
- 照明:安藤和也
- 美術:竹内俊介
- 特撮監督:佛田洋
- 制作:テレビ朝日、東映、東映エージエンシー
音楽[]
主題歌[]
主題歌を歌っている「希砂未竜(きさみ りゅう)」は素性不明の歌手である。 オープニング・エンディングともに同じボーカリストとコーラスによる英語版が存在し、番組でも1回使用された(第43話)。
オープニングテーマ[]
- 「星獣戦隊ギンガマン」
-
- 作詞:藤林聖子 / 作曲、編曲:佐橋俊彦 / 歌:希砂未竜 / コーラス:EVE
- ギンガマンの名乗りに使用される決め台詞はこの曲から引用された。詞のみならず曲自体も、神秘的なシーンで流れるスキャット調のBGMなどはこの曲から引用・派生したものであり、名乗りや戦闘の際にも同曲の別ヴァージョンがかかったりするなど、劇中での使用回数が極めて多い。両曲ともにシングル版とアルバム版が存在し、シングル版はよりシャウトを利かせた歌唱をしている。
- 英語版タイトルは「The Galactic Warriors Gingaman(ザ・ギャラクティックウォーリアーズ ギンガマン)」。
エンディングテーマ[]
- 「はだしの心で」
-
- 作詞:藤林聖子 / 作曲:出口雅生 / 編曲:亀山耕一郎 / 歌:希砂未竜
挿入歌[]
- 「地球(ほし)に光を」
-
- 作詞:小菅聖絵 / 作曲、編曲:三宅一徳 / 歌:佐藤栄一
- 「∞(むげんだい)の勇気」
-
- 作詞:近藤由華 / 作曲、編曲:奥慶一 / 歌:柿島伸次
- 「ギンガ転生! 時空を超えて」
-
- 作詞:桑原永江 / 作曲、編曲:亀山耕一郎 / 歌:渕上祥人
- 「機刃をむけ!」
-
- 作詞:桑原永江 / 作曲、編曲:奥慶一 / 歌:坂井紀雄
- 「見せつけろ星獣魂!」
-
- 作詞:近藤由華 / 作曲、編曲:佐橋俊彦 / 歌:山形ユキオ
- 「ギンガピンク サヤ・花の戦士」
-
- 作詞:藤林聖子 / 作曲、編曲:池毅 / 歌:朝川ひろこ
- 「銀河の王者 ギンガイオー」
-
- 作詞:荒川稔久 作曲、編曲:佐橋俊彦 歌:宮内タカユキ
- 「うなれ獣撃棒! 獣撃破!」
-
- 作詞:桑原永江 / 作曲、編曲:亀山耕一郎 / 歌:高尾直樹
- 「荒ぶる! 合身獣士ブルタウラス」
-
- 作詞:桑原永江 / 作曲、編曲:佐橋俊彦 / 歌:坂井紀雄
- 「ボック ボック ぼく ボック」
-
- 作詞:ボック / 作曲、編曲:佐橋俊彦 / 歌:ボック(深雪さなえ)
- 「獣装光! 正義よ輝け!」
-
- 作詞:桑原永江 / 作曲、編曲:有澤孝紀 / 歌:山形ユキオ
- 「きっと足りない」
-
- 作詞:藤林聖子 / 作曲、編曲:奥慶一 / 歌:渕上祥人
- 「その名はシェリンダ」
-
- 作詞:藤林聖子 / 作曲、編曲:佐橋俊彦 / 歌:シェリンダ(水谷ケイ)
- 「俺は黒騎士ヒュウガ」
-
- 作詞:桑原永江 / 作曲、編曲:佐橋俊彦 / 歌:明石隼汰
- 「ずっと、きっと、もっと、もっと!」
-
- 作詞:藤林聖子 / 作曲、編曲:亀山耕一郎 / 歌:ギンガマン(前原一輝、末吉宏司、照英、高橋伸顕、宮澤寿梨、小川輝晃)
- 「ギガライノス! ギガフェニックス! ギガバイタス!」
-
- 作詞:桑原永江 / 作曲、編曲:佐橋俊彦 / 歌:宮内タカユキ
劇伴音楽[]
劇伴音楽は『激走戦隊カーレンジャー』の佐橋俊彦が担当。『カーレンジャー』では敵側のテーマにジャズを用いていたが、今作のでもバルバンのテーマにジャズを起用している。
サウンドトラックは『星獣戦隊ギンガマン -音楽集-』が1から3まで発売されている。音楽集3のジャケットは戦隊シリーズの音楽集の中でも珍しく全面イラストになっている。
放映リスト[]
サブタイトルの頭には必ず「第(話数)章」が付けられ、フォーマットは「○○の××」という形に統一されている。また第1話はオープニングの歌詞から、最終回はエンディングの歌詞から採られている。
登場怪人のリンク先はモデルとなった昆虫、水生動物、神話、道具。
放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪人 | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|
1998年2月22日 | 1 | 伝説の刃(やいば) | ― | 小林靖子 | 田﨑竜太 |
1998年3月1日 | 2 | 星獣の再来 |
| ||
1998年3月8日 | 3 | 大地の知恵 |
|
辻野正人 | |
1998年3月15日 | 4 | アースの心 |
| ||
1998年3月22日 | 5 | 必殺の機刃(きば) |
|
長石多可男 | |
1998年3月29日 | 6 | 星獣の危機 |
| ||
1998年4月5日 | 7 | 復活の時 |
|
田﨑竜太 | |
1998年4月12日 | 8 | 愛情の料理 |
|
武上純希 | |
1998年4月19日 | 9 | 秘密の子猫 |
|
辻野正人 | |
1998年4月26日 | 10 | 風の笛 |
|
小林靖子 | |
1998年5月3日 | 11 | 戦士の純情 |
|
長石多可男 | |
1998年5月10日 | 12 | 悪夢の再会 |
| ||
1998年5月17日 | 13 | 逆転の獣撃棒 |
|
田﨑竜太 | |
1998年5月24日 | 14 | 二人のサヤ |
|
荒川稔久 | |
1998年5月31日 | 15 | 恐怖のしゃっくり |
|
武上純希 | 辻野正人 |
1998年6月7日 | 16 | 心の故郷 |
|
小林靖子 | |
1998年6月14日 | 17 | 本当の勇気 |
|
長石多可男 | |
1998年6月28日 | 18 | 謎の黒騎士 |
| ||
1998年7月5日 | 19 | 復讐の騎士 |
|
田崎竜太 | |
1998年7月12日 | 20 | ひとりの戦い |
| ||
1998年7月19日 | 21 | トマトの試練 |
|
荒川稔久 | 辻野正人 |
1998年8月2日 | 22 | 光の出現 |
|
小林靖子 | |
1998年8月9日 | 23 | 争奪の果て |
|
長石多可男 | |
1998年8月16日 | 24 | ブドーの執念 |
| ||
1998年8月23日 | 25 | 黒騎士の決意 |
|
田﨑竜太 | |
1998年8月30日 | 26 | 炎の兄弟 |
| ||
1998年9月6日 | 27 | ミイラの誘惑 |
|
荒川稔久 | 辻野正人 |
1998年9月13日 | 28 | パパの豹変 |
|
武上純希 | |
1998年9月20日 | 29 | 闇の商人 |
|
小林靖子 | 長石多可男 |
1998年9月27日 | 30 | 鋼の星獣 |
| ||
1998年10月4日 | 31 | 呪いの石 |
|
小中肇 | |
1998年10月11日 | 32 | 友情の機動馬 |
|
武上純希 | |
1998年10月18日 | 33 | 憧れのサヤ |
|
小林靖子 | 辻野正人 |
1998年10月25日 | 34 | 不死身のイリエス |
| ||
1998年11月1日 | 35 | ゴウキの選択 |
|
諸田敏 | |
1998年11月8日 | 36 | 無敵の晴彦 |
| ||
1998年11月15日 | 37 | ブクラテスの野望 |
|
小中肇 | |
1998年11月22日 | 38 | ヒュウガの決断 |
| ||
1998年11月29日 | 39 | 心のマッサージ |
|
きだつよし | 辻野正人 |
1998年12月6日 | 40 | 哀しみの魔人 |
|
小林靖子 | |
1998年12月13日 | 41 | 魔獣の復活 |
|
長石多可男 | |
1998年12月20日 | 42 | 戦慄の魔獣 | |||
1998年12月27日 | 43 | 伝説の足跡 | (総集編) | 沖田徹男 | 田﨑竜太 |
1999年1月3日 | 44 | 地球の魔獣 |
|
小林靖子 | |
1999年1月10日 | 45 | 妖精の涙 |
|
荒川稔久 | |
1999年1月17日 | 46 | 怒りの風 |
|
小林靖子 村山桂 |
辻野正人 |
1999年1月24日 | 47 | 悪魔の策略 |
|
きだつよし | |
1999年1月31日 | 48 | モークの最期 |
|
小林靖子 | 長石多可男 |
1999年2月7日 | 49 | 奇跡の山 |
| ||
1999年2月14日 | 50 | 明日の伝説(レジェンド) |
|
放映ネット局[]
対象地域 | 放送局 | 備考 |
---|---|---|
関東広域圏 | テレビ朝日 | キーステーション |
北海道 | 北海道テレビ | |
青森県 | 青森朝日放送 | |
岩手県 | 岩手朝日テレビ | |
宮城県 | 東日本放送 | |
秋田県 | 秋田朝日放送 | |
山形県 | 山形テレビ | |
福島県 | 福島放送 | |
新潟県 | 新潟テレビ21 | |
富山県 | 北日本放送 | 日本テレビ系列局 |
石川県 | 北陸朝日放送 | |
福井県 | 福井テレビ | フジテレビ系列局 |
山梨県 | 山梨放送 | 日本テレビ系列局 |
長野県 | 長野朝日放送 | |
静岡県 | 静岡朝日テレビ | 8時代前半は自社制作番組、7時台後半はテツワン探偵ロボタックを1週遅れで放送していたため、金曜夕方に放送された。 |
中京広域圏 | 名古屋テレビ | |
近畿広域圏 | 朝日放送 | |
鳥取県・島根県 | 山陰中央テレビ | フジテレビ系列局 |
広島県 | 広島ホームテレビ | |
山口県 | 山口朝日放送 | |
徳島県 | 四国放送 | 日本テレビ系列局 |
香川県・岡山県 | 瀬戸内海放送 | |
愛媛県 | 愛媛朝日テレビ | |
高知県 | テレビ高知 | TBS系列局 |
福岡県 | 九州朝日放送 | |
長崎県 | 長崎文化放送 | |
熊本県 | 熊本朝日放送 | |
大分県 | 大分朝日放送 | |
宮崎県 | 宮崎放送 | TBS系列局 |
鹿児島県 | 鹿児島放送 | |
沖縄県 | 琉球朝日放送 |
映像ソフト化[]
- ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は全12巻が東映ビデオからリリースされている。
- テレビシリーズを再編集したHEROクラブのビデオが4巻リリースされている。
- 2005年1月21日 - 5月21日にかけてDVDが東映ビデオから発売。全5巻の各2枚組で各巻10話収録。
オリジナルビデオ[]
- 星獣戦隊ギンガマンVSメガレンジャー
- 救急戦隊ゴーゴーファイブVSギンガマン
関連項目[]
- パワーレンジャー・ロスト・ギャラクシー
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 『25大スーパー戦隊シリーズ完全マテリアルブック 下巻』(勁文社刊)より。
- ↑ 『宇宙船』(1998年夏号)の監督&脚本家インタビューより。
- ↑ そのことがギンガグリーンとシェリンダとの確執の要因にもなった。
- ↑ ただし、本作から『タイムレンジャー』までの3作品の場合は、提供クレジット用のテロップを用いて注意書きを表示していたため、系列外での遅れ放送時には表示がされなかった(これらの系列外の局でも、各局が独自で同様の注意書きを挿入するケースはあった)。
- ↑ ただし、例外として次作『救急戦隊ゴーゴーファイブ』では話数ナンバーを表記せず、ナレーションのみで話数をコメントした。
- ↑ http://tvarc.toei.co.jp/tv/user/program/browse3.asp?Command=Old&StrNum=2&SID=16
- ↑ 後に「合体魂」のボーナストラックとして収録。
外部リンク[]
- 星獣戦隊ギンガマン(東映公式サイト)
- 星獣戦隊ギンガマン(スーパー戦隊ネット内の紹介記事)
- DVD 星獣戦隊ギンガマン特集(東映ビデオ内のサイト)
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