スーパー戦隊シリーズ Wiki
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海賊戦隊ゴーカイジャー > 宇宙帝国ザンギャック > 司令官ワルズ・ギル
 
司令官ワルズ・ギル
性別:
戦隊: 海賊戦隊ゴーカイジャー
所属組織: 宇宙帝国ザンギャック
役職: 司令官
出身地: 不明
初登場: 第1話 宇宙海賊現る
最終話: スーパーヒーロー大戦
登場話数: 38
登場話一覧
演者: 野島裕史


ワルズ・ギルは、宇宙帝国ザンギャックの地球侵略艦隊の司令官。ザンギャックの皇帝アクドス・ギルの実子であり、バッカス・ギルの従兄弟である。

概要[]

次期皇帝として、幼い頃から父の重臣に囲まれて大事に育てられてきたため、常に尊大で根拠の無い自信に満ち溢れており、無駄にエリート意識が高く、父の権力を傘に着て威張り散らす一方で、体に小さな傷が一つついただけで大騒ぎする小心者。人徳は皆無である。

部下の命すら平気で捨て駒にする冷徹な策略家だが、自制心が無く感情に任せて作戦を変更し、作戦が思い通りに行かないとすぐに癇癪を起こし、ゴーミンら周囲に当り散らす幼稚な人物。策略家としての才能はあり、17話19話22話では、実際に彼の作戦が当たり作戦も後一歩のところまで進んでいたが、このどれもが伊狩鎧の活躍により頓挫している。父から参謀長ダマラスをはじめとする有能な部下を預けられているにも関わらず、部下の進言を受け入れることは無い。父に認められることを最大の目的としており、スーパー戦隊が居なくなった地球ならば簡単に支配できると思い込み地球への侵略を開始した。

自分が「七光りのバカ息子」である自覚もあり、ダマラスらを信用できないのも、彼らが内心では自分を見下している事を見抜いているためである。真に自分に忠実な部下は特務士官バリゾーグのみであると考えており、彼の前でのみ「お前が居なければ俺は一人だ」と自身の孤独感を吐露している。

経歴[]

ゴーカイジャー[]

宇宙帝国ザンギャックによる第一次地球侵略作戦の失敗後、父・皇帝アクドス・ギルから第二次地球侵略艦隊の司令官を任されたワルズ・ギルは、旗艦ギガントホースを旗艦とする大艦隊を率いて地球へと向かい、新たな地球侵略作戦を開始した。その第一陣として送り込んだスゴーミン部隊が月面で宇宙海賊に壊滅させられたとの報告を受けたワルズ・ギルは、そのような部隊を送り込んだ記録をバリゾーグに抹消させ、自身の失敗を無かった事にした。その後、行動隊長シカバネンと無数のゴーミンを地球へと送り込んだが、彼ら第一陣は宇宙最大のお宝を探しに地球を訪れたゴーカイジャーによって撃破されてしまった。第1話 宇宙海賊現る作戦の失敗に衝撃を受けたワルズ・ギルは、直ちに第二の行動隊長ボンガンに地球侵略を命じるが、彼もまたゴーカイジャーの手により倒されてしまった。第2話 この星の価値

行動隊長サラマンダムが地球の火山噴火作戦の実行中、運悪く撃墜されたゴーカイガレオンがサラマンダムの作戦範囲内に不時着してしまう。開発技官インサーンは火山噴火作戦の継続を進言するが、頭に血が上ったワルズ・ギルは聞き入れずにゴーカイジャーを倒すようサラマンダムに指示、サラマンダムもまたゴーカイジャーに倒されてしまった。第3話 勇気を魔法に変えて~マージ・マジ・ゴー・ゴーカイ~

ゴーカイジャーが大いなる力を手に入れるために天空島へ向かったことを知った参謀長ダマラスは、それを横取りするためにワルズ・ギルに独断で島に行動隊長バウザーを派遣する。しかし作戦はガオライオンの反撃により失敗し、作戦内容もワルズ・ギルにバレてしまい、ダマラスはスニークブラザーズが手に入れた情報を伝える。だがワルズ・ギルは「大いなる力」を小さいものと考えて聞き入れず、バウザーに地球侵略へと作戦変更を伝えた。第9話 獅子、走る

父から親衛隊長デラツエイガーを送り込まれたワルズ・ギルは、バリゾーグや多数のゴーミンを引き連れ地球に降り立ち、意気揚々と地球人に対する降伏勧告を行った。だが、腕をキャプテン・マーベラスに撃たれ錯乱したワルズ・ギルは、インサーンの放ったテレポート光線で旗艦へと命からがら逃げ出した。第11話 真剣大騒動

突如現れた黒十字王が地球侵略を横取りするのではないかと激しく敵意を燃やすが、彼の目的がスーパー戦隊の抹殺のみであることを知ると興味を失い、事態を静観することにした。ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦

行動隊長アルマドンに地球侵攻を命じるが、彼は遭遇したゴーカイジャーを後一歩のところまで追い詰めながら、自身の弱点が露呈しそうになると早々に旗艦へと帰還してしまう。任務失敗を責めても全く悪びれないアルマドンに腹を立てたワルズ・ギルは、強化手術と称して彼の身に強力な爆弾を取り付け、アルマドン諸共ゴーカイジャーを全滅させる作戦を立てる。だが、この渾身の作戦も新戦士伊狩鎧の活躍によって失敗に終わった。第17話 凄い銀色の男渾身の作戦の失敗によってワルズ・ギルは数日間失神していたが、ダマラスは「居ない方が静かだ」と思わず口走ってしまった。第18話 恐竜ロボットドリルで大アバレ

地球風邪にかかってしまったワルズ・ギルのため、行動隊長ダイヤールは治療に必要な女性の幸せエナジー収集作戦を実行する。が、ダイヤールはゴーカイジャーに撃破され、その光景に衝撃を受けたワルズ・ギルの風邪は悪化し、さらにはインサーンにも風邪がうつってしまった。第29話 アバレ七変化で新合体

シド・バミックをバリゾーグへと改造した大科学者ザイエンと出会ったワルズ・ギルは、最も信頼できる部下であるバリゾーグの量産計画を思いつき、ザイエンに行動隊長として優れた地球人を誘拐し、改造する事を命じる。その結果、ザイエンはゴーカイブルーに叩き切られ、バリゾーグ量産計画は水泡と化した。第30話 友の魂だけでも

ゴーカイジャーをガンマンワールドへと隔離した害統領ババッチード率いる蛮機族ガイアークが地球侵略を開始する。先に地球侵略を始めていたワルズ・ギルは激怒し、インサーンやバリゾーグを引きつれ前線へと現れ、侵略の妨害を行う。やがてゴーカイジャーが地球へと帰還すると、ワルズ・ギルはババッチードの始末をゴーカイジャーに任せ、自分達はとっとと帰還した。第36話 相棒カイゾク

父から親衛隊ドゴーミンと共に、帝国の科学の英知を結集した最強の決戦機グレートワルズがギガントホースに送り込まれる。周囲から「バカ息子」と思われることに我慢ならなくなったワルズ・ギルは、グレートワルズに乗り込み、唯一の忠臣であるバリゾーグと共に出陣しゴーカイジャーと直接対決、ゴーカイオー豪獣神を同時に相手取り、見事2体を撃退する。第37話 最強の決戦機その後、バリゾーグが倒された事を知ったワルズ・ギルは、再びグレートワルズで出撃する。再び2体を圧倒するが、ゴーカイジャー自身の大いなる力によって誕生したカンゼンゴーカイオーの力を前に形勢は逆転し、最期はグレートワルズの爆発に巻き込まれ死亡した。第38話 夢を掴む力

スーパーヒーロー大戦[]

Giant Warz Gill and Ackdos Gill

巨大化したアクドス・ギルとワルズ・ギル

父と共に復活を果たした。大帝王となったマーベラスにおべっかを使うが、そっけなくあしらわれてしまった。最終決戦では父と共に巨大化ビームを浴びて巨大化する。頭部からの光線でヒーロー達を攻撃し、ゴーバスターオーと交戦するが、仮面ライダーディエンドが起動したビックマシンの腕で握りつぶされ爆散した。仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦

舞台裏[]

Etymology[]

"Warz Gill comes from "waru sugiru" for "beyond evil".

Musical Themes[]

Zangyack Getter is a twist on the Gokaiger ending theme, Super Sentai Hero Getter, performed by Hirofumi Nojima in-character as Warz Gill alongside Gaku Shindo (Barizorg), Kikuko Inoue (Insarn) and Koji Ishii (Damaras).

メモ[]

  • 彼の公式のローマ字の綴り(Warz Gill)が明かされたのは、彼の死後エピソードである「39話」である。それまで海外では"Oiles Gil"や"Walz Gil"などと表記されていた。
  • ワルズ・ギルの血液の色は、青である。これは彼の高貴な血筋を象徴している。
  • He is similar to Gasha Skull from Ninja Sentai Kakuranger and Earth Pollution Minister Yogostein from Engine Sentai Go-Onger, as they all are sons of powerful beings who take over as the main villains after their deaths.

関連項目[]

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