五星戦隊ダイレンジャー | |
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ジャンル | 特撮テレビドラマ |
放送時間 | 金曜 17:30 - 17:55(25分) |
放送期間 |
1993年2月19日 - 1994年2月11日 (全50回) |
放送国 | 日本の旗 日本 |
制作局 | テレビ朝日 |
監督 | 小林義明 他 |
原作 | 八手三郎 |
脚本 | 杉村升 他 |
プロデューサー |
梶淳(テレビ朝日) 鈴木武幸・白倉伸一郎(東映) |
出演者 |
和田圭市 能見達也 羽村英 土屋圭輔 高橋夏樹 酒井寿 中康治 桑原たけし 西凛太朗 他 |
オープニング |
「五星戦隊ダイレンジャー」 歌:NEW JACK拓郎 |
エンディング |
「俺たち無敵さ!! ダイレンジャー」 歌:NEW JACK拓郎 |
特記事項: 「スーパー戦隊シリーズ」 第17作 |
『五星戦隊ダイレンジャー』(ごせいせんたいダイレンジャー)は、1993年(平成5年)2月19日から1994年(平成6年)2月11日までテレビ朝日系列で毎週金曜17:30 - 17:55(JST)に全50話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。「スーパー戦隊シリーズ」第17作にあたるが、放映当時は『バトルフィーバーJ』から数えて第15作記念として扱われた。
あらすじ[]
今から8000年前の紀元前6000年頃、中国南部にダオス帝国が誕生した。そこは、サイキックパワーの能力(妖力)を使うゴーマ族と気功術の能力(気力)を使うダイ族が支配していた。だがある日、ゴーマ族は、帝国を自分たちの支配下に置こうとダイ族に攻撃を仕掛けてきた。平和を愛するダイ族は戦いを決意し、その日から長い戦いが始まった。長く5000年近い戦いの末、ゴーマ族とダイ族は表舞台から姿を消し、戦いは終わった。
しかし現代にゴーマ族が復活し、暗黒の世界を作りあげようとしていた。その時、「天に輝く五つ星」が現れた。彼らは気力や拳法を使う若者で、ダイ族の生き残りである道士・嘉挧(カク)の導きにより、転身(変身)する。
概要[]
モチーフには過去にも取り入れられた気功と、中国的な要素としての聖獣(龍、獅子、天馬、麒麟、鳳凰、白虎、玄武)が取り入れられている。
『ダイレンジャー』の名前の由来は、前述の中国的な要素などから「中国の地名「大連」が由来」と言われることもあるが、スタッフによると実際は単純に「“大”レンジャー」が由来とのことである[1]。企画段階の案では「中華戦隊チャイナマン」という名称が考えられており、「ダイレンジャー」と現在の名前が決まった後も東映内部ではこの名前でしばらく呼ばれていた時期があった。
1990年代に入ってから戦隊シリーズの劇場版の制作は途絶えていたが、本作品では4年ぶりに劇場版が製作され、この年からスタートした「東映ヒーローフェア」の1作品として上映された。
商業的にはバンダイの出荷としては前作『恐竜戦隊ジュウレンジャー』を越す売上げを達成。しかし、大量の流通在庫を出してしまい玩具業界では前作の方が好評である[2]。
玩具以外の関連商品も好調で、本作品の市場規模はジュウレンジャー対比で125%になった[3]。
特徴[]
放映当時、本作品がシリーズ15周年記念と位置付けられていたことから、本作品ではこれまでの作品で踏襲されてきたいくつかのパターンを意図的に破る試みがなされている。テンマレンジャー・将児役の羽村英の回想からも、主演の5人が今までと違うものを演じるという気概を持って挑戦していたということが窺える。
- 設定面
本作品では、「5人全員が主役である」というスタンスが特に重要視されており、それを強調するための様々な策が講じられた。
まず、本作品では明確なリーダーが設定されていない。これまでの戦隊シリーズの通例から行けばレッドに相当するリュウレンジャー/亮がリーダーと設定されるところであるが、「生身で気力などの潜在能力が一番高いのは、レッド(リュウレンジャー/亮)ではなくピンク(ホウオウレンジャー/リン)」という設定などから窺えるように、彼には「絶対的なリーダー」というキャラクターが与えられていない。
また、メンバーが各々名乗った後の締めとなる決め口上をリードするのはその話の中心キャラクターであり、必ずしもリュウレンジャーではないというのもそのひとつである。アイキャッチ映像も従来のように全員が集合したものではなく、メンバーを1人ずつ映したものが5種類、キバレンジャー登場後は6種類が用意され、各話の中心キャラクターのものが使用された。該当者が複数いる場合はAパートとBパートで別の映像を使用した。これらは後続の諸作品に強い影響を与えている。
- 演出面
メンバーの5人は拳法の達人と設定されている。特に亮を演じた和田圭市は実際に格闘技が得意であり、リュウレンジャーのスーツアクターを担当した大藤直樹よりも体格が良かったという。
同様の設定がなされた作品は過去にも存在するが、本作品では前述の中国的なテイストの影響から、彼らが使う拳法も実際の中国拳法が基となっており、既存の作品との差別化が図られている。アクションのみならず、名乗りポーズもまた各々自分の使う拳法を取り入れたものとなっている。
また「戦隊メンバーも普通の人。当然、服は着替える」「色ではなく顔で覚えてもらいたい」と考えたキャスト陣の主張により、ある程度コスチュームを固定している前後の他作品とは対照的に変身前に着ている衣装のバリエーションが非常に多く、変身後のスーツ色と衣装の色を意図的に関連させない傾向も見られる。例えばキリンレンジャー/知(黄)の着ていたスーツは青が多い。
- 作劇面
作劇面では前述のスタンスを強調する形で、各メンバーごとに因縁のあるキャラクターを設定し、それに併せてメンバーごとにメインとなる脚本家を置いてサイドストーリーを進行させている。また、善悪を超越した超巨大キャラ・大神龍の登場に端を発し、ダイレンジャーとゴーマが一時的に休戦したり、ダイレンジャーの司令官格である道士・嘉挧が、物語の終盤ある理由によりダイレンジャーと決別したり、最終回では大団円とならないという、いかにも中国的な思想とも言えるようなどんでん返しが用意されているなど、これまでのシリーズ作品では見られなかった要素がいくつも投入されている。
- その他
この他特筆すべき点としては、それまでの戦隊で見られた「合体!○○」といった合体コードに代わり、戦隊を冠する単語が巨大ロボの合体コードに新しく取り入れられたこと(大連王の『五星合体』)が挙げられる。
また初期メンバーとして7年ぶりにグリーンが登場。前作まではほとんどブラックだった。平成(1990年代)に入ってからの戦隊としては初めてとなる。
タイトルロゴ末尾の「ー」は「ャ」の上に置かれたが、翌年以降の作品では「ャ」と「ー」の位置が逆転した。
前作では追加戦士のスーツアクターはクレジット表記されていなかったが今作から追加戦士側もクレジット表記されるようになった。
2011年現在、シリーズでは追加戦士を除く初期メンバーのコードネームが色名で構成されていない最後の戦隊である(次作「カクレンジャー」以降の全作品では初期メンバーのコードネームに色名が取り入れられている)。
追加戦士及びそれに変身する人物が初期メンバーよりも強いという演出が見られないのは、2011年現在でも極めて珍しいパターンである。
スタッフ[]
演出面では約10年ぶりに戦隊シリーズを手がけた小林義明が、独特の幻想的な演出で本作品に彩りを添えた。またその小林と東條昭平、坂本太郎、小笠原猛といったベテランに加え、前作にて監督デビューを果たした当時まだ27歳の渡辺勝也が数々の重要エピソードを任されている。
また各ライターによって話が振り割けられたのは本作品が戦隊シリーズ史上初にして今のところ最後の試みとなっている。荒川稔久が「ゴーマ3バカ編」、井上敏樹が「魔拳士ジン編」、藤井邦夫が「クジャク編」と分担して物語を執筆しており、メインライターの杉村升はストーリーの大きな流れを作り上げた。唯一高久進のみ単発話を3本執筆している。
音楽担当には当時既にいくつかの東映作品で実績のあった川村栄二が満を持しての起用となった。川村はこの年劇場用作品『仮面ライダーZO』の音楽も平行して手がけている。また本作品のサブタイトルは全てプロデューサーの白倉伸一郎が考案している。
キャスティング[]
土屋圭輔が当初、リュウレンジャー/亮役、和田圭市がキリンレンジャー/知役の予定であり、実際に2人が逆の衣装を着ている映像・スチル写真も存在する。この内映像については、2003年に発売されたDVD「スーパー戦隊THE MOVIE」VOL.4の映像特典の中に収録されている。回想によれば、和田のアクション能力の高さから実際の配役に落ち着いたということである。
また、シシレンジャー/大五には当時劇団東京ヴォードヴィルショーに在籍し、後にテレビや演劇ユニット『地球ゴージャス』などでも演技派として活躍する能見達也が、キバレンジャー/コウ役には当時小学生だった酒井寿を起用。当時のダイレンジャーのキャストも「戦士が小学生」ということに驚いたという。
この他、道士・嘉挧役に名バイプレーヤー・中康治(現:中康次)が、そして、ゴーマのリーダー格・シャダム中佐には当時舞台俳優として活躍し、現在は声優としての活躍も目立つ西凛太朗が脇を固めた。
ナレーションの宮田浩徳は放映当初32歳で、戦隊ナレーション担当者としては小野田英一らと並んで最年少である。
その他過去の戦隊シリーズ、特に『ライブマン』と『ジェットマン』の出演者によって演じられたキャラクターが多いのも特徴である。
シリーズ内の位置付け[]
前述のように放映当時は15周年記念として扱われた本作品であるが、これは石ノ森章太郎原作の『秘密戦隊ゴレンジャー』と『ジャッカー電撃隊』をシリーズから除外して展開されていたことに起因する。この頃から「スーパー戦隊シリーズ」の定義はややあいまいになり、これ以降『未来戦隊タイムレンジャー』にて『ゴレンジャー』『ジャッカー』を公式にスーパー戦隊シリーズの作品として含めるまでの間、この2作品の扱いは揺らいだままとなった。
また同時期には、『ゴレンジャー』と『ジャッカー』の2作品を包含した「超世紀全戦隊」と呼ばれる新たな名称が登場し、当時上梓された講談社のゴレンジャーから扱ったムックなどで使われた。この名称は次作『忍者戦隊カクレンジャー』以降東映オフィシャルとなったが、結果的に定着することなく終わっている。これについてはスーパー戦隊シリーズも参照。
備考[]
この年から、メインスポンサーに従来のバンダイと後楽園ゆうえんちに加え、講談社が加わり(夏の間は、一時期CMが放映されなかった)、同社は1998年までスポンサーとして参加している。
1994年に公開された3D映画「スーパー戦隊ワールド」でダイレンジャー5人と大連王が登場した。ナレーションも本作を担当した宮田が担当。
第36話にゲスト出演した福田佳弘がカメオで見られていた。その後のシリーズ、激走戦隊カーレンジャーで上杉実 (グリーンレーサー)としてレギュラー出演を果たす。福田氏は次作の忍者戦隊カクレンジャー と超力戦隊オーレンジャー のオーディションを受けていた。
タイトルとして、ダイケンジャーという名前も描かれていた。その後の2002年の忍風戦隊ハリケンジャーで使われる。また、ジャーが付く戦隊シリーズが多くなる。
登場人物[]
五星戦隊ダイレンジャー[]
主人公たち戦隊メンバー。ダイ族の血縁者である現代人によって構成されている。前作『恐竜戦隊ジュウレンジャー』同様、ダイレンジャーの5人には苗字が設定されていない。なお、名前の前にあるのは彼らの守護星であり、『水滸伝』が元ネタになっている。
- ■ "天火星" 亮(てんかせい・りょう) / リュウレンジャー
- スーツは赤。世界一の餃子を作ることを目指し、中華料理店で働くコック見習いの23歳。5歳年下の妹・洋子がいる。紐男爵に襲われたところを龍星王に救われ、道士嘉挧に強引にダイレンジャーにスカウトされる。第8話で、ダイ族を裏切ってゴーマ側に付いた鉄面臂張遼の息子であることが判明した。
- 明確にダイレンジャーのリーダーと言う訳ではないが、熱血さと真面目さのバランスが取れており、他の4人からは新入りにも拘わらずリーダー格として厚い信頼を得ている。
- 得意拳法は赤龍拳(基になっている拳法は龍拳。パンチ技が主体となっている)。変身後の走力は4.5秒/100m、ジャンプ力は30m、パンチ力は7.5t/平方cm、キック力は8.5t/平方cm。赤龍双竜剣による二刀流と炎と雷を操る技を使う。得意技は「天火星・稲妻炎上破」。
- ■ "天幻星" 大五(てんげんせい・だいご) / シシレンジャー
- スーツは緑。生き物を愛する24歳のペットショップ店員。釣りが趣味であり、暇さえあればよく釣り堀に出かけている。
- 優しい性格で表情豊かな青年だが、その反面、感情に流されない冷静さを持つ。孔雀明王の化身であるクジャクと共鳴するだけの気力を持っていたことから道士嘉挧にスカウトされる。
- 獅子拳(基になっている拳法は空手の基になったといわれる南拳。相手の攻撃をかわして反撃する)が得意。変身後の走力は4.4秒/100m、ジャンプ力は30m、パンチ力は6.0t/平方cm、キック力は8.5t/平方cm。剣道の経験者なのでそれを応用した獅子棍棒による棒術を使い、また相手に痛みを伴う幻覚を見せる技を使う。得意技は「天幻星・霧隠れ」。
- ■ "天重星" 将児(てんじゅうせい・しょうじ) / テンマレンジャー
- スーツは青。世界チャンピオンを夢見る19歳の駆け出しボクサー。母子家庭で育つ。ヤンキー風の外見に特攻服を持っているなど元暴走族らしいが、ボクシングと出会って更生した。
- 一本気な性格であり、それが故に良く敵の罠に落ちる。その性格は最終回で登場した彼の孫も踏襲している。しかし涙もろい一面もあり、嘉挧が息絶えた時は人目も憚らず号泣していた(第48話)。
- ボクサーとしての腕前はまだまだだが、むしろ5人中最強であるキック力を生かし、キック技が主体とする。天馬拳(基になった拳法は長拳)と、ボクサーらしい俊敏な動きを武器に、足技、天馬両節棍(天馬ヌンチャク)、重力を操る技を使って戦う。変身後の走力は4.0秒/100m、ジャンプ力は22m、パンチ力は5.8t/平方cm、キック力は9.7t/平方cm。得意技は「天重星・重力逆転波」。
- ■ "天時星" 知(てんじせい・かず) / キリンレンジャー
- スーツは黄。20歳の天才美容師。スポーツカーに乗るキザな気取り屋で、常におしゃれなスーツで決めている。一人称は「僕」だがたまに「ミー」になる事もあり、これは最終回で登場した彼の孫も踏襲している。
- 家出同然で上京してきた時にお世話になったおばあちゃんのラーメン屋台を手伝ったりするなど、実は優しい男である。
- 走るスピードに優れ、麒麟拳(その名乗りポーズから明らかだが、基になっているのは酔拳)を駆使した攻防一体の攻めを得意とする。変身後の走力は3.8秒/100m、ジャンプ力は20m、パンチ力は6.0t/平方cm、キック力は9.0t/平方cm。麒麟九節鞭(きりんくせつべん)というムチ状の武器と時間を操る技を使う。得意技は「天時星・時間返し」。
- ■ "天風星" リン(てんぷうせい・ - ) / ホウオウレンジャー
- スーツは桃色。中国から日本の大学に来た18歳の留学生で、ダイレンジャーの紅一点。第33話ではゴーマの策略でアイドルデビューした。道士嘉挧の姪であり、時に彼を「おじさま」と呼ぶ(公式にそう設定されており、小学館の「五星戦隊ダイレンジャー超全集」にも明記されている)。
- 真面目で優しい性格であり、無理やり部屋に上がりこんできたコウを当初は拒絶していたが、後に考えを改めて彼と同居するようになる。その後は将児に「まるで母親」と言われるほど面倒を見ている。5人の中で最も気力が強く、中盤までは彼女が唯一転身前でも気力を使う事が出来た。第1話では眼鏡をかけていた。
- 身軽な動きで相手を翻弄する鳳凰拳を得意とし、中国風の槍・槍鳳凰(やりほうおう)と嵐を巻き起こす気力技を使う。変身後の走力は5.2秒/100m、ジャンプ力は15m、パンチ力は4.3t/平方cm、キック力は7.2t/平方cm。得意技は「天風星・一文字竜巻」。
- □ "吼新星" コウ(こうしんせい・ - ) / キバレンジャー
- 第17話より登場。スーツは白。幼い頃にダイ族出身の母と生き別れになり、叔父夫婦に育てられた小学生。9歳(初登場時、第44話で10歳)。
- その後リンと同居するようになる。白虎真剣の力で大人の体格(とは言うものの、かなり小柄である)を持つキバレンジャーに変身する、2024年現在スーパー戦隊史上最年少の戦士。スケボーが得意。性格はいたって腕白で、リンの胸を触ったり、気力で女の子のスカートめくりをしたりとませている。
- 当初はキバレンジャーの正体は秘密になっており、そのため、第29話までは声で正体がばれないように白虎真剣がアテレコで喋っていた。この時点で彼の正体を知っていたのは嘉翔だけだった。
- 父親がゴーマ族の者であり、両者の混血によって将来ゴーマの血が凶暴化する事を母によって見抜かれ、腕に虎の焼印を施され10歳まで力を封印されていた。12月24日の誕生日までに母親と接触しなければ、ゴーマの人間となってしまう。その前兆として誕生日前から精神面のゴーマ化が見られ、ダイレンジャーの前に現れ破壊活動を行う事もあった。また阿古丸とは初登場の時から因縁の相手として度々衝突するが、終盤になってコウと阿古丸は双子であるという関係が明らかにされた。
- あらゆる音を操る能力を持ち、衝撃波を主な武器とする。得意技は「吼新星・乱れ山彦」。
- 亀夫(かめお) / 超気伝獣ダイムゲン
- 第22話より登場。絵本作家を目指していた青年で、名古屋弁で喋る。ある出来事がきっかけでダイレンジャーに関わるようになるが、実は争いを嫌う超気伝獣ダイムゲンが、人(シュラ族)の姿へと変化し転生を繰り返した姿だった。人間の姿になって暮らし、自分が超気伝獣である事をすっかり忘れてしまった。自身の天宝来来の玉と同化する事で本来の姿になる。超気伝獣として再び覚醒する前兆として、自分の正体に気付かないまま天宝来来の玉に触れ、不完全に変身してカメ(アカミミガメ)の姿に戻ってしまう事もあったが、自身の正体に気付いた後は波乱の前兆を感じ取るとカメになるようになった。なお、カメやダイムゲンの姿でも普通に会話が可能。
- テンプレート:要出典範囲
ダイ族の協力者[]
ダイ族はダオス帝国を形成する3つの部族の1つであり、『気力』を使うことができる。
ダイレンジャー以外で、彼らが普段どのように暮らしているかなどの描写は少ない。気伝獣と呼ばれる生命体の精製方法を秘伝として会得している。ゴーマ族も含め、一部の登場人物の名称は『三国志』の登場人物から採られている。
以下、ダオス帝国滅亡の時代を経験している純粋なダイ族を挙げる。
- 道士・嘉挧(どうし かく)
- ゴーマ族の復活に備え、気力の強い5人の若者をダイレンジャーとしてスカウトした男であり、自身も気力の達人である。リンのおじでもあり彼女からは「おじさま」と呼ばれている。メンバーを、優しく、時には厳しく指導するがその一方間の抜けた一面も見せる。普段は東京駅の地下にある空間で生活、座禅を組むことでゴーマの様子を感知する事ができる。ゴーマ族にも一目置かれている存在だがそれには深い理由があった。実はゴーマ参謀長であるが、強硬派と対立し離反していた。シャダムに奪われた白虎真剣の奪還と2度目の停戦協定(第44話)を兼ねた交渉の見返りにダイレンジャー解散という公約を果たすため、ゴーマに身を投じるがシャダムとの皇位継承を賭けた戦いに敗れ死亡(第45~48話)。
- 名前の由来は『三国志』に登場し、策士として知られる賈詡。
- 老道士・虞翻(ろうどうし ぐほん)
- 第13話より登場するリンの祖母の弟で(リンには「おじいちゃん」と呼ばれているが、正確には大叔父)、嘉挧が「先生」と呼ぶ存在である。拳法の達人だが戦いに直接参加することは無い。首をカクカクさせる癖がある天才的な発明家(本人は「趣味」と言っている)で、オーラチェンジャーやダイレンジャーの基本武器であるダイレンロッドの他に後に使用された大輪剣や気力バズーカも全て彼の発明品。また亀夫の正体がダイムゲンだと看破するなど洞察力にも長けている。小喬という20歳の婚約者(演・宮瀬亜希)がおり、歌舞伎小僧の体内に捕らわれた彼女を救うために日本にやって来た。名前の由来は三国志に登場する呉の重臣・虞翻。
- 白虎真剣
- 虞翻が中国から持ってきた不思議な剣。キバレンジャーの証たる剣である。自分の意思を持っており、べらんめえ口調で喋る、コウのアドバイス役でもある。性格は短気。キバレンジャーが登場した当初は正体は秘密にされており、変身後で仲間がいる場合はこの白虎が喋っていた。
- クジャク
- 第9話より登場する孔雀明王の化身。鏡化粧師の体内に6千年間閉じこめられていた。孔雀に姿を変える能力を持ち、戦闘時には武器である2本の短剣と孔雀に姿を変え、炎を纏って相手に突進する技を使う。現世に蘇った当初はゴーマへの復讐心に満ちていたが、後に大五の愛で本来の優しさを取り戻した。しかし、現代世界の汚れた環境が次第に彼女の命を蝕んでいったため、それを癒すただ一つの方法である聖なる孔雀の涙を捜し求めるが、最終的には命を落とした。
- ガラとは幼馴染の間柄で、彼女が負った顔の傷を治すために孔雀明王の元へ修行に行ったが、皮肉にもそれが両者の間に溝を生む結果となってしまった。
- コウの母
- ゴーマ族の夫との間に双子の兄弟を儲けており、その内の弟に当たるのがコウである。ゴーマでは双子は忌み嫌われる存在である為、出産と同時に弟のコウを連れて失踪したが、その際兄を連れて行けなかった事を悔やんでおり、後に再会してからも負い目から母と名乗れずにいた。気力により自らの姿を映し出して相手とコンタクト出来る。阿古丸によって捕らえられていた。
- コウの血の危険性に気付き、4歳の時に虎の焼印を腕に押し、ゴーマの血を封印。従兄弟夫婦にコウを預け姿を晦ました。終盤にシャダムとは夫婦である関係が明かされ、キバレンジャーがコウである事を知っていた嘉挧でさえその存在を知らなかった。
ゴーマ族[]
6000年の時を経てよみがえったダオス帝国を形成する3つの部族の1つ。『妖力』を使うことができる。強硬派・穏健派で対立していたものの、強硬派によって世界支配を目論んだが、ダイ族の妨害によってダオス帝国滅亡と共に衰退する。現代では、中国奥地の森林の上空に浮かぶゴーマ宮を本拠地とし、次々と怪人を送り込む。ガラや張遼のようにダイ族からゴーマ族に寝返った者もいる。
皇族の血を引く者が皇位継承権を持ち、継承者が二人以上いればその者同士で対決し、勝者が次期皇帝となれる。即位には『大地動転の玉』が皇帝の証として受け継がれるが、正式な即位は前皇帝が引退してからでなければならない。
民族全体の指針はゴーマ皇帝と政治機関たる元老院が決定しており、シャダム中佐たち軍部はその統制下に組み込まれているという、スーパー戦隊シリーズでは珍しく軍人(武官)が組織運営の中心から外れた敵勢力ともいえる。
幹部の殆どが泥人形であり、黒幕と思われたシャダムも泥人形だったので、ゴーマ一族の真の黒幕は最後まで明かされなかった。
最終話でダイレンジャーの突入と、大神龍の襲来によってゴーマ宮が崩壊するが、完全に根絶やしにされてはおらず、50年後に新たなゴーマが誕生した。
- シャダム中佐
- 日本侵攻を任務とするゴーマ強硬派の3幹部のリーダー格である冷酷な男。鉄仮面を着けた強化形体を持ち、大剣と光の刃や口から繰り出す光線での攻撃が得意。皇帝の血を引くため、皇位継承権を持っており、そのプライドの高さからゴーマの支配権を虎視眈々と狙っている。阿古丸の父親でもあるが、生まれてすぐ養子に出したため、親子としての情は全くなく、逆に忌々しく思っており、最終的には致命傷を負わせた。また、母を亡くし、悲しみに打ちひしがれているコウを馬鹿にしたような目で見つめ、嘉挧に「何も感じないのか」と聞かれるが「何も感じない」と言い返した。そんな冷酷な男だが、星獅子によって自分の幻を見せつけられた際は唖然とした。
- 実はガラ、ザイドス、ゴーマ十五世は彼が作った泥人形であり、十五世に忠誠を尽くすと見せかけ、正統な皇位継承の儀を受けた上でゴーマ皇帝の証である「大地動転の玉」を奪い自分がゴーマの支配権を握ろうと画策していた。言わば全ての黒幕。
- そして終盤、嘉挧との皇位継承の戦いに勝利したことで野心を露にし、十五世を泥人形へと戻して抹殺、自らゴーマ十六世を襲名する。しかし、最終回で嘉挧の仇打ちにきた亮と対決し、自分が攻撃に使ったナイフを亮に刺され、死亡する。その際、シャダム自身も泥人形であったことが判明した。彼を作ったのが何者であるのかは最後まで明かされなかった。
- ガラ中佐
- 3幹部の一人。金色の仮面を着けた強化形体を持ち、ビーム鞭と光線を放つサーベル、手からの光弾が武器。巨大化爆弾が複数入ったトランクを持ち歩き、そこからゴーマ怪人を召喚できる。また、そのトランクの内側には遠くの様子を映す事が出来る。高慢で非常にプライドが高いが、クジャクへの復讐に拘っているため、シャダムやザイドスと違って野心はあまり無い。
- 元々はダイ族でクジャクの幼なじみだったが、ある事故の際クジャクを庇って自らの顔が傷付く。その後、クジャクはガラの傷を治すために孔雀明王の元へ修行に行ったが、ガラに黙って突然姿を消した為に、ガラはクジャクに見捨てられたと誤解、頬の傷を消してもらえるならと自らゴーマへ魂を売った。
- 正体はシャダムによって作られた偽者であり、天上界でクジャクと和解していた本物のガラ[4]によって術を解かれ、泥人形に戻って死亡。
- ザイドス少佐
- 3幹部の一人。他の2人より階級は下ながら、戦闘力はほぼ互角。頭巾を取った頭部に火山を持っており、口からの鬼火や頭部からの溶岩弾での攻撃を得意としている他、シャダム同様、鉄仮面を着けた強化形体を持つ。また、異常にタフで、一度、重甲気殿大圧殺を食らいながらも、体がペラペラになった状態で生き延びた。麻袋から怪人を召喚する。
- パワー系の武闘派故に些か思慮に欠ける面があり、巨大化する際に爆弾の本体と蓋を間違える等やや間抜けな部分がある。しかし、ゴーマ3ちゃんズを捨て駒に使おうとしたり魔拳士ジンを誕生させるなど、非情さはシャダム、ガラと同様で卑怯な一面も持つ。基本的にはシャダムの為に働かんとする等、出世を気にかけており、時折スタンドプレーも目立つ。
- シャダムが皇位継承の決闘に望む際、その外援として働くが、巨大戦で重甲気殿大圧殺を食らい、泥人形に戻り、死亡。
- 田豊将軍(でんぽう)
- ゴーマ十五世を補佐する元老院の重要人物で、阿古丸の後見人的存在。シャダムと指揮権を争うも、結果的に敗れ前線から退く。48話で、ゴーマ十五世が泥人形であることを見てしまったためにシャダムに殺害され、その上反逆者の汚名まで着せられた。名前の由来は『三国志』の策士田豊。
- 阿古丸(あこまる)
- 中盤より登場。シャダムの息子であるが両親の愛を受けずに育った為、非常に捻くれた性格に育った。ゴーマ十五世のお気に入りで、特殊な吹き矢が武器。
- 密かにシャダムたち三幹部の失脚を目論んでおり、コウを異常なまでに敵視。彼をキバレンジャーだと見破り、捕らえていたコウの母をダシにコウをゴーマに引きずり込もうとしたり、コウの中に流れていたゴーマの血が活性化しつつあるところに付け込み完全なゴーマの戦士にした姿を母親に見せつけ絶望させることに拘った。1度だけコウをゴーマに引きずり込むために女装した事がある。
- 誕生したウォンタイガーの攻撃に巻き込まれ一度は絶命するも、ゴーマ十五世の手によって霊界から釣り上げられ復活を遂げる。その時に連れてきたイカヅチが大神龍襲来の引き金となり、さらに捕らえていたコウの母も奪還され、ゴーマから追放されてしまう。
- ゴーマ十五世
- 第20話より登場。6000年前からゴーマ族を統括する立場にあるゴーマとも呼称される、白塗りの顔をした不気味なゴーマの支配者。額に第3の目を持ち、それにより世界の全てを見ることが出来る。性格は些か子供っぽく奇行が目立つが、一方で勘が鋭い一面を見せることもある。ゴーマ皇帝の証である大地動転の玉を持っている。なお、ゴーマの幹部達が彼と対面する際には、素顔を見せることは禁止され、仮面で顔を隠すことが義務付けられている模様。
- 実は6000年前の戦いで既に死んでおり、今の姿はシャダムが泥人形に魂を吹き込んだものである。最期はその事実をシャダムに告げられ、自分の正体に驚愕、死の間際に居合わせた敵のダイレンジャーに助けを求めながら、泥人形に戻って崩れた。
- ゴーマ怪人
- ゴーマの破壊活動の尖兵となる、ゴーマ族の精鋭たち。拳法の使い手が多く、ゴーマ族が何らかの事情によって怪人体・人間体双方の姿を使い分けている。但し、その姿は「長渕剛の『巡恋歌'92』を歌いながらヨーヨーをする眼鏡の少年」など、いかにも怪しい人であることが多い。義足を取り付けている鳥カゴ風来坊や、腕を負傷したメディア魔術師のように怪人状態での外傷なども人間体に反映される。
- 携帯している巨大化爆弾を爆発させることで巨大化が可能(劇中では、ダイレンジャーに阻止されて爆弾を投げられなかった者や、爆弾を投げる前に必殺技を食らって爆死した者もいる)。また、口紅歌姫を除く全てのゴーマ怪人は、必ず1つ目か、3つ以上の目を持っている。また、体に漢字や数字、アルファベットが描かれた者が多い。名前の法則性は持たず、「(モチーフとなる物)+(職業名もしくは身分)」という形式になっている。
- 元老院のメンバーであるノコギリ大僧正(大僧正リジュ)のように、シャダムら幹部より上位の怪人もいる。また、幹部直属の部下でない限り、シャダムたち幹部とも対等の口を聞くのも特徴的。50年後に登場した新紐男爵のように同族も存在している。ゴーマの力の源は憎しみとされるが、全員が卑劣な怪人かというと必ずしもそうではなく、ホウオウレンジャーと恋に落ちたメディア魔術師のように純粋な気持ちを持っていた者や、また子竜中尉のように嘉挧に賛同して地球征服に反対していた穏健派の者たちも僅かだが存在する。
登場した主なゴーマ怪人[]
- 鉄面臂張遼
- 第7・8話に登場する大僧正リジュが送り込んだダイレンジャー打倒の刺客で、気力と妖力を同時に使いこなす。ダイレンジャーを軽く退け、嘉挧を圧倒するほどの恐るべき実力の持ち主。その正体はダイ族の戦士のリーダーにして死んだと思われていた亮の父親であり、6000年前の戦いでダイ族を裏切り仲間を殺し、大僧正リジュの弟子となりゴーマに身を投じていた。しかし心では愛を捨て切れず、亮の母親と結婚していた。紆余曲折の末、リジュを裏切りダイ族への帰還を果たすが自らも致命傷を負ってしまう。死に間際に、亮達に気伝獣の秘密を伝えた。名前の由来は『三国志』に登場する武将・張遼。
- 大僧正リジュ
- 第7・8話に登場する怪しい外見の元老院のメンバー。「~ぞよ」が口癖。ノコギリ大僧正がその正体であり、怪人体では2本のノコギリを武器とする。失敗続きのシャダム達に見切りを付け、直属の部下で弟子でもある張遼をけしかけたが、結果的に張遼に裏切られる事となる。最期は怪人体となり巨大化するが、初の合体を果たした大連王に敗北した。名前の由来は三国志に登場する李儒。
- ゴーマ3ちゃんズ
- 神風大将、墓石社長、電話先生による、ゴーマ3バカ、3バカトリオとも呼ばれる落ちこぼれ怪人3人組。ザイドスによりチームを組まされ、自分達をバカにしたゴーマの連中を見返す為に真っ向勝負で勝ち目のないダイレンジャーにスポーツで勝負を挑む。
- 当初はリュウレンジャーをターゲットにしていたが、やがてテンマレンジャーにライバル心を燃やすようになる。勝負を挑む中で次第にテンマレンジャーとの間に友情が芽生え、正々堂々と彼に勝つ事を誓うが、ザイドスの罠で行方不明となる。しかし一命は取り留めており、後にダイレンジャーに電話で連絡をしていた。
- 初期の頃にデザインはされていた怪人だったが、スタッフに忘れられていた為、脚本家の荒川稔久が不憫に思って本編に登場することとなった。
- 神風大将
- モチーフはバイク。英語混じりの口調で喋る。メンバーでは一番足が遅い。愛車はバイク・「風神号(ふうじんごう)」。
- 墓石社長
- モチーフは墓石。関西弁で喋り、墓標型のハンマーや巨大な頭部での頭突き、頭部を展開して出てくるライターからの火炎放射が武器。また、頭部にはライター以外にもモニターテレビやおみくじ自動販売機が仕込まれている。
- 電話先生
- モチーフは電話。口癖が「ざます」で、あらゆる電話機が置いてある場所をスパイでき、頭部の電話機で自在に電話を掛けられる。この他にも、腕から受話器を飛ばして相手を縛り、ボタンを押すことで電流を流す「受話器攻撃」を使う他、受話器から水や粉を放射する。
- 地獄の三人官女
- 阿古丸の侍女として付き従う、指輪官女(長女)・ネックレス官女(次女)・イヤリング官女(三女)の三姉妹。雅やかな所作ながら、三人とも戦闘力は高い。姉妹仲は良く、妹が倒された時は姉達は嘆き悲しんで復讐を誓い、最後に残った指輪官女は妹達の亡霊を率いて戦った。
- ゴーマ四天王
- 東方天、南方天、西方天、北方天の4人から成るゴーマ一族のエリート戦士集団。普段は托鉢僧の姿をとっているが、被っている三度傘の下には異形の素顔がある。初登場時は、阿古丸やクジャクなどダイレンジャーと因縁のある者の幻影を見せ、魔界に引き込んだ。単体でも強力な妖術を駆使しダイレンジャーを苦戦させるが、「四天合体」により、4つの顔とより強大な力を持つ合体四天王となる。最期は重甲気殿の大圧殺によって倒された。
- 合体四天王のスーツはオレンジ色にリペイントされ、次回作『忍者戦隊カクレンジャー』にて妖怪のゴロツキとして登場している。
- イカヅチ
- 阿古丸が地獄から蘇った際に一緒に連れて来た、ビームや妖力波を武器とする怪物。阿古丸の忠実な僕で、彼の悲しみに同調して涙を流す。阿古丸と合体することでパワーアップするが、彼の制御が外れると暴走する。巨大化爆弾を使わず、自力で巨大化・等身大化が可能。重甲気殿大圧殺に敗れる。
- 餓狼鬼(がろうき)
- 第39話に登場。ザイドスの手によってジンに寄生したザイドスにのみ忠実な怪物で、骸骨の様な姿をしている。寄生した相手を乗っ取る能力を持ち、その人物との分離も可能。また、鎌(スチールのみ使用)と腕から放つ光の刃が武器である。弱点は胸部。
- 子竜中尉(しりゅうちゅうい)
- ゴーマ族の穏健派の1人で、特に強大な力を持つ男。鎧武者のような形態に変化し、三又槍と剣を使い他のゴーマ怪人と同様巨大化爆弾で巨大化する。ゴーマの側についた嘉挧の補佐として、気力・妖力の塔の設置を行ったが、その際に人間に危害を加えたためダイレンジャーと一戦交えて敗れ、嘉挧の腕の中で息絶えた。名前の由来は『三国志』に登場する武将・趙雲。
戦闘員[]
- コットポトロ
- ゴーマ怪人の命令で戦う戦闘兵。ゴーマ怪人とは対照的に目の無い唇だけの顔と、タキシードのような服が特徴。人間に変身する能力も持つ。戦闘では細身の剣で戦う他、自転車の集団やローラースケートといった奇抜な攻撃で襲ってくることもある。人語を喋る事もあり、2話では檜山修之が声を担当した。
- また、サボテン将軍配下のコットポトロは軍服を着ており、浪人姿のコットポトロもいる。終盤では、皇帝の親衛隊と思しき赤服のコットポトロや、和服を着て烏帽子を被ったコットポトロが登場した。
ゴーマ族の関係者[]
- 的場陣(まとば ジン)/魔拳士ジン
- 第26話より登場。殺人拳である闇空手・豹牙流邪心拳の使い手で、世界最強の拳士たるべく名のある拳法家を倒していた道場破り。髑髏が描かれたコインを持ち、それを宙に弾いて受け取るまでに相手を瞬殺する。亮とお互いをライバルと認め1度は完膚なきまでに叩きのめすも、2度目の勝負では技を見切られ敗北。その後ザイドスに与えられた黒水晶の力により魔拳士となり、何度となく亮と戦う。得意技は豹牙流奥義・邪神風拳(ひょうがりゅうおうぎ・じゃしんふうけん)と魔道妖拳・蜘蛛の舞(まどうようけん・くものまい)。
- 左手が義手なのは修行中、崖から落ちそうになり師に助けを求めたが「このままでは2人とも海に落ちる」と手に刃物を突き立てられて海に落とされた為である。
- 元々は優しい性格だったようだが、師匠との左手の一件が原因で、それ以後は人としてよりも拳士としてあることに異常に執着し、非情になりきるためにかつての恋人であった亜紀を手にかけた。誰ともつるむことはなかったが、唯一同じ拳士として自分と向かい合ってくれた亮に対しては最後の最後で僅かに心を開き、ザイドスにたった1人で反旗を翻し、ザイドスとコットポトロ隊の一斉射撃によって壮絶な最期を遂げる(第39話)。
その他[]
- 大神龍(だいじんりゅう)
-
- 全長:500m(昇龍)、全高:345m(龍神)
- 重量:50万t
- 飛行速度:マッハ30(大気圏内)、光速(宇宙空間)
- 第37話より登場する、宇宙の秩序を守る為に大宇宙が生み出した超宇宙生命体。争う者は正義も悪も関係無く、全てを無にするまで破壊の限りを尽くす。宇宙を駆ける昇竜形態から、2本足で大地に降り立つ龍神形態へ変形する。未知の金属メガトロニウムで覆われた身体はどんな攻撃でも傷一つ付かず、全身から放つプラズマ衝撃波は半径10kmを一瞬で焦土と化す。
- 激化するダイレンジャーとゴーマの戦いを宇宙に飛び火させない為に地球へ飛来。この為にダイレンジャーとゴーマは一時、休戦を強いられた(第38話)。その後もゴーマが協定を破る度に地球に来襲し、2度目には催眠術で人々を操りビルの屋上から飛び降りさせ(第44話)、3度目に現れた際にはゴーマ宮を破壊し始める(第49話・最終回)。
ダイレンジャーの装備・戦力[]
変身アイテム[]
- オーラチェンジャー
- ダイレンジャーの5人が装備している変身用アイテムで、通信機としても使用可能。「気力転身!オーラチェンジャー」の発声とともに、右手のオーラギャザー(先端に銀色の円形パーツの付いたキーを展開)を、垂直に立てた左手のオーラスプレッダーに差し込んで、変身する。発声については緊急時は「気力転身」と省略される他、初変身など一部話数では1人ずつ「気」「力」「転」「身」「了」と発声し、続けて亮が「オーラチェンジャー」と発声することもあった。
- なお、オーラチェンジャーとキバチェンジャーはその構造上、変身するモーションの中で両手のパーツを上手く合体させるのはかなり難しいものとなっている(玩具も同様)[7]。
- キバチェンジャー
- キバレンジャーが装備している変身用アイテム。「気力転身!キバチェンジャー」の発声と共に右手に持ったキーパーツを胸にかざしたキバチェンジャーに挿し、変身する。
共通装備[]
- スターソード
- 標準装備。左腰にさしている長剣。気力により超振動する刃は、分厚い鉄鋼製の楯も貫く。ダイバスターの銃身となる。気伝獣を呼ぶ際には、天宝来来の玉のエネルギーを伝えるためのアンテナとしても用いられる。
- スターカッター
- 標準装備。右腰にさしている短剣。ダイバスターの銃座となる。
- ダイバスター
- スターソードとスターカッターを合体させた銃。レーザーを放っているようにも見えるが、ダイレンジャーの気力を弾丸に変えて発射する構造。そのため撃ちすぎると使用者が弱ってしまう。厚さ5mの城壁を貫き、100人の人間を20m先へ弾き飛ばす威力。気伝獣に乗り込むための光のロープを放つこともできる。
- ダイレンロッド
- 後述の老道士虞翻が開発した棍。先端にヤイバーと呼ばれる拡張アタッチメントをつなぐこともできる。ヤイバーの種類は5人それぞれ異なり、ヤイバーを装着したダイレンロッドはさらに個人武器に変形する。
- 天宝来来の玉
- 気伝獣のパワーを宿した宝珠。気伝獣を呼ぶときやスーパー気力バズーカを発射する際に用いる。光線を発射することも可能。
- 大輪剣
- 老道士虞翻が開発した取っ手に円形の刃をつけた円形剣。直接斬りつけたり、ブーメランのように投擲して使用する。ヤイバーをつなぐこともできる。
個人武器・技[]
- リュウレンジャー
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- 戟
- リュウレンジャーのヤイバー。大振りの青龍刀の形。鉄の鎧も切り裂く。
- 赤龍双龍剣(せきりゅうそうりゅうけん)
- ダイレンロッドが変形したリュウレンジャーの個人武器となる中国風の諸刃剣。二本装備。山すら砕くという伝説の剣、破山剣に匹敵する切れ味。登場回数は少ない。
- 天火星稲妻炎上破
- 炎や稲妻を操る亮の気力技。自分の武器を燃え上がらせて破壊力をアップさせることもできる。手のひらから炎を放つ「炎上破」という簡易バージョンもある。
- 天火星稲妻火炎破
- 2本のスターソードから炎を出す。稲妻炎上破の最大出力版かと思われる。劇中では将児の天重星最大重力波との同時攻撃で鳥カゴ風来坊を攻撃している。
- 気功弾
- 気力を光弾に変えて投げつける。
- 気力アタック
- 4人のダイレンロッドを踏み台にしてジャンプし、敵に必殺キックを決める。
- 気力遠隔斬り
- 精神を集中させ、気力で離れたところから剣を操って敵を攻撃する。
- 天火星秘技・流星閃光
- 激しい特訓の末に覚えた秘技で、超高速で無数の突きを一点に打ち込む。あらゆる衝撃を吸収する壷道人に使用、衝撃を吸収される前に次の打撃を連続で打ち込むことで吸収する間を与えずに倒した。
- 天火星・稲妻シュート
- ゴーマ3ちゃんズとのサッカーで見せた技。右足に気力を集中してボールを蹴る必殺シュート。
- 天火星・稲妻斬り
- ゴーマ3ちゃんズとの野球試合で見せた技。神風大将の魔球・ブーメランボールを打ち返した。
- シシレンジャー
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- 叉
- シシレンジャーのヤイバー。二又に分かれた部位で敵の攻撃を受け止め、さらに攻撃に転じる。200kgの巨漢を放り投げることができる。霧の中にある気をロッドに集めて投げる「天幻星ロッドアロー」という技がある。
- 獅子棍棒(ししこんぼう)
- ダイレンロッドが変形したシシレンジャーの個人武器となる棍。突きの一撃で鉄柱を曲げ、高速回転させて攻撃を防ぐことも可能。ダイレンロッドよりも軽い。こちらも登場回数は少ない。
- 天幻星霧隠れ
- 手先から霧を吹き出して敵に幻影を見せるとともに幻で攻撃する大五の気力技。本編で使用された幻影は、幻戦闘機や幻戦車(敵を砲撃)、幻総武線や幻山手線(敵を轢く)、幻ドア(開くと爆発)、幻ゴール(ゴーマ3ちゃんズとのサッカーで使用)、幻クジャク(クジャクが自転車で敵を轢く)、幻鍵道化師(劇場版で再生鍵道化師に使用。鍵道化師がスクーターで敵に突撃する)。
- 獅子拳無明無心
- 心を無にして敵の攻撃をことごとくかわす大五の拳法技のひとつ。サクラ子爵の攻撃をかわした。
- ダイレンロッド孔雀斬り
- ダイレンロッドとスターソードに気力を集中して、敵を切り裂く。サクラ子爵に使用。
- 天幻星・二刀斬り
- スターソードとスターカッターによる二刀流剣技。ハニワ腹話術師に使用。
- 天幻星・ゴーストランナー
- 自分の幻をたくさん作り出して敵をかく乱する。ゴーマ3ちゃんズとの野球試合で使用。
- テンマレンジャー
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- 鉋
- テンマレンジャーのヤイバー。分厚い壁を一撃で削り取る。
- 天馬両節棍(てんまヌンチャク)
- ダイレンロッドが変形したテンマレンジャーの個人武器となるヌンチャク。二本装備。こちらも登場回数は少ない。
- 天重星重力逆転破
- 重力を操って相手を宙に浮かせたり、逆に押しつぶしたりする将児の気力技。
- 天重星・回転蹴り
- 目にも止まらぬ速さで回転蹴りを放ち、敵を攻撃する連続キック。
- 天馬回転蹴り
- 将児が得意とするきりもみ回転キック。3回連続で決める「天馬スーパー回転蹴り」、回転数をさらに高めて1秒間に10発のキックを浴びせる「天馬高速回転蹴り」もある。
- 天重星最大重力破
- 最大の重力で敵の動きを封じる。重力逆転破の最大出力版かと思われる。劇中では亮の天火星稲妻火炎破との同時攻撃で鳥カゴ風来坊を攻撃している。
- ダンク返し
- 劇場版で再生ガマグチ法師が投げつけるガマダンクを、ダイレンロッドで打ち返した。
- リニア拳・中央新幹線
- 磁石神父によって体に磁力を帯びた際、それを逆に利用して決めた技。体に帯びた磁力を強力な反発力として利用し、超高速で敵に突撃する。
- キリンレンジャー
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- 矛
- キリンレンジャーのヤイバー。鋭く尖った刃の一突きで、鋼鉄製の瓦50枚を貫く。これに気を集中して投げつける「麒麟拳ロッドアロー」は、コピー女帝のコピー機を破壊した。
- 麒麟九節鞭(きりんくせつべん)
- ダイレンロッドが変形したキリンレンジャーの個人武器となる、九つのパーツからなる鞭状の武器。ひとなぎで壁に大穴を開ける。こちらも登場回数は少ない。
- 天時星時間返し
- 時間を止めたり、やられる前まで時間を巻き戻して先に反撃したりする知の気力技。戻せるのは10 - 20秒程度。技の特性上、劇中で使用されたのは数回のみに留まった。
- 麒麟爆弾パンチ
- 他の4人が組んだダイレンロッドを踏み台にしてジャンプし、強烈な麒麟正拳突きを放つ。コピー女帝を撃退。
- 急性二日酔い頭痛拳
- 麒麟ひょうたんの中に入っている気力酒を敵に飲ませて悪酔いさせてから攻撃し、とどめとして気力を集中して巨大化させた両腕でパンチを放つ「天時星・頭痛正拳突き」を決める技。ひょうたん自体を投げて攻撃することも可能。豆腐仙人に使用。
- 頭突き落とし
- ジャンプして、急降下で決める必殺頭突き。鏡化粧師の巨大な鏡を割った。
- 天時星・スロー映像
- ゴーグルが黄色く光り、素早く動く物をスローで見る。ゴーマ3ちゃんズとの野球戦で使用。
- ホウオウレンジャー
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- 錐
- ホウオウレンジャーのヤイバー。一撃で巨岩を粉砕する。劇場版でヤイバーのみ投げて、人間体の再生口紅歌姫の歌声を停止した。
- 槍鳳凰(やりほうおう)
- ダイレンロッドが変形したホウオウレンジャーの個人武器となる中国風の槍。厚さ15cmの鉄板も貫く。高速回転させて突風を起こせる。こちらも登場回数は少ない。
- 天風星一文字竜巻
- 嵐を巻き起こすリンの気力技。一度にたくさんの竜巻を起こせる。変身前でも使える。
- 大輪剣旋風斬り
- 大輪剣を高速回転させて何度も斬りつける。歌舞伎小僧に使用。
- 一文字プレス
- ジャンプして敵の頭上に落下し、そのまま体を押しつぶす。
- キバレンジャー
-
- 白虎真剣(びゃっこしんけん)
- 老道士・虞翻が中国より持ってきた、キバレンジャーの証たる、心を持った喋る剣。切れ味はスターソードに匹敵。気力で空も飛べる。
- キバテクター
- キバレンジャーの体を覆う気伝剛金製のプロテクター(アーマー)。キバレンジャーはもともと少ない気力をほとんど攻撃力に向けているために防御力が弱く、それを補っている。胸のメダル部分で大自然から気力を採り入れる働きも持っている。
- 吼新星乱れやまびこ
- あらゆる音を操り、増幅、反響させ、破壊音波で敵を倒すコウの気力技。ハードロックの音楽で苦しめる「やまびこバンド」(イヤリング官女との戦いに使用)や銃声で苦しめる「やまびこ警官隊」(シャダムとの戦いに使用)等がある。
- 吼新星・やまびこヒット
- バントに見せかけて相手を油断させ、「カキーン!」という音の気力で特大ヒットにする。リュウレンジャーの代打に立ったときに使用した。
- 牙突進
- 敵のスキをつき、踊りかかっていく。相手を胸元に引き入れて倒す。
- 白虎一閃
- 白虎真剣の動きとキバレンジャーの動きを合わせ、猛スピードで敵に近づいて斬りつける。
合体技・必殺技[]
- 気力ボンバー
- 初期の必殺技。5人で気功弾を一斉に放ち、それが1つに収束して敵を攻撃する。
- 大輪剣気力シュート
- 中期の必殺技。5人が大輪剣に気力を込め、一斉に飛ばす。単体で使用することもある。
- スーパー気力バズーカ
- 後期の必殺武器である、龍の顔を形取った必殺バズーカ。老道士虞翻が開発した。ダイレンジャーの持つ天宝来来の玉とスターカッターを本体にセットし、エネルギー砲を発射する。リュウレンジャーは射手を、シシレンジャーは天宝来来の玉の装填を、テンマレンジャーはセーフティロックの解除を、キリンレンジャーはスターソードのセットを、ホウオウレンジャーはバズーカ内に天宝来来の玉を入れる役目を、それぞれ担当。バズーカ初発射時は単に気力バズーカと呼ばれ、キバレンジャーと亀夫の天宝来来の玉のパワーがなかったため不完全だったが、二人の玉のパワーを気力バズーカに与えることでスーパー気力バズーカとして完全な形となった。厚さ10mの城壁を粉砕する。戦隊シリーズにおいて、このようなバズーカ砲はレッドが中央で支えるのが基本であるが、リュウレンジャー(レッド)はバズーカ左前の位置で膝をつきバズーカを肩にかつぎ、中央に位置しているのはテンマレンジャー(ブルー)という、現在のところシリーズにおけるバズーカ砲の唯一の例外である。
- 鏡閃光返し
- 5人が鏡を持ち、鏡化粧師の鏡妖力破を打ち返した。
メカニック[]
- キバーマシン
- 5人それぞれに配備されたバイク。どんな悪路でも最高速度300km/hで走破し、20mの高さまでジャンプ可能。気功弾を発射する銃口を装備。変身前にも使用する他、普通のバイクに変化する事も可能。各々の名称は色名+キバー○号(リュウレンジャーの場合はレッドキバー1号)となる。エンディングには毎回登場するが、劇中での登場回数は少ない。ダイレンジャー基地が閉鎖された際、このマシンのみが残されており、48話で嘉挧の元に向かう際に使用された。
気伝獣・気伝武人[]
従来のスーパー戦隊作品での合体メカに相当する心を持った生命体。「気伝招来!」の合図と「天宝来来の玉」と呼ばれる水晶球の力で召喚され、操縦には膨大な気力が必要とされる。
その生誕には、風水の見地に基づき、地水火風あるいは宇宙などの気の流れが貯まる場所に、気力の持ち主が気力を発し、天宝来来の玉を力の集まるポイントに投げ込む事によって誕生する。このことから、天宝来来の玉は召喚のほか、いわゆる設計図のような役割を持っており、気伝獣の肉体の一部であることがわかる。
生命体である為、いわゆる基地での修理を必要とせず、自己回復が可能。呼び出されるまで、何処で何をしているかはほとんど描写されていない。
- 龍星王(龍、気伝武人型)
-
- 全長:82m(龍)、全高:34.5m(気伝武人)
- 重量:102t
- 飛行速度:マッハ3
- リュウレンジャーの気伝獣。東洋の龍の形をしている。火や雷を操り、口から高熱の「大火炎」を吹く。「武人変化!」の合図で龍型から人型の「気伝武人」に変形でき、他シリーズの合体ロボのようにダイレンジャー5人が乗って戦うこともできる。気伝武人には飛龍棍という武器があり、飛龍棍を回転させて敵に突っ込み(飛龍棍大風車)、一気に斬る大風車斬りが必殺技。本編では1度だけこの技でゴーマを倒したことがある。 キック技も得意で、龍星キック、飛龍棍を軸にした回転蹴りの龍星風車蹴り、素早い飛び蹴りを連発する龍星蹴りが使える。連続チョップ技の流星手刀も使える。ウォンタイガーに乗って闘う戦い方もある。大連王のコアとなる顔・胴体・腕を構成する。人型のデザインは孫悟空がモチーフ。5人が天宝来来の玉を手にするまでは道士・嘉挧が遠隔で気力を送っていたが、その際にかかる負担は大きい。
- 後年の『百獣戦隊ガオレンジャーvsスーパー戦隊』で再び登場し、歴代戦隊のマシンと共に出演。ギンガレッドのギンガレオンと共に、強力な合体火炎を放った。鳴き声は『宇宙刑事ギャバン』に登場した電子星獣ドルの流用。
- 星獅子(獅子)
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- 全長:21m
- 重量:47t
- 最高速度:マッハ0.87
- シシレンジャーの気伝獣。敵に幻覚を見せる技「大蜃気楼」を使うが、使用したのは六話のみ(本編では幻シャダムに敵を攻撃させた)。大連王の胸・頭部・腕部分の鎧を構成する。牙大王の肩パット、背中のアーマーとなる。天空気殿時の前部となる。
- 星天馬(天馬)
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- 全長:24.5m
- 重量:52t
- 最高速度:マッハ0.9
- テンマレンジャーの気伝獣。重力を自在に操る技「大重力」を使うが、こちらも使用したのは六話のみ。大連王(牙大王)の右足、天空気殿の右横部となる。
- 星麒麟(麒麟)
-
- 全長:24.5m
- 重量:52t
- 最高速度:マッハ0.95
- キリンレンジャーの気伝獣。時間を自由に操る技「大時間」を使うだけでなく(こちらも使用したのは六話のみ)、気力を口から破壊エネルギーとして放つ。大連王(牙大王)の左足、天空気殿の左横部となる。
- 星鳳凰(鳳凰)
-
- 全長:24m
- 翼長:30m
- 重量:35t
- 最高速度:マッハ4
- ホウオウレンジャーの気伝獣。竜巻「大旋風」(こちらも使用したのは六話のみ)を起こして敵を攻撃する。大連王の腰アーマー部、牙大王の右手、天空気殿の後部となる。
- 大連王
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- 全高:54m
- 重量:288t
- 出力:2500万馬力
- 5人の天宝来来の玉に亮の父と先代のダイ族の戦士の魂の気力が加わったことで誕生した巨大武人。機械のロボットではなく生命体に該当する。龍星王・星獅子・星天馬・星麒麟・星鳳凰の気伝獣5体が「五星合体!」の合図で合体。巨大な片刃の剣大王剣と飛龍棍に星鳳凰の尻尾を合体させた槍のダイジャベリン(劇場版で使用)を武器とする、中国の武人を思わせる風貌のロボ。大王剣は敵に奪われたり、掴まれたりしても「大放電」で剣から電撃を放つことで振りほどける。剣から竜巻を放つ「大連王一文字竜巻」、霧を放出してから幻山手線で攻撃する「大連王幻霧隠れ」、ダイジャベリンから突風を放って周囲の岩を飛ばす「大連王大旋風」も使える。必殺技は水墨画をバックに斬りかかる「大王剣・疾風怒濤」。
- 本作品以前より使用されてきた「合体、○○!」に代わり、「○○戦隊」(本作品では「五星」)の「○○」と「合体」(本作品では「五星合体」)を組み合わせた合体コードが使用された初の第1号ロボである。
- 天空気殿
- 全長:31m
- 全幅:30m
- 重量:186t
- 最高速度:マッハ1.4
- 星獅子・星天馬・星麒麟・星鳳凰の気伝獣4体が「四星合体!」の合図で合体した飛行形態。龍星王を乗せて空を飛ぶ。気伝武人龍星王が天空気殿から飛び降りながら大風車斬りを決める「天空大風車」という必殺技がある。
- ウォンタイガー(王大牙 白虎、気伝武人型)
-
- 全長:48m(白虎)、全高:46.5m(気伝武人)
- 重量:150t
- 最高速度:185km/h
- 中盤にて誕生した、キバレンジャーの気伝獣。龍星王同様に「武人変化!」の合図で気伝武人への変形能力を持ち、ダイレンジャー5人が乗ることも可能。「大咆吼」という衝撃波攻撃を使う。人型の龍星王を乗せて闘う戦い方もある。人型になると変形前の尻尾が変化した「黄金剣」を武器とする。曜日(日月火水木金土)にちなんだ七種類の技・虎の子大秘術 を使うことができる。ただし、劇中で明らかになっている技の名称は(火曜日にちなんだ)「火炎玉」のみである。この他、当時発売された書籍には「日」強力な光。「月」カッタービーム。「水」強烈な水流。「木」木霊のショックウェーブ。「金」物質を産み出して攻撃。「土」吼えて地震と地割れを起こす。と紹介されているが本編では未使用。 牙大王の顔、ボディとなる。
- 牙大王
-
- 全高:63m
- 重量:336t
- 出力:2200万馬力(テンプレート:要出典範囲)
- ウォンタイガーに龍星王以外の4体の気伝獣が「新星合体!」の合図で合体した巨大武人。キバレンジャーも戦闘に参加しているときに使われる。レッドの代わりに6人目のメカがコアパーツになる点は前作ジュウレンジャーの剛龍神をほぼ踏襲しているが、大連王で苦戦しているときに使用されるといった使われ方はしていない。気力では大連王を上回るが、パワーなどは劣る。星鳳凰自体を武器(「飛翔剣」)とする。右腕の飛翔剣を敵に叩きつける「飛翔剣打ち」、左手に気力を集中させて正拳突きを放つ「大気力パンチ」といった技が使える。必殺技は星鳳凰を射出して敵を貫く「飛翔剣木端微塵」。ちなみに「牙大王」は、王大牙の逆さ読みである。
- ダイムゲン(玄武、超気伝武人型)
-
- 全長:110m(玄武)、全高:95m(超気伝武人)
- 重量:1500t
- 最高速度:80km/h
- 中盤から登場した超気伝獣で、亀夫の正体でもある。超金属のボディはどんな攻撃をもはね返し、龍星王をかばって大神龍の超巨体に踏みつけられた際にも、息も絶え絶えになりながらもボディには傷ひとつつかなかったほどの硬度を有するが、ひっくり返ると起き上がれないと弱点もある。「超武人変化!」の合図で人型の「超気伝武人」に変形でき、その際は龍星王とウォンタイガーに気力を補給することもできる。超気伝獣時は側面に備えつけられた大気力キャノンが、超気伝武人時は指先のムゲン砲が武器。
- 重甲気殿
- 全高:62.5m
- 重量:1788t
- 「七星合体!」の合図でダイムゲンがウォンタイガーを格納し、その上に天空気殿が合体(と言うよりもただ乗った)、さらに上に気伝武人・龍星王が騎乗した要塞のような合体形態。コックピットは龍星王のものを6人で使用する。全気伝獣の気力をまとめ、無限に近いパワーを引き出すことができる。またその重量を生かし、1000メートルの高さから落下して敵を押しつぶす「重甲気殿大圧殺」という、超新星フラッシュマンのグレートタイタン以降、合体ロボの特色をフルに活かした、戦隊史上稀に見る、説得力のある豪快な必殺技を使う。
- その際には龍星王の持つ飛龍棍がプロペラの役割を果たして、この超重量を空の上へと運ぶ。ザイドスはこの技を二度もくらっており、一度目はペシャンコになったまま「おぼえてろよ」と退散、二度目は泥人形になってしまうほどのダメージを被った。
キャスト[]
レギュラー・準レギュラー[]
- 天火星・亮 / リュウレンジャー(声):和田圭市
- 天幻星・大五 / シシレンジャー(声):能見達也
- 天重星・将児 / テンマレンジャー(声):羽村英
- 天時星・知 / キリンレンジャー(声):土屋圭輔
- 天風星・リン / ホウオウレンジャー(声):高橋夏樹
- 吼新星・コウ / キバレンジャー(声):酒井寿
- 亀夫 / 超気伝獣ダイムゲン(声):今川杉作(- 28話)、成瀬富久(29話 - ) - 今川が撮影中に体調を崩して降板したため交代。
- 道士・嘉挧:中康治
- 老道士・虞翻:桑原たけし
- クジャク:森下雅子
- コウの母:三輝みきこ
- ゴーマ十五世:幸田宗丸
- シャダム中佐:西凛太朗
- ガラ中佐:天祭揚子
- ザイドス少佐:田村円
- 阿古丸:柴田翔平
- 田豊将軍:上田忠好
- 的場陣 / 魔拳士ジン:広瀬匠
- ナレーター:宮田浩徳
声の出演[]
- 白虎真剣:阿部渡 - 一部資料ではナレーターの宮田が声を兼務していたと記載されているが誤り。
- 神風大将:檜山修之
- 墓石社長:神山卓三
- 電話先生:むたあきこ
ゲスト[]
- かおり:清水里佳(3、4話)
- 正夫:内大輔(3、4話)
- シェフ:今井耐介(4、26話)
- 天野恵:白鳥智恵子(5、6話)
- 洋子:浅野美奈子(7、15話)
- 幼い亮:田中悠斗(7、8話)
- 亮の母:三宅ゆみか(7、8話)
- 若い女:山田洋子、志小田綾子(9話)
- 若い男:鈴木道行(9話)
- なつみ:吉沢瞳(11話)
- 母親:浅野富士子(11話)
- ゆかり:大網亜矢子(11話)
- 新聞配達:林博之(11話)
- 町子:鹿島かんな(12話)
- 町子の父:巻島康一(12話)
- 町子の母:山下裕子(12話)
- 主婦たち:山口るい子、佐治香奈子(12話)
- 銀行強盗:高橋利道(13話)
- 警備員:澤田祥二(13話)
- 巡査:千田義正(13話)
- 作業員:森山貴文(13話)
- ソバ屋:藤本孝太郎(13話)
- ヤジ馬:高比良政勝(13話)
- 小喬:宮瀬亜希(14話)
- アナウンサー:鮭川享代(14話)
- ボクサー:高岩成二(14話)
- 空手家:野中博之(14話)
- 剣道家:清水剛(14話)
- おばあさん:山本みどり(15話)
- ユキ:百地千寿(16話)
- おじさん:木村修(18話)
- おばさん:八百原寿子(18話)
- 香澄:藤田美紀(19、20話)
- 担任の先生:久野明孝(19話)
- 亜季:沢杉知春(26、27話)
- 亜季の父:大谷郎(26、27話)
- 巌流寺:清水照夫(26話)
- 郷田祐介:五野上力(26話)
- 男:菊地康二(26話)
- 運転手:田中正太郎(26話)
- 陳老師:岩城力也(27話)
- おばあちゃん:緑八千代(28話)
- 女の子:米田里美(32話)、植松佳菜美(34話)
- ミチル:高橋八千代(34話)
- 父親:窪園純一(34話)
- 日舞の家元:山崎之也(35話)
- 首動師範:城春樹(35話)
- 幼いクジャク:岩下恭子(36話)
- 幼いガラ:三浦由貴子(36話)
- 若者:福田佳弘(36話)
- レポーター:鮭川亨代(36話)
- アナウンサー:田中正太郎(38話)
- 子供たち:宮野翔太(44話)、植田真介(44話)
- 侍従長:千田義正(47話)
スーツアクター[]
- リュウレンジャー:大藤直樹
- シシレンジャー:喜多川務
- テンマレンジャー:蜂須賀昭二
- キリンレンジャー:石垣広文
- ホウオウレンジャー:村上利恵
- キバレンジャー:渡辺実
- 龍星王、大連王、牙大王他:日下秀昭
- 龍星王:福沢博文
- 神風大将、ダイムゲン:宮崎剛
- 墓石社長:坂本隆
- 電話先生:中川素州
- ゴーマ怪人:今井靖彦、中川清人、宮崎剛
スタッフ[]
- 原作:八手三郎
- 連載:テレビマガジン、てれびくん、テレビランド
- プロデューサー:梶淳(テレビ朝日)、鈴木武幸・白倉伸一郎(東映)
- 脚本:杉村升、荒川稔久、高久進、藤井邦夫、井上敏樹
- 音楽:川村栄二
- アクション監督:竹田道弘(ジャパン・アクション・クラブ)
- 監督:小林義明、坂本太郎、小笠原猛、渡辺勝也、東條昭平
- 撮影:いのくままさお、松村文雄
- 照明:斎藤久、竹田勝美
- 美術:山下宏
- キャラクターデザイン:篠原保、マイケル原腸、岡本英郎
- 造型:前沢範
- イラスト:野口竜
- 録音:石川孝
- 編集:山口一喜、伊吹勝雄、成島一城
- 記録:吉田由香、高山秀子、安藤豊子、安倍伸子、栗原節子
- 選曲:宮葉勝行
- 効果:大泉音映
- 中国語指導:翁偉斌
- 操演:船越幹雄
- 美粧:サン·メイク
- 衣裳:東京衣裳
- 装飾:装美社
- 装置:東映美術センター、紀和美建
- 計測:黒須健雄
- 助監督:渡辺勝也、竹本昇、田﨑竜太、中沢祥次郎
- 進行主任:鳥山佳克、後藤田伸幸
- 制作デスク:岩永恭一郎
- 制作担当:藤田佳紀
- 企画協力:企画者104
- 資料:河野成浩
- 造型製作:レインボー造型企画
- 視覚効果:映画工房(沖満、長部恭平)
- 現像:東映化学
- カースタント:タケシレーシング
- 車輌協力:AUTOZAM
- オートバイ協力:スズキ株式会社
- ビデオ合成:東通ecgシステム(鈴木康夫、佐藤祐宏、佐野恵一、逸見淳)
- 撮影協力:アサヒコーポレーション、ワールドビジネスガーデン、川崎球場、後楽園ゆうえんち、高崎金属工業
- 特撮研究所
- 操演:鈴木昶、尾上克郎
- 撮影:高橋政千
- 照明:林方谷
- 美術:原田洋
- 特撮監督:佛田洋
- 制作:テレビ朝日、東映、東映エージエンシー
音楽[]
主題歌[]
オープニングテーマ[]
- 「五星戦隊ダイレンジャー」
-
- 作詞:八手三郎 / 作曲:大野克夫 / 編曲:山本健司 / 歌:NEW JACK拓郎
- メロディーラインは、東映側プロデューサー・鈴木武幸の「中国らしく、中国らしくなく」という作曲注文に対する作曲担当の大野克夫のアンサーだったという。これを受けて、山本のアレンジもエレキベースの上に中国風・和風の打楽器を乗せるといった工夫がされている。
- シリーズのOP曲としては初めての八手三郎名義の曲である。
- 第15話からはOP映像の中にその回の一シーンが2回挿入される。
- なお本作からOP映像にCG合成が使用されるようになった。
エンディングテーマ[]
- 「俺たち無敵さ!! ダイレンジャー」
-
- 作詞:八手三郎 / 作曲:大野克夫 / 編曲:山本健司 / 歌:NEW JACK拓郎
- こちらもまた「中国らしく、中国らしくなく」作られた曲で、エレキベースの上に中国風の音要素を加えている。
- 映像は、メンバーがバイクでV字型に並んで走っているのを前から撮ったものである。最初だけ東京駅が映るが、それ以外のバイクシーンは幕張新都心地区での撮影である(特に幕張メッセ駐車場近くの豊砂交差点付近が多用されている)。
- 本作品より、エンディング恒例の敵レギュラーの映像がなくなった。
なお最終回のエンディングでは『五星戦隊ダイレンジャー』(歌詞は2番)を使用した。
挿入歌[]
- 「愛のソルジャー」
-
- 作詞・作曲・編曲・歌:つのごうじ
- 『光戦隊マスクマン』の同名のエンディング曲とは別曲。
- 「美しい花のように」
-
- 作詞・作曲・編曲・歌:つのごうじ
- 「一気に集中!」
-
- 作詞・作曲:小杉保夫 / 編曲:望月誠人 / 歌:Funky Y.K.
- 「ゴマゴマゴーマ」
-
- 作詞・作曲・編曲:つのごうじ / 歌:つのごうじ、ピタゴラス
- 「風の戦士」
-
- 作詞:白峰美津子 / 作曲:樫原伸彦 / 編曲:吉田明彦 / 歌:石田よう子
- 「火を吹けダイバスター」
-
- 作詞:そのべかずのり / 作曲:樫原伸彦 / 編曲:吉田明彦 / 歌:樫原伸彦
- 「龍星王 〜大連王のテーマ〜」
-
- 作詞:八手三郎 / 作曲:小杉保夫 / 編曲:吉田明彦 / 歌:Funky Y.K.
- 「誓い」
-
- 作詞:そのべかずのり / 作曲:小杉保夫 / 編曲:望月誠人 / 歌:Funky Y.K.
- 『獣拳戦隊ゲキレンジャー』の同名の挿入歌とは別曲。
- 「ウォンタイガーの歌」
-
- 作詞:八手三郎 / 作曲・編曲・歌:樫原伸彦
放映リスト[]
演は怪人の人間態を担当した役者。
放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪人 | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|
1993年2月19日 | 1 | 転身だァァッ |
|
杉村升 | 小林義明 |
1993年2月26日 | 2 | 気力だァァッ!! |
| ||
1993年3月5日 | 3 | 魂ちょうだい! |
|
坂本太郎 | |
1993年3月12日 | 4 | 俺たち甘いぜ!! | |||
1993年3月26日 | 5 | あっタマきたッ |
|
荒川稔久 | 小笠原猛 |
1993年4月2日 | 6 | 風よブッちぎれ | |||
1993年4月9日 | 7 | 裏切り者ォッ! |
|
杉村升 | 渡辺勝也 |
1993年4月16日 | 8 | おやじぃぃッ!! | |||
1993年4月23日 | 9 | うぬぼれるなッ |
|
藤井邦夫 | 坂本太郎 |
1993年4月30日 | 10 | あァ復讐の女神 |
| ||
1993年5月7日 | 11 | 磁石でガウス! |
|
荒川稔久 | 小笠原猛 |
1993年5月14日 | 12 | 豆腐で酔ったァ[8] |
|
高久進 | |
1993年5月21日 | 13 | カッ カブキ小僧 |
|
杉村升 | 東條昭平 |
1993年5月28日 | 14 | イヨッ 結婚ぢゃ |
| ||
1993年6月4日 | 15 | 3バカサッカー |
|
荒川稔久 | 坂本太郎 |
1993年6月11日 | 16 | ゴロゴロ子供石 |
|
藤井邦夫 | |
1993年6月18日 | 17 | 出ました新戦士(ニューヒーロー) |
|
杉村升 | 渡辺勝也 |
1993年6月25日 | 18 | (秘)(ひみつ)の白虎ちゃん | |||
1993年7月2日 | 19 | ドキドキ美少女 |
|
荒川稔久 | 小笠原猛 |
1993年7月9日 | 20 | 初公開ゴーマ宮 | |||
1993年7月16日 | 21 | 気伝獣様ご誕生 |
|
杉村升 | 東條昭平 |
1993年7月23日 | 22 | 虎の子大秘術!! | |||
1993年7月30日 | 23 | 純愛まっしぐら |
|
藤井邦夫 | 坂本太郎 |
1993年8月6日 | 24 | 3バカ超野球! |
|
荒川稔久 | |
1993年8月13日 | 25 | ぞろぞろ裏戦隊 |
|
高久進 | 小笠原猛 |
1993年8月20日 | 26 | 嫌な嫌な嫌な奴 |
|
井上敏樹 | 渡辺勝也 |
1993年8月27日 | 27 | 最終拳だだだッ | |||
1993年9月3日 | 28 | 総登場だぎゃ!! |
|
杉村升 | 小笠原猛 |
1993年9月10日 | 29 | 母子涙の(秘)(まるひ)裏話 |
|
東條昭平 | |
1993年9月17日 | 30 | 必殺早口仕事人 |
| ||
1993年9月24日 | 31 | また出た新戦士(ニューヒーロー) |
| ||
1993年10月1日 | 32 | 黄金キックの鬼 |
|
小林義明 | |
1993年10月8日 | 33 | アイドル初体験 |
|
荒川稔久 | 渡辺勝也 |
1993年10月15日 | 34 | トゲトゲ少女狩 |
|
高久進 | 小林義明 |
1993年10月22日 | 35 | 新奥義クモの舞 |
|
井上敏樹 | 渡辺勝也 |
1993年10月29日 | 36 | 恨み節6千年… |
|
藤井邦夫 | 坂本太郎 |
1993年11月5日 | 37 | 必見!! でけェ奴 |
|
杉村升 | 東條昭平 |
1993年11月12日 | 38 | えーッ!! 停戦!? | |||
1993年11月19日 | 39 | 魔拳 落日に散る |
|
井上敏樹 | 小笠原猛 |
1993年11月26日 | 40 | さらば! 3バカ |
|
荒川稔久 | 東條昭平 |
1993年12月3日 | 41 | クジャク大昇天 |
|
藤井邦夫 | 坂本太郎 |
1993年12月10日 | 42 | 母ちゃん一直線 |
|
杉村升 | 小笠原猛 |
1993年12月17日 | 43 | 激白 禁断の過去 | 渡辺勝也 | ||
1993年12月24日 | 44 | 感動!! 君も泣け | |||
1994年1月7日 | 45 | 本気(マジ)で解散!! |
|
坂本太郎 | |
1994年1月14日 | 46 | 英雄(ヒーロー)まるはだか | |||
1994年1月21日 | 47 | すっげェ~真実 |
|
荒川稔久 | 小笠原猛 |
1994年1月28日 | 48 | 壮絶!! 道士死す |
| ||
1994年2月4日 | 49 | 最終決戦だァッ |
|
杉村升 | 東條昭平 |
1994年2月11日 | 50 | 行くぞォォッ |
|
93年12月31日は大晦日特番の為休止。
劇場版[]
- 五星戦隊ダイレンジャー(1993年4月17日公開)
- 監督:東條昭平 脚本:杉村升
- 登場怪人:トランプ公爵(演:石井愃一)、紐男爵、ガマグチ法師、鍵道化師、口紅歌姫、オジャル大王
- 東映スーパーヒーローフェアの一編として上映。
大連王が登場しているため第8話以降に位置付けられるが、実際は第5・6話(小笠原監督組)と第7・8話(渡辺監督組)の間に撮影されている。
放映ネット局[]
対象地域 | 放送局 | 備考 |
---|---|---|
関東広域圏 | テレビ朝日 | キーステーション |
北海道 | 北海道テレビ | |
青森県 | 青森朝日放送 | |
岩手県 | IBC岩手放送 | 他系列局 |
宮城県 | 東日本放送 | |
秋田県 | 秋田朝日放送 | |
山形県 | 山形放送 | 放送期間:93年2月 - 3月/クロスネット局 |
山形テレビ | 放送期間:93年4月 - 94年2月 | |
福島県 | 福島放送 | |
新潟県 | 新潟テレビ21 | |
富山県 | 北日本放送 | 他系列局 |
石川県 | 北陸朝日放送 | |
福井県 | 福井テレビ | 他系列局 |
山梨県 | 山梨放送 | 他系列局 |
長野県 | 長野朝日放送 | |
静岡県 | 静岡朝日テレビ | 93年10月に「静岡けんみんテレビ[9]」より改称 |
中京広域圏 | 名古屋テレビ | |
近畿広域圏 | 朝日放送 | |
鳥取・島根県 | 山陰中央テレビ | 他系列局 |
広島県 | 広島ホームテレビ | |
山口県 | テレビ山口 | 放送期間:93年2月 - 9月/他系列局 |
山口朝日放送 | 放送期間:93年10月 - 94年2月 | |
徳島県 | 四国放送 | 他系列局 |
香川・岡山県 | 瀬戸内海放送 | |
愛媛県 | 愛媛放送 | 他系列局・現 テレビ愛媛 |
高知県 | テレビ高知 | 他系列局 |
福岡県 | 九州朝日放送 | |
長崎県 | 長崎文化放送 | |
熊本県 | 熊本朝日放送 | |
大分県 | 大分放送 | 放送期間:93年2月 - 9月/他系列局 |
大分朝日放送 | 放送期間:93年10月 - 94年2月 | |
宮崎県 | 宮崎放送 | 他系列局 |
鹿児島県 | 鹿児島放送 | |
沖縄県 | 琉球放送 | 他系列局 |
未放送地域:佐賀県 |
映像ソフト化[]
- ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は全12巻が東映ビデオよりリリースされている。
- 劇場版がビデオ(VHS、セル・レンタル共通)や、2003年7月21日発売の「スーパー戦隊 THE MOVIE BOX」及び、2004年7月21日発売の「スーパー戦隊 THE MOVIE VOl.4」、「スーパー戦隊 THE MOVIE Blu-ray BOX 1976-1995」(2011年6月21日発売予定)に収録されている。
- テレビシリーズを再編集したHEROクラブのビデオが3巻リリースされている。
- DVDは2009年11月21日 - 2010年3月21日にかけて東映ビデオより発売。全5巻の各2枚組で各巻10話収録。
CS放送[]
- 2003年4月から2004年3月まで、ファミリー劇場にて放送が行われた。
- 2004年7月から10月まで、ファミリー劇場にて放送が行われた。
- 2008年11月から2009年4月まで、東映チャンネルの「スーパー戦隊ワールド」枠にて放送が行われた。
後楽園ゆうえんちでの展開[]
ヒーローショー[]
全5公演が行なわれた[10]。
- 1.五星戦隊ダイレンジャー 後楽園遊園地に現る!(1993年3月6日 - 4月18日)
- 2.五星戦隊ダイレンジャー ゴーマを倒せ!大連王!(1993年4月24日 - 6月27日)
- 3.五星戦隊ダイレンジャー 集結せよ!無敵パワーの戦士たち(1993年7月3日 - 9月26日)
- 4.五星戦隊ダイレンジャー 決戦!6000年戦争(1993年10月2日 - 11月28日)
- 5.スーパーヒーロー大集合(1993年12月10日 - 1994年2月27日)
前年の恐竜戦隊ジュウレンジャーのブライ公演の成功を受けて、変身前の役者が登場する公演が行なわれた。
キャスト[]
- 亮(4) 和田圭市
- 大五(4) 能見達也
- 将児(4) 羽村英
- 知(4) 土屋圭輔
- リン(4) 高橋夏樹
5人は4の期間中の第一、第三土曜に出演。それ以外に1の最終日、4の最終日、5の期間中の1月2日に揃って飛び入り参加をしている。
- コウ(4) 酒井寿(最終日のみの飛び入り参加で、正規の出演はしていない)
- リュウレンジャー 高岩成二(1 - 4) 大藤直樹(5) 今井靖彦(2の終盤ごろ、怪我をした高岩の代役として)
- シシレンジャー 秋山智彦
- キリンレンジャー 渡辺実(1 - 2) 山口照雄(3 -) 大林勝(5)
- テンマレンジャー 山口照雄(1 - 2) 中川清人(3 -)
- ホウオウレンジャー 中川清人(1 - 2) 神尾直子(3 - 5)
- シャダム 岡本美登
- ガラ 天祭揚子
- ザイドス 日下秀昭 清家利一
- 張遼(2) 日下秀昭
- ジャンパーソン(3) 福沢博文
- コピーリュウレンジャー(4) 福沢博文
- 阿古丸(3、4) 田辺智恵
- ティラノレンジャー(5) 前田浩
- ドラゴンレンジャー(5) 福沢博文
- 仮面ライダーBLACK RX(5) 岡元次郎
- グリフォーザー(5) 日下秀昭
- シンド(1) 新堀和男
- バット(1) 竹田道弘
- 幻カンフー隊A(4、5) 新堀和男
- 幻カンフー隊B(4、5) 竹田道弘
- 声 喜多保至 益田哲夫 (俳優)
- 司会 なりた洋
3D映画[]
- スーパー戦隊ワールド
- スーパー戦隊ワールド (映画)を参照。
脚注[]
- ↑ 「25大スーパー戦隊シリーズ 完全マテリアルブック 下巻」(勁文社刊)25Pより。
- ↑ トイジャーナル2001年1月号
- ↑ マーチャンダイジングライツレポート1994年7月号
- ↑ 書籍によっては「輝けるガラ」と表記されている。
- ↑ ゴーマ3ちゃんズは二度巨大化し、二度とも大連王に破れたが、致命傷ではなかったため、ボロボロながら等身大に戻って生き延びた。パチンコ大名人は巨大化状態で大神龍に踏まれそうになり、逃げた弾みで元の大きさに戻っている。
- ↑ ただし、巨大化したメディア魔術師は無言で大連王に襲いかかっており、生前の自我は失われている。
- ↑ 作品中でもダイレンジャーの変身シーンで俳優が上手く合体させられていない様子が一瞬映っていることがあり、変身シーンが2度変更されている。
- ↑ VHSソフトのパッケージでは、題名が「酔っ払ったァッ」と誤記されている。
- ↑ 登記上の社名は静岡県民放送
- ↑ ショー概要及びキャスト出典 同人誌『この世に無敵の五つ星 総集編』発行:楽園の使者 1995年12月30日発行
外部リンク[]
- 五星戦隊ダイレンジャー(スーパー戦隊ネット内の紹介記事)
- DVD 五星戦隊ダイレンジャー特集(東映ビデオ内にあるサイト)
|
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