妖怪オトロシ | |
登場話: | 忍びの18 八雲が愛した妖怪 |
戦隊: | 手裏剣戦隊ニンニンジャー |
所属組織: | 牙鬼軍団 |
身長: | 195cm (肥大蕃息時:46.8m) |
体重: | 229kg (肥大蕃息時:549.6t) |
演者: | 後藤哲夫 |
モチーフ: | オトロシ 芝刈り機 |
妖怪オトロシ(ようかい - )は、牙鬼軍団に所属する妖怪。
概要[]
芝刈り機に封印の手裏剣が融合し、牙鬼幻月の邪悪な妖気の影響で、日本古来の妖怪「おとろし」の伝承を受け継いで変化した妖怪。
回転式電動バリカン状の鋭い刃を全身に装備しており、どんな固い物でも芝の様に瞬く間に刈り取る事ができる。目から「オトロシビーム」を放ち、あらゆる人間を思いのままに操る能力を持つが、一度に操れる人数は一人だけであり、またその効果時間も短い。封印の手裏剣は身体の中に埋まりきっておらず、一部が額から露出しているが、それを長い髪の毛で隠している。
経歴[]
八雲がハイスクール入学時に母・春風からプレゼントされ、それ以来ずっと愛用してきた芝刈り機「カーリー」に偶然封印の手裏剣が突き刺さり、彼の目の前でオトロシは誕生した。やがて他の4人のニンニンジャーも駆けつけると、オトロシはビームで天晴・風花を次々に操り彼らを混乱させ、自分は悠々と撤退した。再びニンニンジャーの前に現れたオトロシは、八雲を操りニンニンジャーにけしかける。やがて八雲に放ったビームの効果時間が尽きるが、それでも八雲への洗脳が解けることは無く、オトロシはそれを特に疑問も抱かずに八雲を連れて再び撤退する。
八雲とジュッカラゲを連れて再びニンニンジャーに攻撃を仕掛けるオトロシであったが、カーリーを失う覚悟を決めた八雲が洗脳されたフリを止めたため、窮地に追い込まれる。頼みのオトロシビームも5トン忍シュリケンによって生み出された水鏡によって反射され、自分自身が操られジュッカラゲを撃破してしまい、自身も八雲の忍流斬によって斬り倒された。
その後、十六夜九衛門の肥大蕃息の術で巨大化されたオトロシは、シュリケンジンドラゴ・シュリケンジンUFOといった敵の巨大ロボに次々とオトロシビームを当て戦闘能力を奪うが、シュリケンジンサーファーによって額の露出した手裏剣だけを正確に攻撃され、オトロシは倒され元の芝刈り機の姿へと戻った。忍びの18 八雲が愛した妖怪
メモ[]
- オトロシの手足は、第1話に登場した妖怪カマイタチの手足をリペイントし加工したものである。