恐竜戦隊ジュウレンジャー | |
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ジャンル | 特撮テレビドラマ |
放送時間 | 金曜 17:30 - 17:55(25分) |
放送期間 |
1992年2月21日 - 1993年2月12日 (全50回) |
放送国 | 日本の旗 日本 |
制作局 | テレビ朝日 |
監督 | 東條昭平 他 |
原作 | 八手三郎 |
脚本 | 杉村升 他 |
プロデューサー |
宇都宮恭三・梶淳(テレビ朝日) 鈴木武幸・白倉伸一郎(東映) |
出演者 |
望月祐多 高安青寿 藤原秀樹 橋本巧 千葉麗子 和泉史郎 多々良純 他 |
オープニング |
「恐竜戦隊ジュウレンジャー」 歌:佐藤健太 |
エンディング |
「冒険してラッパピーヤ!」 歌:ピタゴラス |
特記事項: 「スーパー戦隊シリーズ」 第16作 |
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』(きょうりゅうせんたいジュウレンジャー)は、1992年(平成4年)2月21日から1993年(平成5年)2月12日までテレビ朝日系列で毎週金曜17:30 - 17:55 (JST) に全50話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。「スーパー戦隊シリーズ」第16作目にあたる。
あらすじ[]
かつて地上は恐竜と、恐竜から進化した人間、妖精族が共に暮らしていた。しかし1億7千万年前、恐竜部族の長の一人が悪魔と契約し人類滅亡を画策。五大部族達は守護獣と共に悪魔とそれに魂を売った魔女バンドーラと戦う。悪魔を撃退し、惑星ネメシスへバンドーラとその手下達を封印することに成功したものの世界は大氷河に覆い尽くされ、恐竜は絶滅してしまう。
恐竜族は長い時間の間に消え、妖精族は新たに進化した人間に溶け込み暮らしていたが、ネメシスに飛来したスペースシャトルの乗組員たちのミスでバンドーラが復活し、再び地球を狙う。しかし、長い眠りについていた古代人類の戦士たちもまた、彼らと戦うために不思議仙人バーザによって目覚めた。
6人目の戦士ドラゴンレンジャーの登場や、守護獣の真の姿である究極大獣神の復活を経て、物語は地上に残された最後の恐竜の卵を巡る神と悪魔との決戦に向かっていく。
概要[]
スティーヴン・スピルバーグが監督を務めた『ジュラシック・パーク』の影響から、本作品では恐竜がメインテーマとして選択されている(但し、同作品が公開されたのは本作品終了から半年後である)。
「恐竜戦隊」と題されているが、哺乳類であるサーベルタイガーやマンモス、翼竜であるプテラノドンなど、恐竜以外の生物のモチーフが多く、実際に恐竜なのはティラノザウルスとトリケラトプスだけである。これは5体すべてを恐竜にすると外観のイメージが似通ってしまうため、モチーフのバリエーションを豊かにするために変更されたとされている。初期設定での5体のモチーフには、ティラノサウルス(赤)、トリケラトプス(緑)、プテラノドン(青)、ブラキオサウルス(黒)、ステゴサウルス(黄)が設定されていた[1]他、ティラノザウルス、トリケラトプス、プテラノドン、首長竜、ディメトロドン(プテラノドンと太字は非恐竜)という案も存在する。
企画時のネーミングは恐竜をという語句をストレートにした『恐竜戦隊ザウルスマン』だった。
特徴[]
本作品でもいくつかの特徴的な新機軸が導入されており、それまでの作品でも試みられていたファンタジー風のモチーフが本格的に採用され、中でも「巨大ロボット」に当たるキャラクターには「守護獣」という人知を超えた存在との設定がなされている。ジュウレンジャーを導き助力し、時に試練を与えるという守護獣の存在は、ストーリー面でも添え物以上の活躍を見せた。これまでドラマパートから乖離しがちだった巨大ロボが、世界設定やストーリーに深く関わるスタイルは、後の戦隊シリーズの作品にも引き継がれていった。これらの新設定の背景は前作『鳥人戦隊ジェットマン』が保護者の一部から「子ども向けの内容ではない」という批判があったことによる反省による。本作のプロデューサーである白倉伸一郎によると、「『ジェットマン』が革命的であると見られてまた前までの戦隊に戻してくれという動きがあったんですね。それらの勢力をかいくぐるかのように『ジェットマン』とはまた違う新しさを求めていこうと脚本家の杉村升さんと企画を組み立てていきました」と2009年の雑誌インタビューにて追想している。また白倉によると、『地球戦隊ファイブマン』から本作のころまでの3年間は、戦隊シリーズは毎年打ち切り覚悟で制作されていたのことである。
本作品から本格的に導入された要素として「6人目の戦士の登場」が挙げられる。本作品でそれに相当するドラゴンレンジャーことブライは、ブライを演じた和泉によれば当初は5, 6話程度のゲスト出演という予定であり、レギュラーになることは念頭に置かれていなかったことを窺わせるが、ブライが母親層からの人気を獲得したことに肖って予定が変更され、文字通り「延命」して番組後半まで活躍したという逸話も残っている。事実、ブライが死亡する第42話では本作品の最高視聴率である13.2%を記録、金曜17時台後半に放送された戦隊の中でも2番目に高い数字を残した。 その反面、重厚なストーリーかつ複雑化で1話では完結せず、1エピソードに付き前後編に分かれる事も多かった。更には3 - 4話に分けられている事もあった。 また本作では、はじめからすでに命を失っていたブライやカイを除き、敵味方双方の主要人物に死者が出ていない点が特徴である。 変身後の名乗りではシリーズ中初めて本名まで名乗るパターン(例:「ティラノレンジャー、ゲキ!」)が使用されており、のちに同様のパターンを採り入れた戦隊の先鞭をつける形となった。
『高速戦隊ターボレンジャー』以来3年ぶりの「レンジャー」表記で本作以降「レンジャー」表記の戦隊が多くなった。タイトルロゴにも特徴があり“ジュウレンジャー”の下に“獣連者”と漢字で書かれている[2]。このパターンは本作以外には『天装戦隊ゴセイジャー(護星者)』がある。また戦隊のロゴの「ー」が、「ャ」のすぐ横についている数少ない戦隊である。このパターンは本作以外には、『秘密戦隊ゴレンジャー』、『高速戦隊ターボレンジャー』、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』しかない。
また、本作では『高速戦隊ターボレンジャー』で使用された映像や音楽の一部が再利用されている。
キャスティング[]
戦隊側メンバーでは、ボーイ役は体操が得意な橋本巧が最年少。メイ役に当時アイドルとして活躍していた千葉麗子が起用された。このころから、撮影真っ只中の役者のインタビューも増え始め、さらにそこでの彼女の起用により、特撮=芸能界への登竜門というイメージが一般に広まっていくこととなった。ゲキ役とダン役には前作「ジェットマン」にゲスト出演した望月祐多、藤原秀樹を起用。またブライ役には『電撃戦隊チェンジマン』でチェンジペガサス/大空勇馬役を演じ、当時劇団東京ヴォードヴィルショーで活躍していた和泉史郎が抜擢された。
本作品の敵役である魔女バンドーラ役には曽我町子がキャスティングされた。自他ともにはまり役と認めるこの役では、第1話から強烈な印象を視聴者に残し瞬く間に多くのファンを獲得した。この強すぎるインパクトと第1話での5人の戦士の出番の少なさから、本来の視聴者である子供たちまでもが、戦士5人よりバンドーラのほうが好きになるという事態を招いてしまった。伴ってスタッフが話を進めるごとにバンドーラの出番を調整し、5人を活躍させるようにしていったという裏話もある。
ナレーターには初期の戦隊でもナレーションを多数手がけた大平透が登板し、オープニングナレーションをはじめとした重厚でシリアスな語り口で作品を引き締めた。
スタッフ[]
メインライターはそれまでメタルヒーローシリーズでメインライターを務めていた杉村升が担当。RPG要素をふんだんに織り交ぜたシナリオでシリーズに新風を吹き込ませた。この他高久進や、杉村の弟子に当たる荒木憲一などが脇を固めた。また演出陣には『科学戦隊ダイナマン』以来およそ10年ぶりのパイロット監督となったメインの東條昭平の他、メタルヒーローシリーズより移動の戦隊演出は初となる小笠原猛がサブとして支えた。また当時26歳だった渡辺勝也は本作が監督としての公式デビューとなった。
オープニングテーマは過去にも戦隊への出演・主題歌の歌唱経験のある佐藤健太が担当。本作品には俳優としての出演はないが、キャラクターデザインの篠原保は、ブライのデザインイメージに際しては、元々佐藤が演じることを念頭に置いていたと語っている。
評価[]
以上の本格的なファンタジー世界の構築、6人目の戦士の追加、海外版の制作開始など、本作品は様々な面でシリーズのエポックとなった重要な作品である。高年齢層からの支持は低かったものの、明朗で分かりやすいストーリーと、恐竜という子供に人気の高いキャラクターをモチーフを加えたことで、当時の幼児層から高い支持を集めることとなった。
関連商品の売上は90億円強[3]という数字を残しており、玩具売上では合体ロボットの売上がスーパー戦隊シリーズでトップの売上を記録。特に獣奏剣は人気商品となり、品切れ状態が続いた。 近年の特撮雑誌などで語り草になるほどの大ヒットとなった[4]。
また、海外からの評価も高く、アメリカでは『パワーレンジャー』と題名を変更して放送されることとなった。(ジュウはユダヤ人への差別用語jewと同じ発音のため配慮した)バンドーラ役の曽我町子はリタ役としてパワーレンジャーに出演した。
備考[]
後楽園ゆうえんち野外劇場(当時)のスーパー戦隊ショーに変身前を演じる俳優が出演する公演が加わったのもこのジュウレンジャーからである。ただし、ジュウレンジャーの素顔公演ではブライを演じた和泉のみの出演に留まっている。
また本作品より、スーパー戦隊シリーズが『パワーレンジャー』のタイトルで海外向けに翻案され、こちらも長期シリーズとして定着している。
小学館より発刊されている雑誌てれびくんでは、本作品よりスーパー戦隊のテレホンサービスが開始されている。2000年代初頭までは同テレホンサービスの脚本を荒川稔久が手がけていた。(荒川が脚本として不参加の作品も含む)
1994年に公開された3D映画「スーパー戦隊ワールド 」でジュウレンジャー5人と大獣神が登場した。
登場人物[]
恐竜戦隊ジュウレンジャー[]
古代恐竜人類の中で、もっとも栄えた5大部族の戦士達。人類が構成メンバー中一人も存在していないシリーズ史上でも珍しい構成である。
- ■ゲキ / ティラノレンジャー
- スーツは赤。24歳。ヤマト族プリンス。正義の戦士。変身後のジャンプ力は40m、走力は3.6秒/100m。
- 優れた剣術の持ち主にして、正義に燃える熱血漢のリーダー。「ゲキ」という名前はそれを意する「激」から来ている。また、意外にお茶目な面もある。元々はヤマト王族の黒騎士の次男で、1歳の時に養子としてヤマト国王に引き取られたが、本人はその事実を兄であるブライの登場まで知らなかった。その養父母と妹を1億7千万年前のバンドーラとの戦いで失っていることもあって、実の兄のブライを慕う気持ちは強い。
- アームドティラノレンジャー
- ブライ亡き後、ゲキがドラゴンレンジャーの武器だった獣奏剣とドラゴンアーマーを受け継ぎ、最強戦士となった形態。通常の3 - 5倍の力を発揮できる。その腕力は戦車2台を30秒で破壊、脚力は厚さ2mの壁を蹴り抜く。
- ■ゴウシ / マンモスレンジャー
- スーツは黒。27歳。シャーマ族ナイト。知恵の戦士。変身後のジャンプ力は38m、走力は4.2秒/100m。
- 最年長のサブリーダー。感情をあまり表に出さない冷静な青年だが、クールというよりもむしろ自然や子供を愛する穏やかで心優しい面が目立つ。また経験豊富で状況判断にも優れ、バンドーラからもその実力を認められており、ブライがらみになると冷静さを失うゲキを諌めることもしばしばである。メンバーで唯一古代文字を読める。幼いころに両親を亡くしており、姉のオトメに育てられた過去を持つ。
- ■ダン / トリケラレンジャー
- スーツは青。19歳。エトフ族ナイト。勇気の戦士。変身後のジャンプ力は38m、走力は3.8秒/100m。
- 陽気なお調子者で、ムードメーカー的な一面もある。困っている人を放っておけないお人好しだが、いささか短気でつっけんどんな面もあるなど、まだまだ戦士としては未熟な感もある。しかし、自身の軽率な行動で仲間が危機に陥った時は、深く反省する場面も見られる。あっさり現代に順応して、パソコン欲しさにバイトをしてみたり(第28話)、原宿でナンパをしていたこともある。「冗談じゃねえよ!」が口癖。
- ■ボーイ / タイガーレンジャー
- スーツは黄色。15歳。ダイム族ナイト。希望の戦士。変身後のジャンプ力は34.5m、走力は3.2秒/100m。
- 元気かつ律儀で、最年少ながらダンより戦士としての意識は高い面も見せる。我流で忍術まがいの動きを身に着けており、変身前でも身軽な動きを見せる(演じた橋本は体操経験者で、OPでも短剣を持ったままバック宙を披露している)。ドーラニンジャ戦では6人に分身するタイガー分身の術を使用した。料理が苦手で、チンジャオロースをメンバーに振舞った際には散々酷評されてしまった。また、何らかのトラウマがあるのかニンジンは「見ると目が回る」というほど嫌い。しかし、子供を助けるためならということで食べたこともあったが、最終的に気絶したので、克服できたわけではないようだ[5]。戦隊シリーズの中で第1話からのフルレギュラーキャラで年齢が判明しているキャラの中では最年少のキャラである。
- ■メイ / プテラレンジャー
- スーツはピンク。17歳。リシヤ族プリンセス。愛の戦士。変身後のジャンプ力は30m、走力は5.2秒/100m。
- 花を愛する可憐な少女。子供好き。常にメンバーを気遣い、リーダーのゲキを盛り立てることも忘れないまとめ役だが、王女様だけあってか、いささか生真面目すぎるところがたまにキズ。一人になっても戦い続ける頑張り屋な面もある。また、ファッションにもこだわりがあるらしく、ストーリーに連続性のある場合を除き、毎回異なる髪形で登場していた。23話からはキュロットスカートがホットパンツになっているなど、一人だけ服装を変えている。変装の名人でもあり、ラミィと変装合戦を繰り広げた事もある。26話でトットバットが作った毒薬によってダンとともにチンピラになってしまったこともある。
- ■ブライ / ドラゴンレンジャー
- スーツは緑。31歳。ゲキの実の兄でヤマト族黒騎士の息子(ヤマト王族の支流にあたり劇中ではプリンスを名乗っているが、書籍によってはヤマト族ナイトとしているものもある)。力の戦士。変身後のジャンプ力は50m、走力は2.8秒/100m。両手先にエネルギーを集中して青い破壊弾を放つ技を使える。アクセントは「ブライ」となることが多い。
- 第17話より登場。5人同様、1億7千万年前から復活した戦士。父がヤマト王に反逆して殺されており、父の方に非があるのだが、その悲しみからヤマト王の養子となっていた弟・ゲキを憎んでいた。最初は敵として登場し、魔剣ヘルフリードを入手してからはバンドーラと結託。その後紆余曲折を経てゲキと和解し、悪の心が消えてからはジュウレンジャーに協力するようになるが、後にクロトから永い眠りの間に落盤事故で肉体と命を失っており、時間限定の命を与えられていたという事実を知らされる。そのため、ジュウレンジャーたちとは別離して、時の止まった部屋で待機し、彼らの危機の間しか部屋を出られないジレンマに陥る。実はドラゴンアーマーは彼が盗んだ盗品だった。
- 20話ではスーパー戦隊シリーズで初めて生身のまま巨大化している。
支援者[]
- 不思議仙人バーザ
- 古代人類の白魔道士。バンドーラとの戦いの中で魔力を封じられてしまったが、最終回で呪文を思い出した。普段はマンションの管理人(その地下に基地がある)として暮らしている。いささかあわて者。戦隊シリーズ初の古代人司令官。
- ジュウレンジャーの復活後、5人を養うため、基地にある僅かな財宝を少しずつ換金して生計を立てていた(メイの発言によれば、小遣い制で1人あたり1日100円)[6]。当初は使命優先のため、5人に対してアルバイトを禁止していた(のちに人生経験の一環として認めた)[6]。
- 妖精ノーム
- 第8,17,18話に登場。森に住む妖精で、バーザとは古くからの友人。ゴルフの要領で光弾を敵にぶつける戦い方をする。ひねくれているが本当は優しい性格。
- 孫を、良太という名前にして人間のように育てていた。その良太がブライを目覚めさせてしまう。
- 命の精霊クロト
- 中盤より登場。命の泉を守る女神でもある肌も装束も真っ白の少女。大獣神の願いによって、眠っていた間に死んでしまったブライに新しい命を与え、時の止まった部屋でブライを保護する。またブライに獣奏剣を与えたのも彼女である。
バンドーラ一味[]
バンドーラ一味というのは便宜上つけられた名前であり、正式な組織名はない[7]。組織と言うよりは魔女バンドーラとその従者たちと言ったほうが近く、戦隊シリーズには珍しいかなりアットホームな雰囲気の敵組織であり、これまた珍しくゲスト怪人を含め敵側での仲間割れや裏切り、下克上といった内紛劇が起きていない。また、歴代の悪組織の中で主要メンバーが倒されていない(全員封印の壺に入れられ宇宙へ追放された)。幹部の地位も絶対的なものではなく、グリフォーザーを制止したドーラスフィンクスなどのように、ドーラモンスターが幹部に対して対等な口を利くこともある。
ともにジュウレンジャー達と同じ恐竜時代に生を受けた者達であり、古代人類である。また、バンドーラ、グリフォーザー、ラミイ以外は妖精族(恐竜人間以外の種)である。
- 魔女バンドーラ
- 敵側ではあるが、実質上もう一人の主役。古代人類の一つ、ダル族の女王だったが、息子のカイが恐竜に殺された事で恐竜を憎む(カイが恐竜への悪戯が元で死んだ事を知らないため、実際は逆恨み)ようになり、大サタンに魂を売って史上最大の魔女となった。人類を滅ぼし、地球を無の星にしようとしたが守護獣によって惑星ネメシスに封印された。宇宙飛行士が封印を解いたために現代に復活。月にビルを改造したトロフィー型の宮殿バンドーラパレスを築き、再び地球へ攻撃を開始した。破壊と混沌を好んでおり、自然の美しさや子供の笑顔を何より嫌い、子供達を狙った作戦も多い。しかし、子供を狙うのは子供が嫌いと言うよりは息子のカイを失った反動によるものが大きいらしく、最終話において部下のグリフォーザーとラミイとの間に生まれた赤ん坊を嬉しそうに抱いていた。
- やたらとノリが良く、感情の起伏が激しい。部下からは畏怖されているものの、同時によく慕われており、嬉しい事があると部下と歌ったり、踊ったりする。
- 時には大獣神のことを「木偶の坊」と罵ったり、ブライを失い悲しみに沈むドラゴンシーザーの心の隙を狙うなど卑怯な作戦を取ることもある。
- ドーラモンスターが倒されると手にした杖ドーラセプターを地球に投げ、大地の悪霊の力を呼び起こすことで再生・巨大化させている(このときのかけ声は「大地に眠る悪霊達よ。○○に、はぁっ!力を、与えよー!」である)。ドーラモンスター以外でも、相手の生死を問わず巨大化させることが可能で、人間の少年や妖精、さらにはドラゴンレンジャーまで巨大化させたこともある。地上に姿を現す際には空飛ぶ自転車に乗って移動を行うこともある。
- ブライの留守を狙い、時の止まった部屋を破壊したが、格闘技も卓越していたらしく、時の止まった部屋を破壊した直後に帰還したブライを圧倒した。
- 恐竜の卵を体内で保護しているキングブラキオンを誘惑する為に、捨て駒のドーラタロスを用意し、キングブラキオンを砂地獄に沈めた。
- トットパット
- バンドーラに仕える幹部。早口でおしゃべりな、せっかち者。種族は吸血コウモリだが、血を吸った事が無く、少女の血を吸おうと試みた事があるが失敗に終わった。出世して翼を貰おうと思っている。ブックバックとともに行動することが多く、ドーラモンスターを共同製作したこともある。26話では、自身が作った毒薬でダンとメイをチンピラにした。
- ブックバック
- バンドーラに仕える小鬼のような幹部。ブックラッパーという武器を持つが、のろまで呑気なうえに戦闘力は低い。トットパットとともに行動する事が多い。出世して頭を良くしてもらいたいらしい。バッグには色々なガラクタやマッチと爆弾、自在に大きさを変えられる空を飛ぶ乗り物として使える雲が入っている。
- グリフォーザー
- 黄金の鎧と巨大な翼を持つグリフォンの血を引く戦士と設定されているが、恐竜人類或いは別の種族との混血かどうかは不明。実質的な戦闘要員であり、ジュウレンジャーと互角以上に渡り合う程の剣の使い手。武器はグリフォカリバーIV世という剣。バンドーラの魔力によって巨大化する事もある。一人称は「拙者」。
- 当初は喋れなかったが、恐竜の卵を奪った功績を認められてバンドーラに喋れるようにしてもらった。だが、その第一声がラミイに対しての「戦に女は不要だ。女は家に帰って洗濯でもしていろ」という言葉であることをバンドーラに告げ口されてしまい、「女をバカにしたら承知しないよ!」と怒られてしまったこともある。のちにラミイとの間に一児を授かる。
- プリプリカン
- 種族はレプラカーンで、老人のような外見をしている。粘土を捏ねてドーラモンスターやゴーレム兵を作り出す。気難しくいつもプリプリ怒っているが、腕は確か。作品にこだわりを持っており、25話では人間の芸術作品もほめていた。
- ラミイ
- 中盤から登場した新幹部で、秘密捜査官も務め、恐竜の卵の追っていたサソリ女。グリフォーザーの妻で、夫婦のコンビネーションは抜群。大型のブーメランを武器としている。バンドーラの魔力によって巨大化する際には、モンスター形態であるラミイスコーピオンに変身し、ブーメランと後頭部の触手を駆使して攻撃する。サソリに変身したり、巨大な岩に変身して転がって攻撃する事もある。他のメンバーとは別に恐竜の卵を追っていたため、当初、彼女の事はバンドーラとグリフォーザー以外は知らず、バンドーラ一味では唯一、過去に守護獣による封印を免れた。最終話で、グリフォーザーとの間に子供が生まれる。
- ドーラモンスター
- プリプリカンが作った粘土の像を魔法の釜ネンドーラに入れる事によって誕生する怪物達。西洋の妖怪や神話上の怪物をモチーフにしたものが多いが、忍者や騎士など、怪物以外のものをモチーフにしているものもいる。一度倒されても、バンドーラがドーラセプターをバンドーラパレスから投げ、大地に眠る悪霊の力を与えることによって再生・巨大化する(ドーラタイタンなどのように最初から巨大な者や大地の悪霊の力が得られなかったのか、ドーラスケルトンなどのように巨大化できなかった者もいる)。中盤からはドキータ粘土によって作られるようになり、大幅にパワーアップした。
- ゴーレム兵
- 粘土製の人形から作り出される兵士。粘土の像をネンドーラに入れて誕生させるところはドーラモンスターと同じだが、粘土の棒を型に入れて人形を作るという工法によって大量生産される(その製作の工程は人形焼に近い)。戦闘では腕を様々な形状に変化させて戦う。中盤において、ドキータ粘土を使用することによって性能が向上した強化型が登場するようになった。また、作戦などに応じて忍者など様々な姿をしたゴーレム兵が登場したり、ゴーレム兵同士で喋っているシーンもある。
その他[]
- 大サタン
- 第30話より登場。かつてバンドーラに魔力を与えた悪の根源であり、人類を一瞬で滅ぼすほどの力を持つ大悪魔。黒魔術最大の魔法を用い、悪魔の塔に13人の子供の生贄を捧げることで、バンドーラが地獄から呼び出した。生首だけの姿であり、言葉は喋らないが、背筋も凍る無気味な笑い声と咆哮を発する。口から吐く息で敵を攻撃する他、ドーラモンスターを強化することも可能である。
- その昔、究極大獣神に敗れ、地獄に逃げ込んでいたが、前述のバンドーラの儀式によって再び地上に呼び出される。一度は復活した究極大獣神によって宇宙の彼方に飛ばされるが、終盤にてカイとともに再登場を果たし、ジュウレンジャーと人類を窮地に追い込む。だが、結果的に究極大獣神によってドーラタロスと共に倒された。
- カイ
- 終盤にて登場したバンドーラの実の息子。バンドーラをママと呼んでいる。1億7000万年前に、恐竜の卵を壊して遊んでいたため、怒った恐竜に追いかけられた際に足を踏み外して崖から転落し、半ば自業自得の形で命を落とす。母であるバンドーラはこの事実を知らず、恐竜に恨みを抱くようになり、恐竜に復讐するために大サタンと契約した。のちに大サタンの力で現代に蘇った。念力を使う。悪戯好きかつ冷酷な性格で、大サタンの忠実な下僕となり、さらった4人の子供とともに最後のドーラモンスターであるドーラタロスに乗り込み、一時はジュウレンジャーを窮地に追い込んだが、究極大獣神によってドーラタロスを破壊された際に重傷を負い、バンドーラの腕の中で息絶えた。
ジュウレンジャーの装備・戦力[]
共通装備[]
- ダイノバックラー
- ジュウレンジャーが装備している変身用アイテム。普段はベルトにバックルとして取り付けられており、手に持って敵を殴りつけるナックルガードとしても使用可能。変身に際しては胸の前に突き出したダイノバックラーを「ダイノバックラー」の発声とともに上下反転させることでバックラーの中にはめ込まれている「守護獣メダル」が輝き変身する。この守護獣メダルには、握り締めることで傷ついた人間を治療することが出来る力や、守護獣の力を結集して仲間を異次元世界から脱出させるダイノパワーを持つ。
- ブライのものはドラゴンバックラーと呼ばれカラーリングも5人のものと異なるが、変身する際の発声は5人同様に「ダイノバックラー」である。スーツはジュウメタルファイバー製、ヘルメットはジュウメタル製である。
- レンジャースティック
- 腰につけている短棒。銃タイプの「レンジャーガン」、短剣タイプの「レンジャーソード」に変形する。レギュラー5人全員が持っている。ブライも初登場回でメイの物を奪って使用しているため、ある程度の心得はあるようである。
- サンダースリンガー
- 中盤において、ジュウレンジャーが試練を乗り越えて手に入れた光の矢を放つスリング型のレーザー銃。使用頻度は低い。
- レンジャースリンガー
- レンジャーガンとサンダースリンガーを合体させた強力なレーザー銃。5人が同時に発射する「レンジャースリンガー・ファイナルショット」の威力は通常の25倍で、必殺技に相当する威力がある。その威力は29話で強力な巨大ドーラフランケにダメージを与えたほど。
個人装備[]
- 伝説の武器
- 数億年もの間、絶望の大陸に隠されていた伝説の武器。それぞれに地球の神秘エネルギー・ガイアトロンの吸収板が内蔵されており、地球がある限りそのエネルギーは尽きることがなく、決して切れ味が落ちない。
- 龍撃剣
- ゲキの個人武器であるソードがティラノレンジャーの力で変化した豪華な鍔のついた諸刃剣。ガイアトロンとゲキの生体エネルギーを掛け合わせると、戦車を一振りで真っ二つにする威力を発揮する。空中で敵をすれ違いざまに切り裂く「ティラノスラッシュ」という技がある。アームドティラノレンジャーの状態では、獣奏剣との二刀流でティラノスラッシュを放つ。
- モスブレイカー
- ゴウシの個人武器であるアックスがマンモスレンジャーの力で変化した大岩も打ち砕く巨大な斧。ビームバズーカ砲としての機能も持ち、(柄の部分が砲身も兼ねている)、バズーカとしての威力は厚さ1mのコンクリートの壁を打ち破る程である。
- トリケランス
- ダンの個人武器であるランスがトリケラレンジャーの力で変化した三つ又の槍。分厚い鋼板も突き破る。伸縮自在なうえに、2本を接続させ双槍にすることが出来る。回転させて突風を起こせる。
- サーベルダガー
- ボーイの個人武器であるダガーがタイガーレンジャーの力で変化した虎の牙をイメージした短剣。2本装備。刃の両側に爪が付いている。投げて使用する事も多い。
- プテラアロー
- メイの個人武器であるアローがプテラレンジャーの力で変化した弓矢。リシヤ族の伝説の英雄リシアンテウスの力を受け継いでいる。100m先の標的を貫く[8]。エネルギーを込めた光の矢を放つこともある。
- 獣奏剣
- クロトがブライに授けられたドラゴンレンジャーの個人武器である短剣。刃の部分からはビームを発射し、笛として吹けば守護獣ドラゴンシーザーを操ることができる。また念じることで時の止まった部屋と下界を行き来できる。
- ドラゴンアーマー
- ドラゴンレンジャーの胸に装着された金色のボディアーマー。タロンメタル製で、装着した者のパワーと防御力を増大させる。気を集中すれば、バリアーを張ることも可能。獣奏剣とともに、ブライの死後はゲキに受け継がれた(ブライが死ぬ以前にも一時的にゲキが使用していた)。ちなみに「ドラゴンアーマー」という名前は作中一度も呼ばれていない。
- 魔剣ヘルフリード
- バンドーラが復讐鬼だったころのブライに授けた地獄最大の魔剣。野望を燃やした強力な執念を持つ者だけが手に出来る危険な剣。ブライが正しい心に目覚めるとともに土になって消滅した。
合体武器・技[]
- バベルアタック
- やぐらを組み、5人のレンジャースティックを合体させて放つ強力な光線。
- ハウリングキャノン
- 5人の個人武器を合体させた必殺バズーカ砲。モスブレイカーを核に、プテラアローが横向きに合体。そのプテラアローにトリケランスとサーベルダガーが合体し、最後に龍撃剣が上部に合体する。完成したハウリングキャノンはゲキが中心に支えて、5人のガイアトロンエネルギーを一つにしたエネルギー光線を発射する。設定上、プテラアロー・トリケランス・龍撃剣を合体させたスーパーソードアローとモスブレイカー・サーベルダガーを合体させたツインホーンキャノンという形態にすることも可能である。
メカニック[]
- ロードザウラー1
- ティラノレンジャー専用のバイク。最高速度は320km/h。3連バルカン砲を装備。
- サイドザウラー2
- マンモスレンジャーとタイガーレンジャーの乗るサイドカー。運転は主にマンモスレンジャーが行う。最高速度は280km/h。出力は600馬力。大型キャノン砲を装備。
- サイドザウラー3
- トリケラレンジャーとプテラレンジャーの乗るサイドカー。運転は主にトリケラレンジャーが行う。最高速度は300km/h。マシンガンを装備。
守護獣[]
従来のスーパー戦隊シリーズの作品とは異なり、本作品では「神」(生命体)として設定されている。外見上は機械であるが、その理由は不明。 一億七千万年前から(あるいは地球創造の時代から)存在するため、自我を持つロボットとしては初の、明確な意思と行動理念を持ち、戦隊側に使役されるのではなく、神として崇められ、力を貸している。そのため、時に戦士を窘める事があれば、搭乗を拒否するといった独断行動を行う。
彼ら「神」は恐竜を守る立場であり、恐竜とともに生きる生命を守護する役目を持つ。故に人間もまた守る立場にある。究極大獣神が本来の姿であるが、古代人類の登場するはるか古の時代において、地獄から現われた悪魔・大サタンとの戦いを勝利した際に傷を負い、7つの分身に分かれた後は、守護獣として古代人類を守っていた。
神の存在は守護する恐竜の存在と同調しており、地球から全ての恐竜が絶滅した場合、役目を終えた神はこの世からいなくなる。(ただし、ジュウレンジャーの5人とバーザ、バンドーラとラミィは恐竜が進化した存在であるため、生物分類上は彼らも恐竜である)。バンドーラによる恐竜絶滅によってほぼ全ての恐竜が息絶えたが、キングブラキオンの体内にて雄と雌の卵が安置されたために消滅が免れた。この卵がのちに戦いの鍵となる。
CG技術のない当時の撮影関係により、戦闘時に全ての守護獣が単体で活動することはない。そのため、体当たりなどの接近戦は着ぐるみの関係でティラノザウルスとドラゴンシーザーの役割である。また、作中で見られるメインの守護獣5体の行進は、遠方に着ぐるみのティラノザウルス、他4体がカメラ至近距離に設置されたミニチュアという組み合わせで撮影された。
- ティラノザウルス
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- 全長:45m
- 全高:27m
- 重量:96t
- 走行速度:120km/h
- ヤマト族の守護獣.尻尾を振り回しての攻撃を得意とする。口から放つ衝撃波・ティラノソニックが必殺技である。大獣神の顔とボディとなる。
- なお、当時考えられていた「ティラノサウルス」の姿に準じてデザインされているので、後の『未来戦隊タイムレンジャー』のブイレックスや『爆竜戦隊アバレンジャー』の爆竜ティラノサウルスとは描かれ方が異なっている。
- 『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』にもティラノレンジャーとともに登場しており、ブイレックスとともに歴代戦隊メカ総攻撃の締めを飾って、ガオレンジャーの勝利に貢献した。
- ジュウマンモス
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- 全長:24.7m
- 全高:15m
- 重量:108t
- 走行速度:120km/h
- シャーマ族の守護獣。鼻から放つ冷凍光線・モスブリザードが武器。大獣神と剛龍神の腕・背中となり、頭部は大獣神の盾となる。モチーフは哺乳類である「マンモス」。
- トリケラトプス
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- 全長:37.3m
- 全高:11m
- 重量:141t
- 走行速度:140km/h
- エトフ族の守護獣。尻尾のトリケラカノンが武器で、その威力は一発で高層ビルを破壊してしまうほど。また角を鎖にして敵を動けなくさせることもできる。大獣神と剛龍神の左足となる。モデルは「トリケラトプス」。
- サーベルタイガー
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- 全長:37.3m
- 全高:13.3m
- 重量:141t
- 走行速度:150km/h
- ダイム族の守護獣。尻尾のサーベルガンが武器で、その威力は一瞬で東京タワーを蒸発してしまうほど。大獣神と剛龍神の右足となる。モデルは哺乳類である「サーベルタイガー」。
- プテラノドン
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- 全長:21m
- 全幅:25.5m
- 重量:84t
- 飛行速度:マッハ2.5
- リシヤ族の守護獣。翼のプテラビームが武器。大獣神の胸となる。モデルは翼竜である「プテラノドン」。剛龍神が戦闘する際には、ティラノザウルスとともに遠隔操作で剛龍神の援護を行う。
- ドラゴンシーザー
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- 全長:62m
- 全高:38m
- 重量:170t
- 走行速度:140km/h
- ヤマト族のもう一体の守護獣。単体で巨大化したドーラモンスターと戦うだけの能力を持つ。走行速度は時速140km。獣奏剣の演奏に乗って水中から現れる。ただし、何度か呼ばれてもいないのに登場し、行動していた事がある。かなり凶暴な性格で、獣奏剣がないと操ることができない。しかし、寂しがりな面もあるようで、ブライの死後、彼を恋しがる場面もあった[9]。獣奏剣は必ずしもドラゴンレンジャーが吹く必要はなく、ブライの死後はティラノレンジャーが獣奏剣を吹いて操っている。ドラゴンレンジャーが敵だったころは大獣神と闘った。終盤にて、バンドーラの魔力で大獣神と共に消滅したが、大獣神とキングブラキオンと共にバンドーラの魔法界に閉じめられ、結果的にゲキ達によって救出された。
- 基本的にはブライやゲキが獣奏剣を使って遠隔操作しているが、他の5体の守護獣と同型のコクピットも用意されており、1度だけブライが乗り込んで戦ったことがある[10]。
- 武器は指から超高熱光弾を乱射する技ドラゴンハーレー。尻尾のドリル・スピニングシーザーも強力である。ただし必殺技を持たないために、単体で巨大化したドーラモンスターを倒した描写は無いが、巨大化したグリフォ-ザとラミィの2人を軽々と圧倒している。因みにドラゴンハーレーはジャイアントロボの技、ミサイルロケット(指からのミサイル)のリメイクである。
- 剛龍神の顔、ボディとなり、獣帝大獣神、そして、究極大獣神のヘッドギア、肩パットとなる。究極大獣神時には剛龍神・獣帝大獣神時に余剰パーツとなる腹部のパーツもキングブラキオンの一部として活用される(獣帝大獣神時については後述)。
- 日本の映像作品でドラゴンという場合、往々にして東洋の竜である場合が多いが、本作では西洋のドラゴンというより、日本独特の怪獣(ゴジラ型)に近いフォルムをしている。
- キングブラキオン
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- 全長:116m
- 全高:62m
- 重量:510t
- 走行速度:150km/h
- 守護獣の使徒である獣騎神。3号ロボ(あるいは要塞ロボ)に相当する。ブラキオサウルスを模した姿をしており、超獣戦車キングタンカーに変形して大獣神や剛龍神を乗せることが出来る。体内に保温室を持っており、恐竜の卵を守り抜いた。尻尾が変形した大砲であるテイルキャノンと口から吐く火炎弾のガイアトロンエネルギー弾が武器。首から吸引ビームを発射可能。究極大獣神の下半身となる。終盤にて、バンドーラの魔力により恐竜の卵を抱えたままで砂地獄に沈められたが、大獣神とドラゴンシーザーと共にバンドーラの魔法界に閉じめられ、結果的にゲキ達によって救出された。
- 獣戦車ダイノタンカー
-
- 全長:52.8m
- 全高:24m
- 重量:570t
- 走行速度:300km/h
- ティラノザウルスを始めとする5体の守護獣が「合体、ダイノミッション」の掛け声で合体した巨大戦車。武器は2門の獣戦車キャノンと合体した5体の守護獣の目からビームを放つ「獣戦車ストーム」であるが敵を倒すほどの威力はない。なお、大獣神から戻ったり、上半身だけを大獣神にすることも可能(第6話ではこれを利用したトリッキーな戦いを見せた)。
- 大獣神
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- 全高:41.7m
- 重量:570t
- 出力:2000万馬力
- ダイノタンカーが「発動、大獣神」の掛け声で変形し完成する巨大神。機械のロボットではなく生命体に該当するので、ジュウレンジャーが操縦しなくても戦うことができる。恐竜人類の神であり、劇中の様々な現象を起こすことが出来る(5体分離状態でも同様に見せている)。
- 角から大獣神ビーム、目から破壊光線と吸引ビーム、背中の砲身から光線を放つ。空から落ちてくるかのように現れる剣「恐竜剣ゴッドホーン」が主な武器で、必殺技は「超伝説・雷光斬り」(右手一本で高く掲げ斜めに切り下ろすのが基本パターン。たまに右下から斜めに切り上げることもある)。終盤で強力化したドーラモンスターや大サタン相手には全く通じないことも多く、大サタンに至っては剣自体を消し飛ばされてしまった。尚、地面に突き刺さったゴッドホーンを握るシーンでは、普段拳状に固まったかの様な大獣神の手が極端に小さくなる(手袋をした人間の手が剣を掴む)という、戦隊シリーズのロボットとしては非常に珍しいシーンがある。盾のマンモスシールドになるのはジュウマンモスの顔部。最終回では、バンドーラ一味を封印し長き戦いに引導を渡した。
- 地球のマグマに大量に含まれているといわれているガイアトロンエネルギーを力の源としており、バンドーラの日食を利用した作戦で巨大化したドラゴンレンジャーとグリフォーザー、ラミイスコーピオンの攻撃を受けて火山に落下したこともあったが、これが戦いで受けた傷を癒す好機となったことがある。一方で、サタンフランケの泡でドラゴンシーザーとともに溶かされそうになったり(第31話)、最終決戦ではドーラタロスに腕を切断されてしまう(第48話)など苦戦も多かった。
- 初登場では、人間に化けたドーラスフィンクスを相手になぞなぞ対決に走るという一風変わったデビュー戦を行った。
- なお、コックピットはダイノタンカーが変形を行っている際の配置と大獣神を操縦する際の配置がゲキ以外異なっている。なお、奥にはブライが座る席が存在するが、第42話以降は空席。6人全員揃って搭乗したのは究極大獣神が初登場した第31話のみ。
- 合体は、守護獣を呼ぶ都合からジュウレンジャー5人が揃う必要があるが、中盤以降では合体した状態で登場することもあった。また、操縦は5人揃わなくても可能[11]。
- 剛龍神
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- 全高:43m
- 重量:560t
- ドラゴンシーザーを中心に、ジュウマンモス、トリケラトプス、サーベルタイガーが「合体、ドラゴンミッション」の掛け声で合体して完成する巨大神。おもにドラゴンレンジャーの支援を得られる場合や大獣神では敵わない相手と闘う場合、またゲキ或いはメイが何らかの理由で巨大戦に参加できない場合に登場(ゴウシ・ダン・ボーイの3人さえいれば操縦可能のようである)。ドラゴンシーザーの尻尾と胸のペンタゴンが合体した槍「剛龍槍ドラゴンアントラー」が主な武器で、回転させることで「アントラーバリヤー」を発生させるほか、高速回転させたドラゴンアントラーで敵を貫く「超爆裂龍神突き」という必殺技が使用可能で、雑誌には地球上のどんなものでも突き破ってしまう威力を持っていると書かれている。[12]角はブーメランの「ヒートホーン」になり、(ブーメランではなくビームという説もある。)雑誌によると、どんなものでも溶かしてしまうらしい。[13]が、ドーラフランケやドーラタロスには通じず、あっさり跳ね返されてしまった。
- 獣帝大獣神
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- 全高:58.2m
- 重量:740t
- 出力:5000万馬力
- キングブラキオン以外の守護獣が「獣帝合体」の掛け声で合体して完成する巨大神。肩からはミサイルの「ショルダーブラスト」(設定のみで劇中では使用されていない)、胸と肩から放つ熱光線の「カイザーバースト」、全エネルギーを胸に集めて放つ「エンパイアアタック(当初エンパイアタックだったことがある)」が必殺技で、超伝説雷光斬りの2.5倍の破壊力がある。
- 合体というより、大獣神の肩の上に変形させたドラゴンシーザーを乗せた形で、着ぐるみが余りに大掛かりになってしまったため、単独で登場したのは僅かに3回のみで、その内1回は砂に飲み込まれるキングブラキオンを助けようとしてバンドーラの攻撃を受けている。その事もあり合体してすぐ究極大獣神に合体することが多かった。第38話の戦いではほぼ動かないまま敵を倒している。
- 劇中での使用はないが、ドラゴンアントラーを装備したスチール写真は多く、説定上は剛龍神と同じ技を使えることになる。玩具でもドラゴンアントラーを付けることも可能である。実は、スーツがトップヘビーのために非常に重く移動も困難で、これにドラゴンアントラーを装着してしまうと動く事が一切出来なくなるという、デザインと造形の違いを浮き彫りにする大欠陥を抱えていたので本編に出せなかったためである。
- 究極大獣神
-
- 全長:110m
- 全高:81m
- 重量:1250t
- 全ての守護獣が「究極合体」の掛け声で合体して完成する巨大神。獣帝大獣神がキングブラキオンに騎乗し、余ったドラゴンアントラーのパーツがキングブラキオンと合体することで完成する。大獣神本来の姿であるが、かつての大サタンとの戦いで傷ついたため、当初は究極大獣神としての姿を維持できなくなっていた。大サタンに正面から立ち向かえる唯一の存在である(最終決戦ではドーラタロスと大サタンを一撃の元に葬り去っている)。全身の火器を一斉に射撃する「グランバニッシャー」が必殺技。「究極」の名に恥じず、作中では無敗である。
キャスト[]
レギュラー・準レギュラー[]
- ゲキ / ティラノレンジャー(声):望月祐多
- ゴウシ / マンモスレンジャー(声):高安青寿
- ダン / トリケラレンジャー(声):藤原秀樹
- ボーイ / タイガーレンジャー(声):橋本巧
- メイ / プテラレンジャー(声):千葉麗子
- ブライ / ドラゴンレンジャー(声):和泉史郎
- 不思議仙人バーザ:多々良純
- 妖精ノーム:岩城力也
- 命の精霊クロト / 聡の友達:酒井麻由美
- 少年時代のブライ:酒井寿
- 黒騎士:高橋利道
- 聡:手島佑弥
- 聡の友達:菊地隼人、三上雅士、青出来隼人
- 魔女バンドーラ:曽我町子
- ラミイ / ラミイスコーピオン(声):河合亜美
- 大サタン:浦野眞彦、加藤精三(声)
- カイ:高橋一生
- ナレーション:大平透
声の出演[]
- 守護獣ティラノザウルス、大獣神、剛龍神:丸山詠二
- 守護獣サーベルタイガー:寺杣昌紀
- グリフォーザー:千田義正、徳丸完
- トットパット:篠田薫
- ブックバック:渡部猛
- プリプリカン:大山豊
- 強化ゴーレム兵:岸野一彦
スーツアクター[]
- ティラノレンジャー:前田浩
- マンモスレンジャー:大藤直樹
- トリケラレンジャー:蜂須賀昭二
- タイガーレンジャー、守護獣ティラノザウルス:石垣広文
- プテラレンジャー:中川清人、村上利恵
- ドラゴンレンジャー:高岩成二、竹内康博[14]
- 大獣神、剛龍神、守護獣ドラゴンシーザー、トットパット:日下秀昭
- 守護獣ティラノザウルス:宮崎剛
- グリフォーザー:坂本隆
- グリフォーザー、大獣神他:横山一敏
- ブックバック:渡辺実
- プリプリカン:飯干隆子
- ドーラモンスター、ゴーレム兵:宮崎剛、坂本隆、中川素州
スタッフ[]
- 原作:八手三郎
- 連載:テレビマガジン、てれびくん、テレビランド
- プロデューサー:宇都宮恭三、梶淳(テレビ朝日)、鈴木武幸、白倉伸一郎(東映)
- 脚本:杉村升、荒木憲一、高久進、荒川稔久、井上敏樹、鷺山京子
- 音楽:吉田明彦
- アクション監督:新堀和男(ジャパン・アクション・クラブ)
- 監督:東條昭平、小笠原猛、坂本太郎、渡辺勝也、雨宮慶太
- 撮影:いのくままさお
- 照明:斎藤久
- 美術:山下宏
- キャラクターデザイン:野口竜、篠原保
- 造型:前沢範
- 録音:石川孝
- 編集:成島一城
- 記録:吉田由香、高山秀子
- 選曲:宮葉勝行
- 効果:大泉音映
- 計測:黒須健雄
- 操演:船越幹雄
- 美粧:サン・メイク
- 衣裳:東京衣裳
- 装飾:装美社
- 装置:東映美術センター、紀和美建
- 助監督:渡辺勝也、竹本昇、諸田敏、小山賢司
- 進行主任:奈良場稔、後藤田伸幸、小林智裕、野口賢一
- 制作デスク:岩永恭一郎
- 制作担当:藤田佳紀
- 企画協力:企画者104
- 資料:河野成浩
- 造型製作:レインボー造型企画
- 視覚効果:映画工房(沖満、長部恭平)
- 現像:東映化学
- カースタント:タケシレーシング
- 車輌協力:AUTOZAM
- オートバイ協力:スズキ株式会社
- ビデオ合成:東通ecgシステム(前岡良徹、鈴木康夫、佐藤祐宏、大野英樹)
- 撮影協力:東京ドーム、後楽園ゆうえんち、那須高原・りんどう湖ファミリー牧場
- 特撮研究所
- 操演:鈴木昶、尾上克郎
- 撮影:高橋政千
- 照明:林方谷
- 美術:原田洋
- 特撮監督:佛田洋
- 制作:テレビ朝日、東映、東映エージエンシー
音楽[]
主題歌[]
テンプレート:Infobox Single
オープニングテーマ[]
- 「恐竜戦隊ジュウレンジャー」
-
- 作詞:つのごうじ、そのべかずのり / 作曲:つのごうじ / 編曲:山本健司 / 歌:佐藤健太
- テレビサイズや一部のカラオケ(DAMなど)ではカットされているが、原曲は前奏が50秒以上と長い。2006年8月23日に発売した『スーパー戦隊シリーズ30作品記念 全主題歌集 THE 5 COLORED MASTERPIECE』には原曲版が収録されている。最終回では本シリーズとしては初めて、オープニングテーマである本曲がエンディングとして使用された。
- シリーズのOP主題歌において作詞者が複数名義なのと、作曲者が作詞も手がけているのは当作品のみである。
- 日本ゴールドディスク大賞(1992年)第7回 アルバム賞/学芸部門受賞。
エンディングテーマ[]
- 「冒険してラッパピーヤ!」
-
- 作詞・作曲:つのごうじ / 編曲:山本健司 / 歌:ピタゴラス
- 前作のエンディングと打って変わって子供向けに仕上げられている。
- 『はやく起きた朝は…』のコーナーの一つ、「貴理のお耳拝借」のイントロとして、この曲の後奏部分(そのため、TVサイズと調が異なっている)が使われている。
挿入歌[]
- 「Dolla! 〜魔女バンドーラのテーマ〜」
-
- 作詞:冬杜花代子 / 作曲・編曲:KAZZ TOYAMA / 歌:曽我町子
- 「希望の剣」
-
- 作詞:青木久美子 / 作曲:浅見博之 / 編曲:KAZZ TOYAMA / 歌:平石豊茂美
- 「大獣神のうた」
-
- 作詞:八手三郎 / 作曲:小杉保夫 / 編曲:KAZZ TOYAMA / 歌:Ju-project
- 「ティラノレンジャー・「赤き勇姿」」
-
- 作詞:そのべかずのり / 作曲:吉実明宏 / 編曲:石川恵樹 / 歌:平石豊茂美
- 「夢見る乙女の力こぶ」
-
- 作詞:青木久美子 / 作曲:吉実明宏 / 編曲:石川恵樹 / 歌:斉藤小百合
- 「しっぽ Piki Piki」
-
- 作詞:冬杜花代子 / 作曲:前田克樹 / 編曲:石川恵樹 / 歌:佐藤健太
- 「ポップアップナイト」
-
- 作詞:杉村升 / 作曲:池毅 / 編曲:石川恵樹 / 歌:いけたけし
- 「ドラゴンシーザーのうた」
-
- 作詞:八手三郎 / 作曲:小杉保夫 / 編曲:石川恵樹 / 歌:Funky Y.K.
放映リスト[]
放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪人 | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|
1992年2月21日 | 1 | 誕生 |
|
杉村升 | 東條昭平 |
1992年2月28日 | 2 | 復活 |
| ||
1992年3月6日 | 3 | 戦え絶望の大地 |
|
小笠原猛 | |
1992年3月13日 | 4 | 甦れ伝説の武器 | |||
1992年3月27日 | 5 | 怖〜いナゾナゾ |
|
坂本太郎 | |
1992年4月3日 | 6 | 立て!! 大獣神 | |||
1992年4月10日 | 7 | みえる、みえる |
|
杉村升 荒木憲一 |
東條昭平 |
1992年4月17日 | 8 | 恐怖! 瞬間喰い |
|
杉村升 | |
1992年4月24日 | 9 | 走れタマゴ王子 |
|
小笠原猛 | |
1992年5月1日 | 10 | 猿はもうイヤ! |
| ||
1992年5月8日 | 11 | ご主人さま! |
|
杉村升 荒木憲一 |
渡辺勝也 |
1992年5月15日 | 12 | パパは吸血鬼?! |
|
高久進 | |
1992年5月22日 | 13 | 射て! 黄金の矢 |
|
荒川稔久 | 東條昭平 |
1992年5月29日 | 14 | 小さくなァれ! |
|
杉村升 | |
1992年6月5日 | 15 | 破れ! 暗黒超剣 |
|
坂本太郎 | |
1992年6月12日 | 16 | クシャミ大作戦 |
|
高久進 | |
1992年6月19日 | 17 | 六人目の英雄(ヒーロー)! |
|
杉村升 | 東條昭平 |
1992年6月26日 | 18 | 憎しみの兄弟剣 |
| ||
1992年7月3日 | 19 | 女戦士サソリ! |
|
小笠原猛 | |
1992年7月10日 | 20 | 大獣神最期の日 | |||
1992年7月17日 | 21 | 守護獣大あばれ |
|
東條昭平 | |
1992年7月24日 | 22 | 合体! 剛龍神 | |||
1992年7月31日 | 23 | 好きすき超魔球 |
|
坂本太郎 | |
1992年8月7日 | 24 | カメでまんねん |
|
荒川稔久 | |
1992年8月14日 | 25 | 悪魔のすむ公園 |
|
高久進 | 雨宮慶太 |
1992年8月21日 | 26 | カキ氷にご用心 |
|
井上敏樹 | |
1992年8月28日 | 27 | メイを食べたい |
|
鷺山京子 | 東條昭平 |
1992年9月4日 | 28 | 大改造! 粘土獣 |
|
杉村升 | |
1992年9月11日 | 29 | 謎?! 襲う獣騎神 |
| ||
1992年9月18日 | 30 | サタンが来る!! |
|
小笠原猛 | |
1992年9月25日 | 31 | 復活! 究極の神 |
| ||
1992年10月2日 | 32 | ゲキよ涙を斬れ |
|
荒川稔久 | 渡辺勝也 |
1992年10月9日 | 33 | 教えて! 勇気玉 |
|
鷺山京子 | |
1992年10月16日 | 34 | ブライ生きて! |
|
杉村升 | 坂本太郎 |
1992年10月23日 | 35 | 忍者戦士ボーイ |
|
高久進 | |
1992年10月30日 | 36 | くだけ! 死の鏡 |
|
杉村升 | 東條昭平 |
1992年11月6日 | 37 | 恐竜が生まれる |
|
小笠原猛 | |
1992年11月13日 | 38 | メイ姫七変化!! |
|
荒川稔久 | 東條昭平 |
1992年11月20日 | 39 | 地底獣の涙… |
|
高久進 | 小笠原猛 |
1992年11月27日 | 40 | ブライ死の出発(たびだち) |
|
杉村升 | 東條昭平 |
1992年12月4日 | 41 | 燃えよブライ! | |||
1992年12月11日 | 42 | ブライ死す… | |||
1992年12月18日 | 43 | 甦れ! 獣奏剣 |
|
荒川稔久 | 坂本太郎 |
1992年12月25日 | 44 | 女剣士! 日本一 |
| ||
1993年1月8日 | 45 | バカヤロー少年 |
|
高久進 | 小笠原猛 |
1993年1月15日 | 46 | 参上! 凶悪戦隊 |
|
荒川稔久 | |
1993年1月22日 | 47 | 突入!! 最終決戦 |
|
杉村升 | 渡辺勝也 |
1993年1月29日 | 48 | 闇からの息子 | |||
1993年2月5日 | 49 | 神が負けた!! |
|
東條昭平 | |
1993年2月12日 | 50 | 恐竜万歳!! |
93年1月1日は休止。
放映ネット局[]
対象地域 | 放送局 | 備考 |
---|---|---|
関東広域圏 | ANB(現・EX) テレビ朝日 | キーステーション |
北海道 | HTB 北海道テレビ | |
青森県 | ABA 青森朝日放送 | |
岩手県 | IBC 岩手放送(現・IBC岩手放送) | TBS系列局 |
宮城県 | KHB 東日本放送 | |
秋田県 | ABS 秋田放送 | 放送期間:92年2月 - 9月/NTV系列局 |
AAB 秋田朝日放送 | 放送期間:92年10月 - 93年2月 | |
山形県 | YBC 山形放送 | NTV系列とEX系列のクロスネット局 |
福島県 | KFB 福島放送 | |
新潟県 | NT21(現・UX) 新潟テレビ21 | |
富山県 | KNB 北日本放送 | NTV系列局 |
石川県 | HAB 北陸朝日放送 | |
福井県 | FTB 福井テレビ | フジテレビ系列局 |
山梨県 | YBS 山梨放送 | NTV系列局 |
長野県 | ABN(現・abn) 長野朝日放送 | |
静岡県 | SKT 静岡けんみんテレビ(現・SATV静岡朝日テレビ) | |
中京広域圏 | NBN 名古屋テレビ(現・メ〜テレ) | |
近畿広域圏 | ABC 朝日放送 | |
鳥取県・島根県 | TSK 山陰中央テレビ | フジテレビ系列局 |
広島県 | HOME 広島ホームテレビ | |
山口県 | TYS(現・tys) テレビ山口 | TBS系列局 |
徳島県 | JRT 四国放送 | NTV系列局 |
香川県・岡山県 | KSB 瀬戸内海放送 | |
愛媛県 | EBC 愛媛放送(現・テレビ愛媛) | フジテレビ系列局 |
高知県 | KUTV テレビ高知 | TBS系列局 |
福岡県 | KBC 九州朝日放送 | |
長崎県 | ncc 長崎文化放送 | |
熊本県 | KAB 熊本朝日放送 | |
大分県 | OBS 大分放送 | TBS系列局 |
宮崎県 | MRT 宮崎放送 | TBS系列局 |
鹿児島県 | KKB 鹿児島放送 | |
沖縄県 | RBC 琉球放送 | TBS系列局 |
CS放送[]
- 2006年8月から2007年8月まで、ファミリー劇場にて放送が行われた。
- 2008年5月から11月まで、東映チャンネルの「スーパー戦隊ワールド」枠にて放送が行われた。
- 2009年6月から2010年1月まで、ファミリー劇場にて放送が行われた。
- 2010年10月16日より、東映チャンネルの「アンコールアワー」枠にて放送が行われている。(土曜6:00 - 7:00ほか、2話ずつ)
3D映画[]
- スーパー戦隊ワールド
- スーパー戦隊ワールド (映画)を参照。
関連商品[]
書籍[]
- 『愛蔵版 恐竜戦隊ジュウレンジャー スーパー戦隊超全集 てれびくんデラックス』
- 『小学館のテレビ絵本 ジュウレンジャーシリーズ』(全11巻)
- めざめよ! ジュウレンジャー
- しゅつげき! ティラノザウルス
- かんせい! ダイジュウジン
- ぜんぶき・メカだいずかん
- ひっさつわざでたたかうぞ!
- ドラゴンレンジャーとうじょう!
- たんじょう! ゴウリュウジン!
- さいきょうがったいキュウキョクダイジュウジン
- うて! しんぶきサンダースリンガー
- きょうだいパワーでたたかうぞ!!
- さようならドラゴンレンジャー!!
- 『カラーワイド ジュウレンジャーシリーズ』(小学館)
- 新ダイノ伝記1
- 新ダイノ伝記2
- 恐竜図鑑
- おあそびブック
- 『てれびくん増刊 ジュウレンジャー超特集』
- 『ポケットえほん ジュウレンジャーシリーズ』(小学館)
- ティラノレンジャー
- マンモスレンジャー
- トリケラレンジャー
- タイガーレンジャー
- プテラレンジャー
- ドラゴンレンジャー
- 『シール知育絵本』(全2巻)(小学館)
- 恐竜パワー大ばくはつ!
- ドラゴンレンジャー登場!
- 『講談社のテレビ絵本 ジュウレンジャーシリーズ』
- 『スーパー戦隊超全集』
- 『スーパー戦隊画報第二巻』
- 放映当時の『てれびくん』
- 放映当時の『テレビマガジン』
- 放映当時の『テレビランド』
テーブルトークRPG[]
- 『恐竜戦隊ジュウレンジャーRPG大百科』
- ケイブンシャの大百科シリーズ第501巻として発売された、児童向けのテーブルトークRPG。
映像ソフト化[]
- ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は全11巻が東映ビデオからリリースされている。
- テレビシリーズを再編集したHEROクラブのビデオが3巻リリースされている。
- 同時期にはLDもリリースされたが、第2巻・第8話までで打ち切られた。
- DVDは2010年9月21日~2011年1月21日に発売された。
ゲーム[]
- 『恐竜戦隊ジュウレンジャー』
- 前作『鳥人戦隊ジェットマン』に引き続き、ファミリーコンピュータのソフトとして1992年11月6日に発売。発売元はエンジェル。
- 全5ステージのアクションゲームで、最初のステージからタイガーレンジャー、プテラレンジャー、トリケラレンジャー、マンモスレンジャー、ティラノレンジャーの順に操作し、各ステージの最後では敵組織の幹部と戦う。しかし、ドラゴンレンジャーは応援のみの脇役で、ステージでの操作はない。
- ミニゲームも3種類用意されている。
- タイトル画面とエンディングにはそれぞれ本作品の主題歌が流用されている。
脚注[]
- ↑ ケイブンシャ刊『25大スーパー戦隊シリーズ完全マテリアルブック下巻』P.021
- ↑ 漢字を唯一の表記文字としている中国語圏では、獣連者が正式なタイトルとして使われている。
- ↑ 日経産業新聞1993年4月26日
- ↑ トイジャーナル2004年2月号
- ↑ 第8話『恐怖! 瞬間喰い』より
- ↑ 6.0 6.1 第28話「大改造!粘土獣」より
- ↑ ただし第19話「女戦士サソリ!」では「バンドーラ軍団」という呼称が出ている。
- ↑ 設定資料によっては「500m」とする説明もある。そもそも、「100m先の標的を貫く」程度なら現実の弓矢でも十分に可能である。
- ↑ 第43話「甦れ! 獣奏剣」より
- ↑ 第42話「ブライ死す…」より
- ↑ 第42話「ブライ死す…」など
- ↑ めばえ12月号
- ↑ めばえ12月号
- ↑ 但し、両者ともクレジット表記無し。追加戦士のスーツアクターがクレジット表記されるのは、次作『五星戦隊ダイレンジャー』より。
外部リンク[]
- 恐竜戦隊ジュウレンジャー(スーパー戦隊ネット内の紹介記事)
- DVD 恐竜戦隊ジュウレンジャー特集(東映ビデオ内にあるサイト)
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